JPH0312805Y2 - - Google Patents

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JPH0312805Y2
JPH0312805Y2 JP1986052873U JP5287386U JPH0312805Y2 JP H0312805 Y2 JPH0312805 Y2 JP H0312805Y2 JP 1986052873 U JP1986052873 U JP 1986052873U JP 5287386 U JP5287386 U JP 5287386U JP H0312805 Y2 JPH0312805 Y2 JP H0312805Y2
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JP
Japan
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bellows
tapered groove
protrusion
rammer
attached
Prior art date
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JP1986052873U
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JPS62185704U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、ランマー用ベローズの取付構造の改
良に関する。
(従来の技術) 道路工事等において地面の締固めに用いられる
ランマーは一般に知られている(例えば、特開昭
59−206505号公報参照)。この種ランマーは互い
に相対伸縮動するインナーシリンダとアウターシ
リンダとを備えるが、これらインナーシリンダと
アウターシリンダとの摺動部はゴム等の弾性材で
蛇腹状に形成された伸縮自在なベローズによつて
被われている。而して、このベローズの端部はイ
ンナーシリンダ、アウターシリンダにそれぞれ取
付けられるが、その取付構造の従来例を第4図及
び第5図に示す。即ち、第4図及び第5図は従来
の取付構造を示す破断側面図であり、第4図はベ
ローズ110の上端口元部の内周に複数(図示で
は2本)の断面山形を成す凸部110a,110
aを上下に形成し、当該ベローズ110の外周を
バンド111にて締め付けることによつて前記凸
部110a,110aをアウターシリンダ106
の外周に押圧せしめ、これら凸部110a,11
0aの弾性変形によつてベローズ110のシール
性を高め、ランマー内部に封入した潤滑油の漏出
及びベローズ110の抜けを防止するようにした
例を示す。又、第5図はアウターシリンダを10
6の外周に0リング120嵌裝しベローズ110
の外周をバンド111にて締め付けることによつ
て0リング120を弾性変形せしめ、以て油漏れ
及びベローズ110の抜けを防止するようにした
例を示す。更に図示しないが、第4図に示す構造
と第5図に示す構造を併用した取付構造のものも
ある。尚、第4図及び第5図では特にベローズ1
10のアウターシリンダ106側への取付構造の
み図示したが、同ベローズ110のインナーシリ
ンダ側への取付構造もこれと全く同様である。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、ベローズ110も0リング12
0も共にゴム系統の柔軟な材質で構成されている
ため、これらをバンド111にて締め付けた場
合、第6図に示す如くベローズ110の一部が外
方へふくれ上がつて当該ベローズ110とアウタ
ーシリンダ106との間に隙間δが発生する。そ
して、この隙間δが発生すれば、油洩れやベロー
ズ110の抜けの問題が発生する。尚、第6図は
第4図の−線断面図であり、同図中、130
はバンド111に挿通するボルト、131はボル
ト130に螺合するナツト、132はワツシヤー
である。
本考案は上記従来の問題に鑑みてなされたもの
で、その目的とする処は、ランマー内に封入した
油の漏れと当該ベローズの抜けを防止することが
できるランマー用ベローズの取付構造を提供する
にある。
(問題点を解決するための手段) 上記の目的を達成すべく本考案は、ランマー用
ベローズの被取付部の外周にリング状のテーパ溝
を形成し、ベローズの口元内周部に前記被取付部
のリング状のテーパ溝より僅かに大きい突起を全
周に亘つて形成し、該突起が前記テーパ溝に嵌合
するように、前記ベローズを該ベローズの被取付
部に嵌合被着し、前記突起が前記テーパ溝内で弾
性変形して楔作用によつて密着するように、前記
ベローズの口元部外周をバンドにて締め付けるよ
うにした。
(作用) 而して、ベローズの口元内周部にテーパ溝より
僅かに大きい突起を形成したため、ベローズ口元
部がバンドにて締め付けられれば、突起はテーパ
溝内で弾性変形して楔作用によつてテーパ溝に密
着し、ベローズのシール性が高められ、これの抜
けも防止される。
(実施例) 以下に本考案の一実施例を添付図面に基づいて
説明する。
第1図は本考案に係る取付構造を有するランマ
ーの一部破断側面図であり、同図中、1はランマ
ー本体であつて、これは、クランクケース2と、
該クランクケース2の上部に防振ゴム3を介して
取付けられるハンドル4と、前記クランクケース
2の側部に取付けられるエンジン5と、前記クラ
ンクケース2の下部に取付けられるアウターシリ
ンダ6と該アウターシリンダ6内に下方より摺動
自在に嵌入されるインナーシリンダ7等にて構成
され、インナーシリンダ7の下端部にはシユー
(打撃板)8が固定されている。尚、第1図中、
9は燃料タンクである。 ところで、ベローズ1
0の被取付部、すなわち、前記アウターシリンダ
6とインナーシリンダ7間にはゴム等の弾性材に
蛇腹状に成形された伸縮自在なベローズ10が取
付けられている。ベローズ10の上、下端口元部
はそれぞれアウターシリンダ6、インナーシリン
ダ7に取付けられるが、同ベローズ10の上端口
元部はそれぞれアウターシリンダ6への取付構造
