JPS622542Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS622542Y2
JPS622542Y2 JP6855282U JP6855282U JPS622542Y2 JP S622542 Y2 JPS622542 Y2 JP S622542Y2 JP 6855282 U JP6855282 U JP 6855282U JP 6855282 U JP6855282 U JP 6855282U JP S622542 Y2 JPS622542 Y2 JP S622542Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
glass cover
piece
case body
gasket
attached
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP6855282U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58170568U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP6855282U priority Critical patent/JPS58170568U/ja
Publication of JPS58170568U publication Critical patent/JPS58170568U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS622542Y2 publication Critical patent/JPS622542Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Casings For Electric Apparatus (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は積算電力量計を装着したケース本体に
被着するガラスカバーを密封状とするためのパツ
キンの改良構造に関するものである。
従来のこの種のパツキンは、打抜きにより扁平
方形状に形成されたものを、ケース本体の開口端
とガラスカバーの開口端とに位置ずれすることな
く正しく位置を保持し得るように、パツキンの上
面に有機溶剤系等の接着剤を付与して、この接着
剤を介してガラスカバーの開口端に接着し、正し
く位置固定させておくようにしている。
しかるに、積算電力量計は使用開始から一定期
間経過すると調整のために密封されているガラス
カバーを外して計器を点検し、調整後ケース本体
及びガラスカバーを再使用するために洗浄等を必
要としていた。この際に、パツキンも再使用する
ことがあるが、前記のようにパツキンはガラスに
接着されているために無理に取外そうとして破損
し再使用を不可能としたり、また、接着によつて
ガラスにくつついた汚れを払拭除去するのに極め
て手数が掛かるといつた不都合があると共に、有
機溶剤の使用に伴ない安全衛生上にも問題がある
といつたように種々の欠点があつた。
出願人はかかる従来欠点を解消するためのパツ
キンの改良構造に関して、扁平な本体部の幅をガ
ラスカバーのガラス厚に略合致させると共に該本
体部の内側縁にガラスカバーの内側壁に当接する
鍔片を周設して断面L状に形成し、このパツキン
をガラスカバーの開口端に被着して本体部の平坦
な面をガラスカバーの開口端に当てがい、鍔片を
ガラスカバー内側壁に押込み当接させるように構
成したものを考案して先に出願した。
本考案はさらに前記した出願考案に係わるパツ
キンを改良したもので、パツキンの鍔片の外側に
肉盛りをして補強片部を一体に設けると共に該鍔
片にま各コーナ部に切欠溝を設けて、常に安定し
た形態を保ち得る如くして作業性よく、しかも、
ガラスカバーに対してのみならずケース本体に対
しても接着することなく取付け固定できると共に
ケース本体とガラスカバーとを締付けたときも該
鍔片は補強片部の補強力と切欠溝の調節力によつ
てケースの内側へわき出るようなことなく、しか
も本体部をずれさせるようなこともなく十分に密
封できるパツキンを提供せんとするものである。
以下に本考案を実施例により図面と共に説明す
る。第5図及び第8図において1は上面で開口し
た箱形をなす鉄板等により形成されたケース本
体、2は該ケース本体1の上面に被着する下面で
開口した箱形をなす透明なガラスカバーである。
このガラスカバー2の外周下部には金属製のカバ
ー枠3をその下縁がガラスカバー2の下端縁より
突出するようにして嵌着してある。4はケース本
体1とガラスカバー2の開口端の間に介在させる
パツキン、5,5はケース本体1とカバー枠3の
左右の側面に夫々対向状に突出させた締付片であ
り、ケース本体1に計器を装着した後、該締付片
5,5に封印具を取付けて積算電力量計を構成す
るようになつている。
前記パツキン4は、ゴム或いは合成樹脂等を素
材にして第1図及至第4図に示すように方形枠状
で所定の肉厚を持ち、幅はガラスカバー2のガラ
ス厚若しくはケース本体1の上端縁の幅に略合致
させた寸法とした本体部4aを形成し、該本体部
4aの内側縁に前記ガラスカバー2若しくはケー
ス本体1の内側壁に対して稍きつい程度に嵌合す
る寸法にて鍔片6を周設し、断面がL状をなすよ
うに形成され、さらに該鍔片6の外側に立上り基
部を残してその上部全体に一定厚さの肉盛りをし
た補強片部7を周設する。さらにまた、該鍔片6
の各コーナ部にはパツキン4の中心で直交する向
きにて適宜幅の切欠溝8を設ける。
このように形成されたパツキンの使用について
説明するに、先ず、ガラスカバー2に対して取付
ける場合には、パツキン4の本体部4aをガラス
カバー2の開口端面に当てがうようにして鍔片6
を該ガラスカバー2の内側壁沿いに押込んでやる
ことで、該鍔片6は補強片部7によつて安定した
形態にて取扱えるために変形することなく第6図
に示すように前記内側壁沿いに作業性よく取着す
ることができ、接着剤を使用することなく固定さ
せることができる。そしてこのようにしてパツキ
ン4を取着したガラスカバー2をケース本体1に
対向させて締付けると第7図に示すように補強片
部7の補強効果によつて鍔片6は全体的にガラス
カバー2の内側壁に圧接する。
さらにこの際に、ガラスカバー2は成型温度条
件等によつて寸法誤差を持つているから、例えば
