JPS6347324Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6347324Y2
JPS6347324Y2 JP11804482U JP11804482U JPS6347324Y2 JP S6347324 Y2 JPS6347324 Y2 JP S6347324Y2 JP 11804482 U JP11804482 U JP 11804482U JP 11804482 U JP11804482 U JP 11804482U JP S6347324 Y2 JPS6347324 Y2 JP S6347324Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
panel
washer
valve
nut
mounting hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP11804482U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5922375U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP11804482U priority Critical patent/JPS5922375U/ja
Publication of JPS5922375U publication Critical patent/JPS5922375U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6347324Y2 publication Critical patent/JPS6347324Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Valve Housings (AREA)
  • Bolts, Nuts, And Washers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、バルブをパネルの取付穴に固定する
為のバルブのパネル取付け用ワツシヤの改良に係
り、特にパツキン押えナツトを取外すことなくバ
ルブをパネルに固定することができるものに関す
る。
従来、パツキン押えナツトを取外すことなし
に、バルブをパネルの取付穴に固定できるワツシ
ヤとしては、実開昭56−79766号公報に開示され
たものが知られている。
即ち、前記ワツシヤ100は、第2図及び第3
図に示す如く、パネル101の取付穴102の内
径より小径のボス部103と該内径より大径のデ
イスク部104とを有して居り、直径に沿つて二
分割されている。
而して、ワツシヤ100を用いてバルブ105
をパネル101の取付穴102に固定するには、
先ず、バルブ105のハンドル106を外し、パ
ネル押えナツト107及びパツキン押えナツト1
08を螺合したスタフインボツクス109をその
下端に設けた受部110がパネル101の一側面
に当合するまで取付穴102に挿入し、パネル押
えナツト107とパネル101の他側面にワツシ
ヤ100を嵌め込み、その後パネル押えナツト1
07を締め込むようにすれば良い(第1図参照)。
この様に、前記ワツシヤ100を用いれば、パ
ツキン押えナツト108を取外すことなくバルブ
105をパネル101に固定することができるの
で、パツキンの締付トルク等が狂わないと云う利
点がある。
然し乍ら、前記ワツシヤ100には、下記の様
な問題がある。
(1) ワツシヤ100は、バルブ105のパネル押
えナツト107と受部110との間で挾持さ
れ、該バルブ105と一緒に輸送されている。
ところが、ワツシヤ100は、二分割されてい
る為、バルブ105の輸送中に震動等によりワ
ツシヤ100が外れて紛失することがある。
(2) ワツシヤ100は、通常剛性,耐久性を持た
せる為に金属製としてあるので、これをパネル
押えナツト107とパネル101との間に介設
してパネル押えナツト107を締め込んだとき
に、パネル101が傷つけられることがある。
(3) ワツシヤ100は、通常金属製である為、こ
れをパネル押えナツト107とパネル101と
の間に介設したときには、パネル101とワツ
シヤ100との間の防水性が悪く、又、防震性
も極めて悪い。
この様に、従来のワツシヤは、種々の問題があ
つた。
本考案は、上記の各問題点を解消する為に創案
されたものであり、その目的は紛失することなく
バルブと一緒に輸送できると共に、使用時にパネ
ルへの損傷を防止でき、且つ防水並びに防震効果
を高めうるバルブのパネル取付け用ワツシヤを提
供するにある。
本考案の基本的な構成は、パネルの一側面に当
合する受部と、パネルの取付穴より小径のパネル
押えナツト及びパツキン押えナツトとを備えたバ
ルブの前記パネル押えナツトとパネルの他側面と
の間に介設されたワツシヤに於いて、前記ワツシ
ヤは、取付穴の内径より小径のボス部と該内径よ
り大径のデイスク部を有する二つ割パネル押えリ
ングと、デイスク部の外周縁部を被覆してパネル
押えナツト及びパツキン押えナツトに挿通しうる
弾性リングとから成るものである。
本考案では、二つ割パネル押えリングのデイス
ク部の外周縁部を弾性リングで被覆した為、ワツ
