JP2564226Y2 - ステアリングホイール - Google Patents

ステアリングホイール

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JP2564226Y2
JP2564226Y2 JP1991059777U JP5977791U JP2564226Y2 JP 2564226 Y2 JP2564226 Y2 JP 2564226Y2 JP 1991059777 U JP1991059777 U JP 1991059777U JP 5977791 U JP5977791 U JP 5977791U JP 2564226 Y2 JP2564226 Y2 JP 2564226Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、自動車などのステアリ
ングホイールに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車などのステアリングホイー
ルにおいては、例えば実開昭62−105866号公報
に記載されているように、ステアリングホイール本体の
上部に取付板を設けるとともに、パッドの下部には取付
板に着脱可能に係着する複数のクランプスプリングを設
け、この複数のクランプスプリングによりパッドをステ
アリングホイール本体に着脱可能に取付けるようにして
いる。そして、このクランプスプリングは、パッドにね
じ止めされる取付片と、この取付片の両側部から折曲し
て延設された一対の脚片とを備えた略コの字状をなし、
これら脚片を、取付板に設けた取付孔に先端側から挿入
して、これら脚片を取付孔に係合させるようにしてい
る。特に、この公報のステアリングホイールでは、クラ
ンプスプリングに取付板の上下部を挟持する部分を設け
ることにより、クランプスプリングのみによってパッド
の高さを定位置に保持できるようにしている。
【0003】しかしながら、自動車の衝突事故などの際
に、運転者がステアリングホイール本体に当たってパッ
ドに強い衝撃が加わった際にも、クランプスプリングが
取付板から外れることなくパッドを強固に保持するため
には、取付孔にそれぞれ先端側から挿入される脚片の剛
性を高める必要があり、製造コストが上昇するととも
に、クランプスプリングの取付孔への挿入、あるいは取
付孔からの引き抜きに要する力が大きくなって、作業性
の向上が困難になる問題を有している。
【0004】そこで、実開昭64−19570号公報に
記載されているステアリングホイールでは、パッド側に
係合させた固定用金具をステアリングホイール本体の取
付板にねじ止めすることにより、パッド側とステアリン
グホイール本体側とを連結状態に固定し、パッドに衝撃
が加わっても、パッドが脱落するのを防止するようにし
ている。
【0005】しかしながら、このように、固定用金具で
パッド側とステアリングホイール本体側とを連結状態に
固定することにより、パッドの脱落を防止する構成で
は、クランプスプリングとは別に専用の固定用金具を用
いなければならないので、部品点数が増加してコストア
ップになり、また、ボス部の内部構造が複雑化、大型化
する問題を有している。
【0006】この点、例えば、特開平3−69570号
公報に記載されたステアリングホイールのように、パッ
ド体にねじ止めしたクランプスプリングについて、ステ
アリングホイール本体側の係止孔に弾性的に変形して係
合する弾性係合部に、ボスプレートに螺合したねじの先
端部を係止し、脱落を防止するとともに、ねじを後退さ
せることにより、パッド体の取外しを可能とした構成が
知られている。
【0007】しかしながら、この構成においても、パッ
ド体を強固に保持するためには、係止孔にそれぞれ先端
側から挿入される弾性係合部の剛性を高める必要があ
り、製造コストが上昇するとともに、クランプスプリン
グの係止孔への挿入、あるいは係止孔からの引き抜きに
要する力が大きくなって、作業性の向上が困難になり、
また、パッド体を取外す際には、ねじを後退して係止を
解除するとともに、弾性係合部の弾性力に抗してクラン
プスプリングを係止孔から引き抜く作業が必要で、作業
性が必ずしも良好ではない問題を有している。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】上記のように、ねじ止
