JP3929187B2 - 管継手構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、流体輸送管の外周面に弾性シール材を介して外装される管継手を、管周方向で複数に分割された分割継手体から構成するとともに、管周方向で隣合う分割継手体同士を締付け連結する連結手段を設けてある管継手構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の管継手構造としては、図10に示すように、前記流体輸送管1の一例である水道管の外周面1aに、管周方向で分割された複数の分割押輪51Aからなる押輪51を外装し、この押輪51の分割押輪51Aを、水道管1の外周面1aに外装された管継手3の一例であるT字型の分岐継輪の管軸芯X方向端部に形成された連結部52に対して管軸芯X方向から締付け連結するボルト53・ナット54を設けるとともに、前記押輪51の内周面に、管周方向で隣合う分割押輪51A同士を締付け連結するボルト55・ナット56の締付け操作に連れて水道管1の外周面1aに対して管径方向から喰込み可能な抜止部材5を管径方向に変位自在に保持する保持溝57を形成し、更に、この保持溝57の内周面に、分岐継輪3と水道管1とに管軸芯X方向での相対移動力が作用したとき、前記抜止部材5を管径方向内方側に変位させるカム面58を形成したものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
前記従来の管継手構造では、地震や不同沈下等に起因して、分岐継輪3と水道管1とに管軸芯X方向での相対移動力が作用したとき、前記カム面58によって、水道管1の外周面1aに喰込み状態にある抜止部材5が更に管径方向内方に変位されて喰込み代が増大し、これに伴って水道管1と分岐継輪3との管軸芯X方向での相対移動力に対する移動抵抗力が増大するため、水道管1と分岐継輪3との管軸芯X方向での相対移動を効果的に抑制でき、水道管1と分岐継輪3との管軸芯X方向での設定以上の相対移動に起因する接続不良等の発生を抑制することができる利点がある。
しかしながら、そのためには、水道管1に対する水道管1と分岐継輪3の組付け作業現場において、管周方向で隣合う分割継手体3A同士を締付け連結する連結手段としてのボルト59・ナット60の締付け作業と、押輪51の各分割押輪51Aを分岐継輪3の連結部52に締付け連結するボルト53・ナット54の締付け作業と、管周方向で隣接する分割押輪51A同士を締付け連結するボルト55・ナット56の締付け作業とを行なう必要があるため、分岐継輪3の組付け作業に多大の手数と労力を要する問題があった。
【0004】
本発明は、上記の実情に鑑みて為されたものであって、その主たる課題は、前記抜止部材の保持構造の合理的な改造により、管継手の組付け作業を少ない労力で能率良く容易に行うことができる管継手構造を提供する点にある。
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1による管継手構造の特徴構成は、合成樹脂製の流体輸送管の外周面に弾性シール材を介して外装される管継手を、管周方向で複数に分割された分割継手体から構成し、管周方向で隣合う分割継手体同士を締付け連結する連結手段を設けるとともに、前記管継手の内周面には、前記連結手段の締付け操作に連れて前記流体輸送管の外周面に対して管径方向から喰込み可能な抜止部材を管径方向に変位自在に保持する保持部と、前記連結手段の締付け操作に連れて流体輸送管の外周面との間で密封状態に圧縮される弾性シール材を保持する保持溝とを形成し、更に、前記保持部の内周面には、前記管継手と流体輸送管とに管軸芯方向での相対移動力が作用したとき、前記抜止部材を管径方向内方側に変位させるカム面を形成してある管継手構造であって、
前記管継手の内周面のうち、前記保持部と保持溝との間に位置する内周面部分に、前記連結手段の締付け操作に連れて前記流体輸送管の外周面に接当する第1接当面を形成するとともに、前記保持溝には、前記連結手段の締付け操作に連れて弾性シール材の管軸芯方向への膨出弾性変形を許容する凹溝を連通形成した点にある。
