JPH03198237A - 光ディスク用スタンパの製造法 - Google Patents

光ディスク用スタンパの製造法

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JPH03198237A
JPH03198237A JP33929089A JP33929089A JPH03198237A JP H03198237 A JPH03198237 A JP H03198237A JP 33929089 A JP33929089 A JP 33929089A JP 33929089 A JP33929089 A JP 33929089A JP H03198237 A JPH03198237 A JP H03198237A
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JP
Japan
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resist
etching
layer
stamper
etching layer
Prior art date
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JP33929089A
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English (en)
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Masanobu Hanehiro
羽広 昌信
Atsushi Kuwano
敦司 桑野
Takeo Tomiyama
健男 富山
Mitsuo Yamada
三男 山田
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Resonac Corp
Original Assignee
Hitachi Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は光ディスクを作製するために用いられる光ディ
スク用スタンパの製造法に関する。
(従来の技術) 案内溝及びビットを有する光ディスクの形成は、スタン
バを用いて主として射出成形法、2 P (Photo
−Polymer)法、フォトキャスト法によって行わ
れている。これらの方法において用いられるスタンパと
しては、Ni電鋳法により得られるNiスタンバやドラ
イエツチング法により得られるガラススタンパが知られ
ている。特に、後者のガラススタンパは、2P法ばかり
でなく、フォトキャスト法による光ディスクの作製にお
いて、両面光照射が可能となるため、得られる光ディス
クの反りの軽減など性能面の改善はもとより、成形サイ
クルの短縮ができ、経済面においても大きな改善を図る
ことができる。
エツチング法によるガラススタンパの製造法としてはい
くつかの例が提案されている6例えば、ガラス基板上に
フォトレジストをスピンコードで均一に塗布し、このフ
ォトレジスト表面をレーザ光線で露光後現像してパター
ンを形成し、次いで、このフォトレジストパターンをマ
スクとしてプラズマエツチング等のドライエツチング法
によりガラス基板のエツチングを行う方法が一般的であ
る。
このとき、エツチング用のガスとしてはCFいCHF、
等が用いられ、エツチング後には、残存レジストは酸素
プラズマアッシング等により除去される。
(発明が解決しようとする課題) しかし、前記した方法によって得られるガラススタンパ
は、光ディスクのビット又は案内溝に対応する凹凸に寸
法誤差があり、また所定の形状からの大きなずれがある
。第2図を用いて詳しく説明する。ガラス基板をエツチ
ング加工する場合、ガラス基板5の上にレジスト膜6を
形成し〔第2図(a))、レジスト膜を露光現像して所
定のレジストパターン7を形成する〔第2図(b))、
レジストパターン7は矩形が好ましいが、図面に示すよ
うに一般に丸みを帯びた形状になっているとともにその
高さは必ずしも一定ではない。次いで。
このレジストパターン7をマスクにしてガラス基板1の
エツチングを行うが、レジストがエツチングされる速度
に対する被エツチング物質(この場合はガラス)がエツ
チングされる速度の比(以下、エツチング速度比と言う
)が1未満と小さいため、ガラス基板5に形成されたビ
ット対応部分(第2図中の突起部)は、上記したマスク
の形状に対応して矩形にならず丸みを帯びた形状となり
、極端な場合にはエツチング中にマスクが著しく後退し
ガラス基板5に所定の深さのエツチングを行う前にマス
クがなくなってしまう〔第2図(C)〕。この後、残存
するレジストパターンを除去することによりスタンパが
得られる〔第2図(d)〕。得られたスタンパは上記の
とおり光ディスクのビット又は案内溝に対応する凹凸に
寸法誤差があり、また所定の形状からの大きなずれがあ
る。
このことは、レジストとしてポジ型レジストを用いる場
