JPH0314624Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0314624Y2
JPH0314624Y2 JP1987100879U JP10087987U JPH0314624Y2 JP H0314624 Y2 JPH0314624 Y2 JP H0314624Y2 JP 1987100879 U JP1987100879 U JP 1987100879U JP 10087987 U JP10087987 U JP 10087987U JP H0314624 Y2 JPH0314624 Y2 JP H0314624Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
socket
ring
peripheral surface
tightening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1987100879U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS646488U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1987100879U priority Critical patent/JPH0314624Y2/ja
Publication of JPS646488U publication Critical patent/JPS646488U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0314624Y2 publication Critical patent/JPH0314624Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Gasket Seals (AREA)
  • Joints With Pressure Members (AREA)
  • Joints With Sleeves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、主として高圧流体の輸送に使用され
る管体接続用のドレツサー型管継手の改良に関す
るものである。
従来の技術 従来のドレツサー型管継手としては、実開昭54
−73514号公報とか、実開昭59−137484号公報に
示される如く、被接続管とソケツト管との間に断
面台形楔状の弾性材製のパツキング環を当接し、
締付環で押し込み方向に押圧して接続部の密封を
図り、更に管内圧で拡関する別のシール環を併用
する手段等が採用されている。
考案が解決しようとする問題点 上述の断面台形楔状のパツキング環により接続
部の密封を図るためには締付環による強い締め付
けを行なわねばならず、長期間の使用中に、圧縮
による永久歪が発生し、また管全体の伸縮による
摩耗も生ずるため、頻繁な増締めが必要となる。
他方大径鋼管の製造技術の向上により、被接続
管は軽量で薄肉のものが多用される傾向にあり、
上述の増締めにより管の変形を生ずることがあ
り、従来のドレツサー型管継手の適用が不可能な
ケースも生じている。
更に、従来のドレツサー型管継手では、接続部
における被接続管の管中心線の交叉角は許容量が
角度3度程度に過ぎなく、被接続管設置に高い寸
法精度が要求され、発電所用の内径1mもの大口
径管の長距離の敷設作業等は、その困難性が著し
く大となつている。
また従来のドレツサー型管継手では、口径が
100mmから500mm程度の小中口径管では20Kg/cm2
上の高圧の際の漏洩または口径1000mmの大口径管
では10Kg/cm2以上の高圧での漏洩を防止し難い反
面0〜1Kg/cm2程度の低圧をシールするにも高圧
をシールする際と同様の締付環による大きな力で
の締め付けを要する等の欠点があり、上記0〜1
Kg/cm2程度の低圧はリツプパツキングでもシール
し難いものである。
考案の目的 上述の現状に鑑み、本考案は、締付環による弾
性パツキング環の締付力を従来に比して著しく小
さくでき、しかも前記小中口径管において20Kg/
cm2以上、前記大口径管において10Kg/cm2以上の高
圧の際にも漏洩の発生が少なく、それも拘らず0
〜1Kg/cm2程度の低圧のシールも完全にでき、薄
肉の被接続管の変形も生ぜず、弾性パツキング環
の圧縮による永久歪の発生あるいは伸縮による摩
耗に対応する締付環の増締めの頻度も著しく少な
くでき、更には被接続管の管中心線の許容交叉角
を従来の2倍程度としうるドレツサー型管継手を
提供することを目的としている。
問題点を解決するための手段 上述の目的を達成するため、本考案は、管端を
対向させた被接続管の両管端に跨つて、両端縁を
管中心に向う斜面部に形成されたソケツト管が外
嵌されており、ソケツト管の両端縁外において被
接続管に外嵌されている締付環が、互に近接する
よう管中心線に平行な方向に締めつけられ、ソケ
ツト管の両端縁の内周面と、対応する位置の被接
続管の外周面との間の間隙部に嵌装された弾性パ
