JPS5810060Y2 - 管継手 - Google Patents

管継手

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JPS5810060Y2
JPS5810060Y2 JP1980106181U JP10618180U JPS5810060Y2 JP S5810060 Y2 JPS5810060 Y2 JP S5810060Y2 JP 1980106181 U JP1980106181 U JP 1980106181U JP 10618180 U JP10618180 U JP 10618180U JP S5810060 Y2 JPS5810060 Y2 JP S5810060Y2
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JP
Japan
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ring
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sides
housing
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Expired
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JP1980106181U
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JPS5728977U (ja
Inventor
石原武
Original Assignee
株式会社クボタ
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は管継手に関するものである。
互いに突合された両管体端部を接合する管継手として、
従来、第5図に示すようなものが提案されている。
すなわち、互いに突合された両管体52゜53端部外周
上にそれぞれ環状の可撓性パツキン51を配設し、該両
パツキン51の軸方向対向側面をそれぞれ外周側はど互
いに遠ざかる方向の内側傾斜面51aに形成し、両パツ
キン51の対向側面とは反対側の側面をそれぞれ内周側
はど互いに遠ざかる外側傾斜面51bに形成し、両パツ
キン51間にリング状部材54を配設するとともに、そ
の軸方向両端部をそれぞれ前記パツキン51の内側傾斜
面51aに接当させ、前記両パツキン51を覆いかつ該
両パツキン51の外周面および外側傾斜面51bに圧接
することによりこの両パツキン51の内周面を両管体5
2.53の外周面に圧着させるとともに、内側傾斜面5
1aを前記リング状部材54の軸方向両端部に圧着させ
る周方向に2つ又はそれ以上に分割可能なハウジング5
5を設けたものである。
このような管継手は、ハウジング55により両パツキン
51の内周面が両管体52.53の外周面に押し付けら
れて圧着されるから、管体52゜53と両パツキン51
との間のシールは良好におこなわれ、またハウジング5
5を両パツキン51の外周面および外側傾斜面51bに
圧接され、また内側傾斜面51aをリング状部材54の
両端部に圧着させであるから、ハウジング55と両パツ
キン51との間からの漏洩は二重に防止されることにな
り、シールが良好におこなわれ、さらに両管体52,5
3端部外周上にそれぞれパツキン51を配設し両・マツ
キン51の間にリング状部材54を配設し、ハウジング
55で取付けるだけで容易に接合することができるとい
う効果を有するものではあるが、完壁な11−、水性を
得るまでには至っていない。
本考案は上記の点に鑑み、上記従来の管継手よりもさら
に止水性能を向上させた管継手を得ることを目的とする
上記目的を達するため、本考案の管継手は、互いに突合
された両管体動部外周上にそれぞれ弾性体から成る環状
のパツキンを配設し、両パツキンの軸心方向対向側面に
、それぞれ外周側はど互いに遠ざかる方向の内側傾斜面
を有せしめると共にこの内側傾斜面よりも外周側から突
出する環状の舌片を突設し、両パツキンの対向側面とは
反対側の側面にそれぞれ内周側はど互いに遠ざかる外側
傾斜面を有せしめ、両パツキン間にリング状部材を配設
し、このリング状部材の軸心方向両端部外周面にフラン
ジ部を突設すると共に該リング状部材の軸心方向両側面
を外周側はど互いに遠ざかる傾斜面に形成し、前記両パ
ツキンを覆いかつ該両パツキンの外周面および外側傾斜
面に圧接することにより両パ゛νキンの内周面を両管体
の外周面に圧着させるとともに内側傾斜面を前記リング
状部材の軸心方向両側面に圧着させかつ舌片を前記リン
グ状部材のフランジ部に圧着させる周方向複数個に分割