合よりも、ネガ型レジストを用いる場合に顕著である。
(課題を解決するための手段) 本発明における光ディスク用スタンパは、基板上にエツ
チング層及びレジスト膜を順次形成した後、該レジスト
膜の露光及び現像処理を行ってレジストパターンを形成
し、ついで該レジストパターンをマスクにして上記エツ
チング層をエツチングする方法であって、上記エツチン
グ層として上記レジストに対するエツチング速度比が1
を越えるものを使用することを特徴とする方法によって
製造される。
このようにして得られる光ディスク用スタンパは、光デ
ィスクのビット又は案内溝に対応する凹凸が表面に形成
されている。
上記基板としては、平面精度の優れたものであればとく
に限定しないが、ガラス、金属等を用いることができる
上記レジストとしては、ポジ型フォトレジスト及びネガ
型フォトレジストを用いることができるが、ネガ型フォ
トレジストを用いると、転写の必要のないスタンパを得
ることができる。ネガ型レジストとしては環化ゴム系フ
ォトレジスト、ポリケイ皮酸系フォトレジスト等があり
、ポジ型フォトレジストとしてはノボラック樹脂系フォ
トレジスト等がある。
上記エツチング層としては上記レジストに対するエツチ
ング速度比が1を越えるものが使用され、1.5以上の
ものが特に好ましい。例えば、窒化珪素、酸窒化珪素は
、上記のようなレジストに対してエツチング速度比が概
ね2以上であり、エツチング層の材料として好ましい。
以下、本発明を図面を用いて説明する。
第1図は、本発明におけるスタンパの作製工程断面図で
ある。
基板1上にエツチング層2を形成する。また、基板1と
エツチング層2との間に密着性向上などのための層をも
うけてもよい。その後、エツチング層2上に塗布法等に
よりレジスト膜3を形成する〔第1図(a)〕。このフ
ォトレジスト膜にレーザ光等を照射して露光後、現像処
理を行いレジストパターン4を得る〔第1図(b)〕。
このとき、レジストパターン4の高さとしては、エツチ
ング層2のエツチング用のマスクとして必要な高さであ
る必要があるが、レジストに対するエツチング層2のエ
ツチング速度比をX、形成したいピットの高さをy及び
必要なレジストパターン4の高さをZとすると、 x+Z>y の条件を満足する必要があり、好ましくは、x’z≧1
.5y の条件を満足する必要がある。例えば、エツチング速度
比が2、形成したいピットの高さが1300オングスト
ロームである場合、レジストパターン4の高さは650
オングストロームを越える必要があり、好ましくは、9
75オングストロ一ム以上である。
次に、レジストパターン4をマスクとしてエツチング層
2のエツチングを行いレジストパターン4と同一のパタ
ーンの信号を形成する (第1図(c))、エツチング方法としては、主にドラ
イエツチング法が採用され、反応性イオンエツチング(
RIE)、プラズマエツチング等が利用でき、エツチン
グガスとしては、CF4等のフッ素系のガス、CCΩ9
等の塩素系のガス等を用いることができる。エツチング
層2に形成されるパターンの高さは、エツチング時間に
よって容易に制御できる。また、基板1としては該エツ
チングによりエツチングされにくいものを使用し、基板
面が露出するまでエツチングを行ってもよい。最後に、
残存したレジストを酸素によるアッシング等により取り
除いてスタンパが完成する〔第1図(d)〕。
エツチング層2として窒化珪素膜を使用する場合、その
形成方法としては、シラン、ジシラン等と窒素ガス、ア
ンモニアガス等の窒素源ガスを用いるプラズマCVD 
(ケミカルペーパーデイポジション)法、Si、N4等
の窒化珪素をターゲットとして用い窒素ガスを含む雰囲
気中で行うRFスパッタリング法、Siをターゲットと
して用い窒素ガスを含む雰囲気中で行うRFスパッタリ
ング法等があるが特に限定するものではない。また上記
窒化珪素膜は化学量論的量からずれた組成でもよい。
エツチング層2として酸窒化珪素膜を使用する場合、そ
の形成方法としては、シラン、ジシラン等と窒素ガス、
アンモニアガス等の窒素源ガス及び酸素ガスを用いるプ
ラズマCVD (ケミカルペーパーデイポジション)法
、Si3N、等の窒化珪素、酸窒化珪素又はSiをター
ゲットとして用い、酸素と窒素を含む雰囲気中で行うR
Fスパッタリング法等があるが特に限定するものではな
い。このRFスパッタリング法において、Si、N1等
の窒化珪素をターゲットとして用いる場合は上記雰囲気
中に窒素が含まれていなくてもよく、酸窒化珪素をター
ゲットとして用いる場合は上記雰囲気中に酸素が含まれ
ていなくてもよい。上記酸窒化珪素膜中のSiに対する
窒素及び酸素の割合は任意であるが、酸素の割合は窒素
の割合よりも小さいのが好ましい。また、酸窒化珪素か
らなる膜のエツチング面は荒れが少ない。
前記したいずれのRFスパッタリング法において、使用
する雰囲気中にアルゴン、キセノン等の不活性ガスが含
まれているのが好ましい。
(作  用) 本発明において、エツチング層はレジストに対してエツ
