JPS624767Y2 - - Google Patents

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JPS624767Y2
JPS624767Y2 JP1982200740U JP20074082U JPS624767Y2 JP S624767 Y2 JPS624767 Y2 JP S624767Y2 JP 1982200740 U JP1982200740 U JP 1982200740U JP 20074082 U JP20074082 U JP 20074082U JP S624767 Y2 JPS624767 Y2 JP S624767Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
seal
metal ring
dust
rubber
axial
Prior art date
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Expired
Application number
JP1982200740U
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English (en)
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JPS59103961U (ja
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  • Sealing With Elastic Sealing Lips (AREA)
  • Fluid-Damping Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は緩衝器等に使用されるダストシールに
関し、更に詳しくは大気側より緩衝器内部へダス
ト及び泥水が侵入することを防止するダストシー
ルに関するものである。
従来、緩衝器に使用されるダストシールとして
は第1図及び第2図に示すものが知られている。
第1図に示すダストシール21は、断面略L字
状で径方向外方に伸びるシール基部22と軸方向
に伸びるゴム状弾性材製のシールリツプ部23か
ら成り、軸24、スペーサ25及びシールケース
26とで形成される環状凹所に装着されている。
このダストシール21のシール基部22には、
スペーサ25に対向する一方の側面のみが露出す
る如く金属環27が埋設されている。ダストシー
ル21は、シール基部22の金属環27の露出し
た側面がスペーサ25に当接され、シール基部2
2のゴム状弾性材から成る外周面がシールケース
26に嵌合され、シール基部22の他方の側面が
カシメられている。この様なダストシールは、カ
シメ固定されるシール基部22の側面がゴム状の
みから成つているため、カシメられることにより
過度の局部的な内部応力を生じるとともに損傷を
受けやすく、カシメ部分のゴムが損傷した場合、
外周ケースとダストシール間にガタを生じ、密封
機能が低下するという問題を有している。
第2図は他の従来例を示すものであり、シール
基部22が金属環27のみからなるダストシール
21である。この様なダストシール21は、外側
ケースとシール基部22が金属接触することにな
り密封性能が悪いという問題を有している。
本考案は上記問題点に鑑み成されたものでダス
トシールの密封性能及び装着性能を向上すること
を目的とするものである。
本考案は上記目的を達成するため下記構成を有
する。すなわち、本考案のダストシールは、半径
方向外方に向つて伸びるシール基部と軸方向外方
に向つて伸びるゴム状弾性材製のシールリツプ部
から成る断面略L字状のダストシールにおいて、
前記シール基部には半径方向外方に向つて伸びる
金属環内周部、該金属環内周部に対し軸方向前記
シールリツプ部側に位置する金属環外周部及び前
記金属環内周部と前記金属環外周部を連結する屈
曲部から成る金属環が埋設され、前記金属環の外
周部の軸方向リツプ側の側面が露出し、前記屈曲
部の軸方向リツプ側及び前記金属環の外周にゴム
状弾性材製の密封用突起を設けたことを特徴とし
ている。
以下、本考案の実施例を図面に基づき具体的に
説明する。
第3図は本考案のダストシールの軸方向断面を
示すものであり、半径方向外方へ向つて伸びるシ
ール基部1と軸方向に伸びるシールリツプ部2か
ら成る断面略L字状を呈している。シール基部1
には半径方向外方に向つて伸びる金属環内周部
4、該金属環内周部4に対し軸方向シールリツプ
部2側に位置しシールリツプ部2側の側面7が露
出した金属環外周部6及び前記金属環内周部4と
前記金属環外周部6を連結する屈曲部5から成る
金属環3が埋設されている。
又、シール基部1の軸方向シールリツプ部2側
の屈曲部5より突出するゴム状弾性材製の突起8
並びに前記金属環3の外周面上に突出するゴム状
弾性材製の突起9が形成されている。
第4図は本考案のダストシール10が装着され
た緩衝器の軸方向断面を示すものであり、断面略
コ字状のオイルシール11と共に、シールケース
15に設けられた環状凹所の内周面12と端面1
3及び軸14の外周面とで形成される空間にダス
トシール10が大気側Aに位置する如く装着され
る。ダストシール10はシール基部1の外周に形
成されたゴム状弾性材製の突起9がシールケース
15に形成された環状凹所の内周面12に嵌合さ
れて、密封作用を成し、金属環内周部6の露出し
た軸方向シールリツプ部2側の側面7が、前記環
状凹所の端面13に当接され軸方向の位置が決め
られると共に、軸方向シールリツプ部2側の屈曲
部5に位置するゴム状弾性材製の突起8が端面1
3に押圧され密封作用を成す。
本考案は上記構成を有する結果、下記する作用
効果を得られるものである。
金属環外周部の軸方向シールリツプ部側の側
面が直にシールケース端面に当接するため、位
置決めが確実となり装着が安定化する。
金属環外周部の軸方向シールリツプ部側の側
面がシールケース端面に当接する態様であるた
め、軸方向シールリツプ部2側の屈曲部5に位
置する突起の圧縮量が規制されることになる。
このため、突起には、過度の内部応力が発生す
ることがなく、安定した密封機能を得ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のダストシールが装着されたシヨ
ツクアブソーバの軸方向断面図、第2図はダスト
シールの他の従来例を示す断面図、第3図は本考
案のダストシールの断面図、第4図は本考案のダ
ストシールを装着した緩衝器の軸方向断面図であ
る。 1……シール基部、2……シールリツプ部、3
……金属環、4……金属環内周部、5……屈曲
部、6……金属環外周部、7……側面、8……突
起、9……突起、10……ダストシール、11…
…オイルシール、12……内周面、13……端
面、14……軸、15……シールケース、A……
大気側、B……オイル側、21……ダストシー
ル、22……シール基部、23……シールリツプ
部、24……軸、25……スペーサ、26……シ
ールケース、27……金属環。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 半径方向外方に向つて伸びるシール基部1と軸
    方向に向つて伸びるゴム状弾性材製のシールリツ
    プ部2から成る断面略L字状のダストシールにお
    いて、前記シール基部1には半径方向外方に向つ
    て伸びる金属環内周部4、該金属環内周部4に対
    し軸方向前記シールリツプ部2側に位置する金属
    環外周部6及び前記金属環内周部4と前記金属環
    外周部6を連結する屈曲部5から成る金属環3が
    埋設され、前記金属環外周部6の軸方向リツプ側
    の側面7が露出し、前記屈曲部5の軸方向リツプ
    側及び前記金属環3の外周にゴム状弾性材製の密
    封用突起8,9を設けたことを特徴とするダスト
    シール。
JP1982200740U 1982-12-28 1982-12-28 ダストシ−ル Granted JPS59103961U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1982200740U JPS59103961U (ja) 1982-12-28 1982-12-28 ダストシ−ル

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JP1982200740U JPS59103961U (ja) 1982-12-28 1982-12-28 ダストシ−ル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59103961U JPS59103961U (ja) 1984-07-12
JPS624767Y2 true JPS624767Y2 (ja) 1987-02-03

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ID=30426256

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JP1982200740U Granted JPS59103961U (ja) 1982-12-28 1982-12-28 ダストシ−ル

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2529107Y2 (ja) * 1989-08-18 1997-03-19 トキコ株式会社 シリンダのシール構造
JP2555598Y2 (ja) * 1991-09-03 1997-11-26 エヌオーケー株式会社 密封装置

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Publication number Publication date
JPS59103961U (ja) 1984-07-12

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