JP2505103Y2 - 表示器筐体の防水構造 - Google Patents

表示器筐体の防水構造

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JP2505103Y2
JP2505103Y2 JP1990001682U JP168290U JP2505103Y2 JP 2505103 Y2 JP2505103 Y2 JP 2505103Y2 JP 1990001682 U JP1990001682 U JP 1990001682U JP 168290 U JP168290 U JP 168290U JP 2505103 Y2 JP2505103 Y2 JP 2505103Y2
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幸二 辻
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富士通機電株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔概要〕 表示器筐体の防水構造、より詳細には表示器の組立に
おいて防水パッキングの締め付け構造を改良した表示器
筐体の防水構造に関し、 表示器のパッキングの経時変化による圧力変動を防止
でき、組立作業も簡単になる表示器筐体の防水構造を提
供することを目的とし、 筐体の表面側内面に表示体周縁が当接されるフランジ
部を形成し、かつ前記筐体の表面側周縁部分には頂部が
前記表示体の上面より高いエッジ部を形成し、このエッ
ジ部と前記表示体の周縁部とにわたるパッキングを当接
させ、そのパッキングの上部から表面板を介して表面カ
バーで締め付けてなることを特徴とする表示器筐体の防
水構造を含み構成する。
〔産業上の利用分野〕
本考案は表示器筐体の防水構造、より詳細には表示器
の組立において防水パッキングの締め付け構造を改良し
た表示器筐体の防水構造に関する。
〔従来の技術〕
従来、バスなどの乗り物には各種表示を行うために、
表示器が用いられている。例えば、注意表示として「乗
降中」などの表示は、液晶パネルの表示器が使用されて
おり、このような表示器は、液晶パネルをパッキングな
どで筐体に取付け、防水構造としている。
第3図は従来の表示器の正面図、第4図は第3図のA
−A線拡大断面図、第5図は第4図のパッキング部分の
拡大図である。
これらの図において、11は表示器用の筐体、12は筐体
11の表面側に取付けられる「乗降中」などの表示を行う
長方形状の液晶パネル、13はアクリルなどの材質からな
る長方形状の透明な表面板、14及び15は防水用のパッキ
ング、16は表面カバーである。
上記筐体11は、正面側を開口した直方体状の箱体に形
成されており、その正面の周縁にはフランジ部11aが形
成されている。また、表面カバー16は、筐体11表面側を
覆う蓋状に形成され、正面側には表示用の開口部16aが
形成されている。そして、表示器の組立においては、筐
体11のフランジ部11aに液晶パネル12の周縁部を当接さ
せ、かつパッキング14及び15を介して表面板13を取付
け、その上から表面カバー16をスペーサ17を介して被せ
て、この表面カバー16に押圧力を加え、パッキング14及
び15に締め付け圧力を加えながら、該表面カバー16をビ
ス18などで筐体11側面に固定する。
この表示器では、表面カバー16の開口部16aから表面
板13を通して、内部の液晶パネル12表示面を見ることが
でき、かつ内部はパッキング14及び15により防水構造に
なっている。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記表示器では、防水構造にするために、表面カバー
16でパッキング14及び15に締め付け圧力を加えながら、
表面カバー16をビス18などで筐体11側面に固定していた
ため、パッキング14及び15の締め付けによる縮小寸法を
管理しなければならなかった。そのため、従来では第4
図に示すように、組立において外部から測定できる、例
えば表面カバー16の周縁部と筐体11の底部との間の寸法
(L)を測定しながら表面カバー16を固定していた。と
ころが、筐体11寸法の製造上のばらつきのため、この寸
法(L)を全ての場所で均一に調整することは難しく、
経時変化による圧力変動が生じて防水が不十分になり、
また組立作業が煩雑になる問題があった。
そこで本考案は、表示器のパッキングの経時変化によ
る圧力変動を防止でき、組立作業も簡単になる表示器筐
体の防水構造を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題は、筐体のL字型折曲部の内側と外側にそれ
ぞれL字型フランジ部と表面カバーとが配置され、筐体
の水平部分の先端は上方に折曲された液晶パネルの厚み
より高いエッジ部を構成し、フランジ部の水平部分上に
液晶パネルの周縁部が載置され、液晶パネルの周縁部の
上方に当接するパッキングはエッジ部をはさんで筐体の
水平部分上に配置され、パッキングの上方に配置された
表面板は表面カバーの水平部分の下に配置され、表面カ
バー,表面板,パッキング,液晶パネル,筐体およびフ
ランジ部が締め付けられ結合された状態でエッジ部はパ
ッキングに食い込んで保たれることを特徴とする表示器
筐体の防水構造を提供することにより解決される。
〔作用〕
本考案では、筐体の表面側周縁部分に形成したエッジ
