JPS6040898Y2 - シ−ルワツシヤ− - Google Patents
シ−ルワツシヤ−Info
- Publication number
- JPS6040898Y2 JPS6040898Y2 JP1576380U JP1576380U JPS6040898Y2 JP S6040898 Y2 JPS6040898 Y2 JP S6040898Y2 JP 1576380 U JP1576380 U JP 1576380U JP 1576380 U JP1576380 U JP 1576380U JP S6040898 Y2 JPS6040898 Y2 JP S6040898Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seal
- ring
- reinforcing ring
- metal
- seal washer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Bolts, Nuts, And Washers (AREA)
- Gasket Seals (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は騒音防止及びシール性にすぐれたシールワッシ
ャーに関する。
ャーに関する。
従来、ボルト等を組付ける個所において、これの固定部
分の漏洩防止を目的として、種々のシールワッシャーが
知られている。
分の漏洩防止を目的として、種々のシールワッシャーが
知られている。
一般的なものとして第４図のごとく、ドーナツツ状の金
属環１１と該金属環１１とほぼ同一の大きさと形状の合
皮ゴム等の弾性を有するシール環１２を一体に組合わせ
た形のもので、これは使用時に補強用の金属環１１が変
形してシール不良になったり、中央の穴の部分より上方
へ油漏れし、金属環１１とボルト内で外へ漏れてしまう
欠点があった。
属環１１と該金属環１１とほぼ同一の大きさと形状の合
皮ゴム等の弾性を有するシール環１２を一体に組合わせ
た形のもので、これは使用時に補強用の金属環１１が変
形してシール不良になったり、中央の穴の部分より上方
へ油漏れし、金属環１１とボルト内で外へ漏れてしまう
欠点があった。
このため第３図の様な断面り字形を有し、かつ折れ曲り
部分が外周にある円形の金属環７の、Ｌ字形内側に合皮
ゴム等の弾性シール環８を一体として成型するに、この
弾性シール環８に下方及び穴の内周方向にそれぞれシー
ルリップを設けることにより、シールワッシャーとボル
ト及び取付は部分よりの油漏れを防止している。
部分が外周にある円形の金属環７の、Ｌ字形内側に合皮
ゴム等の弾性シール環８を一体として成型するに、この
弾性シール環８に下方及び穴の内周方向にそれぞれシー
ルリップを設けることにより、シールワッシャーとボル
ト及び取付は部分よりの油漏れを防止している。
しかしこれは第４図のごとく、ボルト及びナツト等９の
締付けにより、金属環７の内側が下方へ変形され、弾性
シール環８が変形したり、横流れを生じて切れを生じた
りして、シール不良を起すとともに、該弾性シール環８
の内側シール部リップは上方への油漏れを防ぐため、ボ
ルト９のネジ山１０ヘシールタッチする様になっている
が、完全にはネジ山全体をシールすることが出来ず、か
つネジ山１０に押付ける様な構造のため、シールワッシ
ャー取付は時はめにくくて作業が悪く、さらに金属環７
とボルト及びナツト等１０がメタルタッチするので、エ
ンジン部分等に用いた場合、騒音が大きいなどの欠点が
あった。
締付けにより、金属環７の内側が下方へ変形され、弾性
シール環８が変形したり、横流れを生じて切れを生じた
りして、シール不良を起すとともに、該弾性シール環８
の内側シール部リップは上方への油漏れを防ぐため、ボ
ルト９のネジ山１０ヘシールタッチする様になっている
が、完全にはネジ山全体をシールすることが出来ず、か
つネジ山１０に押付ける様な構造のため、シールワッシ
ャー取付は時はめにくくて作業が悪く、さらに金属環７
とボルト及びナツト等１０がメタルタッチするので、エ
ンジン部分等に用いた場合、騒音が大きいなどの欠点が
あった。
本考案はこれらの欠点を除去し、シール性能にすぐれ、
かつ装着が容易で、更にメタルタッチがなく騒音防止効
果の大きい理想的シールワッシャーを提供するものであ
る。
かつ装着が容易で、更にメタルタッチがなく騒音防止効
果の大きい理想的シールワッシャーを提供するものであ
る。
本考案を図面に基づいて説明すると、第１図のごとく、
断面が下向きのコ字形でこれを環状に形成した金属製の
補強環１を有腰該補強環１の下方に、ゴムまたは合成樹
脂等の弾性シール部２を設ける。
断面が下向きのコ字形でこれを環状に形成した金属製の
補強環１を有腰該補強環１の下方に、ゴムまたは合成樹
脂等の弾性シール部２を設ける。
この該弾性体シール部２は連続的に上方に連なり、該補
強環１より上方に凸出する凸出シール輪３を有すると共
に、内側中央にボルト穴を有する構造のシールワッシャ
ーＡである。
強環１より上方に凸出する凸出シール輪３を有すると共
に、内側中央にボルト穴を有する構造のシールワッシャ
ーＡである。
このとき凸出シール輪３は金属製の補強環１の内周上方
を内包するものと内包しない方法があるが、本考案では
これは限定しない。
を内包するものと内包しない方法があるが、本考案では
これは限定しない。
また弾性シール部２の下方に、ロッカーカバー等のボル
ト穴に嵌着出来る様、凸出する凸出輪４を設けることに
より、シールワッシャーＡの装着を完全にし、かつシー
ル効果を向上するに役立つものとすることが出来る。
ト穴に嵌着出来る様、凸出する凸出輪４を設けることに
より、シールワッシャーＡの装着を完全にし、かつシー
ル効果を向上するに役立つものとすることが出来る。
本考案のシールワッシャーＡは、第２図のごとく、ロッ
カーカバー５等に装着し、ボルト６にて締付けるが、ロ
ッカーカバー５との接触部分及びボルト６の座面との接
触部分でシール効果を発揮するので、特に袋ナツトの場
合は完全にシール性を発揮すると共に、メタルタッチす
る場所がないので、シール不良、騒音発生等が防止され
る。
カーカバー５等に装着し、ボルト６にて締付けるが、ロ
