JP2002251793A - 光記録媒体原盤の作製方法 - Google Patents
光記録媒体原盤の作製方法Info
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Manufacturing Optical Record Carriers (AREA)
- Manufacturing Of Magnetic Record Carriers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 プローイングの影響を抑制し、ピットやグル
ーブを高密度に成形可能とする。 【解決手段】 基板上に形成されたマスクの形状に対応
してドライエッチングにより凹凸パターンを形成するに
際し、マスクがエッチングに伴って後退し、凹凸パター
ンの側壁形状が傾斜面に制御されるようにする。このよ
うに制御するためには、例えばマスクを樹脂材料により
形成し、ドライエッチングを酸素を含むエッチングガス
を用いて行う。エッチング装置としては、磁気中性線放
電プラズマエッチング装置を用いることが好ましい。
ーブを高密度に成形可能とする。 【解決手段】 基板上に形成されたマスクの形状に対応
してドライエッチングにより凹凸パターンを形成するに
際し、マスクがエッチングに伴って後退し、凹凸パター
ンの側壁形状が傾斜面に制御されるようにする。このよ
うに制御するためには、例えばマスクを樹脂材料により
形成し、ドライエッチングを酸素を含むエッチングガス
を用いて行う。エッチング装置としては、磁気中性線放
電プラズマエッチング装置を用いることが好ましい。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種光ディスクの
製造に用いられる光記録媒体原盤の作製方法に関するも
のである。
製造に用いられる光記録媒体原盤の作製方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】光記録の分野においては、より一層の高
記録密度化が進められており、これに対応して、光記録
媒体原盤を作製する工程では、高分解能フォトレジスト
や電子線レジスト等を用いることが要求されている。
記録密度化が進められており、これに対応して、光記録
媒体原盤を作製する工程では、高分解能フォトレジスト
や電子線レジスト等を用いることが要求されている。
【0003】これらの高分解能フォトレジストや電子線
レジストは、パターニング後に側壁が90度に近い形状
となる特徴を有し、微細パターンのパターニングに有利
であると考えられている。
レジストは、パターニング後に側壁が90度に近い形状
となる特徴を有し、微細パターンのパターニングに有利
であると考えられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
側壁が90度に近い形状のレジストを用いて光記録媒体
原盤を作製すると、ピットやグルーブの側壁の形状も9
0度に近いものとなる。これを用いてスタンパを作製
し、光ディスク基板の成形を行うと、いわゆるプローイ
ング(Plowing)の影響が懸念される。
側壁が90度に近い形状のレジストを用いて光記録媒体
原盤を作製すると、ピットやグルーブの側壁の形状も9
0度に近いものとなる。これを用いてスタンパを作製
し、光ディスク基板の成形を行うと、いわゆるプローイ
ング(Plowing)の影響が懸念される。
【0005】このプローイングは、成形した光ディスク
基板をスタンパから引き剥がすときに角部がむしり取れ
られる現象であり、成形されたピット形状やグルーブ形
状を大きく損なうことになる。高密度記録用の光記録媒
体では、このプローイングに起因する形状不良は性能を
維持する上で大きな問題となる。
基板をスタンパから引き剥がすときに角部がむしり取れ
られる現象であり、成形されたピット形状やグルーブ形
状を大きく損なうことになる。高密度記録用の光記録媒
体では、このプローイングに起因する形状不良は性能を
維持する上で大きな問題となる。
【0006】本発明は、このような従来技術における不
都合を解消することを目的に提案されたものである。
都合を解消することを目的に提案されたものである。
【0007】すなわち、本発明は、プローイングの影響
を抑制することができ、ピットやグルーブを高密度に成
形し得る光記録媒体原盤の作製方法を提供することを目
的とする。
を抑制することができ、ピットやグルーブを高密度に成
形し得る光記録媒体原盤の作製方法を提供することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明の光記録媒体原盤の作製方法は、基板上に