シヤをバルブに取付けて輸送するときに途中で紛
失することがなく、又、使用時にはパネルへの損
傷を防止できると共に、防水並びに防震効果を高
めることができる。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。
第4図は、バルブ1をパネル2に固定した状態
の部分断面図である。
バルブ1は、パネル2の一側面に当合する受部
3と、スタフインボツクス4の外周面に形成され
た雄螺子部に螺合されパネル2の取付穴5より小
径のパネル押えナツト6及びパツキン押えナツト
7を少なくとも備えて居り、前記受部3はスタフ
インボツクス4の下端にパネル2の取付穴5より
大径の受け輪を嵌め込むことにより形成されてい
る。又、スタフインボツクス4内には、弁棒8が
挿入され、その上端部にナツト9によりハンドル
10が固着されている。
尚、第1図に於いて、11は弁箱、12はハメ
ワ、13はパツキン、14はパツキン押えであ
る。
一方、ワツシヤ15は、第5図及至第10図に
示す如く、ボス部16及びデイスク部17を有す
る金属製のパネル押えリング18、弾性リング1
9とから構成されている。
具体的には、前記パネル押えリング18は、パ
ネル2の取付穴5より小径のボス部16とこれに
連設され取付穴5の内径より大径のデイスク部1
7とから成り、直径に沿つて二分割され、半円片
18a,18bになつている。又、パネル押えリ
ング18の内径は、スタフインボツクス4の外径
より大径で且つパネル押えナツト6の外径より小
径に設定されている。更に、半円片18a,18
bを第7図及び第8図に示す如く対峙させ、内周
面が真円になつたときには、半円片18a,18
bの間に若干の間隙が形成されるようになつてい
る。この間隙を形成したのは、後述する弾性リン
グ19の凹所20にデイスク部17の外周縁部を
嵌め込み易くする為である。
弾性リング19は、ゴム部材により作製されて
居り、内周面にはデイスク部17の外周縁部に嵌
合しうる環状の凹所20が形成されている。又、
弾性リング19の内径は、パネル押えナツト6及
びパツキン押えナツト7並びにボス部16の外径
より大径で且つデイスク部17の外径より小径に
設定されている。従つて、弾性リング19は、デ
イスク部17の外周縁部を被覆することができる
(第5図及び第6図参照)。
次に、ワツシヤ15を用いてバルブ1をパネル
2の取付穴5に固定する場合について説明する。
先ず、ハンドル10を取外し、パネル押えナツ
ト6及びパツキン押えナツト7を螺合したスタフ
インボツクス4をパネル2の取付穴5に挿入して
受部3をパネル2の一側面に当合させる。次に、
パネル押えリング18の半円片18a,18bを
ボス部16が取付穴5に入るようにパネル押えナ
ツト6とパネル2の他側面との間に嵌め込み、円
状とする。そして、弾性リング19をスタフイン
ボツクス4の下端へ外嵌し、これを拡張してその
凹所20にデイスク部17の外周縁部を嵌め込
む。その後、パネル押えナツト6を締め込んでパ
ネル2をパネル押えリング18と受部3とによつ
て挾持する。従つて、バルブ1は、パネル2に対
して固定されたことになる。最後に、弁棒8の上
端にハンドル10をナツト9にて固着する。
尚、上記実施例では、先にパネル押えリング1
8を嵌め込み、その後弾性リング19でデイスク
部17外周縁部を被覆するようにしたが、弾性リ
ング19を先にスタフインボツクス4の下端へ外
嵌し、該弾性リング19の凹所20にパネル押え
リング18のデイスク部17外周縁部を嵌め込む
ようにしても良い。
この様に、ワツシヤ15を用いれば、パネル押
えナツト7を取外すことなしに、バルブ1をパネ
ル2に固定できるので、パツキン13の締付トル
クが狂うことがない。従つて、パツキン13部分
から流体が漏洩したり或はハンドル操作抵抗が過
大になつたりすることがない。
尚、パネル押えリング18は、上記実施例に限
定されるものではなく、二つ割りで、取付穴の内
径より小径のボス部16と該内径より大径のデイ
スク部17を有して居れば、その形状は任意であ
る。
又、上記実施例では、弾性リング19をゴム部
材で作製したが、これに限定されるものではな
く、弾性を有する部材(例えばプラスチツク)で
あれば任意である。
更に、ワツシヤ15は、パネル2の一側面に当
合する受部3と、パネルの取付穴より小径のパネ
ル押えナツト6及びパツキン押えナツト7とを備
えているバルブであれば、如何なる型式のバルブ
(例えばニードルバルブ・ボールバルブ・ゲート
バルブ等)にも適用できる。
本考案は、上記の構成であるから、以下の利点
を有する。
(1) ワツシヤは、二つ割パネル押えリングのデイ
スク部の外周縁部を弾性リングで被覆する構成
とした為、これをバルブの受部とパネル押えナ
ツトの間で挾持し、バルブと一緒に輸送した場
合、輸送中にワツシヤが分解してバルブから外
れると云うことが皆無となる。その結果、輸送
中のワツシヤの紛失を確実に防止することがで
きる。
(2) ワツシヤを用いてバルブをパネルに固定しと
きに、パネル面と二つ割パネル押えリングと間
に弾性リングが介設されることになる為、パネ
ル押えナツトでワツシヤを押え込んでもパネル
が損傷することがない。
(3) ワツシヤを用いてバルブをパネルに固定した
ときに、弾性リングがパツキンの役目を果し、
防水効果を高めることができる。