上記特徴構成によれば、管周方向で隣合う前記分割継手体同士を連結手段にて締付け連結すると、それに連れて、管継手の内周面に形成された保持部に保持されている抜止部材が管径方向内方側に変位して流体輸送管の外周面に対して管径方向から喰い込み、しかも、管継手と流体輸送管とに管軸芯方向での相対移動力が作用したときには、前記保持部の内周面に形成されたカム面により、更に抜止部材が管径方向内方側に変位して喰い込み代が増大し、これに伴って流体輸送管と管継手との管軸芯方向での相対移動力に対する移動抵抗力が増大することとなるため、例えば、前記従来の管継手構造に採用されているような押輪を用いて抜止部材を流体輸送管の外周面に喰い込ませる場合に比して、押輪を流体輸送管及び管継手に組付ける作業が不要となる分だけ、管継手の組付け作業に要する手数と労力を軽減することができ、しかも、部材点数も削減することができる。
それ故に、分割継手体の内周面に抜止部材を保持する保持部を形成するとともに、この保持部の内周面に前記カム面を形成するだけの簡単かつ経済的な改造をもって、管継手の組付け作業を少ない労力で能率良く容易に行うことができるとともに、管継手構造の価格の低廉化も図り易い。
更に、前記各分割継手体の内周面のうち、前記弾性シール材の装着領域よりも管軸芯方向の端部側に偏位した内周面部分に形成した第1接当面が流体輸送管の外周面に接当するまで連結手段を締付け操作すると、作業者の技能に拘わらず、抜止部材の流体輸送管の外周面に対する喰込み代はほぼ一定となる。
それ故に、作業者の技能に拘わらず、抜止部材により、流体輸送管と管継手との管軸芯方向での相対移動力に対する所期の移動抵抗力を発揮させることができる。
また、例えば、前記流体輸送管の周壁のうち、管継手が外装された部位に貫通孔や傷孔等の断面欠損部が存在する場合、前記抜止部材を介して管継手と流体輸送管とを固定連結することによって、流体輸送管に地震や不同沈下等に起因して引張方向の外力が作用しても、この外力を管継手にも分散して受け止めることができ、しかも、前記第1接当面と流体輸送管の外周面との接当により、前記外力が流体輸送管の前記断面欠損部の周囲に集中作用することに起因して、流体輸送管が湾曲変形することも抑制できるから、これらの相乗効果によって、前記外力により前記断面欠損部が無用に拡大することを抑制することができる。
【0005】
本発明の請求項2による管継手構造の特徴構成は、合成樹脂製の流体輸送管の外周面に弾性シール材を介して外装される管継手を、管周方向で複数に分割された分割継手体から構成し、管周方向で隣合う分割継手体同士を締付け連結する連結手段を設けるとともに、前記管継手の内周面における管軸芯方向の両側部の各々には、前記連結手段の締付け操作に連れて前記流体輸送管の外周面に対して管径方向から喰込み可能な抜止部材を管径方向に変位自在に保持する保持部と、前記連結手段の締付け操作に連れて流体輸送管の外周面との間で密封状態に圧縮される弾性シール材を保持する保持溝とを、前記保持部が保持溝よりも管軸芯方向の端部側に位置する状態で形成し、更に、前記各保持部の内周面には、前記管継手と流体輸送管とに管軸芯方向での相対移動力が作用したとき、前記抜止部材を管径方向内方側に変位させるカム面を形成してある管継手構造であって、
前記管継手の内周面のうち、前記保持部と保持溝との間に位置する内周面部分に、前記連結手段の締付け操作に連れて前記流体輸送管の外周面に接当する第1接当面を形成するとともに、前記保持溝には、前記連結手段の締付け操作に連れて弾性シール材の管軸芯方向への膨出弾性変形を許容する凹溝を連通形成した点にある。
【0006】
本発明の請求項3による管継手構造の特徴構成は、前記管継手の内周面のうち、前記保持溝よりも管軸芯方向の中央側に偏位した内周面部分に、前記連結手段の締付け操作に連れて前記流体輸送管の外周面に接当する第2接当面が形成されているとともに、前記第1接当面及び第2接当面には、前記連結手段の締付け操作に連れて流体輸送管の外周面に喰い込む喰込み部が突出形成されている点にある。
【0007】
上記特徴構成によれば、例えば、前記流体輸送管の周壁のうち、管継手が外装された部位に貫通孔や傷孔等の断面欠損部が存在する場合、前記連結手段の締付け操作により、各分割継手体の内周面のうち、管継手の内周面のうち、前記保持溝よりも管軸芯方向の中央側に偏位した内周面部分に形成した第2接当面も流体輸送管の外周面に接当することにより、前記外力が流体輸送管の前記断面欠損部の周囲に集中作用することに起因して、流体輸送管が湾曲変形することを更に効果的に抑制できるから、前記外力により前記断面欠損部が無用に拡大することを一層抑制することができる。
