JPH0144878Y2 - - Google Patents

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JPH0144878Y2
JPH0144878Y2 JP1984034487U JP3448784U JPH0144878Y2 JP H0144878 Y2 JPH0144878 Y2 JP H0144878Y2 JP 1984034487 U JP1984034487 U JP 1984034487U JP 3448784 U JP3448784 U JP 3448784U JP H0144878 Y2 JPH0144878 Y2 JP H0144878Y2
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JP
Japan
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insulating
flange
insulating gasket
gasket
tapered
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JP1984034487U
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JPS60147886U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 考案の技術分野 この考案は、たとえば高シール性を要し、かつ
絶縁性を要求される高圧絶縁配管の継手部に使用
されるような絶縁ガスケツトに関し、さらに詳し
くは継手部間の過剰な締付け圧を防止して安定し
た接続を施すことができる絶縁ガスケツトに関す
る。
(ロ) 考案の背景 通常、この種の絶縁ガスケツトは、第1図に示
すように、軸方向に対向する継手管1,1の端面
周方向に刻設したテーパ状の嵌合溝2,2内に、
これら嵌合溝2,2と対応するテーパ面3,3を
リングの側面両端部に備えた絶縁材よりなる絶縁
ガスケツト4を嵌めた状態で絶縁ボルト5とナツ
ト6とで締結していた。
しかしながら、このような絶縁ガスケツトでは
テーパ面を締付け対応面として設けてあるため、
テーパ面に締付け力が集中してこのテーパ面が高
面圧となり、特に締過ぎや片締めした場合には絶
縁ガスケツトが破損したり、また配管の曲げによ
る寸法のバラツキや変形等によつて継手管の端面
間の隙間aが個々にバラツキが大きくなり、絶縁
ボルトの長さを一定に設定できない等の問題を有
していた。
(ハ) 考案の目的 そこでこの考案は、絶縁ガスケツトの締結対応
面としての側面端面に形成したテーパ面に必要以
上の高圧力が集中して破損することなく、また継
手管の端面間の隙間のバラツキ、即ち継手部間の
接続長さが不規則になることのない、コンプレツ
シヨンゲージ機能を具備した絶縁ガスケツトの提
供を目的とする。
(ニ) 考案の構成 この考案は、継手管の端面締結対応面として、
側面端部にテーパ面を形成したリング状の絶縁ガ
スケツトであつて、前記ガスケツトを絶縁性樹脂
材で構成すると共に、その周面には締結部規制用
の鍔部を一体的に設けた絶縁ガスケツトであるこ
とを特徴とする。
(ホ) 考案の効果 この考案によれば、絶縁ガスケツトの周面に一
体的に設けた鍔部によつて、継手部間の適正な締
付け量を規制するこができるため、この絶縁ガス
ケツトを用いて継手部間を絶縁接合した場合は、
該鍔部によつてコンプレツシヨンゲージ機能を奏
する。
このため、テーパ面に対する締付け圧の集中化
を規制し、テーパ面には必要以上の締付け圧がか
からなくなり、このテーパ面には常に適正なシー
ル圧に保持した締付け圧のみがかかる。
したがつて、このコンプレツシヨンゲージ機能
によつて、締過ぎや、継手管の曲げに対して鍔部
が接触対応するため、十分な強度を維持し、また
この鍔部が周方向に対する締付け圧を均一化する
役目をする。
このため、継手部間における継手長さ、第1図
aで示した隙間の変動が抑制され、絶縁ボルトを
一定長さに設定できる。
また鍔部を一体的に設けることによつて、シー
ル面積が増してシールの安全性をさらに高めるこ
とができ、ガスケツト性能の向上とその安定化を
確実に図ることができる。
特に、本考案では、鍔部を本体に一体化した絶
縁ガスケツトであるから、従来のように別部材と
してのスペーサリングを全く必要とせず、数百、
数千箇所に取付ける絶縁配管継手部では、取付け
時間を短縮し、作業性が著しく向上する。
(ヘ) 考案の実施例 この考案の一実施例を以下図面に基づいて詳述
する。
図面は絶縁ガスケツトを示し、第2図および第
3図に示すように、この絶縁ガスケツト21は、
絶縁に適したエポキシFRP・フエノール系等の