形成されたマスクの形状に対応してドライエッチングに
より凹凸パターンを形成するに際し、上記マスクがエッ
チングに伴って後退し、凹凸パターンの側壁形状が傾斜
面に制御されるようにすることを特徴とする。
めに、本発明の光記録媒体原盤の作製方法は、基板上に
形成されたマスクの形状に対応してドライエッチングに
より凹凸パターンを形成するに際し、上記マスクがエッ
チングに伴って後退し、凹凸パターンの側壁形状が傾斜
面に制御されるようにすることを特徴とする。
【0009】上記により作製される光記録媒体原盤は、
ピットやグルーブに対応する凹凸の側壁形状が傾斜面と
なる。
ピットやグルーブに対応する凹凸の側壁形状が傾斜面と
なる。
【0010】その結果、この光記録媒体原盤を用いて作
製されるスタンパ、さらにはこのスタンパを用いて成形
される光ディスク基板のピットやグルーブの側壁も傾斜
面となり、直角に近い角部において発生するプローイン
グが解消される。
製されるスタンパ、さらにはこのスタンパを用いて成形
される光ディスク基板のピットやグルーブの側壁も傾斜
面となり、直角に近い角部において発生するプローイン
グが解消される。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明を適用した光記録媒
体原盤の作製方法について、図面を参照しながら詳細に
説明する。
体原盤の作製方法について、図面を参照しながら詳細に
説明する。
【0012】図1は、本発明を適用して光記録媒体原盤
を作製する原盤作製工程を工程順に従って示すものであ
る。ここに例示するプロセスは、レジスト材料層の形成
工程(A)、レジスト材料層の露光、現像工程(B)、
レジスト材料層をマスクとする基板のドライエッチング
工程(C)、マスクとしたレジスト材料層の剥離除去工
程(D)の4工程を主たる工程として有する。
を作製する原盤作製工程を工程順に従って示すものであ
る。ここに例示するプロセスは、レジスト材料層の形成
工程(A)、レジスト材料層の露光、現像工程(B)、
レジスト材料層をマスクとする基板のドライエッチング
工程(C)、マスクとしたレジスト材料層の剥離除去工
程(D)の4工程を主たる工程として有する。
【0013】光記録媒体原盤を作製するには、先ず、図
1Aに示すように、基板1上にレジスト材料を塗布し、
レジスト材料層2を形成する。
1Aに示すように、基板1上にレジスト材料を塗布し、
レジスト材料層2を形成する。
【0014】基板1には、Siや石英等、任意の材質の
ものを用いることができ、その厚さも任意である。
ものを用いることができ、その厚さも任意である。
【0015】レジスト材料としては、熱変形性が少なく
炭化に近い温度でも形状が保たれるレジスト材料が好ま
しく、また高密度化に対応し得るレジスト材料が好まし
い。このようなレジスト材料としては、ノボラック樹脂
等からなるポジ型フォトレジスト、ポリメチルメタクリ
レート系材料からなる電子線レジスト等を例示すること
ができる。
炭化に近い温度でも形状が保たれるレジスト材料が好ま
しく、また高密度化に対応し得るレジスト材料が好まし
い。このようなレジスト材料としては、ノボラック樹脂
等からなるポジ型フォトレジスト、ポリメチルメタクリ
レート系材料からなる電子線レジスト等を例示すること
ができる。
【0016】上記レジスト材料層2は、これらのレジス
ト材料をスピンコート等の手法を用いて基板1上に塗布
することにより形成する。
ト材料をスピンコート等の手法を用いて基板1上に塗布
することにより形成する。
【0017】次に、図1Bに示すように、上記レジスト
材料層2をピット形状、グルーブ形状等に対応したパタ
ーンに露光、現像する。なお、露光、現像は通常の手法
に従って行えばよく、特に限定されるものではない。
材料層2をピット形状、グルーブ形状等に対応したパタ
ーンに露光、現像する。なお、露光、現像は通常の手法
に従って行えばよく、特に限定されるものではない。
【0018】この結果、露光・現像後の基板1上には、
パターン化されたレジスト材料層2aが残存することに
なる。
パターン化されたレジスト材料層2aが残存することに
なる。
【0019】次いで、図1Cに示すように、上記パター
ン化されたレジスト材料層2aをマスクとして基板1を
ドライエッチングする。
ン化されたレジスト材料層2aをマスクとして基板1を
ドライエッチングする。
【0020】このとき重要なことは、マスクとなるレジ
スト材料層2aに後退が生じる条件でドライエッチング
することである。
スト材料層2aに後退が生じる条件でドライエッチング
することである。
【0021】このような条件下でドライエッチングを行
うことにより、図1Cに示すように、側壁の形状が傾斜