(4) ワツシヤを用いてバルブをパネルに固定した
ときに、パネル面とパネル押えリングとの間に
弾性リングが介設されることになる為、防震効
果を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のワツシヤを用いてバルブをパネ
ルに固定した状態の部分断面図、第2図は従来の
ワツシヤの正面図、第3図は同じく底面図、第4
図は本考案の実施例に係るワツシヤを用いてバル
ブをパネルに固定した状態の部分断面図、第5図
はワツシヤの平面図、第6図は第5図のA−A線
断面図、第7図はワツシヤの二つ割パネル押えリ
ングの底面図、第8図は二つ割パネル押えリング
の正面図、第9図はワツシヤの弾性リングの平面
図、第10図は第9図のB−B線断面図である。 1はバルブ、2はパネル、3は受部、5は取付
穴、6はパネル押えナツト、7はパツキン押えナ
ツト、15はワツシヤ、16はボス部、17はデ
イスク部、18はパネル押えリング、19は弾性
リング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. パネル2の一側面に当合する受部3と、パネル
    2の取付穴5より小径のパネル押えナツト6及び
    パツキン押えナツト7とを備えたバルブ1の前記
    パネル押えナツト6とパネル2の他側面との間に
    介設されたバルブのパネル取付け用ワツシヤに於
    いて、前記ワツシヤ15は、取付穴5の内径より
    小径のボス部16と該内径より大径のデイスク部
    17を有する二つ割パネル押えリング18と、デ
    イスク部17の外周縁部を被覆してパネル押えナ
    ツト6及びパツキン押えナツト7に挿通しうる弾
    性リング19とから構成したことを特徴とするバ
    ルブのパネル取付用ワツシヤ。
JP11804482U 1982-08-02 1982-08-02 バルブのパネル取付け用ワツシヤ Granted JPS5922375U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11804482U JPS5922375U (ja) 1982-08-02 1982-08-02 バルブのパネル取付け用ワツシヤ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11804482U JPS5922375U (ja) 1982-08-02 1982-08-02 バルブのパネル取付け用ワツシヤ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5922375U JPS5922375U (ja) 1984-02-10
JPS6347324Y2 true JPS6347324Y2 (ja) 1988-12-07

Family

ID=30271488

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11804482U Granted JPS5922375U (ja) 1982-08-02 1982-08-02 バルブのパネル取付け用ワツシヤ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5922375U (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61145175U (ja) * 1985-02-28 1986-09-08
JPH0394482U (ja) * 1990-01-18 1991-09-26
JPH0596659U (ja) * 1992-06-05 1993-12-27 エヌオーケー株式会社 ソレノイド

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5922375U (ja) 1984-02-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6347324Y2 (ja)
JPH0313656Y2 (ja)
JPH0129333Y2 (ja)
JPS6120356Y2 (ja)
JPS6224034Y2 (ja)
JPS59101092U (ja) 配管封止用キヤツプ
JPH047363Y2 (ja)
JPS6026Y2 (ja) 金属製まほうびんの底構造
JPS633455Y2 (ja)
JPH0344666Y2 (ja)
JPH0737799Y2 (ja) オイルフィルタ締付用ソケット
JPS6236716Y2 (ja)
JPH0434421Y2 (ja)
JPS6142241Y2 (ja)
JPS6224032Y2 (ja)
JPS6023550Y2 (ja) 浮動ねじ構造
JPH032791Y2 (ja)
JPS5829845Y2 (ja) 防水型照明器具
JPS58133682U (ja) サドルパツキンの取付構造
JPS5945389U (ja) 鋼管の接続構造
JPS59112018U (ja) ワツシヤ−シ−ル
JPS6116227Y2 (ja)
JPS6024976U (ja) アングル弁
JPH0720731Y2 (ja) ボタン保持構造
JPS6047980U (ja) 遮断弁用継手構造