【0008】
更に、前記弾性シール材の圧縮による流体輸送管の挟持作用と、前記喰込み部の流体輸送管の外周面への喰い込み作用とによって、地震や不同沈下等に起因して流体輸送管と管継手とに管軸芯方向及び管周方向の外力が作用しても、流体輸送管に対する管継手の管軸芯方向への相対移動、並びに、流体輸送管に対する管継手の管軸芯周りでの相対回転を抑制することができ、流体輸送管と管継手とを所期の設定組付け姿勢に維持することができる。
しかも、前記喰込み部が管継手の内周面に突出形成されているから、部品点数が増加することがなく、構造の簡素化を図ることができる。その上、前記喰込み部が弾性シール材の装着領域外に位置するから、該喰込み部によって弾性シール材の一部が損傷されることもない。
【0009】
また、前記喰込み部が、周方向に沿う姿勢の多数の第1突起群と、管軸芯方向及び周方向に対して共に交差する傾斜姿勢の多数の第2突起群とから構成されているとともに、前記第2突起群が、前記割継手体の周方向の中間側に設けられていてもよい。
上記構成によれば、前記第1突起群は周方向に沿う姿勢にあるから、特に流体輸送管と管継手との管軸芯方向への相対移動を抑制する機能が高く、また、第2突起群は管軸芯方向及び周方向に対して共に交差する傾斜姿勢にあるから、流体輸送管に対する管継手の管軸芯方向への相対移動、並びに、流体輸送管に対する管継手の管軸芯周りでの相対回転を共に抑制する機能を備えており、前記喰込み部をこれら第1突起群と第2突起群とから構成することにより、流体輸送管に対する管継手の管軸芯方向への相対移動を優先的に抑制しながらも、流体輸送管に対する管継手部の管軸芯周りでの相対回転を抑制することができる。
しかも、周方向で隣合う分割継手体同士を締め付け連結する時には、その操作に連れて、喰込み部が、分割継手体の周方向の両端部側から流体輸送管の外周面に喰い込みながら管周方向に移動することとなるが、管周方向への移動抵抗が大きい第2突起群は分割継手体の周方向の中間側に設けてあり、分割継手体の周方向の両端部側よりも締付け操作に伴う管周方向での移動量が少ないため、例えば、第2突起群を、分割継手体の周方向の両端部側に設けてある場合に比して、連結手段の締付け操作に要する操作力を軽減することができ、その分だけ、管継手の組付け作業を少ない労力で能率良く容易に行うことができる。
【0010】
更に、前記第2突起群が、傾斜方向が互いに逆向きとなる二種類の突起群から構成されていてもよい
上記構成によれば、地震や不同沈下等に起因して流体輸送管に管軸芯方向の外力が作用し、その外力が、流体輸送管の外周面に喰い込む二種類の突起群の各々によって、流体輸送管に対して管継手を管軸芯周りで回転させる回転力に変換されても、二種類の突起群の傾斜方向が互いに逆向きであるため、それらの回転力の作用方向は互いに逆方向となり、その結果、これら両回転力は互いに相殺される。
従って、地震や不同沈下等に起因して流体輸送管に管軸芯方向の外力が作用しても、流体輸送管と管継手との相対回転及び管軸芯方向での相対移動を強固に阻止することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
〔第1実施形態〕
図1〜図6は、本発明の管継手構造の第1実施形態を示し、ポリエチレンや塩化ビニル等の合成樹脂製又はステンレス鋼等の金属製からなる流体輸送管1の一例である水道管の外周面1aに、合成ゴム製の弾性シール材2を介して鋳鉄等の金属製からなる管継手3の一例であるT字型の分岐継輪を外装してあり、図2に示すように、前記分岐継輪3は、管周方向で2つに分割された分割継手体3Aから構成され、管周方向で隣合う分割継手体3A同士を締付け連結する連結手段4を設けてある。
【0012】
図1,図6に示すように、前記分割継手体3Aの内周面3aのうち、管軸芯X方向の両端側には、連結手段4の締付け操作に連れて水道管1の外周面1aに対して管径方向から喰込み可能な抜止部材5を管径方向に変位自在に保持する周方向に沿う溝状の保持部6を形成してあるとともに、前記各分割継手体3Aの内周面3aのうち、前記両保持部6間には弾性シール材2を嵌合保持するほぼ馬蹄形の輪郭形状に沿う保持溝7を形成してある。