面に制御され、基板1に形成される凸部1aの形状が台
形状となる。
うことにより、図1Cに示すように、側壁の形状が傾斜
面に制御され、基板1に形成される凸部1aの形状が台
形状となる。
【0022】ドライエッチングの際に、マスクとなるレ
ジスト材料層2aに後退を生じさせるには、例えばエッ
チングガス中に酸素を導入すればよい。
ジスト材料層2aに後退を生じさせるには、例えばエッ
チングガス中に酸素を導入すればよい。
【0023】通常、Siからなる基板1をドライエッチ
ングするためのエッチングガスとしては、CF4 、C
2F6、C3F8等のフルオロカーボン系のエッチング
ガスを用いるが、これに酸素を混入する。すると、エッ
チングの進行に伴ってレジスト材料層2aが次第に後退
し、これに倣って基板1に形成される凸部1aの側壁形
状も傾斜面となる。
ングするためのエッチングガスとしては、CF4 、C
2F6、C3F8等のフルオロカーボン系のエッチング
ガスを用いるが、これに酸素を混入する。すると、エッ
チングの進行に伴ってレジスト材料層2aが次第に後退
し、これに倣って基板1に形成される凸部1aの側壁形
状も傾斜面となる。
【0024】あるいは、レジスト材料層2aの構成元素
として酸素を含有する場合には、これを利用することも
可能である。この場合には、エッチングガス中に積極的
に酸素を導入する必要はない。
として酸素を含有する場合には、これを利用することも
可能である。この場合には、エッチングガス中に積極的
に酸素を導入する必要はない。
【0025】上記ドライエッチングには、基本的には任
意のエッチング装置を使用することができるが、特に、
磁気中性線放電(NLD:Neutral Loop Discharge)プ
ラズマエッチング装置を用い、雰囲気中に酸素を導入す
ることにより、良好な傾斜形状を実現することができ
る。
意のエッチング装置を使用することができるが、特に、
磁気中性線放電(NLD:Neutral Loop Discharge)プ
ラズマエッチング装置を用い、雰囲気中に酸素を導入す
ることにより、良好な傾斜形状を実現することができ
る。
【0026】磁気中性線放電プラズマエッチング装置
は、図2に示すような構成を有するものであり、高密度
プラズマ源を用いた高密度プラズマエッチング装置であ
る。
は、図2に示すような構成を有するものであり、高密度
プラズマ源を用いた高密度プラズマエッチング装置であ
る。
【0027】その具体的な構造であるが、図2に示すよ
うに、石英チャンバ11内に高周波電源12に接続され
た基板電極13が設置されており、この基板電極13上
に載置された基板14に対してエッチングが行われる。
この点では、ICP(Inductively Coupled Plasma)エ
ッチング装置と同様の構成を有する。
うに、石英チャンバ11内に高周波電源12に接続され
た基板電極13が設置されており、この基板電極13上
に載置された基板14に対してエッチングが行われる。
この点では、ICP(Inductively Coupled Plasma)エ
ッチング装置と同様の構成を有する。
【0028】ただし、石英チャンバ11の周囲には、ト
ップコイル15,ミドルコイル16,ボトムコイル17
の3つのコイルが配置され、ミドルコイル16に対応し
た位置に高周波電源18に接続されたRFアンテナ19
が配置されており、この点でICPエッチング装置とは
異なる。
ップコイル15,ミドルコイル16,ボトムコイル17
の3つのコイルが配置され、ミドルコイル16に対応し
た位置に高周波電源18に接続されたRFアンテナ19
が配置されており、この点でICPエッチング装置とは
異なる。
【0029】上記磁気中性線放電プラズマエッチング装
置では、上記3つのコイル(トップコイル15,ミドル
コイル16,ボトムコイル17)及びRFアンテナ19
の作用により、石英チャンバ11内に磁気中性線(N
L)が発生する。
置では、上記3つのコイル(トップコイル15,ミドル
コイル16,ボトムコイル17)及びRFアンテナ19
の作用により、石英チャンバ11内に磁気中性線(N
L)が発生する。
【0030】このような構成を有する磁気中性線放電プ
ラズマエッチング装置は、 a.プラズマリングの径を自由に制御できるため大面
積、高均一なエッチングが可能であること、 b.NLによる高効率放電によって低圧、高密度プラズ
マが生成され、高速で異方性形状に優れたエッチングが
可能であること、 c.壁面の温度制御により優れた再現性、安定性を実現
できること、 d.NLが可変できるためクリーニングやコンディショ
ニングの時間がICPに比べて1/2程度で済むこと、
等の優れた特徴を有する。
ラズマエッチング装置は、 a.プラズマリングの径を自由に制御できるため大面
