JPH03178698A

JPH03178698A - 乾燥機

Info

Publication number: JPH03178698A
Application number: JP2012930A
Authority: JP
Inventors: Tatsuya Hirota; 達哉廣田; Yoshiaki Aoki; 義明青木
Original assignee: Sanyo Electric Co Ltd
Current assignee: Sanyo Electric Co Ltd
Priority date: 1989-09-19
Filing date: 1990-01-22
Publication date: 1991-08-02
Anticipated expiration: 2013-06-18
Also published as: JP2766022B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（イ）産業上の利用分野本発明は、乾燥機に関する。

（ロ）従来の技術従来より、熱交換型の両面ファンを備え、乾燥風を乾燥
室に対して循環させると共に、外部空気を冷却風として
導入し、乾燥風と冷却風とを前記ファンによって熱交換
して水分を除去し、その後乾燥風をヒータによって再加
熱して乾燥室に供給する所謂除湿型衣類乾燥機は、特公
昭６０−５６５１８号公報に示されているが、このよう
な乾燥機において、乾燥風が冷却室側に漏れるのを防止
する構造が、出願人により特願昭６３　１８９１０８号
により提案されている。こ！Ｌを、第９図乃至第１１図
に基づいて説明する。

３１は衣類乾燥機３２の機枠、５３はこの機枠５１の前
面に正着された前面板で、中央に衣類の代入１」５４が
設けられている５　５５は前記機枠５１の後面に止汗さ
れた後面板であり、中央に外部空気の導入孔５Ｇ・・が
設けられ、下部に導出１１５７が設けられている。５８
は＋ｉｉ７記投入Ｌ１５４を開閉するドア、５９は前記
機枠５１内において、前記投入口５４を囲むよう取り付
けられた環状の板金製ドラム支持板、６０は前記機枠５
１の後部に、前記後面板３５と間隔を有するよう横方向
に架設された支持板、６１は前記支持板６０に固定され
たファンケーシングであり、これにより前記機枠５１内
が、乾燥室６２とファン室６３とに区画されている。６
４は前記乾燥室６２内に配設された横軸型のドラムであ
り、前面開口を前記投入口５４に対向させて、前記ドラ
ム支持＋Ｆｉ５９にフェルト等を介して支持されている
と共に、後面側は軸６５に回転自在に支持されている。

６６・・は前記ドラム６４の後面中央に設けられた乾燥
風出口、６７はこの出口６６を覆うリントフィルタ、６
８・・は前記ドラム支持板５９の下部に設けられた乾燥
風入口、６９は前記支持板６０に設けられ、前記乾燥室
６２とファン室６３とを連通する連通口、７０は前記乾
燥風出口６６　・・からの風を確実に前記連通口６９に
送るためのシール部材である。

７１は前記ファン室６３内において、前記軸６５に固定
された円板状の合成樹脂製両面ファンであり、前記乾燥
室６２１１ｊに位置する循環ファン７２・・・と前記後
面板５５側に位置する冷却ファン７３・・・とが夫々放
射状に表裏一体に形成されていると共に、冷却ファン側
中央部にはプーリ７４が一体形成されている。７５は前
記ファンケーシングＧ１に、前記両面ファン７１を囲む
ように設けられた合成樹脂製仕切板であり、この仕切板
７５の中央の円形間１１７６内に前記両面ファン７１を
収容することにより、前記仕切板７５と前記両面ファン
７１とで共同して、前記ファン室６３内を乾燥風路７７
と冷却風路７８とに区画している。

さて、面３Ｃ両面ファン７Ｉの固練には、前記乾燥風路
７７・＼向けて開口する同心状の回転溝＋！ｆ　７９が
一体形成され、一方、前記仕切板７５の内周縁には、＋
ｉｉｉ記冷却風路７８へ向けて開口する同心状の固定溝
群８０が一体形成されており、前記回転溝群７９が前記
固定溝群８０に対して、相互に非核触状態で遊嵌されて
いる。即ち、前記回転溝群７つと固定溝群８０とはラビ
リンス結合を構成している。８１はラビリンス結す内で
；疑縮し、落ドしてきた龍湿水を乾燥風路側に導出する
水抜き孔である。

尚、図示ヒないが、前記固定溝群８０の裏面側には、ネ
ジボスが正設され、対向する乾燥風路の壁面に螺着され
ているので、熱等により前記仕切板７５が反る可能性は
きわめて小さい。

８２は前記乾燥風路７７の下部と前記乾燥風人口６８・
・・とを接続する乾燥ダクトであり、内部に加熱用ヒー
タ８３が配設されている。８４はこのダクト８２の最下
部に設けられ、ダクト内に凝縮した除湿水を機外に排出
するための排出口、８５は駆動モータであり、前記プー
リ７４に小ブー３８６、ベルト８７を介して接続されて
いると共に、前記ドラム６４に図示しないプーリ、ベル
トを介して接続されている。