鍔片6の嵌合がきつ過ぎ気味の場合は該鍔片6の
各コーナ部に設けた切欠溝8が狭まり、逆に鍔片
6の嵌合が甘い場合は各切欠溝8が広められてア
ジヤストされるために鍔片6をガラスカバー2の
内側壁へ密着させると共に、パツキン4の本体部
4aをガラス端面にずれを生じることなく密接さ
せることができるものである。
次にパツキン4をケース本体1に対して取付け
る場合は、前記のガラスカバー2への取付けと同
じ要領でもつて、本体部4aをケース本体1の開
口端縁に当てがうようにして鍔片6を該ケース本
体1の内側壁沿いに押込んでやることで、前記ガ
ラスカバー2への取付けと全く同じような作用効
果を発揮させることができる。そしてパツキン4
を取着したケース本体1に対向させたガラスカバ
ー2を締付けた状態で第9図に示すように鍔片6
はケース本体1の内側壁に密接していて該ケース
本体1に収容させた計器の邪魔になるようなこと
はない。
また、第10図及至第12図に示したものは、
鍔片6は本体部4aの側で薄く、先端に向つて肉
厚となるように外周面をテーパー状に形成した実
施例である。このようにテーパー状に形成された
補強片部7も前記の一定厚さの肉盛りに形成した
ものと同じような作用効果を発揮する。そして、
このように形成されたパツキン4は第13図のよ
うにガラスカバー2に嵌着させ、或いは第14図
のようにケース本体に嵌着させて、夫々にケース
本体1とガラスカバー2を対向させ締付けた状態
では、パツキン4は補強片部7の補強効果と切欠
溝8のアジヤスト機能とによつて鍔片6の外側壁
がケース本体1若しくはガラスカバー2の内側壁
に密接し、かつ本体部4aは開口端面に位置ずれ
することなく接してパツキンの役目を十分に発揮
するものである。
前記各実施例は何れも補強片部7を鍔片6に周
回させて設けたものを示すが、本考案はこれらの
実施例に限られるものでなく、パツキン4の各コ
ーナ部のみに部分的に設けても十分に補強効果が
得られる。即ち第15図及び第16図に示したも
のはパツキン4の各コーナ部のみに鍔片6並びに
補強片部7を設け、直線部分では鍔片6は立上り
基部のみにより形成した実施例であり、このよう
にコーナ部にのみ補強片部7を設けたものも該補
強片部7の補強効果でパツキン4の形態を安定さ
せて、ガラスカバー2やケース本体1に容易に取
着させることができる。そして、このように直線
部分で補強片部7を設けないことで材料を節減し
てコスト低減に寄与させることができる。
以上に述べたように本考案のパツキンは、平坦
な本体部の内側縁に鍔片を垂直状に設けて断面L
状に形成され、さらに鍔片の外側面に補強片部を
設けて形態安定性を向上させたから、鍔片をガラ
スカバー若しくはケース本体の内側壁沿いに容易
に取着することができる。そして一旦取着した状
態では補強片部の補強効果により鍔片は前記内側
壁に密着する。さらに、ガラスカバーやケース本
体に寸法誤差がある場合は鍔片の各コーナ部に設
けた切欠溝の調整でもつて鍔片の前記内側壁に対
する嵌合がきつ過ぎたり逆に甘すぎたりするよう
な場合もパツキンは位置ずれすることなく正常な
取付位置を維持し十分なシールを行なわせること
ができる。そして、鍔片が全体的にケース内側壁
に接していることでケース内に装着される計器や
取付部材等の邪魔になるような不都合もない。ま
た、パツキンは形態安定性がよいためにガラスカ
バーやケース本体への取付作業を自動化し易く、
積算電力量計の組付け工程の効率向上にも寄与し
得るものである。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例に係わるもので第1図はパ
ツキンの斜視図、第2図は側面図、第3図は側面
断面図、第4図は同上の要部拡大断面図、第5図
及び第8図はケース本体、ガラスカバー及びパツ
キンの分解斜視図、第6図はガラスカバーにパツ
キンを取付けた状態の斜視図、第7図はガラスカ
バーにパツキンを取付けた使用状態を示す要部拡
大断面図、第9図はケース本体にパツキンを取付
けた使用状態を示す要部拡大断面図、第10図は
パツキンの他の実施例を示す側面図、第11図は
側面断面図、第12図は同上要部拡大断面図、第
13図は第10図に示すパツキンをガラスカバー
に取付けた使用状態を示す要部拡大断面図、第1
4図は第10図に示すパツキンをケース本体に取
付けた使用状態を示す要部拡大断面図、第15図
は補強片部を各コーナ部のみに設けたパツキンの
斜視図、第16図は同上側面図である。 1……ケース本体、2……ガラスカバー、4…
…パツキン、4a……本体部、6……鍔片、7…
…補強片部、8……切欠溝。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 積算電力量計を装着させるケース本体にガラ
    スカバーを被着させ密封する際に介在させる方
    形枠状をなすパツキンにおいて、扁平な本体部
    をガラスカバーのガラス厚若しくはケース本体
    の上端縁の幅に略合致する幅となすと共に該本
    体部の内側縁にガラスカバー若しくはケース本
    体の内側壁に当接させる鍔片を垂直状に設けて
    断面L状とし、さらに該鍔片の外側に肉盛りを
    して補強片部を一体に設けると共に該鍔片の各
    コーナ部には切欠溝を設けて形成したことを特
    徴とする積算電力量計用パツキン。 2 補強片部は鍔片の先端で最も肉厚となるよう
    にテーパー状に形成したことを特徴とする実用
    新案登録請求の範囲第1項記載の積算電力量計
    用パツキン。 3 補強片部はパツキン各コーナ部のみに設けた
    ことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1
    項記載の積算電力量計用パツキン。
JP6855282U 1982-05-10 1982-05-10 積算電力量計用パツキン Granted JPS58170568U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6855282U JPS58170568U (ja) 1982-05-10 1982-05-10 積算電力量計用パツキン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6855282U JPS58170568U (ja) 1982-05-10 1982-05-10 積算電力量計用パツキン

