JPH0541371Y2 - - Google Patents

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JPH0541371Y2
JPH0541371Y2 JP1985048955U JP4895585U JPH0541371Y2 JP H0541371 Y2 JPH0541371 Y2 JP H0541371Y2 JP 1985048955 U JP1985048955 U JP 1985048955U JP 4895585 U JP4895585 U JP 4895585U JP H0541371 Y2 JPH0541371 Y2 JP H0541371Y2
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JP
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transparent protection
groove
protection plate
plate
sealing material
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JP1985048955U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は主に自動二輪車用の計器における計器
ケース体を透明保護板で覆う場合の防水構造に関
する。
(従来の技術) 従来、自動二輪車、建設機械等の雨水がかかり
やすいものに使用される計器においては、透明保
護板の外周縁にシール用のゴムパツキンを組付
け、透明保護板の両面より平行にゴムパツキンを
圧縮して防水構造としている(例えば、実公昭38
−17769号公報)。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、上述した従来のものでは、ゴムパツ
キンを用いて防水構造としているので、部品点数
も多く、組付けにも多大の時間と熟練を要するの
みならず、ゴムパツキンの圧縮力のバラツキによ
り防水性が不安定となり、かつゴムパツキンの老
化により防水性が劣化するという問題があつた。
そこで本考案は上記問題点に鑑みてなされたも
のであり、防水性を高めることが可能な計器の防
水構造を提供することを目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
そのため本考案は、 透明保護板により覆われる窓周縁部全周に形成
した溝、および 前記溝の内側周縁部全周に形成されると共に、
前記透明保護板側に突出して前記透明保護板の下
面に当接し、前記溝に配設された樹脂接着剤より
なるシール材をその位置に保持して前記シール材
が内周側に洩れるのを防止する第1の仕切り壁、 を有し、計器ケース体に装着された板部材と、 前記溝の内側周縁部全周に形成されると共に、
前記透明保護板側に突出して前記透明保護板の上
面に当接し、前記シール材が内周側に洩れるのを
防止する第2の仕切り壁、 を有し、前記板部材に装着された枠部材と、 を備える計器の防水構造を採用するものである。
〔作用効果〕
上記構成により、計器ケース体の窓周縁部に形
成された溝内に樹脂接着材よりなるシール材が注
入され、このシール材が内周側に漏れるのを第
1、第2の仕切り壁によつて阻止して、シール材
により透明保護板と計器ケース体との間を接着し
たので、部品点数を増大させることなく、かつ
個々の部品寸法の制度に影響させることなく、十
分な防水性を確保することができるのみならず、
老化による防水性の劣化も解消することができる
という優れた効果がある。
また、第1の仕切り壁は、シール材が透明保護
板面に流出して計器の外観を損ねることを防止す
るための防止手段として機能させるばかりでな
く、透明保護板を装着するまで接着剤を溝に配設
したままの状態を保持する保持手段としても機能
させているので、透明保護板を的確に計器ケース
に接着させると共に、計器の外観を防止すること
ができ、しかも、接着剤を予め配設してから透明
保護板を装着する構造であるので、接着剤は、少
なくとも透明保護板と溝との間の空間に均一に埋
めることができ、防水性を高めることができると
いう優れた効果がある。
〔実施例〕
以下本考案を図に示す実施例について説明す
る。
合成樹脂で作製された板部材に相当する見返し
板1の窓周縁部全周に溝1aが設けられ、板ガラ
スよりなる透明保護板2は、溝1aに流しこまれ
た熱せられ流動性のある樹脂シール材3と枠部材
に相当する化粧板4とでその外周縁で固定されて
いる。化粧板4は見返し板1にビス締め等にて固
定され、見返し板1は、計器本体8を収納するケ
ース5にビス締めにて固定されている。
シール材3は、樹脂接着剤(ホツトメルト等)
を熱して流動性を持たせたもので、見返し板1の
溝1aにあらかじめ流しこんでおき、透明保護板
2を見返し板1の所定の位置へ置き、化粧板4を
見返し板1に組付固定することによりシール材3
を圧縮し、見返し板1、透明保護板2、化粧板4
の組み合わせ部にシール材3が入り込み、シール
材3は温度が下がり固化する。このシール材3に
より、見返し板1、透明保護板2、化粧板4の組
み合わせ部の防水を行うものである。また、1
b,4aはシール材3が可視部へ出るのを防ぐた
め、見返し板1および化粧板4の溝1aの内周側
に一体形成した第1、第2の仕切壁である。6,
7は計器本体8の文字板および指針である。
【図面の簡単な説明】
図は本考案構造の一実施例を示す縦断面図であ
る。 1,4,5……計器ケース体を構成する見返し
板、化粧板、ケース、1a……溝、1b……仕切
壁、2……透明保護板、3……シール材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 透明保護板により覆われる窓周縁部全周に形成
    した溝、および 前記溝の内側周縁部全周に形成されると共に、
    前記透明保護板側に突出して前記透明保護板の下
    面に当接し、前記溝に配設された樹脂接着剤より
    なるシール材をその位置に保持して前記シール材
    が内周側に洩れるのを防止する第1の仕切り壁、 を有し、計器ケース体に装着された板部材と、 前記溝の内側周縁部全周に形成されると共に、
    前記透明保護板側に突出して前記透明保護板の上
    面に当接し、前記シール材が内周側に洩れるのを
    防止する第2の仕切り壁、 を有し、前記板部材に装着された枠部材と、 を備える計器の防水構造。
JP1985048955U 1985-04-01 1985-04-01 Expired - Lifetime JPH0541371Y2 (ja)

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JPS61165417U JPS61165417U (ja) 1986-10-14
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