JPH03186456A - シートベルト用ウエビング - Google Patents

シートベルト用ウエビング

Info

Publication number
JPH03186456A
JPH03186456A JP1326710A JP32671089A JPH03186456A JP H03186456 A JPH03186456 A JP H03186456A JP 1326710 A JP1326710 A JP 1326710A JP 32671089 A JP32671089 A JP 32671089A JP H03186456 A JPH03186456 A JP H03186456A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
webbing
warp
seat belt
width direction
weft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1326710A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuo Asano
浅野 三雄
Kiyoshi Mizutani
清 水谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Boshoku Corp
Original Assignee
Toyota Boshoku Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Boshoku Corp filed Critical Toyota Boshoku Corp
Priority to JP1326710A priority Critical patent/JPH03186456A/ja
Publication of JPH03186456A publication Critical patent/JPH03186456A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Automotive Seat Belt Assembly (AREA)
  • Woven Fabrics (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は自動車等のシートベルトに使用されるウェビン
グに関する。
[従来の技術] 実開平1−65744号公報には、シートベルト用ウェ
ビングとして、第5図に示すように、幅方向の両端部に
細径の経糸101を用い中央部に大径の経糸102を用
いこれら経糸101.102を幅方向に交差して綾織と
する緯糸103と緯糸103の幅方向の一端で緯糸10
3を固定するタック糸104とからなるものが報告され
ている。
このウェビングは幅方向の両端部の経糸101を細くす
ることによりウェビングの両端部の厚さを中央部の厚さ
より薄くし、ウェビングの幅方向の両端部の厚みと織り
の凹凸による触感の抵抗を少なくしている。
「発明が解決しようとする問題点] 本発明は幅方向の両端部の触感の抵抗を少なくできる異
なったシートベルl−用ウェビングを得ることを目的と
する。
[問題点を解決するための手段] 本発明のシートベルト用ウェビングは、長手方向に延び
る複数本の経糸と幅方向に延びてこれら経糸と交差して
綾織を形成する緯糸と幅方向の一端で緯糸を固定するタ
ック糸とで構成されるシ−トベルト用つエヒングにおい
て、 幅方向両端部の経糸が表面裏面の一面から他面に出て再
び一面に戻るまでに交差する緯糸の数を幅方向中央部の
経糸が表面裏面の一面から他面に出て再び一面に戻るま
でに交差する緯糸の数より多くしたことを特徴とする。
[作用1 本光明のシートベルト用ウェビングでは、幅方向の両端
部の経糸がウェビングの表面、側面および裏面の一面に
表出している長手方向の長さが中央部の経糸の一面に表
出している長さより長い。
従ってウェビングの一面での長手方向における単位長さ
における幅方向の両端部の経糸の凹凸は中央部の経糸の
凹凸に比較して少なくなっている。
[実施例] 実施例1 本発明の実施例1のシートベルト用ウェビングの部分拡
大組織図を第1図に示す。図上、上下方向がウェビング
の長手方向となり図上、横方向がウェビングの幅方向と
なっているもので、図にはウェビングの幅方向の両端の
一部と中央部の一部が示されている。
このウェビングは、両端部に配置されたそれぞれ15本
の250デニールのポリエステル糸からなる端部経糸1
1とその間の中央部を構成する同じポリエステル糸から
なる295本の中央部経糸12とこれら経糸11.12
と交差する幅方向に延び所定間隔で反転して逆の幅方向
に延びる緯糸13と緯糸13の一端を固定するタック糸
14とロック糸(図示せず。)からなる。端部経糸11
はウェビングの裏面から表面に出て8本の緯糸13と交