積、高均一なエッチングが可能であること、 b.NLによる高効率放電によって低圧、高密度プラズ
マが生成され、高速で異方性形状に優れたエッチングが
可能であること、 c.壁面の温度制御により優れた再現性、安定性を実現
できること、 d.NLが可変できるためクリーニングやコンディショ
ニングの時間がICPに比べて1/2程度で済むこと、
等の優れた特徴を有する。
【0031】上記ドライエッチング終了後、図1Dに示
すようにマスクとして使用したレジスト材料層2aを剥
離・除去し、ピットやグルーブに対応した凹凸を有する
光記録原盤を得る。
すようにマスクとして使用したレジスト材料層2aを剥
離・除去し、ピットやグルーブに対応した凹凸を有する
光記録原盤を得る。
【0032】
【実施例】以下、具体的な実験結果に基づいて説明す
る。実施例 ここでは、磁気中性線放電プラズマエッチング装置を用
い、光ディスク作製用原盤のエッチングを行った。
る。実施例 ここでは、磁気中性線放電プラズマエッチング装置を用
い、光ディスク作製用原盤のエッチングを行った。
【0033】エッチングガスとしては、C3F8、O2
、Arの3種類のガスを用い、それぞれの流量は4S
CCM、2SCCM、94SCCMとし、ガス圧は0.
27Paとした。
、Arの3種類のガスを用い、それぞれの流量は4S
CCM、2SCCM、94SCCMとし、ガス圧は0.
27Paとした。
【0034】ただし、磁気中性線放電プラズマエッチン
グ装置は、高速エッチングを目的に設計されているた
め、光ディスク作製用原盤を形成するような場合には、
エッチング速度を遅くする必要がある。
グ装置は、高速エッチングを目的に設計されているた
め、光ディスク作製用原盤を形成するような場合には、
エッチング速度を遅くする必要がある。
【0035】そのため、本実施例では、フロンガス(C
3F8)の流量を少なくし、放電を維持できるガス圧を
保つためにArガスを導入した。
3F8)の流量を少なくし、放電を維持できるガス圧を
保つためにArガスを導入した。
【0036】そして、RFアンテナ及び基板電極に、そ
れぞれ1000Wと20Wの高周波電力を投入し、エッ
チングを行った。
れぞれ1000Wと20Wの高周波電力を投入し、エッ
チングを行った。
【0037】その結果、図1に示すような側壁の形状が
傾斜面に制御された光ディスク作製用原盤が形成され
た。
傾斜面に制御された光ディスク作製用原盤が形成され
た。
【0038】この光ディスク作製用原盤を用いてスタン
パを作製し、光ディスク基板を成形したところ、プロー
イングの影響はほとんど認められなかった。比較例 エッチングガスとして、C3F8、Arの2種類のガス
を用い、それぞれの流量は4SCCM、96SCCMと
した。
パを作製し、光ディスク基板を成形したところ、プロー
イングの影響はほとんど認められなかった。比較例 エッチングガスとして、C3F8、Arの2種類のガス
を用い、それぞれの流量は4SCCM、96SCCMと
した。
【0039】その他のエッチング条件に関しては、先の
実施例と同様とした。
実施例と同様とした。
【0040】その結果、図3A,Bに示すような側壁の
形状が垂直な光ディスク作製用原盤が形成された。
形状が垂直な光ディスク作製用原盤が形成された。
【0041】このような光ディスク作製用原盤を用いて
スタンパを作製し、光ディスク基板を成形したところ、
得られた光ディスク基板には、プローイングの影響によ
る形状劣化が認められた。
スタンパを作製し、光ディスク基板を成形したところ、
得られた光ディスク基板には、プローイングの影響によ
る形状劣化が認められた。
【0042】
【発明の効果】以上の説明からも明らかな通り、本発明
によれば、プローイングの影響を受けることなく、ピッ
トやグルーブを高密度に成形し得る光記録媒体原盤を作
製することが可能である。
によれば、プローイングの影響を受けることなく、ピッ
トやグルーブを高密度に成形し得る光記録媒体原盤を作
製することが可能である。
【図1】本発明を適用した光記録媒体原盤の作製プロセ
スを工程順に示す概略断面図である。
スを工程順に示す概略断面図である。
【図2】磁気中性線放電プラズマエッチング装置の構成
例を示す模式図である。
例を示す模式図である。
【図3】側壁の形状が90度に近い光記録媒体原盤の概
略断面図である。
略断面図である。
1 基板、2,2a レジスト材料層
Claims (3)
- 【請求項1】 基板上に形成されたマスクの形状に対応
してドライエッチングにより凹凸パターンを形成するに
際し、 上記マスクがエッチングに伴って後退し、凹凸パターン
の側壁形状が傾斜面に制御されるようにすることを特徴