めされる取付片と、この取付片の両側部から折曲して延
設された一対の脚片とを備えた略コの字状をなすクラン
プスプリングを用い、これら脚片を、取付板に設けた取
付孔に先端側から挿入して、これら脚片を取付孔に係合
させる構成では、パッドを強固に保持するためには、取
付孔にそれぞれ先端側から挿入される脚片の剛性を高め
る必要があり、製造コストが上昇するとともに、クラン
プスプリングの取付孔への挿入、あるいは取付孔からの
引き抜きに要する力が大きくなって、作業性の向上が困
難になる問題を有している。
【0009】また、クランプスプリングとは別に専用の
固定用金具を用いる構成では、部品点数が増加してコス
トアップになり、また、ボス部の内部構造が複雑化、大
型化する問題を有している。
【0010】本考案は、このような点に鑑みてなされた
もので、パッド体を安定して保持し、衝撃が加わった際
のパッド体の脱落を防止できるようにしたステアリング
ホイールにおいて、部品点数を削減してコストダウン
し、しかも、ボス部の内部構造を簡略化、小型化できる
とともに、パッド体を容易に着脱できるステアリングホ
イールを提供することを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本考案は、ステアリング
ホイール本体1の上部に着脱可能とするパッド体7を、
パッド体7の取付板19を介して取付部材21により取付け
るステアリングホイールであって、上記取付部材21は、
取付部材本体部24と、この取付部材本体部24から延設さ
れ、上記ステアリングホイール本体1側にねじ止めにて
固定され、前記パッド体7を止着した状態で取外し可能
な固定部31とを具備し、前記取付部材本体部24は、対を
なす壁部23a ,23b と、これら壁部23a ,23b の先端側
を接続し上記パッド体7の取付板19に設けた取付孔19a
に挿入される挿入部22とを備え、上記壁部23a ,23b の
少なくとも一方には、上記パッド体7の取付板19に設け
た取付孔19a を挿通して取付板19の上面側に対向する係
止部25と、上記パッド体7の取付板19に設けた取付孔19
a を挿通して取付板19の上部に弾性的に係合する上部係
合部26a と、上記取付板19の下部に弾性的に係合して上
記上部係合部26a との間で上記取付板19を挟持する下部
係合部26b とが設けられたものである。
【0012】
【作用】本考案では、ステアリングホイール本体1側に
ねじ止め固定された取付部材21の上部係合部26a と下部
係合部26b との間で取付板19を弾性的に挟持し、取付板
19すなわちパッド体7をステアリングホイール本体1に
対して定位置に保持するとともに、取付板19の上面側
対向する係止部25によって、ステアリングホイール本体
1からのパッド体7の脱落を防止する。また、取付部材
21の取付部材本体部24は、取付孔19a に挿入される挿入
部22で両側の壁部23a ,23b の先端側を接続し、これら
壁部23a ,23b の少なくとも一方に係止部25および上下
の係合部26a ,26b を形成したので、これら壁部23a ,
23b の剛性を必要以上に高めることなく変形が抑制さ
れ、パッド体7に力が加わった際にも、取付部材21が取
付板19に強固に保持される。そして、取付部材21は取付
板19に強固に保持されるが、ねじ33を外すことにより、
取付部材21を取付けたままパッド体7がステアリングホ
イール本体1から容易に取外される。
【0013】
【実施例】以下、本考案の一実施例の構成を図1ないし
図4を参照して説明する。
【0014】図3および図4において、1はステアリン
グホイール本体で、このステアリングホイール本体1
は、環状のリム部2と、その中心に位置したボス部3
と、これらのリム部2とボス部3とを連結した複数のス
ポーク部4とから構成されている。そして、この実施例
では、衝撃吸収体5とパッド6とからなるパッド体7を
ボス部3の上部に設けている。
【0015】そして、上記ステアリングホイール本体1
は、図示しないステアリングシャフトに嵌着されるボス
部3の金属製のボス11と、各スポーク部4の芯金12a ,
12bと、リム部2の芯金13を互いに溶接し、また、ボス1
1の下部に合成樹脂製の下部カバー14を装着してボス11