ツキング環が、前記両締付環の対向側面で該内隙
部に圧入されている管継手において、前記弾性パ
ツキング環は、前記間隙部の半径方向長さと等し
い厚さlの基環部の一側からハ字形に延出された
外端面に山形突条を有する上下のリツプ片と、前
記基環部の他側から管中心線に沿つて前記lの
1.6倍以上の長さDだけ延出され、外周面を前記
ソケツト管の端縁の斜面部に合致する斜面部とさ
れ、内周面を被接続管の外周面に沿う筒面とさ
れ、外端部が前記lの1.6倍以上の厚さFとされ
た膨肉部とよりなる自由形状のものが、前記締付
環の締め付け力により、前記ハ字形に延出された
上下のリツプ片が、間隔部を存して略平行する形
状に弾性変形されてソケツト管の内周面と被接続
管の外周面とに密着させられ、前記膨肉部がその
管中心線方向の長さを圧縮されて、ソケツト管の
斜面部と被接続管の外周面とに密着させられてお
り、前記変形した上下のリツプ片間の間隔部が被
接続管内に連通させられていると云う構成をとつ
ている。
作 用 本考案では、自由形状における弾性パツキング
環が、ソケツト管の内周面と被接続管の外周面と
の間の間隙部の半径方向長さと等しい厚さlの基
環部の一側からハ字状に延出された外端面に山形
突条を有する上下のリツプ片と、前記基環部の他
側において管中心線に沿つてlの1.6倍以上の長
さDだけ延出され、かつ外周面を前記ソケツト管
の端縁の斜面部に合致する斜面部とされ、内周面
を被接続管の外周面に沿う筒面とされ、外端部が
lの1.6倍以上の厚さFとされた膨肉部とで形成
されているので、この弾性パツキング環がソケツ
ト管と被接続管との間隙部に圧入されると、ハ字
状の上下のリツプ片が該間隙部に密着する略平行
する形状に弾性変形され、締付環にる締付力と無
関係に、その復元弾性でソケツト管の内周面と被
接続管の外周面とに密着し上下のシール面が形成
される。
上述の略平行状態とされた上下のリツプ片の間
には、被接続管内に連通した間隔部が形成されて
いるので管内圧がこの間隔部に作用し、上述の一
次シール面はより強くソケツト管の内周面と被接
続管の外周面とに密着し、外端面の山形突条の存
在によりシール効果を増大する。
また弾性パツキング環の膨肉部は、締付環によ
る締め付けにより、管中心線方向の長さを自由形
状のときの長さより圧縮され、その結果として、
ソケツト管の斜面部と被接続管の外周面とに密着
し、上下のシール面が形成され、このシール面で
シールすべき内圧は、前記リツプ片の形成したシ
ール面を漏れた内圧となるので締付環による締付
力を小さい力で足りる。
またリツプ片は、基環部を介在させて上記圧縮
変形を受ける膨肉部に連続しているので、締付力
の作用は全く受けず、僅かにハ字状から略平行状
態に弾性変形する押圧力を受けるにすぎないの
で、締付環による締付力が小さくて足りることと
あいまち、弾性パツキング環の永久歪の発生は著
しく少なく、従つて管体の伸縮による摩耗が生じ
たとしても、上記永久歪の発生が少ないことによ
り自らの復元弾性で対応でき、締付環の増し締め
の必要は少なくなる。
更に前記シール面を形成する上下のリツプ片の
存在により、被接続管の中心線が角度5〜6度交
叉していても完全な密封された接続が可能とな
る。
また膨肉部の長さDが基環部の厚さlの1.6倍
以上とされ、また膨肉部の外端部の厚さFが前記
lの1.6倍以上の厚さとされているので最小のパ
ツキング材の使用量と最小の押圧力とで、小口径
管からの大口径管まで、0から20Kg/cm2程度の内
圧まで良好にシールしうる。
実施例 第1図は、実施の一例の環状をなす接続部分の
一部の拡大縦断端面図であり、第2図は第1図に
使用されている弾性パツキング環の一部の拡大縦
断端面図である。
第1図において、被接続管1は、その管端2を
他方の被接続管3の管端4に対向ささせられてお
り、両管端2,4に跨つてソケツト管5が外嵌さ
れている。
ソケツト管5は両端縁6(第1図において他方
の端縁の図示は省略されている)は管中心に向う
斜面部7に形成されている。
ソケツト管5の両端縁6の外方には、被接続管
1,3に締付環8が外嵌され、前記実開昭54−
73514号公報または実開昭59−137484号公報に示
されるように、図示を省略した締付ボルト、ナツ
トにより、互に近接するよう管中心線に平行する
方向に締め付けられ、ソケツト管5の両端縁6の
内周面9と対応する位置の被接続管1,3の外周
面10との間の間隙部11に嵌装されたゴム、合
成ゴム等の弾性パツキング環12を対向側面13
で押圧し、間隔部11内へ圧入している。
上述のゴム、合成ゴム等で環状に形成された弾
性パツキング環12は、その自由形状が第2図に
示される如く、前記ソケツト管5と被接続管1と
が同心に配管された際の間隙部11の半径方向長
さLに等しい厚さlの基環部14の1側からハ字
形に延出された上下のリツプ片15,16と、前
記基環部14の他側から管中心線に沿つて前記l
の1.6倍以上の長さDだけ延出され、外周面を前
記ソケツト管5の斜面部7に合致する斜面部17
とされ内周面を被接続管1,3の外周面18,1
9に沿う筒面20とされ、外端部が前記lの1.6
