JP2934734B2 - 管継手 - Google Patents

管継手

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JP2934734B2
JP2934734B2 JP2102409A JP10240990A JP2934734B2 JP 2934734 B2 JP2934734 B2 JP 2934734B2 JP 2102409 A JP2102409 A JP 2102409A JP 10240990 A JP10240990 A JP 10240990A JP 2934734 B2 JP2934734 B2 JP 2934734B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、接続しようとする管の端部にそれぞれ取付
けて管の端部どうしを連結するのに用いる管継手に関す
る。
〈従来の技術〉 接続しようとする2本の管を水密または気密状に連結
するために用いられている管継手は、各種各様のものが
ある。その代表的なものとしては、管へ取り付けるカラ
ー部分の軸線方向の一端側に、外周方向に向かって環状
に突出するフランジ部が連設形成されているフランジ付
管継手であって、そのカラー部分を両管端へそれぞれ固
着した後、フランジ部の周方向に適宜の間隔を隔てて軸
線方向に貫通形成された多数のボルト穴にそれぞれボル
トを通してナツト締めすることによって、両継手のフラ
ンジ部同士を管の軸線方向に締め付けるという方式が一
般的である。
〈発明が解決しようとする課題〉 しかし、このようなフランジ式の管継手では管の直径
が1,000mmなり2,000mmなりにも及ぶ大径管の地中への敷
設作業などの場合、管の下周部分でのボルト締め作業が
殊に困難を極め、作業能率上問題であるばかりでなく、
締め付けが不十分なために漏水などを起こす恐れが多分
にあった。直径が数100mm程度若しくはそれ以下の管の
場合にも、フランジ部分の円周方向に多数配設されてい
る全ての穴にボルトを通して締め付けるのには手数と時
間とを要し、これら全てのボルトを均等な強度で締め付
ける必要があり、締め付け強度にばら付があると強度の
弱い部分から漏水等の事故を生ずるという問題があっ
た。
従って本発明の目的は、管の接続を容易、迅速に行う
ことができ、しかも、熟練を必要とすることなく確実に
行うことができる管継手を提供し、上記従来の諸欠点を
一挙に解消することにある。
〈課題を解決するための手段〉 該目的を達成するための本考案の構成を実施例に対応
する図面を用いて説明すると、本発明は、管端に連結す
る筒状に形成したカラー部分(1)と、その軸線方向一
側の外周方向に向かって環状に突出形成したフランジ部
(2)と、該フランジ部(2)における周方向2分1以
下の範囲内において、その外周端縁から軸線方向外方に
向かって延長形成した部分環状底部(3)と、該底部
(3)の外端から半径方向内方へ向かって折り返された
部分環状折返し壁(4)とで形成されていて、これら底
部(3)を延長形成したフランジ部分(2b)と底部
(3)と折返し壁(4)とによって囲まれる内周面部分
に断面を略U字形とした部分環状凹溝(5)を形成し、
該凹溝(5)の幅を、該凹溝(5)内に、他方の管継手
における上記底部(3)が連設形成されていないフラン
ジ部分(2a)を嵌合することが出来るだけの幅を有する
ものとし、更に、該折り返し壁(4)の内面(4a)とフ
ランジ部(2)の全周若しくは少なくとも嵌合時におい
て、該折り返し壁(4)に接当するフランジ部分(2a)
のカラー部分(1)側の面(2a′)の両方若しくは何れ
か一方の面を、折り返し壁(4)からみて軸芯側ほど軸
線方向外方に傾斜する傾斜面となるように形成し、該部
分環状凹溝(5)の両端若しくはその近く位置または該
凹溝(5)の両端から離れた周方向の中間近く位置の両
側に夫々係止手段(7)を備えた耳部(6)を半径方向
外方に向かって突出形成してある構造としたものであ
る。
〈作用〉 このような構造とした管継手(K)を使用するに当た
っては、その筒状カラー部分(1)を接続しようとする
二つの管(P1),(P2)のそれぞれの管端へ水密または
気密状に、例えば接着剤を外面に塗布した後に挿入す
る。この管端への挿入時、若しくはこのようにして管継
手(K)を管端に挿入連結した管を適宜角度回転させ
て、両管継手の姿勢を周方向において相互に180°位相
させた姿勢とする。〔以下説明の便宜上、上記底部
(3)が延長形成されていないフランジ部分(2a)を第