およびスポーク部4の芯金12a ,12b の内端側の下面お
よび側面を覆うとともに、この下部カバー14および上記
パッド6から露出する各スポーク部4の芯金12a ,12b
の外端側およびリム部2の芯金13を軟質合成樹脂製の外
被15で覆うことによって形成されている。
【0016】そして、上記ボス11の上部には支持板16が
溶接などによって固定されており、この支持板16には、
中央のスポーク部4に臨む縁部に支持片17が一体形成さ
れ、この支持片17にねじ孔18が形成されている。
【0017】また、上記パッド体7は、合成樹脂製のパ
ッド6の内側に、取付板19を介して金属性の衝撃吸収体
5を取付けたものである。そして、この衝撃吸収体5
は、金属板を略箱状に折曲形成したもので、両端面は波
状に折曲され、この両端部が取付板19に溶接などによっ
て固定されている。
【0018】そして、上記ステアリングホイール本体1
のボス部3に上記パッド体7を着脱可能に取付けるた
め、図4に示すように、両側のスポーク部4に対応する
箇所に2個のクランプスプリング20を用いているととも
に、中央のスポーク部4に対応する箇所に1個の取付部
材21を用いている。
【0019】そして、この取付部材21は、薄板状の金属
板にて形成され、図1および図2に示すように、上記取
付板19に形成された矩形状の取付孔19a に挿入される円
弧状の挿入部22と、この挿入部22の両側に延設された壁
部23a ,23b とからなる取付部材本体部としての略U字
形状の突出部24を備えている。
【0020】そして、各壁部23a ,23b の下部は内側に
向かって折曲され、それぞれ上方に望んで傾斜した下部
係合部26b ,26b が形成されており、さらに、一方の壁
部23b の下部係合部26b の上端は外側に向かって折曲さ
れ、下方に望んで傾斜した上部係合部26a が形成されて
いる。また、これらの下部係合部26b ,26b 間の間隔寸
法は、取付孔19a の幅寸法よりも若干大きくなってい
る。そして、これらの下部係合部26b ,26b は取付板19
の取付孔19a の下縁部に弾性的に係合し、上部係合部26
a は、上記取付孔19a を挿通した状態で、取付板19の取
付孔19a の上縁部に弾性的に係合し、これらの下部係合
部26b と上部係合部26a とで取付板19を弾性的に挟持す
るようになっている。
【0021】また、一方の壁部23a の上部側中央に、下
端側が外側方に傾斜して突出した係止部としての係止片
部25が切り起こし形成され、さらに、他方の壁部23b の
上部係合部26a からも下端側が外側方に傾斜して突出し
た係止片部25が切り起こし形成されている。そして、こ
れらの係止片部25,25の下端部は、上記取付孔19a を挿
通した状態で、取付板19の上部すなわち上面側に間隙を
有しつつ対向するようになっている。
【0022】そして、一方の壁部23a の下端中央には支
持板16の上面に当接する当接片部27が切り起こし形成さ
れ、他方の壁部23b の下端両側には支持板16の上面に当
接する当接片部28が折曲形成されているとともに、下端
中央には支持板16に形成された支持孔16a に挿入されて
支持孔16a の縁部下面に係着する係着片部29が切り起こ
し形成されている。
【0023】また、突出部24の一方の壁部23a の下端か
らは支持板16上に接合される接合板部30が延設され、こ
の接合板部30の端部は長く延設されて、さらにその先端
が下方に折曲されて上記支持板16の支持片17の外面に接
合される固定部としての固定片部31が形成されている。
この固定片部31には、通孔32が形成され、この通孔32を
通じてねじ33を支持片17のねじ孔18に螺着して締め付け
固定することができる。
【0024】なお、図3に示すように、下部カバー14に
は、ねじ33およびこのねじ33を螺着するための工具が挿
通可能とする開口部14a が形成されている。
【0025】また、上記クランプスプリング20について
は、具体的に図示していないが、実開昭62−1058
66号公報に記載されている構造と同様とし、つまり、
取付板19にねじなどで固定的に取付けられる取付片から
支持板16に形成された取付孔に嵌合される脚片を突設
し、この脚片に、支持板16の取付孔の縁部上下面に着脱
可能に係合して支持板16を挟持する部分を設けている。
