JPH0747202Y2 - ホイールカバー - Google Patents

ホイールカバー

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JPH0747202Y2
JPH0747202Y2 JP1986166569U JP16656986U JPH0747202Y2 JP H0747202 Y2 JPH0747202 Y2 JP H0747202Y2 JP 1986166569 U JP1986166569 U JP 1986166569U JP 16656986 U JP16656986 U JP 16656986U JP H0747202 Y2 JPH0747202 Y2 JP H0747202Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
wheel cover
wheel
cover body
reinforcing band
engaging portion
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Application number
JP1986166569U
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English (en)
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JPS6372204U (ja
Inventor
浩一郎 早野
Original Assignee
橋本フォーミング工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は車両用のホイールカバー、特にロードホイー
ルのセンター部に取付けられるホイールカバーに関する
ものである。
〔従来の技術〕
車両用のホイールカバーには、ロードホイールのセンタ
ー部におけるボルト穴等を覆うように取付けられるもの
がある。第17図は従来のホイールカバーの裏面図、第18
図はそのA−A断面図、第19図は一部の斜視図である。
1はホイールカバー本体で円形に形成され、その裏面に
は同一円周上に複数の突片2が突出している。突片2の
先端外周部にはロードホイールの係合部に係合する係止
部3が形成され、基部には補強リブ4が形成されてい
る。このホイールカバーはロードホイールのセンター部
の凹部に突片2を挿入し、係合部に係止部3を係合させ
て取付ける。補強リブ4は突片2を補強して、ホイール
カバーの脱落を防止する。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、このような従来のホイールカバーにおい
ては、突片2の基部にホイールカバー本体1と一体的に
補強リブ4が形成されているため、固定的な補強であっ
て弾性的な補強ができず、突片2が変形しにくく、取
付、取外しが困難であるとともに、大きい衝撃により脱
落しやすく、ホイールカバーを合成樹脂の射出成形で製
造すると表面にひけ1aが発生して外観を害するなどの問
題点があった。
この考案は上記問題点を解決するためのもので、弾性的
な補強により取付、取外しを容易にするとともに、補強
強度を大きくして、大きい衝撃による脱落を防止でき、
かつひけの発生を防止できるホイールカバーを提供する
ことを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案は、弾性を有する合成樹脂からなるホイールカ
バー本体と、このホイールカバー本体の裏面の円周方向
複数の位置からロードホイール側に突出する弾性変形可
能な突片と、この突片の先端部にロードホイールの係合
部に係合するように形成された係止部と、前記突片をホ
イールカバー本体から離間した位置で円周方向に連結す
る弾性変形可能な環状の補強帯とを有し、前記ホイール
カバー本体、突片および補強帯が一体に形成されている
ことを特徴とするホイールカバーである。
〔作用〕
この考案のホイールカバーはロードホイールの凹部に突
片を挿入し、係合部に係止部を係合させて取付ける。こ
のとき補強帯はホイールカバー本体から離しているた
め、突片および補強帯は弾性変形し、取付、取外しは容
易に行われるとともに、大きい衝撃は突片および補強帯
の弾性変形に吸収されてホイールカバーの脱落は防止さ
れ、射出成形によるひけも発生しない。取付状態におい
ては補強帯が各突片を支持するため突片は補強され、ホ
イールカバーの脱落は防止される。
〔実施例〕
第1図はこの考案の一実施例によるホイールカバーの裏
面図、第2図はそのB−B断面図、第3図はC−C断面
図、第4図は斜視図、第5図および第7図は別の使用状
態を示す断面図、第6図および第8図はそれぞれの拡大
図であり、第17図ないし第19図と同一符号は同一または
相当部分を示す。ホイールカバー本体1、突片2および
係止部3は従来のものとほぼ同様に形成されているが、