倍以上の厚さFとされた膨肉部21とされてい
る。また上述のリツプ片15,16はそれぞれ外
端面に山形突条25,26を形成されている。
図示例の弾性パツキング環12は上下のリツプ
片15,16のハ字形の拡開角αは環中心線に対
しそれぞれ角度15度とされ、斜面部17の傾斜角
βは環中心線に対し角度30度とされている。
また基環部14の厚さlを1とした場合、基環
部14の長さAは0.2、上のリツプ片15の長さ
Bは1.2、下のリツプ片16の長さCは1.0、膨肉
部21の長さDは1.6以上、膨肉部21の厚さF
は1.6以上となるよう設計されている。
弾性パツキング環12は上述の形状であるか
ら、膨肉部21の斜面部17は、ソケツト管5の
斜面部7を支承することにより、リツプ片15,
16の挿入される間隙部11の半径方向長さLを
安定して保持する上に有効であり、基環部14の
厚さlが前記長さLと等しくされていることとあ
いまち、間隙部11が全周に亘つて均一寸法に保
持されリツプ片15,16によるシール作用を十
分に発現させる。
また下のリツプ片16の長さが上のリツプ片1
5より短かく形成されているのは、リツプ片15
がストツパ27に当接した状態でも該ストツパ2
7とリツプ片16の先端との間に間隔部22に連
通する空隙を維持するためである。
更に膨肉部21の長さDと厚さFとをそれぞれ
基環部14の厚さlの1.6倍以上、即ち間隙部1
1の半径方向長さLの1.6倍以上とした点は、ソ
ケツト管5を弾性パツキング環12で支えかつ十
分なシール面圧を発生させるために必要な数値で
あつて、これが1.5倍以下であると締付環8で締
め付けたとき、ソケツト管5を所定位置に支持
し、かつ所要のシール面圧を発生させないうち
に、弾性パツキング環12がソケツト管5と被接
続管1,3との間の間隙部11内へもぐり込んで
しまいシール作用が全く不十分となつてしまうも
のである。
上述の自由形状の弾性パツキング環12が既述
の如く締付環8により間隙部11内へ圧入される
ことにより、上下のリツプ片15,16は、間隔
部22を存して略平行する形状に弾性変形されて
第1図に示すようにソケツト管5の内周面9と、
被接続管1,3の外周面18,19とに密着させ
られてシール面G,Hを形成している。
また膨肉部21は厚さFが10〜15%程度管中心
線方向に圧縮されて厚さEとなりその斜面部17
がソケツト管5の斜面部7に圧着されてシール面
Iを形成し、筒面20も被接続管1,3の外周面
18,19に圧着されてシール面Jを形成してい
る。
また前述の間隔部22はソケツト管5の内腔2
3,24および被接続管1,3の対向する管端
2,4の間隙を通して被接続管1,3の内部と連
通させられている。
図示例では、シール面G,Hはリツプ片15,
16の外端面の山形突条25,26の存在により
端縁割部分のシール圧がより強くされている。
第1図において、符号27,28は、それぞれ
ソケツト管5と締付環8とに設けられた弾性パツ
キング環12のストツパである。
上述の構成であるからリツプ片15,16部分
では、その復元弾性による矢印X方向の弾圧力に
よつてシール面G,Hのシールが行なわれるのみ
でなく間隔部22に作用する矢印Y方向の押圧力
により、上述のシール効果はより高くなり、この
シール効果に加えて膨肉部21部分の矢印Z方向
の弾圧力によるシール面I,Jのシールによるシ
ール効果が付加されるので従来より高圧の流体に
対するシールが可能となる。
また上述弾性パツキング環12によるシールの
うちリツプ片15,16によるシールはリツプ片
15,16自体のハ字形への復元弾性と管内圧と
の二者で行なわれ、締付環8の締付力とは無関係
であり、該締付力によるシールはシール面I,J
においてのみ行なわれるものであり、シール面
G,Hとシール面I,Jとの二重のシールの結
果、シール面I,Jにおける矢印Z方向の弾圧力
はそれ程大きくしなくとも十分なシール効果が得
られ、従つて弾性パツキング環12の永久歪発生
の恐れも著しく少なくなつている。
また弾性パツキング環12の基環部14の存在
により、締付環8による締付力はリツプ片15,
16には全く作用しないので、該リツプ片15,
16は材質本来の弾性を長期に亘つて保持でき
る。
更に締付環8の締付力を弱くできる結果とし
て、薄肉の被接続管に適用しても該管の変形を生
ずることは無い。
弾性パツキング環12が永久歪みを生ずること
が皆無に近いので、管体の伸縮により弾性パツキ
ング環12の接面に摩耗が生じても、弾性パツキ
ングの復元弾性で対応でき、締付環8の増締めの
必要は殆ど生じない。
更にリツプ片15,16は相当大きな角度で弾
性変形され、その角度は図示例の場合30度である
ので、被接続管1,3の中心線の交叉角が5〜6
度となつても、あるいは被接続管の外周面に疵が
存していても完全なシールを実現できるものであ
る。
上述の諸作用の複合により、本考案の場合0〜
1Kg/cm2程度の低圧から20Kg/cm2以上の高圧まで
完全にシールすることが可能となつている。
効 果 本考案は、以上説明した構成、作用のものであ
つて、ドレツサー型管継手の締付環の締付力を従