チング速度比が大きく、従って、エツチング層に形成さ
れる凹凸パターンは、寸法誤差及び所定の形状からのず
れが少ない。
(実施例) 次に、本発明の実施例を示す。
実施例1 外径200mm、内径15mm、厚み6 m mのアル
カリガラス基板上にエツチング層として、RFスパッタ
リング法により窒化珪素膜を約2500オングストロー
ムの厚さに形成した。スパッタリングは、ターゲットと
してSi、N4焼結体を用いてArとN2の混合ガス(
Ar分圧0.2Pa、 Nz分圧0. IPa)の雰囲
気下、RF400Wの出力で行った。
その後、エツチング層上に環化ゴム系ネガ型フォトレジ
スト(東京応化製、OMR−85)をスピンコードで均
一に約1500オングストロームの厚みに塗布し、フォ
トレジスト表面をArレーザで露光後、現像してレジス
トパターンを形成した。
このとき、レジストパターンの高さは約1000〜12
00オングストロームであった。次に反応性イオンエツ
チング装置(日型アネルバ製、DEM−451)により
CF、雰囲気下において窒化珪素膜のエツチングを行い
高さ約1300オングストロームを有するピット部を形
成した。エツチング条件は、150W、25Pa、3分
とした。
このとき、窒化珪素膜のレジストに対するエツチング速
度比は約2.5 であった。残存レジスト(高さ約60
0オングストローム)を酸素によるアッシングで取り除
きスタンパを作製した。
得られたスタンパの表面を電子顕微鏡で観察したところ
、いずれのピット部も高さは約1300オングストロー
ムで均一であり、形状も矩形に近く均一であった。
実施例2 ターゲットとしてSi3N4焼結体を用い、Ar。
N2及び02の混合ガス(Ar分圧0.2PaN2分圧
0.I P a、02分圧3X10−3Pa)の雰囲気
下、400Wの出力で行うRFスパッタリング法により
酸窒化珪素からなる厚さ約2500オングストロームの
膜をエツチング層として形成すること以外実施例1に準
じて行った。酸窒化珪素膜のレジストに対するエツチン
グ速度比は約2゜5であった。また、エツチング前のレ
ジストパターンの高さは約1000〜1200オングス
トロームであった。得られたスタンパの表面を電子顕微
鏡でamしたところ、いずれのピット部も高さは約13
00オングストロームで均一であり、形状も矩形に近く
均一であった。また、酸窒化珪素膜のエツチング面に荒
れはなく、この点で実施例1で得られたスタンパよりも
優れていた。
比較例1 エツチング層をSiO2膜としたこと以外、上記実施例
1と同様にスタンパを作製した。S i O2膜のレジ
ストに対するエツチング速度比は0.9であった。高さ
約1300オングストロームを有するピット部を形成す
るために6分以上のエツチングが必要であった。得られ
たスタンパの表面を電子顕微鏡で観察したところ、ビッ
トの高さは不均一であり、約1300オングストローム
未満の箇所があり、形状も実施例1のものに比し丸みを
帯びていた。
(発明の効果) 請求項1〜5により得られるスタンパは、パターン精度
が高い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明におけるスタンパ作製工程断面図である
。 4・・・レジストパターン 5・・・ガラス基板 609.レジスト膜701.レジ
ストパターン

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、基板上にエッチング層及びレジスト膜を順次形成し
    た後、該レジスト膜の露光及び現像処理を行ってレジス
    トパターンを形成し、ついで該レジストパターンをマス
    クにして上記エッチング層をエッチングする光ディスク
    用スタンパの製造法において、上記エッチング層として
    上記レジストに対するエッチング速度比が1を越えるも
    のを使用することを特徴とする光ディスク用スタンパの
    製造法。 2、エッチング層としてレジストに対するエッチング速
    度比が1.5以上のものを使用する請求項1記載の光デ
    ィスク用スタンパの製造法。 3、エッチング層として窒化珪素膜を使用する請求項1
    又は請求項2記載の光ディスク用スタンパの製造法。 4、エッチング層として酸窒化珪素膜を使用する請求項
    1又は請求項2記載の光ディスク用スタンパの製造法。 5、レジストとしてネガ型レジストを用いる請求項1乃
    至4のいずれかに記載の光ディスク用スタンパの製造法
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002055631A (ja) * 2000-05-29 2002-02-20 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 電気光学装置の作製方法
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