而して、乾燥時、前記駆動モータ８５の駆動力により、
前記ドラム６４が低速で、前記両面ファン７１が高速で
、′夫々一方向回転され、同時に前記ヒータ８３に通電
され、乾燥風が加熱される。

これにより、前記循環ファン７２・・・の回転で生起し
た風が、前記乾燥風路７７、乾燥ダクト８２、ドラム６
４を通って循環し、ドラム６４内の被乾燥物と熱交換を
行う。また、前記冷却ファン７３・・・の回転により、
前記導入孔５６・・・から冷却風路７８内に外気が導入
されて、前記導出口５７から導出され、この時前記両面
ファン７１が冷却される。そして、熱交換後に乾燥風が
、両面ファン７１に接して冷却され、乾燥風中の水分が
凝縮し、乾燥風路７７内を流下して、前記排出口８４か
ら排出される。この間、前記乾燥風路７７と冷却風路７
８とは、前記ラビリンス結合によってシールされている
。

（ハ）発明が解決しようとする課題従来閏において、乾燥風路と冷却風路とでは、乾燥風路
側の方が温度が高いために、乾燥風路側と冷却風路側と
で圧力差が生じ、ラビリンス結合において乾燥風や水分
が冷却風路へ漏出する危惧がある。そして、乾燥風や水
分が漏出した場合、冷却風路から水滴が機外へ滴下した
り、除湿性能が低下したりする問題がある。

本発明は、乾燥機の改良に関し、斯かる問題点を解消す
るものである。

（ニ）課題を解決するための手段本発明は、熱交換型の両面ファンにより、乾燥風を乾燥
室に対して循環させると共に、外部空気を冷却風として
導入し、乾燥風と冷却風とを前記ファンによって熱交換
して水分を除去する乾燥機であって、前記両面ファンと
共同して乾燥風路と冷却風路とを区画すべく、前記ファ
ンの周囲に配設され、且つ中央に前記ファンを配置する
ための開口を有する仕切板と、この仕切板の開口周縁に
沿って、前記乾燥風路側と冷却風路側の一方の面に同心
状に一体成形された第１環状溝群と、前記ファンの外周
縁に沿って同心状に一体成形され、且つ前記第１環状溝
群に対し遊嵌される第２環状溝群とを備え、前記両面フ
ァンの外内部に、前記乾燥風路０（すに突出する突出部
を設けた設けたものである。

また、本発明の乾燥機は、仕切板の冷却風路側の面に、
両面ファンよりも突出する環状リブを形成したものであ
る。

また、本発明の乾燥機は、第２環状溝群の少なくとも１
つの溝の側壁に、両面ファンの回転方向と反ｋｉｉの方
向・＼傾斜する板体を設け、第１環状溝群の内、前記板
体が遊嵌される溝に、乾燥風路側と冷却風路側とを連通
ずる連通孔を設けたものである。

（ホ）作用即ち、乾燥風路内を流れる乾燥風は、両面ファンの外周
部に設けられた突出部付近でその風速が叱くなる。従っ
て、その付近における乾燥風路側の圧力が低下し、冷却
風路側との圧力バランスが保たれる。

また、仕切板の冷却風路側の面に、両面ファンよりも突
出する環状リブを設けることにより、このリブで冷却風
の流れを遮り、冷却風の風速を低ドさせる。従って、冷
却風路側の静圧が高くなって、乾燥風路側との圧力バラ
ンスが保たれる。

また、第２環状溝群内に設けられた板体と第１環状溝群
に設けられた連通孔により、ラビリンス結合内において
、乾燥風路側から冷却風路側へ漏出しようとする風とは
反対の方向に流れる風が生じ、乾燥風の漏出が阻止され
る。

（へ）実施例本発明の実施例を図面に基づいて説明する。但し、両面
ファンと仕切板以外の構成は、従来例と同様であるので
、同符号を用い説明を省略する。

第１図乃至第３図は、第１実施例を示している。第２図
は両面ファン７１における循環ファン７２の山の部分で
の断面図、第３図は同じく循環ファン７２の谷の部分で
の断面図であり、前記両面ファン７１は、その外周壁７
１ａの循環ファン面側（第３図中Ａ部）を、主たる循環
ファン７２の山の稜線（第３図中Ｂ部）よりも突出させ
、且つその近傍部分において、前記循環ファン７２の外
周部に、前記外周壁７１ａの端縁に連なる斜面部ｌが形
成されている。即ち、この外周壁７１ａ及び斜面部１に
より突出部２が構成される。

而して、乾燥中は、乾燥風路７７と冷却風路７８とが、
ラビリンス結合によってシールされており、しかも、前
記乾燥風路７７における前記ラビリンス結合近傍は、前
記両面ファン７１の外周部に設けられた突出部２により
絞られ、その断面積が小さくなっている。従って、ベル
ヌーイの定理によりこの突出部２における乾燥風の流れ
は高速となり、この近傍においてラビリンス結合内の風
を乾燥風路７７的に引き込もうとする負圧が生じる。こ
れにより、乾燥風路側と冷却風路側との匡カバランスが
保たれて、乾燥風及び熱交換により生じた水分が、ラビ
リンス結合を通って前記冷却風路７８内に漏出するのが
阻止される。

