JP2546858Y2 - ホイールキャップ - Google Patents
ホイールキャップInfo
- Publication number
- JP2546858Y2 JP2546858Y2 JP9543090U JP9543090U JP2546858Y2 JP 2546858 Y2 JP2546858 Y2 JP 2546858Y2 JP 9543090 U JP9543090 U JP 9543090U JP 9543090 U JP9543090 U JP 9543090U JP 2546858 Y2 JP2546858 Y2 JP 2546858Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wheel
- wheel cap
- wiring
- piece
- press
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【考案の詳細な説明】 a.産業上の利用分野 本考案は、自動車のホイールに装着されるホイールキ
ャップに関するものである。
ャップに関するものである。
b.従来の技術 第4図に示したように、ホイールキャップ1は裏面の
周縁に沿った複数個所に圧接片2を備え、その圧接片2
の弾性力を利用し、それらの圧接片2をホイール3のリ
ム3aに圧接させてホイール3に保持させている。
周縁に沿った複数個所に圧接片2を備え、その圧接片2
の弾性力を利用し、それらの圧接片2をホイール3のリ
ム3aに圧接させてホイール3に保持させている。
このようなホイールキャップ1には、合成樹脂によっ
て成形されたものがある。このようなホイールキャップ
1では、圧接片2の弾性力が不足するため、圧接片2の
径方向内面側にワイヤリング4を配設し、その弾性力で
上記圧接片2のみによる弾性力の不足を補っている。
て成形されたものがある。このようなホイールキャップ
1では、圧接片2の弾性力が不足するため、圧接片2の
径方向内面側にワイヤリング4を配設し、その弾性力で
上記圧接片2のみによる弾性力の不足を補っている。
c.考案が解決しようとする課題 ところで、上記ホイールキャップのワイヤリングは、
一般に圧接片に係止されるが、衝撃によって脱落する虞
れがあり、確実な係止構造を採用すると、構造が複雑に
なり金型費が高騰し、またワイヤリングの取付作業が煩
雑になる。
一般に圧接片に係止されるが、衝撃によって脱落する虞
れがあり、確実な係止構造を採用すると、構造が複雑に
なり金型費が高騰し、またワイヤリングの取付作業が煩
雑になる。
そこで、本考案の目的は、金型の構造が簡単でかつワ
イヤリングを確実に保持でき、しかも取付作業が簡単な
ホイールキャップを提供することにある。
イヤリングを確実に保持でき、しかも取付作業が簡単な
ホイールキャップを提供することにある。
d.課題を解決するための手段 本考案のホイールキャップでは、裏面周縁に環状リブ
を立設し、該環状リブの複数個所に圧接片を形成すると
ともに、該圧設片にワイヤリングを差渡し、該ワイヤリ
ングの弾性力によって上記圧接片をホイールのリムに圧
接させて該ホイールに保持させるホイールキャップにお
いて、上記圧接片の両側端に舌片を延設し、かつその境
界に切欠を形成してそこに変形部を画成し、さらに舌片
の下端に半径方向外方へ突出する爪を形成し、上記変形
部を変形させて上記舌片を半径方向内方へ変位させ、該
舌片と上記圧接片裏面と上記爪と上記変形部とによって
画成される空間に上記ワイヤリングを挿通させるように
している。
を立設し、該環状リブの複数個所に圧接片を形成すると
ともに、該圧設片にワイヤリングを差渡し、該ワイヤリ
ングの弾性力によって上記圧接片をホイールのリムに圧
接させて該ホイールに保持させるホイールキャップにお
いて、上記圧接片の両側端に舌片を延設し、かつその境
界に切欠を形成してそこに変形部を画成し、さらに舌片
の下端に半径方向外方へ突出する爪を形成し、上記変形
部を変形させて上記舌片を半径方向内方へ変位させ、該
舌片と上記圧接片裏面と上記爪と上記変形部とによって
画成される空間に上記ワイヤリングを挿通させるように
している。
e.実施例 第1図乃至第3図は、本考案に係るホイールキャップ
を示している。
を示している。
このホイールキャップは、ポリアミド・ポリプロピレ
ン重合体等の弾力性に富み割れ難い材質で形成されてい
る。そして、このホイールキャップは、裏面周縁に立設
された環状リブ11を有している。該環状リブ11の等配さ
れた複数個所には圧接片12が形成されている。この圧接
片12の上部は、他の部分よりも上方に延出されており、
両側端には舌片13,13が付設されている。この舌片13
は、環状リブ11とほぼ同一面上に形成され、下端に爪14
が形成されている。この爪14は、ホイールキャップの半
径方向外方へ突出されている。また、このホイールキャ
ップでは、圧接片12と舌片13との境界部に切欠15が形成
され、該切欠15によって境界部の幅lを小さくした変形
部16が画成されている。
ン重合体等の弾力性に富み割れ難い材質で形成されてい
る。そして、このホイールキャップは、裏面周縁に立設
された環状リブ11を有している。該環状リブ11の等配さ