来のものより小にでき、しかも従来のリツプパツ
キングのみでシールし難かつた0〜1Kg/cm2程度
の低圧のシール、およびドレツサー型管継手でシ
ールし難かつた20Kg/cm2以上の高圧のシールを共
に可能とする効果を奏する。
締付環の締付力が小で足りることにより、弾性
パツキング環の永久歪みの発生が少なく、締付環
の増締めの頻度も少なくでき、従つて薄肉の被接
続管に適用してもその変形を発生させる恐れが少
なくフランジ、ボルト等の締付関係部材を薄肉、
小型としうる等の効果も有している。
特に本考案では、弾性パツキング環の基環部の
厚さlが、同心に配置されたソケツト管と被接続
管との間隙部の半径方向長さLと等しくされ、膨
肉部の斜面部17が、ソケツト管の斜面部7を支
承することにより、リツプ片の挿入される前記間
隙部11の半径方向長さLを安定した保持する上
に有効であり、間隙部11が全周に亘つて均一寸
法に保持されリツプ片によるシール作用を十分に
発現させうる効果を有する。
また膨肉部の長さDと厚さFとが、それぞれ基
環部の厚さlの1.6倍以上、すなわち間隙部11
の半径方向長さLの1.6倍以上とされているので、
ソケツト管を弾性パツキング環で支えかつ十分な
シール面圧を発生させる効果を奏し、これが1.5
倍以下であると締付環で締め付けたとき、ソケツ
ト管を所定位置に支持し、かつ所要のシール面圧
を発生させないうちに、弾性パツキング環がソケ
ツト管と被接続管との間の間隙部11内へもぐり
込んでしまいシール作用が全く不十分となつてし
まうものである。
リツプ片によるシール面はリツプ片の外端面の
山形突条25,26の存在により端縁寄り部分の
シール圧がより強くされる効果を奏する。
また本考案では、リツプ片によるシール効果に
加えて、膨肉部部分の矢印Z方向の弾圧力による
シール面I,Jのシールによるシール効果が付加
されるので従来より高圧の流体に対するシールが
可能となる効果を奏する。
また上述弾性パツキング環によるシールのうち
リツプ片によるシールはリツプ片自体のハ字形へ
の復元弾性と管内圧との二者で行なわれ、締付環
の締付力とは無関係であり、該締付力によるシー
ルはシール面I,Jにおいてのみ行なわれるもの
であり、シール面G,Hとシール面I,Jとの二
重のシールの結果、シール面I,Jにおける矢印
Z方向の弾圧力はそれ程大きくしなくとも十分な
シール効果が得られ、従つて弾性パツキング環の
永久歪発生の恐れも著しく少なくなる効果を奏す
る。
また弾性パツキング環の基環部の存在により、
締付環による締付力はリツプ片には全く作用しな
いので、該リツプ片は材質本来の弾性を長期に亘
つて保持できる効果があり、更に締付環の締付力
を弱くできる結果として、薄肉の被接続管に適用
しても該管の変形を生ずることは無い効果も有し
ている。
弾性パツキング環が永久歪みを生ずることが皆
無に近いので、管体の伸縮により弾性パツキング
環の接面に摩耗が生じても、弾性パツキングの復
元弾性で対応でき、締付環の増締めの必要は殆ど
生じない利点も有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施の一例の環状をなす接続部分の一
部の拡大縦断端面図、第2図は第1図に使用され
ている弾性パツキング環の自由状態における一部
の拡大縦断端面図である。 1,3……被接続管、2,4……管端、5……
ソケツト管、6……端縁、7……斜面部、8……
締付環、9……内周面、10……外周面、11…
…間隙部、12……弾性パツキング環、13……
対向側面、14……基環部、15,16……リツ
プ片、17……斜面部、18,19……外周面、
20……筒面、21……膨肉部、22……間隔
部、l……基環部の厚さ、D……膨肉部の長さ、
F……膨肉部の外端部の厚さ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 管端を対向させた被接続管の両管端に跨つて、
    両端縁を管中心に向う斜面部に形成されたソケツ
    ト管が外嵌されており、ソケツト管の両端縁外に
    おいて被接続管に外嵌されている締付環が、互に
    近接するよう管中心線に平行な方向に締めつけら
    れ、ソケツト管の両端縁の内周面と、対応する位
    置の被接続管の外周面との間の間隙部に嵌装され
    た弾性パツキング環が、前記両締付環の対向側面
    で該間隙部に圧入されている管継手において、前
    記弾性パツキング環は、前記間隙部の半径方向長
    さと等しい厚さlの基環部の一側からハ字形に延
    出された外端面に山形突条を有する上下のリツプ
    片と、前記基環部の他側から管中心線に沿つて前
    記lの1.6倍以上の長さDだけ延出され、外周面
    を前記ソケツト管の端縁の斜面部に合致する斜面
    部とされ、内周面を被接続管の外周面に沿う筒面
    とされ、外端部が前記lの1.6倍以上の厚さFと
    された膨肉部とよりなる自由形状のものが、前記
    締付環の締め付け力により、前記ハ字形に延出さ
    れた上下のリツプ片が、間隔部を存して略平行す