【0013】
図2,図6に示すように、前記分割継手体3Aの周方向両端部の各々には、連結手段4によって締付け連結される連結フランジ部3Bが、管軸芯Xを通る線分に沿って管径方向外方に一体的に突出形成されているとともに、前記連結手段4は、一方の分割継手体3Aの連結フランジ部3Bに形成したボルト挿通孔8と、他方の分割継手体3Aの連結フランジ部3Bに形成したボルト挿通孔8とに亘って挿通されるボルト9と、該ボルト9に螺合されるナット10とから構成してある。
【0014】
図6に示すように、前記抜止部材5は、ポリアセタール等の合成樹脂製又はステンレス鋼等の金属製のほぼ円環状の抜止めリングをもって構成してあり、この抜止めリング5は、管周方向で2つに分割された半円環状の分割抜止部材としての分割リング5Aを、各分割継手体3Aの保持部6内に各別に配備して構成してある。
【0015】
図3の(イ),(ロ)に示すように、前記分割継手体3Aの保持部6の内周面(内底面)には、分岐継輪3と水道管1とに管軸芯X方向での相対的な引き抜き力が作用したとき、両分割継手体3Aの保持部6内に配備してある分割リング5Aを、つまり、分岐継輪3に配備してある抜止めリング5を弾性的に縮径させながら管径方向内方側に変位させる管軸芯X方向端部側ほど小径となるテーパー状のカム面10を形成してある。
【0016】
前記分割リング5Aの内周面には、水道管1の外周面1aに喰い込み可能な多数の喰込み爪11を一体形成してあるとともに、前記各分割リング5Aの外周面には、分割継手体3Aの各々の保持部6内に配備した状態で、保持部6のカム面10に沿うテーパー状のカム面12を形成してある。
【0017】
尚、両分割リング5Aの周方向での対向面間には、これら両分割リング5Aの管径方向内方側への変位を許容する隙間を形成してあるとともに、前記分割継手体3Aの保持部6の内側面の管軸芯X方向での対向間隔は、分岐継輪3と水道管1とに管軸芯X方向での相対的な引き抜き力が作用したとき、分割リング5Aの管径方向内方側への変位を許容する、つまり、分割継手体3Aの保持部6内に配備してある分割リング5Aの管軸芯X方向への相対移動を許容する間隔に構成してある。
【0018】
前記各分割継手体3Aの保持部6には、該保持部6内に配備された分割リング5Aを仮止め保持可能で、かつ、水道管1の外周面1aに喰込み状態にある分割リング5Aと水道管1とに相対的な引抜き力が作用したとき、仮止め保持機能が解除される仮止め手段13を設けてあり、この仮止め手段13を、保持部6のカム面10と分割リング5Aのカム面12とを、前記引抜き力で分離可能な程度の接着力で接合する接着剤をもって構成してある。
従って、水道管1の外周面1aに喰込み状態にある分割リング5Aと水道管1とに相対的な引抜き力が作用するまでは、各分割継手体3Aの保持部6に、該保持部6内に配備された分割リング5Aを一体的に仮止め保持することができる。
【0019】
図6に示すように、前記弾性シール材2は、管周方向で2つに分割された分割シール材2Aを、各分割継手体3Aの保持溝7に各別に嵌合保持して構成してある。
そして、前記両分割継手体3Aの保持溝7に嵌合保持されている各分割シール材2Aは、つまり、分岐継輪3に配備してある弾性シール材2は、前記連結手段4の締付け操作に連れて、分岐継輪3の内周面3aと水道管1の外周面1aとの間で密封状態に圧縮させるように構成してある。
【0020】
前記分割シール材2Aは、管軸芯X方向の両端部に位置する一対の周方向シール部2aと、両周方向シール部2aの端部同士を繋ぎ、かつ、管軸芯Xに対して平行又はほぼ平行となる一対の軸芯方向シール部2bとを一体形成して構成してあり、前記各分割継手体3Aの内周面3aの管軸芯X方向両側部の各々には、前記分割シール材2Aの周方向シール部2aを脱着自在に密着状態で嵌合保持する弧状嵌合溝7Aを形成してあるとともに、前記分割継手体3Aの内周面3aの周方向両端部の各々には、前記分割シール材2Aの軸芯方向シール部2bを着脱自在に密着状態で嵌合保持する直線状嵌合溝7Bを形成してあり、これら弧状嵌合溝7Aと直線状嵌合溝7Bとをもって前記保持溝7を構成してある。
そして、前記弧状嵌合溝7Aと直線状嵌合溝7Bとが、分割シール材2Aの装着領域に構成してある。