1半環状フランジ部分といい、底部(3)が延長形成さ
れているフランジ部分(2b)を第2半環状フランジ部分
という〕 即ち、例えば、右側の管継手(K1)を第1半環状フラ
ンジ部分(2a)が周方向上方に位置するようにし、左側
の管継手(K2)を第2半環状フランジ部分(2b)が周方
向上方に位置するようにする。このような姿勢として右
側の管継手(K1)へ左側の管継手(K2)を接近させ、該
左側の管継手(K2)の下半部に位置する第1半環状フラ
ンジ部分(2a)を、右側の管継手(K1)の半環状凹溝
(5)上に臨ませ、折返し壁(4)に沿わせて下降させ
る。
このとき同時に、左側の管継手(K2)の上半部に位置
する第2半環状フランジ部分(2b)の半環状凹溝(5)
内に右側の管継手(K1)の上半部に位置する第1半環状
フランジ部分(2a)を嵌合し、これら両管継手(K1),
(K2)の半環状凹溝(5),(5)内にそれぞれ第1半
環状フランジ部分(2a),(2a)を嵌入嵌合する。その
際、それぞれの折返し壁(4),(4)はガイドの作用
と挟持作用とをなす。
この管継手(K1),(K2)同士の嵌合連結に先立って
両フランジの接当面間にパツキング(12)を介在させて
おく。
最後に、これら両管継手(K1),(K2)の両外側部分
で対向しているそれぞれ一対の耳部(6),(6)の係
止手段(7),(7)、例えばボルト穴にボルトを通し
ナット締めする。このようにすることによって、両管
(P1),(P2)の接続作業は完了する。
要するに、接続しようとする管の接続には、管継手を
それぞれの管端へ取付け、互いの第1半環状フランジ部
分を相手側管継手の半環状凹溝のなかへ嵌合させ、しか
る後耳部をボルト締めするという簡単な作業によって管
の接続を行うことが出来るのである。
両管継手におけるフランジ部(2),(2)の端面間
にはシール部材として、一般的には環状のシート状パツ
キングを介装するが、他の適宜のシーラント、例えば吸
水膨張性のシーラントを管継手のフランジ面に塗布して
もよい。
〈実施例〉 以下、本発明の実施例について図面に基づいて説明す
る。
第1図乃至第4図は、本発明の第1実施例を示した図
であって、第1図は管継手(K)の全体形状を示す図で
ある。
該管継手(K)は、第2図及び第3図に示すように、
接続しようとする二つの管(P1),(P2)の端部内にそ
れぞれ挿入して取り付けるようにした管継手であって、
該管端に挿入して連結する円筒形カラー部分(1)の外
周径を、前記連結しようとする管(P)の内周径と略同
径に形成してある。而して、該カラー部分(1)の軸線
方向一側には外周方向に向かってフランジ部(2)を環
状に突出形成してある。
而して、該フランジ部(2)の第1図における上半部
を第1半環状フランジ部分(2a)といい、同下半部を第
2半環状フランジ部分(2b)ということとし、該構造に
ついて更に説明すると、該第2半環状フランジ部分(2
b)には、その外周端縁から軸線方向外方に向かって延
長した半環状底部(3)が形成されており、該底部
(3)の端から半径方向内方へ向かって折り返されかつ
軸線方向外方に向かって傾斜した形状の半環状折返し壁
(4)が形成されている構造としてある。このようにす
ることによって、該折り返し壁(4)の内面(4a)を傾
斜面に形成し、これら第2半環状フランジ部分(2b)と
底部(3)と折返し壁(4)とによって囲まれる内周面
部分間に断面が変形U字形の半環状凹溝(5)を形成す
る。
該凹溝(5)の軸線方向の幅は、該凹溝(5)内に他
方の管継手における上記の第1半環状フランジ部分(2
a)を嵌合し得るように、該第1半環状フランジ部分(2
a)の幅とほぼ等しいか、介在させるパツキング(12)
の挟圧時の幅を考慮した幅に形成してある。また、該半
環状凹溝(5)の終端両側詳しくは前記底部(3)の終
端両側の外方には係止手段としてのボルト挿入穴(7)
を備えた耳部(6)が半径方向外方に向けて突出形成さ
れている構造としたものである。
このような構造とした管継手(K)を用いて二つの管
(P1),(P2)を接続連結するには、前記作用の項で説
明したとおりにすればよい。即ち、管継手(K1)の円筒
形カラー部分(1)を一方の管(P1)の管端に水密状に
挿入連結し、同様にして他の管継手(K2)を他の管(P
2)の管端に挿入連結し、第2図に示したように、これ
ら両管(P1),(P2)の管端に連結した一方の管継手
(K1)を半環状凹溝(5)が下方に位置するようにし、
他方の管継手(K2)を半環状凹溝(5)が上方に位置す