差して裏面に入り、裏面でさらに8本の緯糸13と交差
して表面に再び出るというように織られている。なお、
緯糸13は編み針(図示せず。
)で第1図上左方向から右方向に送られ、右端の屈曲端
(ループ〉にタック糸14が挿通する。このため経糸1
3は織り組織上の2本が1組とされる。このため端部経
糸11は4アツプ4ダウンの状態で編まれていることに
なる。また、中央部経糸12は、ウェビングの裏面から
表面に出て4本の緯糸13と交差して裏面に入り、裏面
でさらに4本の緯糸13と交差して表面に再び出るとい
うように2アツプ2ダウンの状態で編まれている。
ざらに緯糸13の図上で右端には端部経糸11か織りこ
まれるとともに、緯糸13に挿通したタック糸14にも
端部経糸11が織り込まれている。
すaわち、端部経糸11は、図上、ウェビングの男面か
ら表面に出て16本のタック糸14と交差して裏面に入
り、裏面でさらに16本のタック糸14とと交差して表
面に再び出るというように織られている。なお、織り組
織上、幅方向にのびるタック糸14の2本か緯糸13の
1本に相当する。
このため、タック糸14で織られている端部経糸11は
4アツプ4ダウンの状態で編まれていることになる。タ
ック糸14はその右端で第1図のように編まれている。
そしてこの右端の部分に図示しないロック糸が編みこま
れる。
端部経糸11および中央部経糸12のアップダウンを明
確にするため、第1図に対応するマトリックス図を第2
図に示す。第2図のマトリックス図において、右端部お
よび左端部の隣接する2本の縦線で区画される幅の狭い
縦方向に伸びる空間が1本の端部経糸11を示し、中央
部の隣接する2本の縦線で区画される幅の広い縦方向に
伸びる空間が1本の中央部経糸12を示し、隣接する2
本の横線が1組(2本)の緯糸13および1組(4本〉
のタック糸14を示している。そして隣接する2本の縦
線および隣接する2本の横線で区画された正方形が経糸
11.12と緯糸13またはタック糸14が交差してい
る部分を示している。
また正方形のX印は経糸が表面に出ている部分を、X印
の無い白色の正方形は経糸が裏面に出ていることを示し
ている。このマトリックス図から容易に理解できるよう
に、端部経糸11は4アツプ4ダウンで、中央部経糸1
2は2アツプ2ダウンで織られた綾織り構造をもつ。
本実施例のシートベルト用ウェビングは以上のような組
織をもつ。
このシートベルト用ウェビングは幅方向の両端部の端部
経糸11が4アツプ4ダウンで織られ、中央部の中央部
経糸12が2アツプ2ダウンで織られているため、長手
方向の凹凸が中央部に比較して両端部が少ない。このた
めこのシートベルト用ウェビングは両端部の長手方向が
平滑化されている。
なお、15名の検査員によりこのシートベルト用ウェビ
ングの感触を試験した。なお、比較用のシートベルト用
ウェビングとしては経糸の両端部および中央部をともに
同じ2アツプ2ダウンとした以外は同じ経糸、緯糸およ
びタック系をもちいて同じ様にして作った従来のシート
ベルト用つ丁ピングを使用した。検査員の14名中12
名は、本実施例のシートベルト用ウェビングが比較例の
ものに比べ平滑感があると認めた。残りの検査員は両者
には差がないとの認定であった。
実施例2 実施例1のシートベルト用ウェビングの端部経糸11に
代えで420デニールのナイロン糸を端部経糸11とし
て使用した。中央部経糸12、緯糸13およびタック糸
14その他の織方は実施例1とまったく同じにしてシー
トベルト用ウェビングを作った。
このシートベルト用ウェビングは幅方向の両端部の経糸
が4アツプ4ダウンで織られ、中央部経糸が2アツプ2
ダウンで織られているため、長手方向の凹凸が中央部に
比較して両端部が少ない。
このためこのシートベルト用ウェビングは両端部の長手
方向が平滑化されている。
本実施例2のシートベルト用ウェビングも実施例1と同
様にして従来のシートベルト用ウェビングを比較例とし
て検査員により比較試験を実施した。本実施例のシート
ベルト用ウェビングでは、検査員の14名中13名は、
本実施例のシートベルト用ウェビングが比較例のものに
比べ平滑感があると認めた。残りの検査員は両者には差
がないとの認定であった。
実施例3 実施例1のシートベルト用ウェビングの端部経糸11に
代えて300デニールのアクリル糸を端部経糸11とし
て使用した。中央部経糸12、緯糸13およびタック糸
14その他の織方は実施例1とまったく同じにしてシー
トベルト用ウェビングを作った。
このシートベルト用ウェビングは幅方向の両端部の経糸
が4アツプ4ダウンで織られ、中央部経糸が2アツプ2
ダウンで織られているため、長手方向の凹凸が中央部に
比較して両端部が少ない。
このためこのシートベルト用ウェビングは両端部の長手
方向が平滑化されている。
本実施例3のシートベルト用ウェビングも実施例]と同
様にして従来のシートベルト用ウェビングを比較例とし