絶縁性の樹脂材を用いてリング状に形成するもの
であつて、その形状はリング状の軸方向中央部を
厚肉にして、両側端部の内外周面に締結対応面と
してのテーパ面22…をそれぞれ形成し、外周面
の中間部には周方向に沿つて突出した鍔部23を
本体から一体に突出形成している。
上述の鍔部23は、継手管のフランジを締込ん
だときにかかる締付け圧によつて、当該ガスケツ
ト21が圧縮破壊を起こす前に、この鍔部23の
両側面に対しフランジの両端面が当接する鍔幅に
設定して締込み過ぎを規制すべく設けている。
なお、鍔部23の両側面とテーパ面22,22
とのつなぎ面は両側面と直角に形成した締込み時
の逃し部24,24を設けている。
このように構成された絶縁ガスケツトを使用す
る場合は、第4図に示すように、相対向する継手
管25,25端面の嵌合溝26,26に当該絶縁
ガスケツト21の両側面端部を嵌合した状態で、
フランジ27,27のボルト孔28,28に絶縁
ボルト29を挿通して絶縁座金30,30および
バネ座金31,31を介して両側よりナツト3
2,32で締込み、この締込み操作を継手管2
5,25の周方向に均一に行なつて絶縁ガスケツ
ト21は取付けられる。
この際、絶縁ガスケツト21のテーパ面22…
と嵌合溝26のテーパ面とは相互にテーパ接触し
た密封状態にあるため、このテーパ面22…によ
つて高シール性を発揮し、また鍔部23によつて
コンプレツシヨンゲージ機能を奏するため、テー
パ面22にかかる必要以上の締付け圧を規制し、
かつフランジ27,27間を周方向に均一に定間
隔離す作用をし、継手部に最適の接続条件のもと
で安定した接続し確実なる絶縁効果を発揮する。
(ト) その他の例 第5図〜第7図はこの考案の他の実施例を示
し、第5図はリング本体51と鍔部52とを別々
に形成した後、一体形成した絶縁スケツト53を
示す。
第6図はリング本体61上に、金属リング62
を樹脂性の絶縁材63で被覆した鍔部64を一体
形成してなる絶縁ガスケツト65を示す。
第7図はリングの内周面に鍔部71を備えた絶
縁ガスケツト72を示し、これら絶縁ガスケツト
53,65,72によつても上述した絶縁ガスケ
ツト21と同様な作用効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の絶縁ガスケツトの使用状態を示
す一部拡大縦断面図。第2図はこの考案の絶縁ガ
スケツトを示す斜視図。第3図は第2図のA−A
拡大断面図。第4図はその使用状態を示す要部縦
断面図。第5図〜第7図はこの考案の他の実施例
を示す要部拡大断面図である。 21,53,65,72……絶縁ガスケツト、
22……テーパ面、23,52,64,71……
鍔部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 継手管の端面締結対応面として、側面端部にテ
    ーパ面を形成したリング状の絶縁ガスケツトであ
    つて、 前記ガスケツトを絶縁性樹脂材で構成すると共
    に、その周面には締結部規制用の鍔部を一体的に
    設けたことを特徴とする 絶縁ガスケツト。
JP3448784U 1984-03-10 1984-03-10 絶縁ガスケツト Granted JPS60147886U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3448784U JPS60147886U (ja) 1984-03-10 1984-03-10 絶縁ガスケツト

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JP3448784U JPS60147886U (ja) 1984-03-10 1984-03-10 絶縁ガスケツト

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JPS60147886U JPS60147886U (ja) 1985-10-01
JPH0144878Y2 true JPH0144878Y2 (ja) 1989-12-25

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ID=30537900

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JP3448784U Granted JPS60147886U (ja) 1984-03-10 1984-03-10 絶縁ガスケツト

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JPS60147886U (ja) 1985-10-01

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