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58170568U JPS58170568U (ja) 1983-11-14
JPS622542Y2 true JPS622542Y2 (ja) 1987-01-21

Family

ID=30078325

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6855282U Granted JPS58170568U (ja) 1982-05-10 1982-05-10 積算電力量計用パツキン

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS58170568U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58170568U (ja) 1983-11-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
ES2013812A6 (es) Tapa rigida para techo de vehiculo.
SE8504086L (sv) Taklucka for fordon
JP3333694B2 (ja) 時 計
JPS622542Y2 (ja)
JPH02650Y2 (ja)
JPH0215331Y2 (ja)
JPS6213015Y2 (ja)
JP3502453B2 (ja) 膜式ガスメータにおけるカウンタカバーの取付構造
JPS61131312U (ja)
JPH0355108Y2 (ja)
JPH0318681Y2 (ja)
JPS6110217Y2 (ja)
JP3115361B2 (ja) 樹脂製容器及びその製造方法
JPH026300Y2 (ja)
JPS606785Y2 (ja) 携帯時計のガラス部構造
JPH0541371Y2 (ja)
JP2538592Y2 (ja) エアークリーナーのキャップ取着構造
JPS6010897Y2 (ja) 車両用窓枠装飾体
JPS6126148Y2 (ja)
JPS5814792Y2 (ja) ボックス等用窓枠パッキン
JPS6340010Y2 (ja)
JPS627721Y2 (ja)
JPH0140008Y2 (ja)
JPH0434471Y2 (ja)
JPS594306Y2 (ja) 複合腕時計ケ−スの裏蓋取付装置