補強リブ4は省略されている。突片2はホイールカバー
本体1の裏面の円周方向複数位置から突出し、弾性変形
可能になっている。突片2は弾性変形可能な環状の補強
帯5により、ホイールカバー本体1から離間した位置で
円周方向に連結されており、これらは弾性を有する合成
樹脂により一体成形されている。
上記のホイールカバーはロードホイールの凹部に挿入し
て係合部に係止部3を係合させて取付ける。取付状態は
第5図ないし第8図に示されており、第5図および第6
図はアルミニウムホイールの場合、第7図および第8図
はスチールホイールの場合を示している。第5図および
第6図の場合は、ロードホイール6のホイールディスク
7の中央部に形成されたセンタリング穴8に突片2を挿
入し、その周囲に形成された係合部9に係止部3を係合
させて取付ける。第7図および第8図の場合は、ホイー
ルディスク7の中央凹部10に突片2を挿入し、係合部と
してのホイールナット11に係止部3を係合させて取付け
る。
上記のホイールカバーは補強帯5がホイールカバー本体
1から離間しているため、突片2および補強帯5は弾性
変形し、取付、取外しは容易に行われるとともに、ホイ
ールカバー本体1の表面にひけは発生しない。取付状態
においては、補強帯5が各突片2を支持するため、突片
2は弾性的に補強され、大きい衝撃は吸収されて、補強
強度が大きくなり、ホイールカバーの脱落は防止され
る。
第9図は他の実施例の裏面図、第10図はそのD−D断面
図、第11図はE−E断面図、第12図は斜視図である。こ
の実施例では係止部3も補強帯5と一定的に環状に形成
されており、補強効果が大きくなるとともに、任意の位
置での取付が可能となる。
第13図は別の実施例の裏面図、第14図はそのF−F断面
図、第15図はG−G断面図、第16図は斜視図である。こ
の実施例では補強帯5は直線状に突片2を連結してお
り、前記実施例と同様の効果が得られる。
なお以上の説明において、ホイールカバー本体1、突片
2、係止部3、補強帯5等の形状、構造等は図示のもの
に限定されず、変更可能である。また上記実施例ではホ
イールディスク7のセンター部に取付けるホイールカバ
ーについて説明したが、ホイールリム12に取付けるホイ
ールカバーについても同様に適用できる。
〔考案の効果〕
この考案によれば、ホイールカバーから離間した環状の
補強帯により突片を連結したので、弾性的な補強により
取付、取外しを容易にするとともに、補強強度を大きく
でき、これより大きい衝撃を吸収して脱落を防止でき、
かつひけの発生を防止して優れた外観を有するホイール
カバーが得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第9図、第13図はそれぞれ別の実施例の裏面
図、第4図、第12図、第16図はそれぞれの斜視図、第2
図は第1図のB−B断面図、第3図はC−C断面図、第
5図、第7図は別の使用状態を示す断面図、第6図、第
8図はそれぞれの拡大図、第10図は第9図のD−D断面
図、第11図はE−E断面図、第14図は第13図のF−F断
面図、第15図はG−G断面図、第17図は従来のホイール
カバーの裏面図、第18図はそのA−A断面図、第19図は
一部の斜視図である。 各図中、同一符号は同一または相当部分を示し、1はホ
イールカバー本体、2は突片、3は係止部、5は補強帯
である。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】弾性を有する合成樹脂からなるホイールカ
    バー本体と、このホイールカバー本体の裏面の円周方向
    複数の位置からロードホイール側に突出する弾性変形可
    能な突片と、この突片の先端部にロードホイールの係合
    部に係合するように形成された係止部と、前記突片をホ
    イールカバー本体から離間した位置で円周方向に連結す
    る弾性変形可能な環状の補強帯とを有し、前記ホイール
    カバー本体、突片および補強帯が一体に形成されている
    ことを特徴とするホイールカバー。
  2. 【請求項2】補強帯が円弧状または直線状に突片を連結
    するものである実用新案登録請求の範囲第1項記載のホ
    イールカバー。
  3. 【請求項3】係止部が補強帯と一体的に円周方向に形成
    されたものである実用新案登録請求の範囲第1項または
    第2項記載のホイールカバー。
JP1986166569U 1986-10-31 1986-10-31 ホイールカバー Expired - Lifetime JPH0747202Y2 (ja)

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JPS6372204U JPS6372204U (ja) 1988-05-14
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