部をパッキングを当接させ、その上部から表面板を介し
て表面カバーで締め付けることで、エッジ部の頂部がパ
ッキングに食い込んで防水が行われ、パッキングの経時
変化による圧力変動を防止でき、組立作業も簡単にな
る。
〔実施例〕
以下、本考案を図示の一実施例により具体的に説明す
る。
第1図は本考案実施例の表示器のパッキング部分の断
面図、第2図は第1図の表示器の組立分解図である。な
お、従来例の対応する部分は、同一の符号を記す。
これらの図において、21は表示器用の筐体、12は筐体
21の表面側に取付けられる長方形状の液晶パネル、13は
透明な表面板、16は表面カバー、17はスペーサ、18はビ
スである。
上記筐体21は、形状が従来例とほぼ同様に形成され、
その表面側内面には、金属板などからなり断面形状がL
字型で、液晶パネル12の周縁部分が当接されるフランジ
部22が形成されている。また、筐体21の表面側の周縁部
分は、上記フランジ部22に沿ってやや内側に曲折され、
さらに上部側に曲折してエッジ部21aが形成されてい
る。このエッジ部21aは、その高さが液晶パネル12の厚
さよりも大きく、液晶パネル12の上面より寸法aだけ高
く形成されている。また、筐体21の側面には、フランジ
部22とともに貫通した表面カバー16を取付けのためのね
じ孔21bが形成されている。そして、上記エッジ部21aと
液晶パネル12周縁部にわたる大きさのパッキング23が上
部から当接され、このパッキング23上に表面板13を載
せ、スペーサ17を介して表面カバー16で締め付け、パッ
キング23に圧力を加えてエッジ部21aをパッキング23に
食い込ませた状態で表面カバー16をビス18などで筐体21
側面に固定する。また、エッジ部21aの液晶パネル12の
上面からの寸法aは、組立時においてパッキング23に適
切な締め付け圧力が加えられるように形成されている。
上記構成の表示器では、組立時に筐体21の表面側の周
縁部分に形成したエッジ部21aを、パッキング23に食い
込ませた状態で表面カバー16を取付けるため、このエッ
ジ部21aの先端部分で防水が完全に行われ、経時変化に
よる圧力の変動を防止することが可能になった。また、
エッジ部21aを、パッキング23に食い込ませるため、従
来のように、パッキング締め付けによる縮小寸法の管理
が必要なく、かつ筐体寸法の製造上のばらつきに影響さ
れずに、組立作業が簡単になった。
なお、上記実施例では、エッジ部21aを筐体21の表面
側の周縁部分を曲折して一体的に形成しているが、本考
案の適用範囲はこれに限らず、エッジ部21aを別体に形
成してもよく、またこの高さは、パッキング23の大きさ
や種類に応じて、少なくとも十分な締め付け圧力が得ら
れる寸法に形成される。
また、液晶パネル12は、その他の防水構造にする必要
がある表示体であればよく、筐体21、表面板13、表面カ
バー16なども、表示体の大きさや形状により任意に形成
される。
〔考案の効果〕
以上説明した様に本考案によれば、筐体の表面側周縁
部分に形成したエッジ部をパッキングに当接させ、その
上部から表面板を介して表面カバーで締め付けているた
め、エッジ部の頂部がパッキングに食い込んで防水が行
われ、パッキングの経時変化による圧力変動を防止で
き、組立作業も簡単になる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例の表示器のパッキング部分の断面
図、 第2図は第1図の表示器の組立分解図、 第3図は従来の表示器の正面図、 第4図は第3図のA−A線拡大断面図、 第5図は第4図のパッキング部分の拡大断面図である。 図中、12は液晶パネル、13は表面板、16は表面カバー、
17はスペーサ、18はビス、21は筐体、21aはエッジ部、2
1bはねじ孔、22はフランジ部、23はパッキングを示す。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】筐体(21)のL字型折曲部の内側と外側に
    それぞれL字型フランジ部(22)と表面カバー(16)と
    が配置され、 筐体(21)の水平部分の先端は上方に折曲された液晶パ
    ネル(12)の厚みより高いエッジ部(21a)を構成し、 フランジ部(22)の水平部分上に液晶パネル(12)の周
    縁部が載置され、 液晶パネル(12)の周縁部の上方に当接するパッキング
    (23)はエッジ部をはさんで筐体(21)の水平部分上に
    配置され、 パッキング(23)の上方に配置された表面板(13)は表
    面カバー(16)の水平部分の下に配置され、 表面カバー(16),表面板(13),パッキング(23),
    液晶パネル(12),筐体(21)およびフランジ部(22)
    が締め付けられ結合された状態でエッジ部(21a)はパ
    ッキング(23)に食い込んで保たれることを特徴とする
    表示器筐体の防水構造。
JP1990001682U 1990-01-16 1990-01-16 表示器筐体の防水構造 Expired - Lifetime JP2505103Y2 (ja)

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JPH0394516U JPH0394516U (ja) 1991-09-26
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