また、前記分割継手体3Aの内周面3aのうち、分割シール材2Aの装着領域である弧状嵌合溝7Aよりも管軸芯X方向の中央側には、各弧状嵌合溝7Aに沿って、前記連結手段4の締付け操作に連れて、周方向シール部2aの管軸芯X方向内方への膨出弾性変形を許容する凹溝14を形成してある。
【0021】
ところで、当該実施形態に示す分岐継輪3は、図1に示すように、例えば、既設の水道管1の途中に、該水道管1を切断することなく開閉弁15を設けるために用いられるものであって、前記両分割継手体3Aのうち、一方の分割継手体3Aには、弁体16を備えた弁箱17を連通接続するための接続管部18を一体形成してあるとともに、水道管1の周壁のうち、分岐継輪3が外嵌された部位で、かつ、接続管部18の開口18aと相対向する部位には、該接続管部18と水道管1とを連通させる貫通孔19を穿設してある。還言すれば、前記両分割継手体3Aの一方には、水道管1の周壁のうち、分岐継輪3が外嵌された部位に穿設された貫通孔19に連通する接続管部18を形成してある。
つまり、前記分岐継輪3を一本の水道管1の外周面1aに外装し、分割継手体3Aの管軸芯X方向の両端部側に保持部6を形成してあるとともに、分岐継輪3には、水道管1の周壁のうち、この分岐継輪3が外装された部位に穿設された貫通孔19に連通する接続管部18を形成してある。
【0022】
前記分岐継輪3の接続管部18と弁箱17とは、リング状の合成ゴム製の弾性シール20を介してフランジ連結されており、弁箱17から突出する弁棒21の先端に嵌着されている操作部22を治具等を用いて回転操作することにより、弁棒21に螺合装着された前記弁体16が、接続管部18内と貫通孔19とを通して水道管1内に対して出退移動し、水道管1の流路を開閉するように構成してある。
【0023】
尚、図1に示すように、前記分割継手体3Aの内周面3aのうち、分割シール材2Aの装着領域である弧状嵌合溝7Aよりも管軸芯X方向の端部側に偏位した内周面部分に、前記保持部6と、前記連結手段4の締付け操作に連れて水道管1の外周面1aに接当する第1接当面23とを形成してある。
【0024】
また、前記分割継手体3Aの内周面3aのうち、分割シール材2Aの装着領域である弧状嵌合溝7Aよりも管軸芯X方向の中央側に偏位し、かつ、前記凹溝14よりも中央側の内周面部分には、前記連結手段4の締付け操作に連れて水道管1の外周面1aに接当する第2接当面24を形成してある。
【0025】
図1〜図6に示すように、前記分割継手体3Aの両接当面23,24には、水道管1の外周面1aに喰い込む喰込み部25を突出形成してある。
前記喰込み部25は、周方向に沿う姿勢の多数の第1突起群26と、管軸芯X方向及び周方向に対して共に交差する傾斜姿勢の多数の第2突起群27とから構成され、前記各分割継手体3Aの両接当面23,24の周方向両端部側に形成された突起群、並びに、前記接続管部18を形成してある分割継手体3Aの第2接当面24のうち、この接続管部18の開口18a周縁の管軸芯X方向両側脇の各々に形成された突起群を、前記第1突起群26から構成してある。
また、前記各分割継手体3Aの両接当面23,24の周方向中間側に形成され、かつ、接続管部18の開口18a周縁の管軸芯X方向両側脇に位置する前記突起群に管軸芯X方向で隣接する突起群を、前記第2突起群27から構成してある。
【0026】
更に、前記第2突起群27は、傾斜方向が互いに逆向きとなる二種類の突起群、つまり、右ネジ方向に沿う傾斜姿勢の右傾斜突起群27aと左ネジ方向に沿う傾斜姿勢の左傾斜突起群27bとから構成してある。詳しくは、前記右傾斜突起群27aを構成する各突起28、 並びに、左傾斜突起群27bを構成する各突起28は、それぞれ管軸芯X方向に対して約60度の傾斜角度で互いに相反する方向に傾斜させてある。
そして、前記第2突起群27を構成する右傾斜突起群27aと左傾斜突起群27bとは、 各分割継手体3Aの内周面3aにおいて、それの周方向中央位置を境界線として円周方向に振り分け形成してある。
【0027】
前記第1突起群26と第2突起群27とを構成する各突起28の各々は、それの突出高さを約1mmに、長さを約10mmに構成してある。また、前記突起28の各々の幅は1mmに構成してある。
