JPS6240206Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6240206Y2 JPS6240206Y2 JP1756683U JP1756683U JPS6240206Y2 JP S6240206 Y2 JPS6240206 Y2 JP S6240206Y2 JP 1756683 U JP1756683 U JP 1756683U JP 1756683 U JP1756683 U JP 1756683U JP S6240206 Y2 JPS6240206 Y2 JP S6240206Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ring
- rotating shaft
- muddy water
- circumferential
- sliding ring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 15
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 claims description 5
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 4
- 239000004519 grease Substances 0.000 description 4
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 4
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 230000007774 longterm Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Sealing Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は泥水用シールに係り、さらに詳しくは
その耐摩耗性を向上させ泥水用シールの長寿命化
を図ることを目的とする。
その耐摩耗性を向上させ泥水用シールの長寿命化
を図ることを目的とする。
たとえば各種回転機器をベアリングシール等に
おいて機内にグリースを封縅するとともに、外部
からの泥水の侵入を阻止するように配置されるシ
ール構造として、従来、第１図に示すごときもの
が多用されている。すなわち図中１は回転軸であ
り、該回転軸１の外周に形成した周段部２と、該
周段部２に対向して回転軸１に遊嵌外挿された固
定フランジ３の軸孔４開口周縁に形成した環状段
部５とによつて断面略矩形状を呈する環状空間６
が形成され、該空間６内にゴム状弾性材製のＯリ
ング７が内挿されている。このＯリング７は回転
軸１側に嵌着され、前記固定フランジ６の環状段
部５に対して摺接し、図中Ａ側のグリースを封縅
するとともに図中Ｂ側に存在する泥水の機内への
侵入を阻止するようになるが、耐摩耗性に劣るゴ
ム状弾性材にて製せられているため、当該機器の
駆動に伴なつて摺動部が急速に摩耗し、グリース
および泥水の漏洩を招来する外、これを防止する
ために頻繁な交換を要し、経費も嵩むものとなつ
ていた。
おいて機内にグリースを封縅するとともに、外部
からの泥水の侵入を阻止するように配置されるシ
ール構造として、従来、第１図に示すごときもの
が多用されている。すなわち図中１は回転軸であ
り、該回転軸１の外周に形成した周段部２と、該
周段部２に対向して回転軸１に遊嵌外挿された固
定フランジ３の軸孔４開口周縁に形成した環状段
部５とによつて断面略矩形状を呈する環状空間６
が形成され、該空間６内にゴム状弾性材製のＯリ
ング７が内挿されている。このＯリング７は回転
軸１側に嵌着され、前記固定フランジ６の環状段
部５に対して摺接し、図中Ａ側のグリースを封縅
するとともに図中Ｂ側に存在する泥水の機内への
侵入を阻止するようになるが、耐摩耗性に劣るゴ
ム状弾性材にて製せられているため、当該機器の
駆動に伴なつて摺動部が急速に摩耗し、グリース
および泥水の漏洩を招来する外、これを防止する
ために頻繁な交換を要し、経費も嵩むものとなつ
ていた。
本考案は以上の点に鑑み、泥水用シールにおい
てその耐摩耗性を向上させ、もつてシール性能お
よび長期耐久性に優れた泥水用シールを提供せん
とするものである。
てその耐摩耗性を向上させ、もつてシール性能お
よび長期耐久性に優れた泥水用シールを提供せん
とするものである。
以下、本考案の一実施例を図面にしたがつて説
明すると、第２図において、回転軸１の外周面に
形成した周段部２と、該周段部２に対向して回転
軸１に遊嵌外挿された固定フランジ３の軸孔４開
口周縁に形成した環状段部５とによつて断面略矩
形状の環状空間６が形成されている。この環状空
間６内に挿入される当該泥水用シールはセラミツ
ク等の耐摩耗性材料からなる摺動リング８とゴム
状弾性材製のＯリング９とからなる。前者摺動リ
ング８は、全体として略漏斗形状を呈するととも
に、その断面において変形六角形を呈し、前記回
転軸１の周段部２対し側壁部２ａと小径軸外周面
２ｂ間に斜めに架け渡されるごとくに外挿嵌着さ
れ、前記固定フランジ３の環状段部５の底壁５ａ
および内周壁５ｂに摺接するようになる。また該
摺動リング８には、その背面側に内周テーパ面８
ａが形成されており、該内周テーパ面８ａと前記
周段部２の側壁部２ａならびに小径軸外周面２ｂ
とによつて形成される断面略三角形状の環状空間
１０内にＯリング９が圧入されてなる。
明すると、第２図において、回転軸１の外周面に
形成した周段部２と、該周段部２に対向して回転
軸１に遊嵌外挿された固定フランジ３の軸孔４開
口周縁に形成した環状段部５とによつて断面略矩
形状の環状空間６が形成されている。この環状空
間６内に挿入される当該泥水用シールはセラミツ
ク等の耐摩耗性材料からなる摺動リング８とゴム
状弾性材製のＯリング９とからなる。前者摺動リ
ング８は、全体として略漏斗形状を呈するととも
に、その断面において変形六角形を呈し、前記回
転軸１の周段部２対し側壁部２ａと小径軸外周面
２ｂ間に斜めに架け渡されるごとくに外挿嵌着さ