れた複数個所には圧接片12が形成されている。この圧接
片12の上部は、他の部分よりも上方に延出されており、
両側端には舌片13,13が付設されている。この舌片13
は、環状リブ11とほぼ同一面上に形成され、下端に爪14
が形成されている。この爪14は、ホイールキャップの半
径方向外方へ突出されている。また、このホイールキャ
ップでは、圧接片12と舌片13との境界部に切欠15が形成
され、該切欠15によって境界部の幅lを小さくした変形
部16が画成されている。
このホイールキャップでは、変形部16を第2図に示し
たように、ホイールキャップの半径方向内方へ撓め、圧
接片12の裏面,切欠15,舌片13,爪14によって画成される
空間にワイヤリング17を嵌込む。
たように、ホイールキャップの半径方向内方へ撓め、圧
接片12の裏面,切欠15,舌片13,爪14によって画成される
空間にワイヤリング17を嵌込む。
このようにして取付けられたワイヤリング17は、第3
図からも理解できるように、上方が変形部16によって、
下方が爪14によって、側方が圧接片12および舌片13によ
って、移動がそれぞれ規制され、それらによって画成さ
れる空間に拘束される。
図からも理解できるように、上方が変形部16によって、
下方が爪14によって、側方が圧接片12および舌片13によ
って、移動がそれぞれ規制され、それらによって画成さ
れる空間に拘束される。
f.考案の効果 上記したように、本考案に係るホイールキャップは、
ワイヤリングを保持する部分が簡単な構造になっている
ため、金型が単純な構造でよく、またワイヤリングの取
付けは極めて簡単で、しかも全方向に亘って拘束される
ので確実に保持される。
ワイヤリングを保持する部分が簡単な構造になっている
ため、金型が単純な構造でよく、またワイヤリングの取
付けは極めて簡単で、しかも全方向に亘って拘束される
ので確実に保持される。
第1図乃至第3図は本考案に係るホイールキャップを示
したもので、第1図はその要部斜視図、第2図はワイヤ
リングを取付けた状態の要部斜視図、第3図はワイヤリ
ングを取付けた状態の断面図、第4図は従来から採用さ
れているホイールキャップの装着状態を示したホイール
の概念的な断面図である。 11…環状リブ、12…圧接片、13…舌片、14…爪、15…切
欠、16…変形部、17…ワイヤリング。
したもので、第1図はその要部斜視図、第2図はワイヤ
リングを取付けた状態の要部斜視図、第3図はワイヤリ
ングを取付けた状態の断面図、第4図は従来から採用さ
れているホイールキャップの装着状態を示したホイール
の概念的な断面図である。 11…環状リブ、12…圧接片、13…舌片、14…爪、15…切
欠、16…変形部、17…ワイヤリング。
Claims (1)
- 【請求項1】裏面周縁に環状リブを立設し、該環状リブ
の複数個所に圧接片を形成するとともに、該圧接片にワ
イヤリングを差渡し、該ワイヤリングの弾性力によって
上記圧接片をホイールのリムに圧接させて該ホイールに
保持させるホイールキャップにおいて、上記圧接片の両
側端に舌片を延設し、かつその境界に切欠を形成してそ
こに変形部を画成し、さらに舌片の下端に半径方向外方
へ突出する爪を形成し、上記変形部を変形させて上記舌
片を半径方向内方へ変位させ、該舌片と上記圧接片裏面
と上記爪と上記変形部とによって画成される空間に上記
ワイヤリングを挿通させるようにしたことを特徴とする
ホイールキャップ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9543090U JP2546858Y2 (ja) | 1990-09-11 | 1990-09-11 | ホイールキャップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9543090U JP2546858Y2 (ja) | 1990-09-11 | 1990-09-11 | ホイールキャップ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0451802U JPH0451802U (ja) | 1992-04-30 |
JP2546858Y2 true JP2546858Y2 (ja) | 1997-09-03 |
Family
ID=31834137
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9543090U Expired - Lifetime JP2546858Y2 (ja) | 1990-09-11 | 1990-09-11 | ホイールキャップ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2546858Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-09-11 JP JP9543090U patent/JP2546858Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0451802U (ja) | 1992-04-30 |
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