可能なハウジングを設けた構成である。
かかる構成によると、両パツキンの内側傾斜面がリング
状部材の軸心方向両側面に圧着するだけでなく、両パツ
キンの舌片がリング状部材のフランジ部に圧着するので
、両パツキンとリング状部材との間のシールを上記従来
のものよりもさらに確実に行なえ、完壁な止水性を得る
ことができるのである。
以下本考案の一実施例について、図面に基づいて説明す
る。
第1図〜第3図において、1は互いに突合される一対の
管体2,3の管端部にそれぞれ外嵌せしめられた一対の
ゴム等の弾性体から戒る環状のパツキンであり、これら
両パツキン1の軸心方向対向側面には、それぞれ外周側
はど互いに遠ざかる方向の内側傾斜面1aが形成されて
おり、また前記対向側面とは反対側の側面には、それぞ
れ内周側はど互いに遠ざかる外側傾斜面1bが形成され
ている。
さらに前記両パツキン1には、前記対向側面の外周縁部
に、先端部が断面略円形の環状の舌片6が突設されてい
ると共に、前記対向側面とは反対側の側面の内周縁部に
、周方向適当間隔おきに断面矩形の複数の突起γが突設
されており、さらに軸心方向中央部内周面に、断面略半
楕円形の環状凹部8と、該環状凹部8の両側に連続する
断面略半円形の一対の環状突部9とが形成されている。
4は前記両パツキン1,1間に配設された金属製のリン
グ状部材であり、このリング状部材4は、軸心方向両側
面が外周側はど互いに遠ざかる傾斜面に形成されている
と共に、軸心方向両端部外周面にはフランジ部4aが突
設されており、さらに軸心方向中央部内周面には、両管
体2,3の突合せ箇所からはずれないように、環状の位
置決め用突起4bが突設されている。
5は前記両パツキン1を覆う、周方向複数個(本実施例
では2つ)に分割されたハウジングであり、このハウジ
ング5は、両パツキン1を両管体2,3の端部外周面お
よび前記リング状部材4に押し付ける。
すなわちこのハウジング5は、前記両パツキン1の外側
傾斜面1bに当接する傾斜面を内面側に有しており、前
記両パツキン1の外周面および外側傾斜面1bに圧接す
ることにより、両パツキン1の内周面を両管体2,3の
外周面に圧着させるとともに、内側傾斜面1aを前記リ
ング状部材4の軸心方向両側面に圧着させ、かつ舌片6
を前記リング状部材4のフランジ部4aに圧着させる。
前記ハウジング5を構成する一対の分割ハウジング部5
a 、sbの両側繰上にはブラケット10がそれぞれ突
設されており、互いに対向する一対のブラケット10は
、この一対のブラケット10を貫通するねじ棒11と該
ねじ棒11に螺合する2つのナツト12とにより連結さ
れている。
13はハウジング5の中央部に周方向に沿って形成され
た補強用の凹入溝である。
次に接合作業の手順を説明する。
先ず両管体2゜3の端部にそれぞれパツキン1を外嵌さ
せ、次にリング状部材4を持って一方の管体2または3
の管端部に挿入してこの管体2または3と同心状にし、
他方の管体3または2の管端を前記一方の管体2または
3の管端に接近させて両管体2,3を同心状に突合せる
これにより、リング状部材4は両管体2,3の突合せ箇
所上に位置することになる。
次に両分割ハウジング部5a 、5bを両パツキン1に
外嵌させ、互いに対向する一対のブラケット10の孔に
ねじ棒11を挿通せしめると共に該ねじ棒11の両端部
にナツト12を螺合せしめて締付けていく。
これにより、ハウジング5の内径が縮小されて両パツキ
ン1を両管体2,3の管端部外周面に押付けると共に、
ハウジング5の傾斜面により両パツキン1がリング状部
材4の方に押し込まれて、両パツキン1の内側傾斜面1
aがリング状部材4の軸心方向両側面に押付けられ、シ
ールがなされる。
これと同時に、両パツキン1の舌片6がリング状部材4
のフランジ部4aに押付けられるので、優れた止水性を
得ることができる。
また本実施例のように、パツキン1の内周面に環状凹部
8および環状突部9を設けておけば、環状凹部8がパツ
キン1を構成する弾性体の逃げ代となるので、パツキン
1を大きく変形させてより強い弾性力を持たせることが
でき、また環状突部9がパツキン1の弾性力によりパツ
キン1の内周面の他の部分よりも強力に管体2,3の端
部外周面に押付けられるので、止水性をさらに向上させ
ることができる。
また本実施例のように、パツキン1の対向側面とは反対
側の側面内周縁に突起1を設けておけば、ハウジング5
の両側内周縁によって突起7が管体2,3の端部外周面
に押付けられ、これにより一対の管体2,3の相互の抜
は出しが強固に阻止されると共に、管体2,3のたわみ
量が小さく抑えられる。
第4図は径の相違する管体14,15を接合した例を示
しており、この場合には両管体14.15の径の差に対