そして、前記水道管1の外径の寸法公差、及び、分割継手体3Aの両接当面23,24の内径の寸法公差により、水道管1の外周面1aと分割継手体3Aの両接当面23,24との間に形成される管径方向での最大隙間寸法は1mm未満であり、前記突起28の突出高さを約1mmに構成することにより、すべての突起28を確実に水道管1の外周面1aに喰込ませることができる。
【0028】
尚、当該実施形態では、前記分岐継輪3の接続管部18に弁箱17をフランジ連結したものを例示して説明したが、これに限定されるものではなく、図示はしないが、分岐継輪3の接続管部18に分流管を接続してもよい。つまり、分岐継輪3としては、既設の水道管1の途中に、該水道管1を切断することなく分流管を配管するために用いられるものであってもよい。
また、前記管継手3としてT字型の分岐継輪を例示したが、管継手としては十字型の分岐継輪であってもよい。
【0029】
〔第2実施形態〕
図7〜図9は、本発明の管継手構造の第2実施形態を示し、前記第1実施形態では、前記管継手3として水道管1の途中に弁箱17や分岐管を接続するための分岐継輪を例示したが、管継手3としては、二本の水道管1の継手部分からの漏水を修復するために、水道管1の外周面1aに外装される補修管であってもよい。
【0030】
詳しくは、ポリエチレンや塩化ビニル等の合成樹脂製又はステンレス鋼等の金属製からなる二本の水道管1の端部同士に亘って、該水道管1と同材質の筒状のソケット30を外嵌接合して連通接続してある水道管1の外周面1aに、前記ソケット30存在部分を継手部分として、該継手部分を外套する状態で、合成ゴム製の弾性シール材2を介して鋳鉄等の金属製からなる管継手の一例である補修管3を外装してあり、図8に示すように、前記補修管3は、管周方向で2つに分割された分割継手体3Aから構成され、管周方向で隣合う分割継手体3A同士を締付け連結する連結手段4を設けてある。
尚、例えば、前記水道管1が合成樹脂製である場合には、該水道管1とソケット30とを熱融着して接合し、また、前記水道管1が金属製である場合には、該水道管1とソケット30とをロウ付けして接合する。
【0031】
図7に示すように、前記分割継手体3Aの内周面3aのうち、管軸芯X方向の両端側には、連結手段4の締付け操作に連れて水道管1の外周面1aに対して管径方向から喰込み可能な抜止部材5を管径方向に変位自在に保持する周方向に沿う溝状の保持部6を形成してあるとともに、前記各分割継手体3Aの内周面3aのうち、前記両保持部6間には弾性シール材2を嵌合保持するほぼ馬蹄形の輪郭形状に沿う保持溝7を形成してある。
【0032】
図8,図9に示すように、前記分割継手体3Aの周方向両端部の各々には、連結手段4によって締付け連結される連結フランジ部3Bが、管軸芯Xを通る線分に沿って管径方向外方に一体的に突出形成されているとともに、前記連結手段4は、一方の分割継手体3Aの連結フランジ部3Bに形成したボルト挿通孔8と、他方の分割継手体3Aの連結フランジ部3Bに形成したボルト挿通孔8とに亘って挿通されるボルト9と、該ボルト9に螺合されるナット10とから構成してある。
【0033】
図9に示すように、前記抜止部材5は、ポリアセタール等の合成樹脂製又はステンレス鋼等の金属製のほぼ円環状の抜止めリングをもって構成してあり、この抜止めリング5は、管周方向で2つに分割された半円環状の分割抜止部材としての分割リング5Aを、各分割継手体3Aの保持部6内に各別に配備して構成してある。
【0034】
図7に示すように、前記分割継手体3Aの保持部6の内周面(内底面)には、補修管3と水道管1とに管軸芯X方向での相対的な引き抜き力が作用したとき、両分割継手体3Aの保持部6内に配備してある分割リング5Aを、つまり、分岐継輪3に配備してある抜止めリング5を弾性的に縮径させながら管径方向内方側に変位させる管軸芯X方向端部側ほど小径となるテーパー状のカム面10を形成してある。
【0035】
前記分割リング5Aの内周面には、水道管1の外周面1aに喰い込み可能な多数の喰込み爪11を一体形成してあるとともに、前記各分割リング5Aの外周面には、分割継手体3Aの各々の保持部6内に配備した状態で、保持部6のカム面10に沿うテーパー状のカム面12を形成してある。
【0036】
