JPS6337566Y2 - - Google Patents

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JPS6337566Y2
JPS6337566Y2 JP1983136113U JP13611383U JPS6337566Y2 JP S6337566 Y2 JPS6337566 Y2 JP S6337566Y2 JP 1983136113 U JP1983136113 U JP 1983136113U JP 13611383 U JP13611383 U JP 13611383U JP S6337566 Y2 JPS6337566 Y2 JP S6337566Y2
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JP
Japan
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pressure side
outer circumferential
pressure
inner circumferential
housing
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JP1983136113U
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JPS6043769U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は高圧用緩衝器等に使用され、内部高圧
側から外部低圧側への漏洩を防止する高圧用ダン
パーシールに関するものである。
従来、この種のシールとしては第1図に示すシ
ール20が知られている。このシール20は、高
圧側Aに主リツプ21が位置するために、圧力に
より主リツプ21が変形し、密封性能が圧力変化
により変動し、良好な密封状態を維持することが
困難であつた。
本考案は、上記従来技術の問題点に鑑み成され
たもので、高圧流体に対する密封性を向上するこ
とを目的とするものである。
本考案は上記目的を達成するため以下の構成を
有する。即ち、断面略コ字状を呈するゴム状弾性
材製の環状本体に、外周部から内周リツプ部に渡
る金属補強環が埋設されると共に、前記外周部の
内周面と前記内周リツプ部の外周面に嵌着する二
又の片持梁部及び前記外周部の端面と前記内周リ
ツプ部の端面に当接するフランジ部からなる樹脂
材製のバツクアツプリングが一体的に組合わされ
ており、ハウジングに形成された高圧側に開口す
る環状凹所内に前記バツクアツプリングが低圧側
に位置する如く嵌着されることを特徴とするもの
である。
以下、本考案の実施例を図面に基づき説明す
る。
第2図は本考案の実施例である高圧用ダンパー
シール1に関するもので、断面略コ字状を呈する
ゴム状弾性材製の環状本体2と、この環状本体2
と一体的に組合わされる樹脂材製のバツクアツプ
リング3から成つている。環状本体2は、外周部
4から内周リツプ部5に渡る断面略コ字状の金属
補強環6が埋設されている。樹脂材製のバツクア
ツプリング3は、中心部に軸貫通孔7を有し径方
向内方から径方向外方へ伸びるフランジ部8と、
該フランジ部8から軸線方向に伸びる二又の片持
梁部9から成つている。フランジ部8は、環状本
体2の外周部4の端面10及び内周リツプ部5の
端面11に当接されている。二又の片持梁部9
は、環状本体2の外周部4の内周面と内周リツプ
部5の外周面に弾性的に嵌着される。
高圧用ダンパーシール1は、ハウジング12に
形成された高圧側Aに開口する環状凹所内に、バ
ツクアツプリング3が低圧側Bに位置する如く嵌
着されている。即ち、この高圧用ダンパーシール
1の環状本体2の外周部4が環状凹所の周面に嵌
合し、内周リツプ部5がバツクアツプリング3の
片持梁部9によつてハウジング12を貫いて伸び
る軸13の外周面に弾性的に押圧され、バツクア
ツプリング3が環状凹所の側壁に当接されてい
る。
高圧用ダンパーシール1の高圧側Aに面する側
に圧力を受けた場合に、高圧側Aから低圧側Bへ
向かう軸方向の力と、内周リツプ部5を軸13の
外周面から離す方向の力が作用する。特に、内周
リツプ部5を軸13の外周面から離す方向の力が
密封性能に強く影響を与える。
しかし、本考案の高圧用ダンパーシールは、高
圧力下においても樹脂材製のバツクアツプリング
が内周リツプ部の外周面と端面の略全幅に渡り当
接し、内周リツプ部の変形を防止すると共に、内
周リツプ部を軸外周面に押圧することにより密封
性能を常時良好な状態に維持できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の高圧用ダンパーシールの縦断面
図、第2図は本考案の実施例である高圧用ダンパ
ーシールの縦断面図を示すものである。 1……高圧用ダンパーシール、2……環状本
体、3……バツクアツプリング、4……外周部、
5……内周リツプ部、6……金属補強環、7……
軸貫通孔、8……フランジ部、9……片持梁部、
10……端面、11……端面、12……ハウジン
グ、13……軸、20……シール、21……主リ
ツプ、A……高圧側、B……低圧側。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ハウジング12と該ハウジング12を貫通して
    伸びる軸13との間にあつて高圧側Aから低圧側
    Bへの流体の漏洩を阻止する高圧用ダンパーシー
    ルにおいて、断面略コ字状を呈するゴム状弾性材
    製の環状本体2に、外周部4から内周リツプ部5
    に渡る金属補強環6が埋設されると共に、前記外
    周部4の内周面と前記内周リツプ部5の外周面に
    嵌着する二又の片持梁部9及び前記外周部4の端
    面10と前記内周リツプ部5の端面11に当接す
    るフランジ部8から成る樹脂材製のバツクアツプ
    リング3が一体的に組合わされており、前記ハウ
    ジング12に形成された高圧側Aに開口する環状
    凹所内に前記バツクアツプリング3が低圧側Bに
    位置する如く嵌着されることを特徴とする高圧用
    ダンパーシール。
JP1983136113U 1983-09-01 1983-09-01 高圧用ダンパ−シ−ル Granted JPS6043769U (ja)

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JP1983136113U JPS6043769U (ja) 1983-09-01 1983-09-01 高圧用ダンパ−シ−ル

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Publication Number Publication Date
JPS6043769U JPS6043769U (ja) 1985-03-27
JPS6337566Y2 true JPS6337566Y2 (ja) 1988-10-04

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ID=30306143

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