応させてハウジング16およびリング状部材17を折り
曲げて形成すればよい。
なお上記実施例においては、一対の分割ハウジング部5
a 、sbをねじ棒11とナツト12とで互いに連結し
た例について説明したが、例えば一対の分割ハウジング
部5a 、5bの互いに対向する一方の両側縁部をヒン
ジ(図示せず)で連結すると共に、他方の両側縁部を上
記実施例と同様にねじ棒11とナツト12とで連結する
ようにしてもよい。
以上説明したように、本考案にかかる管継手によれば、
両パツキンの内側傾斜面がリング状部材の軸心方向両側
面に圧着するだけでなく、両パツキンの舌片がリング状
部材のフランジ部に圧着するので、両パツキンとリング
状部材との間のシールを従来のものよりもさらに確実に
行なえ、完壁な止水性を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本考案の一実施例を示し、第1図は側
面図、第2図は縦断正面図、第3図はパツキンの縦断正
面図であり、第4図は他の実施例を示す縦断正面図、第
5図は従来の管継手の半縦断正面図である。 1・・・・・・パツキン、1a・・・・・・内側傾斜面
、1b・・・・・・外側傾斜面、4,17・・・・・・
リング状部材、4a・・・・・・フランジ部、5,16
・・・・・−ハウジング、6・・・・・・舌片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 互いに突合された両管体端部外周上にそれぞれ弾性体か
    ら成る環状のパツキンを配設し、両パツキンの軸心方向
    対向側面に、それぞれ外周側はど互いに遠ざかる方向の
    内側傾斜面を有せしめると共にこの内側傾斜面よりも外
    周側から突出する環状の舌片を突設し、両パツキンの対
    向側面とは反対側の側面にそれぞれ内周側はど互いに遠
    ざかる外側傾斜面を有せしめ、両パツキン間にリング状
    部材を配設し、このリング状部材の軸心方向両端部外周
    面にフランジ部を突設すると共に該リング状部材の軸心
    方向両側面を外周側はど互いに遠ざかる傾斜面に形成し
    、前記両パツキンを覆いかつ該両パツキンの外周面およ
    び外側傾斜面に圧接することにより両パツキンの内周面
    を両管体の外周面に圧着させるとともに内側傾斜面を前
    記リング状部材の軸心方向両側面に圧着させかつ舌片を
    前記リング状部材のフランジ部に圧着させる周方向複数
    個に分割可能なハウジングを設けたことを特徴とする管
    継手。
JP1980106181U 1980-07-25 1980-07-25 管継手 Expired JPS5810060Y2 (ja)

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JP1980106181U JPS5810060Y2 (ja) 1980-07-25 1980-07-25 管継手

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JP1980106181U JPS5810060Y2 (ja) 1980-07-25 1980-07-25 管継手

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JPS5728977U JPS5728977U (ja) 1982-02-16
JPS5810060Y2 true JPS5810060Y2 (ja) 1983-02-23

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0932987A (ja) * 1995-05-18 1997-02-07 Nippon Buikutoritsuku Kk 瞬間的接続可能な可撓管継手機構および管体接続用係止材

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53119420A (en) * 1977-03-25 1978-10-18 Kubota Ltd Pipe coupling

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JPS53119420A (en) * 1977-03-25 1978-10-18 Kubota Ltd Pipe coupling

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JPS5728977U (ja) 1982-02-16

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