れ、前記固定フランジ３の環状段部５の底壁５ａ
および内周壁５ｂに摺接するようになる。また該
摺動リング８には、その背面側に内周テーパ面８
ａが形成されており、該内周テーパ面８ａと前記
周段部２の側壁部２ａならびに小径軸外周面２ｂ
とによつて形成される断面略三角形状の環状空間
１０内にＯリング９が圧入されてなる。
上記構成の泥水用シールは回転軸１とともに回
転し、摺動リング８と固定フランジ３との密接摺
動によつて図中Ａ側に存在するグリースとＢ側の
泥水の各各をシールするが、該摺動部が耐摩耗性
に優れたセラミツク等の材料から構成されている
ため、作動時間が長時間におよんでも摩耗が少な
く、シール性能が急速に劣化することもない。ま
た、この摺動リング８の背面側に圧入されたＯリ
ング９は、該摺動リング８の回転軸１に対する嵌
着固定を強化するとともに、該摺動リング８に背
圧を与えて、該摺動リング８を固定フランジ３に
対して強く圧接させるようになり、シール性能の
向上に貢献する。
転し、摺動リング８と固定フランジ３との密接摺
動によつて図中Ａ側に存在するグリースとＢ側の
泥水の各各をシールするが、該摺動部が耐摩耗性
に優れたセラミツク等の材料から構成されている
ため、作動時間が長時間におよんでも摩耗が少な
く、シール性能が急速に劣化することもない。ま
た、この摺動リング８の背面側に圧入されたＯリ
ング９は、該摺動リング８の回転軸１に対する嵌
着固定を強化するとともに、該摺動リング８に背
圧を与えて、該摺動リング８を固定フランジ３に
対して強く圧接させるようになり、シール性能の
向上に貢献する。
本考案は以上説明したように、回転軸の周段部
と固定フランジの環状段部とによつて形成される
環状空間内に挿入される泥水用シールに関し、セ
ラミツク等の耐摩耗性材料からなる摺動リングと
ゴム状弾性材製のＯリングとを組み合わせてな
り、各各の特性を有効に利用するように構成した
ため、摩耗が少なく、シール性能、長期耐久性能
さらに経済性に優れた泥水用シールを提供できる
ものであり、本考案の実用的効果はきわめて大き
い。
と固定フランジの環状段部とによつて形成される
環状空間内に挿入される泥水用シールに関し、セ
ラミツク等の耐摩耗性材料からなる摺動リングと
ゴム状弾性材製のＯリングとを組み合わせてな
り、各各の特性を有効に利用するように構成した
ため、摩耗が少なく、シール性能、長期耐久性能
さらに経済性に優れた泥水用シールを提供できる
ものであり、本考案の実用的効果はきわめて大き
い。
第１図は従来の泥水用シールの一例を示す断面
図、第２図は本考案の泥水用シールの一実施例を
示す断面図である。 １……回転軸、２……周段部、２ａ……側壁
部、２ｂ……小径軸外周面、３……固定フラン
ジ、４……軸孔、５……環状段部、５ａ……底
壁、５ｂ……内周壁、６，１０……環状空間、７
……摺動リング。
図、第２図は本考案の泥水用シールの一実施例を
示す断面図である。 １……回転軸、２……周段部、２ａ……側壁
部、２ｂ……小径軸外周面、３……固定フラン
ジ、４……軸孔、５……環状段部、５ａ……底
壁、５ｂ……内周壁、６，１０……環状空間、７
……摺動リング。
Claims (1)
- 回転軸１の外周面に形成した周段部２と、該周
段部２に対向して回転軸１に遊嵌外挿された固定
フランジ３の軸孔４開口周縁に形成した環状段部
５とによつて形成される断面略矩形状の環状空間
６内に挿入される泥水用シールにおいて、前記回
転軸１の周段部２に外挿嵌着されるセラミツク等
の耐摩耗性材料からなる摺動リング８とゴム状弾
性材製のＯリング９とを有し、前記摺動リング８
は固定フランジ３に対し環状段部５の底壁５ａと
内周壁５ｂに接触するとともに、前記Ｏリング９
は前記摺動リング８の内周テーパ面８ａと前記回
転軸１の周段部２とによつて形成される断面略三
角形状の環状空間１０に内挿されることを特徴と
する泥水用シール。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1756683U JPS59128961U (ja) | 1983-02-10 | 1983-02-10 | 泥水用シ−ル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1756683U JPS59128961U (ja) | 1983-02-10 | 1983-02-10 | 泥水用シ−ル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59128961U JPS59128961U (ja) | 1984-08-30 |
| JPS6240206Y2 true JPS6240206Y2 (ja) | 1987-10-14 |
Family
ID=30148799
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1756683U Granted JPS59128961U (ja) | 1983-02-10 | 1983-02-10 | 泥水用シ−ル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59128961U (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005034684A (ja) * | 2003-07-15 | 2005-02-10 | Hideyuki Sato | 混合機並びにシール構造 |
| JP5317651B2 (ja) * | 2008-11-28 | 2013-10-16 | 株式会社小松製作所 | 土圧伝播抑制リング体とその取付構造、ディスクカッタおよび転輪装置 |
-
1983
- 1983-02-10 JP JP1756683U patent/JPS59128961U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59128961U (ja) | 1984-08-30 |
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