の詳細を第2図及び第3図に基づいて説明する。
尚、ベローズ10の下端口元部のインナーシリン
ダ7への取付構造も下記と同様であるため、これ
についての図示及び説明は省略する。
即ち、図示の如くアウターシリンダ6の外周部
には全周に亘つてリング状の断面台形を成すテー
パ溝6aが形成されており、他方、ベローズ10
の上端口元部の内周には前記テーパ溝6aより僅
かに大きい断面台形状を成す突起10aが全周に
亘つて一体に形成されている。ここで、第2図に
示す各部の寸法、すなわち、テーパ溝6aの上端
幅径A、突起10aの下端幅B、アウターシリン
ダのテーパ溝6aの底部の外径C、ベロースの突
起10aの頭部の内径D、アウターシリンダの外
周部の外径E、ベロースの上端口元部の内径Fの
大小関係は次式にて表わされる。
B>A、D>C、E>F 特にE>Fであるから、ベローズ10を取付け
る際は該ベローズ10の上端口元部を幾分拡径す
る必要があるが、ベローズ10を取付けた際には
これに設けた前記突起10aは第3図に示す如く
アウターケース6の外周に形成した前記テーパ溝
6aに圧入嵌合されている。而して、ベローズ1
0の上端口元部外周はバンド11にて締め付けら
れるが、特に突起10aは前述の如くテーパ溝6
aよりも僅かに大きく形成されているため、該突
起10aがテーパ溝6a内で弾性変形し、楔作用
によつて該テーパ溝6aのテーパ面に強力に密着
し、ベローズ10のシール性が著しく高められ、
ランマー内に封入した潤滑油の漏出が確実に防止
されるとともに、同ベロース10の抜けが防止さ
れる。又、ベローズ10に形成した突起10aは
前述の如くテーパ溝6aより僅かに大きいだけで
あるため、該突起10aの弾性変形量も僅かであ
り、従つてベローズ10の口元部内周面10bの
アウターシリンダ6外周面への密着性も高く保た
れベローズ10のシール性が一段と高められる。
尚、以上の実施例においてはテーパ溝6aの断
面形状を台形としたが、これは、三角形その他任
意の形状とすることができる。
(考案の効果) 以上の説明で明らかな如く本考案によれば、ベ
ローズの被取付部の外周にリング状のテーパ溝を
形成し、ベローズの口元内周部に該テーパ溝より
僅かに大きい突起を全周に亘つて形成し、該突起
を前記テーパ溝に嵌合せしめるとともに、ベロー
ズ口元部外周をバンドにて締め付けられるように
したため、前記突起がテーパ溝内で弾性変形して
楔作用によつてテーパ溝に密着し、ベローズのシ
ール性が高められ、これの抜けも防止されるとい
う効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る取付構造を有するランマ
の一部破断側面図、第2図、第3図はそれぞれベ
ローズ取付前、後の状態を示す破断側面図、第4
図及び第5図はベローズ取付構造の従来例を示す
破断側面図、第6図は従来のベローズ取付構造の
不具合を示す破断平面図である。 1……ランマー本体、2……アウターシリン
ダ、6a……テーパ溝、7……インナーシリン
ダ、10……ベローズ、10a……突起、11…
…バンド。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ランマー用ベローズの被取付部の外周にリング
    状のテーパ溝を形成し、ベローズの口元内周部に
    前記被取付部のリング状のテーパ溝より僅かに大
    きい突起を全周に亘つて形成し、該突起が前記テ
    ーパ溝に嵌合するように、前記ベローズを該ベロ
    ーズの被取付部に嵌合被着し、前記突起が前記テ
    ーパ溝内で弾性変形して楔作用によつて密着する
    ように、前記ベローズの口元部外周をバンドにて
    締め付けたことを特徴とするランマー用ベローズ
    の取付構造。
JP1986052873U 1986-04-10 1986-04-10 Expired JPH0312805Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1986052873U JPH0312805Y2 (ja) 1986-04-10 1986-04-10

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JP1986052873U JPH0312805Y2 (ja) 1986-04-10 1986-04-10

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Publication Number Publication Date
JPS62185704U JPS62185704U (ja) 1987-11-26
JPH0312805Y2 true JPH0312805Y2 (ja) 1991-03-26

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ID=30878436

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4913253B1 (ja) * 2011-06-09 2012-04-11 株式会社カレンダー広告 リーフ印刷物、リーフ印刷物の製造方法、綴じリーフ及びリーフ提供方法

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JP2524913Y2 (ja) * 1990-04-06 1997-02-05 矢崎総業株式会社 グロメットのシール構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6020645U (ja) * 1983-07-15 1985-02-13 日本信号株式会社 加圧点検知装置

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JPS62185704U (ja) 1987-11-26

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