るようにして、それぞれの半環状凹溝(5),(5)内
に第1半環状フランジ部分(2a),(2a)の外周部分を
予め嵌合させた後、それぞれの底部(3),(3)の端
部に形成してある相対向する耳部(6),(6)の前記
ボルト穴(7),(7)にボルト(10)を挿入し、ナツ
ト(11)で締め付けることによって、それぞれの折返し
壁(4),(4)の内面傾斜壁(4a),(4a)を案内と
して、左右の管継手(K1),(K2)を半径方向に締め付
けて同一軸線上に揃えると同時に軸線方向にも締め付け
て、第3図に示したようにそれぞれの半環状凹溝
(5),(5)内に、それぞれの第1半環状フランジ部
分(2a),(2a)を嵌め込み嵌合固定する。この嵌合操
作に先立って、環状のシート状(断面丸形、楕円形等で
もよい)パツキング(12)を一方の管継手(K1)のフラ
ンジ部(2)の凹溝(5)側の面に接着するなり、仮接
着するなりして配置しておく。このようにして両管継手
(K1),(K2)をパツキング(12)を介して水密状に嵌
合連結する。
第5図に示した実施例は、第1図に示した構造とした
管継手(K)を得るための別実施例について示したもの
であって、殊に大形の管継手を得るのに適したものであ
る。即ち、該実施例は、管継手(K)を第1半環状フラ
ンジ部分(2a)側と、第2半環状フランジ部分(2b)側
とに軸線方向において二分割された形状のもの(A),
(B)として、それぞれ別々に製造し、これを分割端面
部分同士を接着剤なり熔接なりして一体の筒状に連結形
成すればよい。
これらの分割体(A),(B)を製造するに当たって
は、その分割端面部分に、同図に示したように、予め位
置決め用の突起(8),(8)と該突起(8),(8)
に嵌合する穴(9),(9)とを形成しておくと、筒状
に連結形成する場合に、これらの突起と穴とを相対嵌合
させることによって、両分割体(A),(B)の位置を
確定することができるので便利である。また、このよう
な分割体(A),(B)を製造するに当たっては、軸線
方向に沿って二連なり三連なりその他多数個分を連続体
として形成し、これを所定長さ寸法位置で切断すること
によって多数個の分割体を一度に得ることが出来る。ま
た、両分割体(A),(B)を連続体として一度に形成
し、これを切断分離して両分割体(A),(B)を得る
ようにしてもよい。
第6図及び第7図に示した図は、更に別の実施例を示
したものであって、該実施例は接続しようとする管の内
面が螺旋波形状になっている螺旋波形管(P)に使用す
るに適した実施例を示したものである。該管継手(K)
は、円筒形カラー部分(1)の外周形状(内周形状は直
筒状であってもよい)を被連結螺旋波形管(P)の内面
波形と略同一形状の螺旋波形状に形成したものとし、波
形管(P)に対して螺合させて水密状に嵌合させるよう
にしたものである。この水密状嵌合に当たっては、カラ
ー部分(1)の外周面に水封用のシーラントを塗布した
後螺嵌させる手段を採ってもよく、シーラントを塗布せ
ずまたは塗布して螺嵌させた後、該カラー部分(1)が
内部に位置する管の外周面が公知の管締め付けバンド等
を用いて締め付けてもよい。
第8図は、外周面が螺旋凹凸状に形成されている螺旋
波形管(P)の外周部に、該波形管(P)の外周波形と
略同波形にカラー部分(1)の内周形状(外周形状は直
筒状てあってもよい)を形成した管継手(K)を示した
もので、このようにした管継手(K)を螺旋波形管
(P)の外周面にシーラントを塗布して外套螺嵌させる
ようにした実施例を示したものである。
第9図は、前記各実施例において管継手(K)におけ
る第1半環状フランジ部分(2a)のカラー部分(1)側
に位置する面(2a′)を、第2半環状フランジ部分(2
b)における外方に向かって傾斜した折り返し壁(4)
の内面(4a)側の傾斜面と略同角度に傾斜する傾斜面に
形成させたものであって、該第1半環状フランジ部分
(2a)の凹溝(5)内への嵌合時において、これら両傾
斜面同士が面接触状態で接当案内するようにしたもので
ある。
第10図は、第1半環状フランジ部分(2a)におけるカ
ラー部分(1)側に位置する面(2a′)を、前記第9図
に示したしたように傾斜面に形成し、第2半環状フラン
ジ部分(2b)における折り返し壁(4)を略軸線と直交
する方向に折り返えされた形状のものとし、その内面
(4a)側の折り返し先端部分を案内として、第1半環状
フランジ部分(2a)を凹溝(5)内に案内するようにし
たものである。
第11図及び第12図は耳部(6)における係止手段
(7)の変形構造について示したもので、第11図は相対