    る形状に弾性変形されてソケツト管の内周面と、
    被接続管の外周面とに密着させられ、前記膨肉部
    がその管中心線方向の長さを圧縮されて、ソケツ
    ト管の斜面部と被接続管の外周面とに密着させら
    れており、前記変形した上下のリツプ片間の間隔
    部が被接続管内に連通させられているドレツサー
    型管継手。
JP1987100879U 1987-06-30 1987-06-30 Expired JPH0314624Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987100879U JPH0314624Y2 (ja) 1987-06-30 1987-06-30

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987100879U JPH0314624Y2 (ja) 1987-06-30 1987-06-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS646488U JPS646488U (ja) 1989-01-13
JPH0314624Y2 true JPH0314624Y2 (ja) 1991-04-02

Family

ID=31329358

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987100879U Expired JPH0314624Y2 (ja) 1987-06-30 1987-06-30

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0314624Y2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002188768A (ja) * 2000-12-20 2002-07-05 Sekisui Chem Co Ltd 管継手
JP2012072863A (ja) * 2010-09-29 2012-04-12 Nippon Valqua Ind Ltd 環状シール材
JP5780730B2 (ja) * 2010-09-29 2015-09-16 日本バルカー工業株式会社 環状シール材

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0516478Y2 (ja) * 1985-11-27 1993-04-30

Also Published As

Publication number Publication date
JPS646488U (ja) 1989-01-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3524662A (en) Coupling for hard cast iron pipe
US4721330A (en) Pipe clamp device
US3235293A (en) Glass pipe coupling
US3664691A (en) Pipe joints
US3104898A (en) Tube couplers
US2568414A (en) Pipe joint
CA2029311A1 (en) Union joint
US3794363A (en) Flange
US4671541A (en) Flexible pipe coupling
US1339636A (en) Fluid-tight joint for steam-pipes and the like
US2148038A (en) Coupling
BR8405427A (pt) Gaxeta de estanqueidade anular para tubos de ferro fundido
JPH0314624Y2 (ja)
US9500504B2 (en) Measuring tube for a flow measuring device
US1813529A (en) Pipe coupling for plain end pipes
JPS5851494Y2 (ja) 内面ライニング管用フランジ継手
JPH0716151Y2 (ja) 管継手構造
US3235292A (en) Pipe coupling
JP2541271Y2 (ja) 装脱自在な配管継手部の漏洩補修装置
US2853318A (en) Sleeve type pipe coupling with means to prevent pinching of the gaskets
US2790655A (en) Fabricated sheet metal pipe line fitting
JPH021591Y2 (ja)
CN107218465A (zh) 浮动密封式旋转补偿器
SU1203317A1 (ru) Соединение гибкого трубопровода высокого давлени с ниппелем
JPH0438150Y2 (ja)