とする光記録媒体原盤の作製方法。 - 【請求項2】 上記マスクを樹脂材料により形成し、上
記ドライエッチングを酸素を含むエッチングガスを用い
て行うことを特徴とする請求項1記載の光記録媒体原盤
の作製方法。 - 【請求項3】 磁気中性線放電プラズマエッチング装置
を用いて上記ドライエッチングを行うことを特徴とする
請求項1記載の光記録媒体原盤の作製方法。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001045692A JP2002251793A (ja) | 2001-02-21 | 2001-02-21 | 光記録媒体原盤の作製方法 |
KR1020027014133A KR20020093936A (ko) | 2001-02-21 | 2002-02-18 | 광 기록 매체 원반의 제작방법 |
CN02800326A CN1457489A (zh) | 2001-02-21 | 2002-02-18 | 光记录媒体原盘的制作方法 |
PCT/JP2002/001373 WO2002067253A1 (fr) | 2001-02-21 | 2002-02-18 | Procede de production de l'original d'un support d'enregistrement optique |
US10/257,727 US20030168428A1 (en) | 2001-02-21 | 2002-02-18 | Method for producing original record of optical recording medium |
TW091102906A TW577073B (en) | 2001-02-21 | 2002-02-20 | Manufacturing method for master disk of optical recording medium |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001045692A JP2002251793A (ja) | 2001-02-21 | 2001-02-21 | 光記録媒体原盤の作製方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002251793A true JP2002251793A (ja) | 2002-09-06 |
Family
ID=18907432
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001045692A Abandoned JP2002251793A (ja) | 2001-02-21 | 2001-02-21 | 光記録媒体原盤の作製方法 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20030168428A1 (ja) |
JP (1) | JP2002251793A (ja) |
KR (1) | KR20020093936A (ja) |
CN (1) | CN1457489A (ja) |
TW (1) | TW577073B (ja) |
WO (1) | WO2002067253A1 (ja) |
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---|---|---|---|---|
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JP2016219452A (ja) * | 2015-05-14 | 2016-12-22 | 富士通株式会社 | 多層基板及び多層基板の製造方法 |
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JPH05198016A (ja) * | 1992-01-21 | 1993-08-06 | Sharp Corp | 光メモリ素子用原盤及びその製造方法 |
JPH05282713A (ja) * | 1992-03-31 | 1993-10-29 | Victor Co Of Japan Ltd | 情報記録基板の製造方法 |
JPH10124936A (ja) * | 1996-10-15 | 1998-05-15 | Memory Tec Kk | ディスクのピット形状コントロール方法、及びディスク記録装置 |
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2001
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