尚、両分割リング5Aの周方向での対向面間には、これら両分割リング5Aの管径方向内方側への変位を許容する隙間を形成してあるとともに、前記分割継手体3Aの保持部6の内側面の管軸芯X方向での対向間隔は、分岐継輪3と水道管1とに管軸芯X方向での相対的な引き抜き力が作用したとき、分割リング5Aの管径方向内方側への変位を許容する、つまり、分割継手体3Aの保持部6内に配備してある分割リング5Aの管軸芯X方向への相対移動を許容する間隔に構成してある。
【0037】
前記各分割継手体3Aの保持部6には、該保持部6内に配備された分割リング5Aを仮止め保持可能で、かつ、水道管1の外周面1aに喰込み状態にある分割リング5Aと水道管1とに相対的な引抜き力が作用したとき、仮止め保持機能が解除される仮止め手段13を設けてあり、この仮止め手段13を、保持部6のカム面10と分割リング5Aのカム面12とを、前記引抜き力で分離可能な程度の接着力で接合する接着剤をもって構成してある。
従って、水道管1の外周面1aに喰込み状態にある分割リング5Aと水道管1とに相対的な引抜き力が作用するまでは、各分割継手体3Aの保持部6に、該保持部6内に配備された分割リング5Aを一体的に仮止め保持することができる。
【0038】
前記弾性シール材2は、管周方向で2つに分割された分割シール材2Aを、各分割継手体3Aの保持溝7に各別に嵌合保持して構成してある。
そして、前記両分割継手体3Aの保持溝7に嵌合保持されている各分割シール材2Aは、つまり、分岐継輪3に配備してある弾性シール材2は、前記連結手段4の締付け操作に連れて、分岐継輪3の内周面3aと水道管1の外周面1aとの間で密封状態に圧縮させるように構成してある。
【0039】
前記分割シール材2Aは、管軸芯X方向の両端部に位置する一対の周方向シール部2aと、両周方向シール部2aの端部同士を繋ぎ、かつ、管軸芯Xに対して平行又はほぼ平行となる一対の軸芯方向シール部2bとを一体形成して構成してあり、前記各分割継手体3Aの内周面3aの管軸芯X方向両側部の各々には、前記分割シール材2Aの周方向シール部2aを脱着自在に密着状態で嵌合保持する弧状嵌合溝7Aを形成してあるとともに、前記分割継手体3Aの内周面3aの周方向両端部の各々には、前記分割シール材2Aの軸芯方向シール部2bを着脱自在に密着状態で嵌合保持する直線状嵌合溝7Bを形成してある。
【0040】
前記分割継手体3Aの内周面3aのうち、分割シール材2Aの装着領域である弧状嵌合溝7Aよりも管軸芯X方向の中央側は、管径方向外方に膨らむ空間31を形成してあり、この空間31内に前記ソケット30を位置させてある。
更に、前記分割継手体3Aの内周面3aのうち、分割シール材2Aの装着領域である弧状嵌合溝7Aよりも管軸芯X方向の中央側には、補強用のリブ32を一体形成してある。
前記両分割継手体3Aのうち、一方の分割継手体3Aには、水道管1に外装された補修管3内の前記空間31と外部とを連通する通水孔33を形成してあるとともに、この通水孔33はプラグ34を螺合装着して閉止してある。
【0041】
〔その他の実施形態〕
▲1▼ 前記管継手3としては、同芯状に相対向する二本の水道管1の端部同士を繋ぐために、これら両水道管1の端部側外周面1a同士に亘って外装される継輪、或いは、水道管1の周壁に形成された傷孔や裂孔等からの漏水を修復するために、この水道管1の外周面1aに外装される補修管であってもよい。
▲2▼ 前記仮止め手段13としては、保持部6のカム面10側と分割リング5Aのカム面12側とに亘って設けたシヤピンをもって構成してもよく、この場合、水道管1の外周面1aに喰込み状態にある分割リング5Aと水道管1とに相対的な引抜き力が作用すると、前記シヤピンは、保持部6のカム面10と分割リング5Aのカム面12との間で剪断されて、仮止め保持機能が解除される。
▲3▼ 前記各実施形態では、前記連結手段4をボルト9・ナット10から構成したが、この構成に限定されるものではなく、例えば、連結手段4を偏芯カム等を用いて構成してもよい。
▲4▼ 前記各実施形態では、前記管継手を、周方向で2つに分割された分割継手体3Aから構成したが、この管継手を周方向で3つ以上に分割された分割継手体3Aから構成してもよい。
▲5▼ 前記各実施形態では、本発明の管継手構造を、流体輸送管の一例である水道管1に適用したが、流体輸送管及び管継手構造を構成する各部材が石油やガス等の流体に対して耐腐食性を備えているならば、石油やガス等の流体の配管系に用いられる流体輸送管に本発明の管継手構造を適用してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の管継手構造の第1実施形態を示す正面断面図