【0026】次に、本実施例の作用を説明する。
【0027】ステアリングホイールをステアリングシャ
フトに取付ける前の状態では、ステアリングホイール本
体1からパッド体7は分離されており、ステアリングホ
イール本体1の支持板16に取付部材21がねじ33によって
固定され、パッド体7の取付板19にクランプスプリング
20がねじなどによって固定されている。
【0028】そして、自動車の組立て工程において、ス
テアリングホイール本体1のボス11をステアリングシャ
フトの上端に嵌着してナットで締め付け固定した後に、
ステアリングホイール本体1のボス部3に上方からパッ
ド体7を押し込んで取付ける。
【0029】このパッド体7を押し込んで取付けるとき
には、図1に示すように、取付板19の取付孔19a 内に取
付部材21の突出部24の上端の挿入部22がまず嵌合するこ
とにより、取付板19の嵌合方向がガイドされる。そし
て、この取付板19は、取付孔19a の縁部で各壁部23a ,
23b を内方に弾性的に変形させながら下方に移動する。
そして、さらに取付板19が下方に移動し、上部係合部26
a の上端部および係止片部25,25の下端部が取付板19を
乗り越えると、上部係合部26a の上端部および係止片部
25,25の下端部が弾性によって取付板19の上方に突出す
る。
【0030】ここで、パッド体7を押し込むのを解除す
ると、各壁部23a ,23b が外方に復帰しようとする弾性
によって、上部係合部26a と下部係合部26b とで取付板
19を弾性的に挟持して保持する。
【0031】また、クランプスプリング20は、上記取付
部材21が取付板19に嵌合するのと同時に、支持板16の取
付孔に嵌合し、この支持板16を着脱可能に挟持する。
【0032】なお、取付部材21をステアリングホイール
本体1側に先に固定しておくことにより、取付部材21を
パッド体7側に取付けておいて自動車組立て工程でステ
アリングホイール本体1側にねじ33で固定する場合に比
べて、自動車組立て工程での組立性を容易にすることが
できる。
【0033】そして、ステアリングホイール本体1に取
付けたパッド体7は、取付部材21と一対のクランプスプ
リング20によって、ステアリングホイール本体1に対す
る高さが定位置に保持される。
【0034】このように構成されたステアリングホイー
ルでは、自動車の衝突事故などの際、運転者がステアリ
ングホイールに当たってパッド7に強い衝撃が加わって
も、取付部材21の係止片部25,25の下端部が取付板19の
上面に当接して係止することにより、パッド体7が脱落
するのを防止することができる。
【0035】したがって、1つの取付部材21でパッド体
7の定位置保持と脱落防止とを行え、それら定位置保持
用と脱落防止用とにそれぞれ別の部品を用いる場合に比
べて、部品点数を削減してコストダウンでき、しかも、
ボス部3の内部構造を簡略化し、小型化することができ
る。
【0036】また、保守点検などの際に、パッド体7を
取外す場合には、下側カバー14の開口部14a を通じてね
じ33を外して、取付部材21とステアリングホイール本体
1側との固定を解除し、パッド体7をステアリングホイ
ール本体1から引き上げ、着脱可能としたクランプスプ
リング20を支持板16から外すことにより、パッド体7を
外すことができる。
【0037】また、この取外したパッド体7を再度取付
ける場合には、パッド体7の取付板19から取付部材21を
取外し、この取付部材21をステアリングホイール本体1
の支持板16にねじ33で固定した後に、上述の自動車組立
工程時と同様に、パッド体7をステアリングホイール本
体1のボス部3に上方から押し込んで取付けることがで
きる。
【0038】なお、取付部材21は、図5に示すように、
係止部としての係止片部25を壁部23b の中央部ではなく
両側に形成するようにしてもよい。
【0039】また、図6に示すように、上部係合部26a
を両壁部23a ,23b に形成することもできる。この場
合、係止片部25も両側の上部係合部26a ,26a から切り
起こし形成しても良い。
【0040】
【考案の効果】本考案によれば、ステアリングホイール
本体側にねじ止め固定された取付部材の上部係合部と下
部係合部との間でパッド体の取付板を弾性的に挟持して
