JPS624788Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPS624788Y2
JPS624788Y2 JP1982170968U JP17096882U JPS624788Y2 JP S624788 Y2 JPS624788 Y2 JP S624788Y2 JP 1982170968 U JP1982170968 U JP 1982170968U JP 17096882 U JP17096882 U JP 17096882U JP S624788 Y2 JPS624788 Y2 JP S624788Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
split
packing
tubes
pipes
split tubes
Prior art date
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Expired
Application number
JP1982170968U
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English (en)
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JPS5973689U (ja
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、流体輸送用パイプの接続に使用され
る割り型継手に関するものである。
(従来技術) 従来流体輸送用パイプの接続には、第1図に示
されているようにパイプ1の端部に環状フランジ
2を溶接し、図示されていないが、別のパイプに
設けられたフランジと合わせボルト止めする構成
が採用されている。
一方割り型継手を用いて2本のパイプを連結す
る構成が既に知られている(特公昭54−4093
号)。
(考案が解決しようとする問題点) ところが上述の如く、フランジを使用する場合
は、パイプ1にフランジ2を溶接するのに手間が
かかり、コスト高になる不具合が生じる。一方従
来の割り型継手を使用する場合にはパイプに割筒
を装着した後、くさび状のパツキングをパイプと
割筒との隙間に押込む構成となつているため、構
造が複雑であるばかりでなく、装着作業が面倒で
ある。そのため継手の製造コストが高くつき、し
かも作業能率が悪い等の不具合がある。
(問題点を解決するための手段) 本考案は上記不具合に鑑み、構成が極めて簡単
で且つ液密性、連結力に富み、しかも装着作業を
簡便且つ迅速に行うことができる継手を提供しよ
うとするもので、次のように構成されている。す
なわち本考案は周方向に2個又はそれ以上に分割
可能な割筒14,15の内周面に、中心線方向中
央部14aから両端部14b,14cに行くに従
つて滑かに縮径する凹面を形成し、割筒14,1
5の両端部内周にエツジを形成し、2本のパイプ
11,12の端面11a,12aを同心に接合さ
せ、上記両パイプを割筒14,15の全長よりも
長い範囲にわたつてパツキング13にて覆い、上
記パツキング13の両端部がはみだした状態で上
記パツキング13の外周を割筒14,15にて覆
い、上記割筒14,15を互いに締付けることに
より、割筒両端部14b,14cをエツジを上記
パツキング13に食込ませたことを特徴としてい
る。
(考案の作用) 本考案の構造によると、割筒の両端に形成した
エツジがパツキングに食込むので、両端部に行く
にしたがつてパツキングの緊縛力が大きくなり、
確実な液密性を得ることができる。
(実施例) 第2図は本考案による割り型継手の縦断側面図
であり、第3図はその−断面図である。なお
第2図においては、この実施例の理解を容易なら
しめるため、特徴が強調されている。第2図にお
いて、同心に配置されたパイプ11,12の端面
11a,12aが接合されており、(わずかな隙
間を隔てている場合も含む)、その接合箇所近傍
の外周面にはアスベスト等よりなる帯状のパツキ
ング13が一部重ね合わされた状態で巻かれ、更
にパツキング13の上方及び下方より、それぞれ
半割状の割筒14,15が覆つている。パツキン
グ13を巻きつけたパイプ部分の長さは、割筒1
4,15の全長よりも多少長くなつており、パツ
キング13の両端は、割筒14,15からはみだ
している。
各割筒14,15の接合部分には、半径方向に
突出するフランジ16,17が一体的に形成され
(第3図)、両フランジ16,17が水平方向に配
置される姿勢で、ボルト18及びナツト19によ
り互いに圧着されている。又これによりパツキン
グ13は第2図に示すようにパイプ11,12と
割筒14,15間で圧縮され、液密性が保持され
得るようになつている。
第4図(自由状態にある割筒14の側面図)の
如く、割筒14は中心線方向中央部14aの周方
向の長さに比して、両端部14b,14cの周方
向の長さが短かくなるように設計されている。こ
れにより、割筒14,15は、内周面に中心線方
向中央部14aから両端部14b,14cに行く
に従つて滑かに縮径する凹面を形成し、割筒1
4,15の両端部内周にエツジを形成した構造に
なつている。なお、上記寸法差は実際には、例え
ば直径120〜150mmに対し1mm程度に設定される。
上記割筒14,15を第2図に示すように装着
すると、両端部のエツジが、パツキング13の両
端部に強く食込む。これにより、パツキング13
の両端部がパイプ11,12を強く固縛し、パイ
プ11,12が液密性を保持しつつ強く連結され
る。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案では、割筒14を
凹型の形状にしてエツジを形成し、エツジをパツ
キング13に食込ませるようにしたので、液密性
を高めることができる。又、同時に強い連結力も
得られ、且つ構成が簡素であることから装着作業
を簡便かつ迅速に行なうことができる。
しかも、上記エツジは、割筒14を形成する際
に簡単に形成されるものであるから、エツジを形
成するために特別の加工を施す必要がない。従つ
て、本考案による割り型継手の製作は極めて容易
であり、低コストとなる。
更に、例えば金属などのように硬質のパイプを
本考案に用いた場合でも、該パイプを変形させる
必要がないので、何等支障なく本考案を採用する
ことができる。すなわち本考案では、接続するパ
イプに制限がない。
(別の実施例) 割筒は2分割の半円筒形のものに限らず、3分
割以上の分割体でも同様に本考案が採用できる。
ただし2分割の場合は、パイプ11,12が地中
に埋蔵されているときに、フランジ16,17を
水平に配置することによつて、施工時の土の掘出
し量を少なくすることができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の縦断側面部分図、第2図は本
考案による割り型継手の縦断側面図、第3図は第
2図の−断面図、第4図は自由状態にある割
筒の側面図である。 11,12……パイプ、11a,12a……端
面、13……パツキング、14,15……割筒、
14a……中央部、14b,14c……端部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 周方向に2個又はそれ以上に分割可能な割筒1
    4,15の内周面に、中心線方向中央部14aか
    ら両端部14b,14cに行くに従つて滑かに縮
    径する凹面を形成し、割筒14,15の両端部内
    周にエツジを形成し、2本のパイプ11,12の
    端面11a,12aを同心に接合させ、上記両パ
    イプを割筒14,15の全長よりも長い範囲にわ
    たつてパツキング13にて覆い、上記パツキング
    13の両端部がはみだした状態で上記パツキング
    13の外周を割筒14,15にて覆い、上記割筒
    14,15を互いに締付けることにより、割筒両
    端部14b,14cのエツジを上記パツキング1
    3に食込ませたことを特徴とする割り型継手。
JP17096882U 1982-11-10 1982-11-10 割り型継手 Granted JPS5973689U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17096882U JPS5973689U (ja) 1982-11-10 1982-11-10 割り型継手

Applications Claiming Priority (1)

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JP17096882U JPS5973689U (ja) 1982-11-10 1982-11-10 割り型継手

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5973689U JPS5973689U (ja) 1984-05-18
JPS624788Y2 true JPS624788Y2 (ja) 1987-02-03

Family

ID=30373079

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17096882U Granted JPS5973689U (ja) 1982-11-10 1982-11-10 割り型継手

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA2714147C (en) * 2008-01-30 2016-03-08 Brian T. Ignaczak Single-bolt band clamp with gasketed center rib and pipe lap joint using the same

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5058313U (ja) * 1973-09-25 1975-05-30

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Publication number Publication date
JPS5973689U (ja) 1984-05-18

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