【図2】本発明の管継手構造の第1実施形態を示す中央横断面図であり、矢印で引き出された部分は要部の拡大図
【図3】(イ)は図1の抜止部材相当箇所の拡大断面図、(ロ)は抜止部材が更に管径方向内方側に変位した状態の拡大断面図
【図4】接続管部が形成されていない分割継手体の内周面側を示す正面図であり、矢印で引き出された部分は要部の拡大図
【図5】接続管部が形成されている分割継手体の内周面側を示す正面図であり、矢印で引き出された部分は要部の拡大図変形規制面の拡大部分図
【図6】分解斜視図
【図7】本発明の管継手構造の第2実施形態を示す正面断面図
【図8】本発明の管継手構造の第2実施形態を示す中央横断面図
【図9】図7のIX−IX断面図
【図10】従来の管継手構造を示す一部切欠き正面断面図
【符号の説明】
1 流体輸送管(水道管)
1a 外周面
2 弾性シール材
3 管継手(分割継輪、補修管)
3A 分割継手体
3a 内周面
4 連結手段
5 抜止部材
6 保持部
10 カム面
13 仮止め手段
23 第1接当面
24 第2接当面
25 喰込み部
26 第1突起群
27 第2突起群
27a 右傾斜突起群
27b 左傾斜突起群
X 管軸芯

Claims (3)

  1. 合成樹脂製の流体輸送管の外周面に弾性シール材を介して外装される管継手を、管周方向で複数に分割された分割継手体から構成し、管周方向で隣合う分割継手体同士を締付け連結する連結手段を設けるとともに、前記管継手の内周面には、前記連結手段の締付け操作に連れて前記流体輸送管の外周面に対して管径方向から喰込み可能な抜止部材を管径方向に変位自在に保持する保持部と、前記連結手段の締付け操作に連れて流体輸送管の外周面との間で密封状態に圧縮される弾性シール材を保持する保持溝とを形成し、更に、前記保持部の内周面には、前記管継手と流体輸送管とに管軸芯方向での相対移動力が作用したとき、前記抜止部材を管径方向内方側に変位させるカム面を形成してある管継手構造であって、
    前記管継手の内周面のうち、前記保持部と保持溝との間に位置する内周面部分に、前記連結手段の締付け操作に連れて前記流体輸送管の外周面に接当する第1接当面を形成するとともに、前記保持溝には、前記連結手段の締付け操作に連れて弾性シール材の管軸芯方向への膨出弾性変形を許容する凹溝を連通形成してある管継手構造。
  2. 合成樹脂製の流体輸送管の外周面に弾性シール材を介して外装される管継手を、管周方向で複数に分割された分割継手体から構成し、管周方向で隣合う分割継手体同士を締付け連結する連結手段を設けるとともに、前記管継手の内周面における管軸芯方向の両側部の各々には、前記連結手段の締付け操作に連れて前記流体輸送管の外周面に対して管径方向から喰込み可能な抜止部材を管径方向に変位自在に保持する保持部と、前記連結手段の締付け操作に連れて流体輸送管の外周面との間で密封状態に圧縮される弾性シール材を保持する保持溝とを、前記保持部が保持溝よりも管軸芯方向の端部側に位置する状態で形成し、更に、前記各保持部の内周面には、前記管継手と流体輸送管とに管軸芯方向での相対移動力が作用したとき、前記抜止部材を管径方向内方側に変位させるカム面を形成してある管継手構造であって、
    前記管継手の内周面のうち、前記保持部と保持溝との間に位置する内周面部分に、前記連結手段の締付け操作に連れて前記流体輸送管の外周面に接当する第1接当面を形成するとともに、前記保持溝には、前記連結手段の締付け操作に連れて弾性シール材の管軸芯方向への膨出弾性変形を許容する凹溝を連通形成してある管継手構造。
  3. 前記管継手の内周面のうち、前記保持溝よりも管軸芯方向の中央側に偏位した内周面部分に、前記連結手段の締付け操作に連れて前記流体輸送管の外周面に接当する第2接当面が形成されているとともに、前記第1接当面及び第2接当面には、前記連結手段の締付け操作に連れて流体輸送管の外周面に喰い込む喰込み部が突出形成されている請求項1又は2記載の管継手構造。
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