て検査員により比較試験を実施した。本実施例のシート
ベルト用ウェビングでは、検査員の14名中9名は、本
実施例のシートベルト用ウェビングが比較例のものに比
べ平滑感があると認めた。残りの検査員は両者には差が
ないとの認定であった。
実施例4 本発明の実施例4のシートベルト用ウェビングの部分拡
大組織図を第3図にそのマトリックス図を第4図に示す
。第3図、第4図はいずれも第1図および第2図と同じ
くシートベルト用ウェビングの織り構造を示している。
このウェビングは、両端部に配置されたそれぞれ15本
の420デニールのナイロン糸からなる端部経糸21と
その間の中央部を構成する1260デニールのポリエス
テル糸からなる295本の中央部経糸22とこれら経糸
21.22と交差する幅方向に延び所定間隔で反転して
逆の幅方向に延びる緯糸23と緯糸23の一端を固定す
るタック糸24とからなる。端部経糸11はウェビング
の裏面から表面に出て6本の緯糸23と交差して裏面に
入り、裏面でざらに6本の緯糸23と交差して表面に再
び出るというように3アツプ3ダウンの状態で織られて
いる。また、中央部経糸22は、ウェビングの裏面から
表面に出て4本の緯糸23と交差して裏面に入り、裏面
でさらに4本の緯糸23と交差して表面に再び出るとい
うように2アツプ2ダウンの状態で織られている。さら
に緯糸23の図上で右端には端部経糸21が織りこまれ
るとともに、緯糸23に挿通したタック糸24にも端部
経糸21が織り込まれている。すなわち、端部経糸21
は、図上、ウェビングの裏面から表面に出て12本のタ
ック糸24と交差して裏面に入り、裏面でさらに12本
のタック糸24とと交差して表面に再び出るというよう
に織られている。織り組織上、幅方向にのびるタック糸
24の2本が緯糸23の1本に相当するため、タック糸
24で織られている端部経糸21は3アツプ3ダウンの
状態で編まれていることになる。
本実施例のシートベルト用ウェビングは以上のような組
織をもつ。
このシートベルト用ウェビングは幅方向の両端部の端部
経糸21が3アツプ3ダウンで織られ、中央部の中央部
経糸22が27ツプ2ダウンで織られているため、長手
方向の凹凸が中央部に比較して両端部が少ない。このた
めこのシートベルト用ウェビングは両端部の長手方向が
平滑化されている。
本実施例4のシートベルト用ウェビングも実施例1と同
様にして従来のシートベルト用ウェビングを比較例とし
て検査員により比較試験を実施した。本実施例のシート
ベルト用ウェビングでは、検査員の14名中11名は、
本実施例のシートベルト用ウェビングが比較例のものに
比べ平滑感があると認めた。残りの検査員は両者には差
がないとの認定であった。
実施例5 実施例4のシートベルト用ウェビングの端部経糸21に
代えて300デニールのアクリル糸を端部経糸21とし
て使用した。中央部経糸22、緯糸23およびタック糸
24その他の織方は実施例4とまったく同じにして゛シ
ートベルト用ウェビングを作った。
このシートベルト用ウェビングは幅方向の両端部の経糸
が3アツプ3ダウンで織られ、中央部経糸が27ツブ2
ダウンで織られているため、長手方向の凹凸が中央部に
比較して両端部が少ない。
このためこのシートベルト用ウェビングは両端部の長手
方向が平滑化されている。
本実施例5のシートベルト用ウェビングも実施例1と同
様にして従来のシートベルト用ウェビングを比較例とし
て検査員により比較試験を実施した。本実施例のシート
ベルト用ウェビングでは、検査員の14名中9名は、本
実施例のシートベルト用ウェビングが比較例のものに比
べ平滑感があると認めた。残りの検査員は両者には差が
ないとの認定であった。
なお、前記実施例では、両端部の端部経糸の数をそれぞ
れ15本としたが、実際上、端部経糸の数は12〜18
本程度が好ましい。また、端部経糸の太さを中央部経糸
の太さより細くしてもよい。
さらに端部経糸と中央部経糸の張力を変えて織ることも
できる。
また、両端部の端部経糸の材質を変え、中央部の中央部
経糸より剛性の低い糸を使用することにより平滑感とと
もにソフト感をウェビングに付与することができる。
[効果] 本発明のシートベルト用ウェビングは、幅方向の両端部
の経糸の凹凸が中央部の経糸の凹凸に比較して少ない。
このためウェビングの端部の平滑性が中央部の平滑性よ
り向上し、ウェビングにスムース感を与えている。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例1のシートベルト用ウェビング
の織り構造を示す部分拡大図、第2図は第1図の織り構
造をマトリックス化して示す図、第3図および第4図は
実施例4のシートベルト用ウェビングの織り構造を示す
部分拡大図およびマトリックス図、第5図は従来のシー
トベルト用ウェビングの織り構造を示す部分拡大図であ
る。 11.21・・・端部経糸 12.22・・・中央部経糸