第４図及び第５図はこの第１実施例の夫々異なる例を示
！−でいる。

即ち、第４図で”は前記回転溝群７９の裏ｌＴ［ｉ　Ｉ
！（１）にＩＹｊ記外周外周壁７］ａなるリブ３　　を
孜９を方向に多数形成している。このリブ３　・は、１
ｊＪ記回転講群７９と外周壁７１ａとを補強して、乾燥
峙における両者の熱変形を防止する。つまり、乾燥峙に
は、乾燥風路７７内の温度が高くなるために、前記両面
ファン７１が冷却風路側へ反るように変形してしまいや
すいが、リブ３　・は斯がる変形を軽減、防止する。ま
た、前記リブ３・・・は前記両面ファン７１と共に回転
して冷却風の発生にも寄与し、冷却風量を増加させて、
除湿効率を向上させている。

第５図は、第４図においてリブ３・・・の面積を拡大し
、更なる冷却風量の増加を図ったものである。

第６図は第２実施例を示し、第９図中Ａ、％に相当する
。

即ち、固定溝群８０の冷却風路側の端部に、両面ファン
７】よりも４〜ｂが一体に形成されている。この環状リブ４を設けたこと
により、冷却風が同図実線矢印の如く遣られて、この部
分の風速が低下する。従って、冷却風路側の静置が高く
なって、乾燥風路側との圧力バランスが保たれて、乾燥
風及び熱交換により生じた水分が、ラビリンス結合を通
って前記冷却風路７８内に漏出するのが阻止される。

仮に、この環状リブ４がなく、従来例のような溝道であ
ると、冷却風は、その風速を弱められることなく同図点
線矢印の如く流れ、これによりＰ部が負圧となって、ラ
ビリンス結合内の風を冷却風路内に引き込んでしまい、
却って乾燥風の漏出を助長することになる。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）熱交換型の両面ファンにより、乾燥風を乾燥室に
対して循環させると共に、外部空気を冷却風として導入
し、乾燥風と冷却風とを前記ファンによって熱交換して
水分を除去するものであって、前記両面ファンと共同し
て乾燥風路と冷却風路とを区画すべく、前記ファンの周
囲に配設され、且つ中央に前記ファンを配置するための
開口を有する仕切板と、この仕切板の開口周縁に沿って
、前記乾燥風路側と冷却風路側の一方の面に同心状に一
体成形された第１環状溝群と、前記ファンの外周縁に沿
って同心状に一体成形され、且つ前記第１環状溝群に対
し遊嵌される第２環状溝群とを備え、前記両面ファンの
外周部に、前記乾燥風路側に突出する突出部を設けた設
けたことを特徴とする乾燥機。
（２）熱交換型の両面ファンにより、乾燥風を乾燥室に
対して循環させると共に、外部空気を冷却風として導入
し、乾燥風と冷却風とを前記ファンによって熱交換して
水分を除去するものであって、前記両面ファンと共同し
て乾燥風路と冷却風路とを区画すべく、前記ファンの周
囲に配設され、且つ中央に前記ファンを配置するための
開口を有する仕切板と、この仕切板の開口周縁に沿って
、前記乾燥風路側と冷却風路側の一方の面に同心状に一
体成形された第１環状溝群と、前記ファンの外周縁に沿
って同心状に一体成形され、且つ前記第１環状溝群に対
し遊嵌される第２環状溝群とを備え、前記仕切板の冷却
風路側の面に、前記両面ファンよりも突出する環状リブ
を形成したことを特徴とする乾燥機。
（３）熱交換型の両面ファンにより、乾燥風を乾燥室に
対して循環させると共に、外部空気を冷却風として導入
し、乾燥風と冷却風とを前記ファンによって熱交換して
水分を除去するものであって、前記両面ファンと共同し
て乾燥風路と冷却風路とを区画すベく、前記ファンの周
囲に配設され、且つ中央に前記ファンを配置するための
開口を有する仕切板と、この仕切板の開口周縁に沿って
、前記冷却風路へ向けて開口するよう同心状に一体成形
された第１環状溝群と、前記ファンの外周縁に沿って同
心状に一体成形され、且つ前記第１環状溝群に対し非接
触状態で遊嵌される第２環状溝群とを備え、前記第２環
状溝群の少なくとも１つの溝の側壁に、前記両面ファン
の回転方向と反対の方向へ傾斜する板体を設け、前記第
１環状溝群の内、前記板体が遊嵌される溝に、前記乾燥
風路側と冷却風路側とを連通する連通孔を設けたことを
特徴とする乾燥機。