JPH0714478Y2 - 内側締結管継手 - Google Patents

内側締結管継手

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JPH0714478Y2
JPH0714478Y2 JP942389U JP942389U JPH0714478Y2 JP H0714478 Y2 JPH0714478 Y2 JP H0714478Y2 JP 942389 U JP942389 U JP 942389U JP 942389 U JP942389 U JP 942389U JP H0714478 Y2 JPH0714478 Y2 JP H0714478Y2
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JP
Japan
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pipe
packing
joint
arc
tubular body
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JP942389U
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興二 竹下
達道 花田
積徳 ▲榊▼原
満 谷島
衛 城
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、沈埋管やトンネルの継手のように管の内側で
締結する構造の管継手の改良に関するものである。
「従来の技術」 第3図に示すように、沈埋管やトンネルのような管1の
継手は、接続部11の水漏れ等を止めるために、管1の内
側から締結作業をする構造となる。
従来の沈埋管等の継手構造は、第4図に示すように、管
端フランジ08,09を設け、フランジ08,09の間にパッキン
04を挟み込み、ボルト06,ナット07で締結するフランジ
シール構造や、第5図に示すように、管接継部にわたる
金属ベローズ010を設け、金属ベローズ010と管01との間
にパッキン04を挟み込み、ボルト06で締結する構造等が
ある。
「考案が解決しようとする課題」 従来の内側締結管継手は、締結部の曲げ剛性が高く、万
一、管を変位させるような外力が加えられた場合、管に
過大応力が発生し、破損の恐れがある。また、パッキン
から水漏れが発生した場合、ボルト・ナットを増し締め
して水漏れを止めることが困難であるというような課題
があった。
本考案はこのような問題を解消するために、なされたも
ので、継手の剛性が高くなく、多少き外力等では、破損
等が生ずることはなく、パッキンの増締めが可能で、容
易に水漏れ等を止めることができる内側締結管継手を得
ることを目的とする。
「課題を解決するための手段」 本考案は前記課題を解決したもので、接続される2箇の
管の内周側の各々に軸方向に円弧を有するリングを結合
し、それぞれの円弧と前記管内に挿入された中間筒状体
の軸方向両端部外周面に設けた斜面との間で形成される
くさび状き隙間にパッキンを各々挿入し、中間筒状体の
軸方向両側面に設けた2箇のパッキン抑えを複数組の締
結具により締め付けた内側締結管継手である。
「作用」 本考案における内側締結管継手は両管の各々に円弧を有
するリングの内周面と中間筒状体の軸方向両端部外周面
の斜面との間で形成されるくさび状の隙間にパッキンを
挿入し、パッキン抑えを介してパッキンをボルト,ナッ
トで締め付ける構造であるため、パッキンは、くさび状
隙間に圧入され、中間筒状体と両管の円弧面とに強く圧
接してくさび状の隙間を塞ぎ、水漏れ等を止める。
このとき剛性の高い管と中間筒状体およびパッキン抑え
との間には、パッキンが介在して直接結合されていない
ので、継手部に柔軟性がある。また、両管の内周面は各
々、軸方向に円弧を有するリングを設けることにより、
管が継手部で傾斜するような変形が生ずる場合でも、パ
ッキンが円弧に沿って滑べり、パッキンの圧接状態が均
一に保てるため、管や継手部材に破損が生じ難い。さら
に、パッキンの増締めも可能であり、水漏れを容易に止
めることができる。
「実施例」 本考案の一実施例を第1図ないし第2図(a),
(b),(c)について説明する。
第1図は内側締結管継手の縦断面図、第2図(a),
(b),(c)は両管が各々、変位する前後の内側締結
管継手の部分断面図である。
図において、1は沈埋管または、トンネルのような管、
2は中間筒状体、3は管内周側に円弧を有するリング、
4はパッキン、5はパッキン抑え、6および7は複数組
のボルトおよびナットである。
接続される2箇の管1の内周側各々に円弧を有するリン
グ3を結合し、それぞれの円弧と管1内に挿入された中
間筒状体2の軸方向両端部外周面に設けた斜面との間で
形成されるくさび状の隙間にパッキン4を各々挿入し、
中間筒状体2の軸方向両側面に設けた2箇のパッキン抑
え5を複数組のボルト6,ナット7により管軸方向に締め
付ける。
これによりパッキン4は管1の円弧を有するリング3と
中間筒状体2の斜面に圧接され、外部からの水漏れ等を
止めることができる。剛性の高い円弧を有するリング3
と中間筒状体2およびパッキン抑え5はパッキン4を介
して接しているため、継手部に柔軟性がある。
第2図(a)は継手部に変位がない場合の継手部の断面
を示すものであり、第2図(b)は軸方向に変位した場
合、第2図(c)は角変位を生じた場合の円弧を有する
リング3と中間筒状体2とパッキン抑え5およびパッキ
ン4の位置関係を示すものである。
第2図(a),(b),(c)に示す通り、パッキン4
は管1のあらゆる方向に対して追従できるため、パッキ
ン4は安定したシール性を保持できる。
なお、円弧を有するリング3と管1との接合方法は、リ
ング3の外径側と管1の内径側を溶接により取り付けた
ものである。
「考案の効果」 本考案は前記の構造であるので、継手部は、中間筒状体
と円弧を有したリングとの間のくさび状隙間に圧入され
たパッキンを介して接しているため、管に変位(軸,角
方向)が加わってもパッキンが円弧に沿って滑べり、パ
ッキンの圧接状態が一定に保たれると同時に、管に過大
な応力が生ずることがないので、継手の破損がなくな
る。さらにパッキンの増締めが可能であるため、水漏れ
等は容易に止めることができる。等のすぐれた効果を有
するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図(a),(b),(c)は本考案の
一実施例で、第1図は内側締結管継手の縦断面図、第2
図(a),(b),(c)は管が変位する前後の内側締
結管継手の部分断面、第3図は管結合部の外径斜視図、
第4図および第5図は、従来の管継手を示す断面図であ
る。 1:管、2:中間筒状体 3:リング、4:パッキン 5:パッキン抑え、6:ボルト 7:ナット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F16L 27/06 7123−3J (72)考案者 谷島 満 兵庫県神戸市兵庫区和田崎町1丁目1番1 号 三菱重工業株式会社神戸造船所内 (72)考案者 城 衛 兵庫県神戸市兵庫区和田崎町1丁目1番1 号 三菱重工業株式会社神戸造船所内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】接続される2箇の管の内周側の各々に軸方
    向に円弧を有するリングを結合し、前記それぞれの円弧
    と前記管内に挿入された中間筒状体の軸方向両端部外周
    面に設けた斜面との間で形成されるくさび状の隙間にパ
    ッキンを各々挿入し、前記中間筒状体の軸方向両側面に
    設けた2箇のパッキン抑えを複数組の締付具により管軸
    方向に締め付けることを特徴とする内側締結管継手。
JP942389U 1989-01-31 1989-01-31 内側締結管継手 Expired - Lifetime JPH0714478Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP942389U JPH0714478Y2 (ja) 1989-01-31 1989-01-31 内側締結管継手

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JPH02101895U JPH02101895U (ja) 1990-08-14
JPH0714478Y2 true JPH0714478Y2 (ja) 1995-04-10

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JP4808544B2 (ja) * 2006-05-11 2011-11-02 日本ヴィクトリック株式会社 伸縮可撓管継手
JP5179957B2 (ja) * 2008-06-09 2013-04-10 株式会社栗本鐵工所 管路更生方法

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JPH02101895U (ja) 1990-08-14

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