ッカーカバー５との接触部分及びボルト６の座面との接
触部分でシール効果を発揮するので、特に袋ナツトの場
合は完全にシール性を発揮すると共に、メタルタッチす
る場所がないので、シール不良、騒音発生等が防止され
る。
このとき弾性シール部の材質をコルクラバーとすれば、
材料の横流れ現象がきわめて少なく、本考案の金属製の
補強環１がコの字形であるため剛性が高いことと相まっ
て、材料のひずみ変形が少なく締付けによる変形によっ
てシール不良を起す心配もない。
材料の横流れ現象がきわめて少なく、本考案の金属製の
補強環１がコの字形であるため剛性が高いことと相まっ
て、材料のひずみ変形が少なく締付けによる変形によっ
てシール不良を起す心配もない。
本考案のシールワッシャーＡは、補強環１がコの字形を
しているので圧縮変形に強く、材料の厚みが従来より薄
くでき、かつゴム等の弾性シール部２にも無理な力が働
かないので、シール部を破壊する様な変形もない。
しているので圧縮変形に強く、材料の厚みが従来より薄
くでき、かつゴム等の弾性シール部２にも無理な力が働
かないので、シール部を破壊する様な変形もない。
さらに、シール面積及びシール個所の増大により、従来
の様にボルトのネジ部でシールする必要がなく、従って
ボルト穴は大きくてよいため、該シールワッシャーＡの
装着はきわめて容易で作業性は大巾に改良される。
の様にボルトのネジ部でシールする必要がなく、従って
ボルト穴は大きくてよいため、該シールワッシャーＡの
装着はきわめて容易で作業性は大巾に改良される。
またボルト６とシールワッシャーＡとはメタルタッチが
行なわれないので、シール不良がなく、騒音の発生も少
ないなどのすぐれた効果がある。
行なわれないので、シール不良がなく、騒音の発生も少
ないなどのすぐれた効果がある。
この様に本考案のシールワッシャーは簡単な構造で、シ
ール性能が大巾に向上し、作業性がよく更に騒音の発生
も少ない理想的シールワッシャーである。
ール性能が大巾に向上し、作業性がよく更に騒音の発生
も少ない理想的シールワッシャーである。
第１図は本考案のシールワッシャーの断面図である。
第２図は本考案のシールワッシャーの使用状態の断面図
である。 第３図、第４図は従来のシールワッシャーの断面図であ
る。 第５図は従来のシールワッシャーの使用状態の断面図で
ある。 Ａ・・・・・・シールワッシャー、１・・・・・・補強
環、２・・・・・・弾性シール部、３・・・・・・凸出
シール輪、４・・・・・・凸出軸。
である。 第３図、第４図は従来のシールワッシャーの断面図であ
る。 第５図は従来のシールワッシャーの使用状態の断面図で
ある。 Ａ・・・・・・シールワッシャー、１・・・・・・補強
環、２・・・・・・弾性シール部、３・・・・・・凸出
シール輪、４・・・・・・凸出軸。
Claims (1)
- 下向きコ字形の断面を有する環状に形成された金属性補
強環を有し、該補強環の下方にゴムまたは合成樹脂等の
弾性体シール部を設け、かつ該弾性体シール部は連続的
に上方に連なり、該補強環より上に凸出する凸出シール
輪を有すると共に、内側中央にボルト穴を設けたことを
特長としたシールワッシャー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1576380U JPS6040898Y2 (ja) | 1980-02-09 | 1980-02-09 | シ−ルワツシヤ− |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1576380U JPS6040898Y2 (ja) | 1980-02-09 | 1980-02-09 | シ−ルワツシヤ− |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56117112U JPS56117112U (ja) | 1981-09-08 |
| JPS6040898Y2 true JPS6040898Y2 (ja) | 1985-12-11 |
Family
ID=29612203
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1576380U Expired JPS6040898Y2 (ja) | 1980-02-09 | 1980-02-09 | シ−ルワツシヤ− |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6040898Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014025589A (ja) * | 2013-09-10 | 2014-02-06 | Waterworks Technology Development Organization Co Ltd | 流体管フランジ部の締結方法及び配管補強具 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58163757U (ja) * | 1982-04-27 | 1983-10-31 | エヌオーケー株式会社 | パツキン |
| JP6026122B2 (ja) * | 2012-03-27 | 2016-11-16 | 株式会社水道技術開発機構 | シールワッシャ及び流体管フランジ部の締結方法 |
-
1980
- 1980-02-09 JP JP1576380U patent/JPS6040898Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014025589A (ja) * | 2013-09-10 | 2014-02-06 | Waterworks Technology Development Organization Co Ltd | 流体管フランジ部の締結方法及び配管補強具 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56117112U (ja) | 1981-09-08 |
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