向する一対の耳部(6a),(6b)のうち一方の耳部(6
a)にはボルト(10)を貫通する穴(7)を形成し、他
方の耳部(6b)にはボルト(10)を螺合する螺孔
(7′)を形成した構造としたものであり、第12図
(a),(b)図は、一方の耳部(6a)に他方の耳部
(6b)側に向けて突出する先端に茸形大径部(7b)を有
する棒状突起(7a)を形成し、他方の耳部(6b)には周
方向に割り溝(7d)を有する穴(7c)を形成し、該穴
(7)に茸形大径部(7b)の先端側からの圧入は許すが
引き抜き方向への逆移動を許さない構造としたものであ
る。
第13,14図及び第15,16図はそれぞれ底部(3)を延長
形成した第2半環状フランジ部分(2b)と耳部(6)と
の変形構造について示したもので。第13,14図の実施例
は、底部(3)及びこれに連なる折り返し壁(4)の形
成域をフランジ部(2)の全周の2分の1よりも小さい
部分範囲に形成したものとし、この底部(3)の両終端
部分から、前記各実施例における耳部(6),(6)よ
りも周方向外方への突出量を大きくした耳部(6),
(6)を突出形成した構造としたものである。
第15,16図に示した実施例は、前記第13,14図と同様
に、底部(3)及びこれに連なる折り返し壁(4)の形
成域をフランジ部(2)の周方向2分の1よりも小さい
部分範囲に形成したものとし、この底部(3)及び折り
返し壁(4)の形成域を中心とするフランジ部(2)の
中間部に、即ち、該底部(3)及び折り返し壁(4)の
両終端部分から略均等量離れたフランジ部(2)の中間
部に、対向面側が位置するようにして、フランジ部
(2)から直接耳部(6),(6)を突出形成した構造
としたものである。
以上代表的な実施例について説明したが、本発明にい
う管継手(K)は熱硬化性樹脂その他の合成樹脂材料を
用いた成型手段により、鋳鉄の鋳造手段により、鉄板・
鋼板等の金属板のプレス加工手段等により製造すること
ができる。
また、本発明にいう管継手(K)は、上記第5図の実
施例において説明したように、第1継手部分(A)と第
2継手部分(B)とが一旦は別体として成形された後に
接着、溶着その他の適切な手段で一体化される二つ割り
の構成であってもよく、更には、更に大型の管継手を製
造するに当たって必要であればこれらの二つ割り構成を
更に二つ割りとして、または三つ割り体として形成し、
これを接続して一体成形した構造のものとしてもよい。
これらのことはプラスチツク成形機の金型寸法、或いは
鋳造装置の鋳型寸法、或いはプレス機のダイ寸法等の
面、更には、その他生産性、製作技術上の問題を考慮し
て何れか適当な方法によって形成すればよい。但し、上
記二つ割りその他分割形成する場合には、各分割継手部
分を結合一体化する際に相互間の位置合わせを正確に行
えるように、接合面に位置合わせ手段、例えば小突起と
小穴のような係合手段を設けておくことが望ましい。
また、本発明の管継手(K)におけるカラー部分
(1)の形状は、連結しようとする管(P)の内形また
は外形に略合致する形状のものとしてあり、管(P)の
端部に挿入または外套させ、かつ、水密状または気密状
に連結し得るものであればよい。
また、重要なことは、本発明にいう管継手(K)は、
接続しようとする二つの管が必ずしも同径のものであっ
たり、同波形のものであったりすることを必要としない
管継手であるということである。即ち、例えば、接続し
ようとする管の内面が一方は直管であり、他方は螺旋波
形管であっても、カラー部分(1)の形状が、一方の管
に対しては第1図に示した円筒状の管継手を用い、他方
の管に対しては第6図に示した螺旋波形状の管継手を用
いることによって、これらの異なる形状の管同士の接続
を行うことができ、同様に内径がまたは外径が大小異な
る管同士や、管の螺旋波形の形状の異なる管同士の接続
をも行うことができ、また、必要に応じてカラー部分を
柔軟な材質で形成したり蛇腹状とすることによって可撓
性の有るものに形成することもできるという大きな特徴
を有しているものである。
以上本発明の代表的と思われる実施例について説明し
たが、本発明は必ずしもこれらの実施例構造のみに限定
されるものではなく、本発明にいう構成要件を備え、か
つ本発明にいう目的を達成し、以下にいう効果を有する
範囲内において適宜改変して実施することができるもの
である。
〈発明の効果〉 本発明によって得られた管継手は、接続しようとする
二つの管の管端にそれぞれ適した形状としたカラー部分
をもつ管継手を水密状に連結し、フランジ部同士を相互
