JPH0434421Y2 - - Google Patents

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JPH0434421Y2
JPH0434421Y2 JP16526585U JP16526585U JPH0434421Y2 JP H0434421 Y2 JPH0434421 Y2 JP H0434421Y2 JP 16526585 U JP16526585 U JP 16526585U JP 16526585 U JP16526585 U JP 16526585U JP H0434421 Y2 JPH0434421 Y2 JP H0434421Y2
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packing member
plate
wall surface
groove
flange portion
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JP16526585U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は計器ケース防水装置に関し特にオート
バイ・小型船舶あるいは農耕機械などに使用され
る速度計,回転計等の計器ケースの前面に装着さ
れる透視板と見返し板をパツキン部材により防水
するものに関する。
〔関連技術とその問題点〕
計器の前面に装着される透視板と見返し板とを
パツキン部材により水密に保つようにした計器ケ
ースの防水装置は、実公昭47−36127号,実公昭
49−3321号,実公昭49−6601号,実開昭60−
11019号等の各公報に開示されている。
たとえば第6図に示すように従来装置では、計
器ケース1の開口縁にフランジ部2を形成し、該
フランジ部2上に見返し板3を載置し、透視板4
の周縁部分を内周面に嵌合したパツキン部材5を
見返し板3上に形成し、環状枠縁6を該フランジ
部2と該パツキン部材5に外方より加締めること
によりパツキン部材5を圧縮して防水性を与える
ように試みられた。
しかしながら、環状枠縁6を加締めるとパツキ
ン部材5は圧縮され、第3図に示すように透視板
4の中心方向に直接応力が加わることがあり、特
に樹脂性ガラスの場合、油分の付着によつて樹脂
組織が破壊されやすく、素材自体が弱くなりやす
いために応力が集中してクラツクあるいは割れな
どの現象が生ずるという問題がある。
また、前面ガラスとして油分などの外的要因に
強い無機ガラスを使用することもあるが、環状枠
縁の加締める際に中心方向に強い応力が直接加わ
つてまうと割れてしまうという問題がある。
〔考案の目的〕
本考案は上記の事情を考慮して考案されたもの
で環状枠縁を加締めた際に生ずる前面ガラス中心
方向に加わる応力を抑制してその前面ガラスの保
護を計ることを目的とする。
〔考案の構成〕
本考案は上記の目的を達成するために、計器ケ
ースの開口縁に形成されるフランジ部と、前記フ
ランジ部の上面に配設されるパツキン部材と、前
記パツキン部材の内周面に形成される溝部と、前
記溝部の底壁面から側壁面に至る面にその一端に
連続形成した水平部及び垂直部を当接するように
前記溝部に係合される見返し板と、前記見返し板
の水平部及び垂直部と前記溝部の上壁面とにその
周端部が包囲される透視板と、前記フランジ部と
前記パツキン部材とを外方より嵌着する環状枠縁
とからなることとしたものである。
〔考案の実施例〕
第3図に示すように計器ケース7の開口縁を外
側へ略直角に折曲してフランジ部8を形成し、こ
のフランジ部8の上に、内側を開口し、底壁面9
aと側壁面9bと上壁面9cとから構成される断
面略コ字状の溝部9を内周面に穿設したパツキン
部材10を配設するようにしている。
またパツキン部材10の溝部9内に嵌め込まれ
る見返し板11には、その一端に断面略L字状の
水平部11aと垂直部11bとを形成し、この水
平部11aの一部と垂直部11bとが前記溝部9
の底壁面9aと側壁面9bとに当接される。
この場合、前記見返し板11の垂直部11bは
水平部11aの全周縁部又は第5図に示すように
一部周縁部に形成される。
また12は前記見返し板11上に配設され、計
器を視読するための透視板であり、この実施例で
は透視板12の周縁を段差によつて形成した周縁
部12aが前記見返し板11の水平部11a上に
載置される。
また、13は計器ケース7のフランジ部8上に
パツキン部材10と見返し板11および透視板1
2とを固定する金属製の環状枠縁である。なお、
透視板12は樹脂ガラス又は無機ガラスなどが使
用される。