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)長手方向に延びる複数本の経糸と幅方向に延びて
    これら経糸と交差して綾織を形成する緯糸と幅方向の一
    端で緯糸を固定するタック糸とで構成されるシートベル
    ト用ウエビングにおいて、幅方向両端部の経糸が表面裏
    面の一面から他面に出て再び一面に戻るまでに交差する
    緯糸の数を幅方向中央部の経糸が表面裏面の一面から他
    面に出て再び一面に戻るまでに交差する緯糸の数より多
    くしたことを特徴とするシートベルト用ウエビング。
JP1326710A 1989-12-16 1989-12-16 シートベルト用ウエビング Pending JPH03186456A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1326710A JPH03186456A (ja) 1989-12-16 1989-12-16 シートベルト用ウエビング

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1326710A JPH03186456A (ja) 1989-12-16 1989-12-16 シートベルト用ウエビング

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03186456A true JPH03186456A (ja) 1991-08-14

Family

ID=18190812

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1326710A Pending JPH03186456A (ja) 1989-12-16 1989-12-16 シートベルト用ウエビング

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH03186456A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004341209A (ja) * 2003-05-15 2004-12-02 Hayashi Telempu Co Ltd 液晶パネル製造用ラビング布材

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004341209A (ja) * 2003-05-15 2004-12-02 Hayashi Telempu Co Ltd 液晶パネル製造用ラビング布材

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4328840A (en) Double side fabric
US4075962A (en) Needlework technique using ribbon
EP1434902B1 (de) Gewebe und verfahren zu seiner herstellung
US4002045A (en) Warp-knit support tape for slide-fastener stringer
US3664157A (en) Patterned stitch-bonded fabric
JP4853781B2 (ja) 二重編地
JPH03186456A (ja) シートベルト用ウエビング
JPH0651939B2 (ja) 無地織柄ベルト
JPS6140784B2 (ja)
JPH0327515Y2 (ja)
JP3094324B2 (ja) タオル織物の織成方法
JPS6145177Y2 (ja)
JP2912612B1 (ja) 二重タオル織物及びその織成方法
JP4126429B2 (ja) シェニール糸と織物
JPH0238959Y2 (ja)
JPH0418139A (ja) シートベルト用ウェビング
KR830002640Y1 (ko) 슬라이드 파스너가 있는 편물감
JPH04194054A (ja) 表面凹凸を有する伸縮性織物の製造法
JPS6036625Y2 (ja) 扁平毛羽糸による編地
JPH0734951Y2 (ja) 布 地
JPH11124754A (ja) 織 物
JPH033591Y2 (ja)
JPH0726389Y2 (ja) ネット状シート
JPS61119756A (ja) 弾性経編地
JP3051505U (ja) 刺繍の如き外観を有する織物