に抱え込む状態として連結するようにしたものであっ
て、フランジ部は全周に亘って設けるが、このフランジ
部に相手側管継手のフランジ部を受容する部分環状凹溝
を周方向2分の1以下の範囲で形成し、該部分環状凹溝
の前端側の折り返し壁によって相手側フランジを誘導し
つつ密に嵌合させるという極めて斬新で合理的な技術思
想に基づく管継手であるから、フランジ部を凹溝内に嵌
入嵌合させた後、周方向両側外方に突出した耳部を連結
するという簡単な操作で、管を接続連結することがで
き、継手フランジ間で位置ズレを起こしたり、締め付け
力が部分的に強弱を起こしたりすることがなく、作業能
率向上のほか作業ミス防止の効果が得られ、また、この
嵌合連結操作に当たっては、作業の容易な周方向両側位
置で行うことができるという顕著な効果を期待すること
ができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本発明の第1実施例を示した図であ
って、第1図は管継手の全体斜視図、第2図は管への取
付状態を示す縦断正面図、第3図は連結状態を示す縦断
正面図、第4図は同外観正面図、第5図は別実施例を示
す斜視図、第6,7図は別実施例を示す斜視図と一部破断
正面図、第8図乃至第11図はそれぞれ別実施例を示す要
部の断面図、第12図(a),(b)は更に別実施例を示
す要部の斜視図と同側面図、第13図及び第15図はそれぞ
れ更に別実施例を示す側面図、第14図は第13図の、第16
図は第15図のそれぞれ正面図である。 図中、(1)はカラー部分、(2)はフランジ部、(2
a),(2b)はフランジ部分、(3)は底部、(4)は
折り返し壁、(5)は凹溝、(6)は耳部、(7)は係
止手段である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F16L 21/00 - 21/08 F16L 23/00 - 23/04 F16L 33/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】接続しようとする管の端部にそれぞれ取り
    付けて管の端部同士を連結する管継手であって、管端に
    連結する筒状のカラー部分(1)と、その軸線方向一側
    の外周方向に向かって環状に突出形成したフランジ部
    (2)と、該フランジ部(2)における周方向2分1以
    下の範囲内において、その外周端縁から軸線方向外方に
    向かって延長形成した部分環状底部(3)と、該底部
    (3)の外端から半径方向内方へ向かって折り返された
    部分環状折返し壁(4)とからなっていて、これら底部
    (3)を延長形成したフランジ部分(2b)と底部(3)
    と折返し壁(4)とによって囲まれる内周面部分に断面
    が略U字形の部分環状凹溝(5)が形成され、該凹溝
    (5)が、該凹溝(5)内に他方の管継手における上記
    底部(3)が形成されていないフランジ部分(2a)を嵌
    合し得る幅を有するものとされ、更に、該折り返し壁
    (4)の内面(4a)と少なくとも該折り返し壁(4)と
    接当するフランジ部分(2a)のカラー部分側の面(2
    a′)の双方若しくは何れか一方が折り返し壁(4)か
    らみて軸芯側ほど軸線方向外方に傾斜する傾斜面に形成
    され、該部分環状凹溝(5)の両端近く位置若しくは該
    凹溝(5)の両端から離れた周方向中間近く位置の両側
    に夫々係止手段(7)を備えた耳部(6)が半径方向外
    方に向かって突出形成されている管継手。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102076918B1 (ko) * 2018-11-26 2020-02-12 유재현 파형관 연결용 연결밴드조립체
KR102286715B1 (ko) * 2020-06-17 2021-08-09 최봉록 파이프 엘보 제조방법

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KR102076918B1 (ko) * 2018-11-26 2020-02-12 유재현 파형관 연결용 연결밴드조립체
KR102286715B1 (ko) * 2020-06-17 2021-08-09 최봉록 파이프 엘보 제조방법

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