前記計器ケース7の開口縁に各構成部品を組み
付ける場合、まず見返し板11の水平部11a上
に透視板12を載置しセツトする。この場合、水
平部11aの外周部分に設けた垂直部11bによ
つて見返し板11の位置決め等が成されるもので
あり、この状態でパツキン部材10の溝部9に見
返し板11とともに透視板12を嵌め込んで前記
三者を組み付け保持する。
この際、溝部9にはその底壁面9aから側壁面
9bに至る面に見返し板11の水平部11aと垂
直部11bが当接され、溝部9の上壁面9c部分
が透視体12の周縁部12aの上面が当接されて
前記三者が組み付けセツトされる。この状態で計
器ケース7のフランジ部8上にパツキン部材10
の底壁部分を載置し、次いでフランジ部8とパツ
キン部材10の外方より環状枠縁13を嵌着し、
加締める。
第4図は本考案の第2実施例を示し、透視板1
2の外周部12a上に先鋭状の突起14を突設し
たものである。この突起14は計器ケース7が円
形である場合には透視板12の外周部12aに沿
つて環状に形成される。
しかして、本考案による計器ケース7の透視板
12と見返し板11の取り付けは、前記の如くパ
ツキン部材10の溝部9に見返し板11と透視板
12を嵌め込み、該パツキン部材10とケース1
のフランジ部8に環状枠縁13を被せた後、加締
めてなるものである。この加締めの際、パツキン
部材10は圧縮されると共に第3図の矢印で示す
ように溝部9の側壁面9b側に応力がかかる。こ
の応力は溝部9の側壁面9bに面接触している見
返し板11の垂直部11bに抑制されて透視板1
2の外周部12aに応力が伝わることを未然に防
ぐことができ、従来のような斜視板12に加わる
応力による透視板12のクラツクあるいは割れな
どの現象を防ぐことができる。
また、透視板12が熱膨張して、その外周部1
2aの側縁部分が見返し板11の垂直部11bを
圧迫する場合も考えられるが、透視板12自体の
材質等に応じて見返し板11の垂直部11bと透
視板12の外周部12aの側縁部分との間に少許
間隙を設けることによつて回避される。
その結果、前記間隙部分により透視板12の熱
膨張を吸収することもできる。
さらに、透視板12とパツキン部材10の上部
間隙部15より水が浸入してくる場合には透視板
12の外周部12a上に一体に形成した環状の先
鋭状突起14がパツキン部材10の上壁面9cに
喰込まれて密着されているから水の浸入を排除す
ることができる。
〔考案の効果〕
上記の如く、本考案は計器ケース開口縁に形成
されるフランジ部と、前記フランジ部の上面に配
設されるパツキン部材と、前記パツキン部材の内
周面に形成される溝部と、前記溝部の底壁面から
側壁面に至る面にその一端に連続形成した水平部
及び垂直部を当接するように前記溝部に係合され
る見返し板と、前記見返し板の水平部及び垂直部
と前記溝部の上壁面とにその周縁部が包囲される
透視板と、前記フランジ部と前記パツキン部材と
を外方より嵌着する環状枠縁とからなるものであ
るからパツキン部材の圧縮により透視板の端部に
かかる応力は見返し板の垂直部により規制され透
視板の保護を計ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例の全体側面図、第
2図はその分解斜視図、第3図はその要部拡大断
面図、第4図は本考案の第2実施例の要部断面
図、第5図は本考案の第3実施例を示す要部の斜
視図、第6図は従来例の要部断面図である。 1,7……計器ケース、2,8……ケースのフ
ランジ部、3,11……見返し板、4,12……
透視板、5,10……パツキン部材、6,13…
…環状枠縁、9……溝部、14……突起。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 計器ケースの開口縁に形成されるフランジ部
    と、前記フランジ部の上面に配設されるパツキン
    部材と、前記パツキン部材の内周面に形成される
    溝部と、前記溝部の底壁面から側壁面に至る面に
    その一端に連続形成した水平部及び垂直部を当接
    するように前記溝部に係合される見返し板と、前
    記見返し板の水平部及び垂直部と前記溝部の上壁
    面とにその周縁部が包囲される透視板と、前記フ
    ランジ部と前記パツキン部材とを外方より嵌着す
    る環状枠縁とからなることを特徴とする計器ケー
    スの防水装置。
JP16526585U 1985-10-28 1985-10-28 Expired JPH0434421Y2 (ja)

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