安定して保持するとともに、取付板の上面側に対向する
係止部が取付板の上面に当接して係止することにより、
パッド体の脱落を防止するので、1つの取付部材でパッ
ド体の定位置保持と脱落防止とを行え、それら定位置保
持用と脱落防止用とにそれぞれ別の部品を用いる場合に
比べて、部品点数を削減してコストダウンでき、しか
も、ボス部の内部構造を簡略化、小型化することができ
る。また、取付部材の取付部材本体部は、取付孔に挿入
される挿入部で両側の壁部の先端側を接続し、これら壁
部の少なくとも一方に係止部および上下の係合部を形成
したため、これら壁部の剛性を必要以上に高めることな
く変形を抑制でき、製造コストを高めることなく、パッ
ド体に力が加わった際にも、取付部材を取付板に強固に
保持できる。さらに、このように取付部材は取付板に強
固に保持されるが、取付部材は、ステアリングホイール
本体側に固定部をねじ止めして固定され、さらに、固定
部は、パッド体を係合および係止して保持する取付部材
本体部から延設され、パッド体を止着した状態でステア
リングホイール本体側から取外し可能に設けられてい
る。そこで、ねじを外すことにより、取付部材がステア
リングホイール本体側から取外され、この取付部材を係
合した状態のままで、パッド体を容易に取外すことがで
きる。また、固定部は取付部材本体部から延設したた
め、例えば、取付部材本体部に対向して通孔などを設け
る必要がなく、ステアリングホイール本体の設計の自由
度を向上でき、パッド体を止着した状態でステアリング
ホイール本体側から取外す構成を容易に実現できる。一
方、ステアリングホイール本体側に弾性的に係合する取
付部材本体部について、取外し時の容易性を考慮するこ
とを要しないため、十分な係合強度が得られるように弾
性力を設定でき安定して保持できるとともに、係止部を
設けて脱落の防止を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のステアリングホイールの一実施例を示
す一部の断面図である。
【図2】取付部材の斜視図である。
【図3】図4のA−A断面図である。
【図4】ステアリングホイールの平面図である。
【図5】本考案の他の実施例を示す取付部材の斜視図で
ある。
【図6】本考案の他の実施例を示す取付部材の斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 ステアリングホイール本体 7 パッド体 19 取付板 19a 取付孔 21 取付部材22 挿入部 23a ,23b 壁部 24 取付部材本体部としての突出部 25 係止部としての係止片部 26a 上部係合部 26b 下部係合部 31 固定部としての固定片部 33 ねじ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステアリングホイール本体の上部に着脱
    可能とするパッド体を、パッド体の取付板を介して取付
    部材により取付けるステアリングホイールであって、 上記取付部材は、 取付部材本体部と、この取付部材本体部から延設され、
    上記ステアリングホイール本体側にねじ止めにて固定さ
    れ、前記パッド体を止着した状態で取外し可能な固定部
    とを具備し、 前記取付部材本体部は、対をなす壁部と、これら壁部の
    先端側を接続し上記パッド体の取付板に設けた取付孔に
    挿入される挿入部とを備え、 上記壁部の少なくとも一方には、 上記パッド体の取付板に設けた取付孔を挿通して取付板
    の上面側に対向する係止部と、 上記パッド体の取付板に設けた取付孔を挿通して取付板
    の上部に弾性的に係合する上部係合部と、 上記取付板の下部に弾性的に係合して上記上部係合部と
    の間で上記取付板を挟持する下部係合部とが設けられた
    ことを特徴とするステアリングホイール。
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JPH0323415Y2 (ja) * 1985-12-25 1991-05-22
JP3069570U (ja) * 1999-12-10 2000-06-23 株式会社モリタ製作所 歯科往診治療車

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