JPH0532675B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0532675B2 JPH0532675B2 JP59095040A JP9504084A JPH0532675B2 JP H0532675 B2 JPH0532675 B2 JP H0532675B2 JP 59095040 A JP59095040 A JP 59095040A JP 9504084 A JP9504084 A JP 9504084A JP H0532675 B2 JPH0532675 B2 JP H0532675B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- blade
- sealing material
- impeller
- air
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
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- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 13
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Landscapes
- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、波形状薄板からなるブレードを有し
このブレードの両面でそれぞれ温度の異なる空気
の送風機をもつと同時にブレードを介して温度の
異なる空気間で熱交換をも行なうことのできる熱
交換型送風機に関するものである。
このブレードの両面でそれぞれ温度の異なる空気
の送風機をもつと同時にブレードを介して温度の
異なる空気間で熱交換をも行なうことのできる熱
交換型送風機に関するものである。
従来例の構成とその問題点
第１図は従来の熱交換型送風機のインペラ部分
を示し、１はステンレス、アルミニウム、樹脂等
の波状薄板で構成されるブレード、２はブレード
１を回転中心側から支持しかつ回転軸にインペラ
を固定するためのボス３を有する主板である。４
はブレード１を主板２と共に外周方向から支持す
る外周板で、略リング状の可撓性のシール材５が
固定してある。
を示し、１はステンレス、アルミニウム、樹脂等
の波状薄板で構成されるブレード、２はブレード
１を回転中心側から支持しかつ回転軸にインペラ
を固定するためのボス３を有する主板である。４
はブレード１を主板２と共に外周方向から支持す
る外周板で、略リング状の可撓性のシール材５が
固定してある。
第２図は上記インペラをケーシングに組込んだ
概略断面構造を示し、６はブレード１の両面の空
気流れを分離する仕切板で７，８はそれぞれの面
の流れを導く第１、第２フアンケースである。
概略断面構造を示し、６はブレード１の両面の空
気流れを分離する仕切板で７，８はそれぞれの面
の流れを導く第１、第２フアンケースである。
また、第１フアンケース７側の空気流れを９、
第２フアンケース８側の空気流れを１０とする
と、インペラが回転すると空気流れ９，１０はブ
レード１を介して熱交換することになる。
第２フアンケース８側の空気流れを１０とする
と、インペラが回転すると空気流れ９，１０はブ
レード１を介して熱交換することになる。
前記シール材５は第３図のように仕切板６に対
し、第２ケーシング８側から第１ケーシング７側
に渡つて位置し、外周板４と仕切板６の隙間をシ
ールしていた。
し、第２ケーシング８側から第１ケーシング７側
に渡つて位置し、外周板４と仕切板６の隙間をシ
ールしていた。
上記構成においては、第１ケーシング７側と第
２ケーシング８側の負荷が異なると、第１ケーシ
ング７側と第２ケーシング８側の圧力PA，PBが
異なり、PA＞PBの場合、空気流れ９から空気流
れ９から空気が洩れたり、空気流９が高温多湿と
した場合、ブレード１により熱交換され生じた凝
縮水ａは遠心力により前記シール材５に至つたの
ちシール材５より第２ケーシング８側に飛散され
るといつた問題点があつた。
２ケーシング８側の負荷が異なると、第１ケーシ
ング７側と第２ケーシング８側の圧力PA，PBが
異なり、PA＞PBの場合、空気流れ９から空気流
れ９から空気が洩れたり、空気流９が高温多湿と
した場合、ブレード１により熱交換され生じた凝
縮水ａは遠心力により前記シール材５に至つたの
ちシール材５より第２ケーシング８側に飛散され
るといつた問題点があつた。
発明の目的
本発明はこのような従来の問題を解消し、熱交
換効率の向上をはかつた熱交換型送風機を提供す
るものである。
換効率の向上をはかつた熱交換型送風機を提供す
るものである。
発明の構成
本発明の熱交換型送風機は、ブレードと外周板
と仕切板を備え、前記仕切板には、略リング状
で、かつ可撓性を有し、内周側が開放した断面略
Ｖ字型のシール材を固定し、外周板をシール材内
に位置することによつてブレード両面の圧力によ
り前記シール材を前記外周板に押圧し、シール効
果をもたせ、熱交換効率の向上をはかるものであ
る。
と仕切板を備え、前記仕切板には、略リング状
で、かつ可撓性を有し、内周側が開放した断面略
Ｖ字型のシール材を固定し、外周板をシール材内
に位置することによつてブレード両面の圧力によ
り前記シール材を前記外周板に押圧し、シール効
果をもたせ、熱交換効率の向上をはかるものであ
る。
実施例の説明
以下、添付図面に基づいて本発明の実施例につ
いて説明する。
いて説明する。
第４図は熱交換型送風機のインペラ部分を示
し、１１はステンレス、アルミニウム、樹脂等の
波形状薄板で構成されるブレード、１２はブレー
ド１１を回転中心側から支持しかつ固定するため
のボス１３を有する主板である。
し、１１はステンレス、アルミニウム、樹脂等の
波形状薄板で構成されるブレード、１２はブレー
ド１１を回転中心側から支持しかつ固定するため
のボス１３を有する主板である。
１４はブレード１１を主板１２と共に外周方向
から支持する略リング状の外周板である。
から支持する略リング状の外周板である。
第５図は、上記インペラを組込んだ衣類乾燥機
の概略断面構造を示し、１５は乾燥機の外枠、１
６は外枠１５内に回転自在に設置したドラム、１
７はドラム１６内に被乾燥物を投入するためのド
ア、１８は第４図に示したインペラ、１９はイン
ペラ１８を回転させる回転軸で、主板１２のボス
１３に固定してある。
の概略断面構造を示し、１５は乾燥機の外枠、１
６は外枠１５内に回転自在に設置したドラム、１
７はドラム１６内に被乾燥物を投入するためのド
ア、１８は第４図に示したインペラ、１９はイン
ペラ１８を回転させる回転軸で、主板１２のボス
１３に固定してある。
２０はインペラ１８を内包し通風路を形成する
ケーシング、２１はインペラ１８の両面の空気流
を通風路部分で仕切る仕切板で、外周板１４の外
周方向に位置する。２２は高温多湿な乾燥用循環
空気を導くためのダクトで途中にヒータ２３設け
ている。
ケーシング、２１はインペラ１８の両面の空気流
を通風路部分で仕切る仕切板で、外周板１４の外
周方向に位置する。２２は高温多湿な乾燥用循環
空気を導くためのダクトで途中にヒータ２３設け
ている。
２４は吸気された冷却空気を排気するためのダ
クトである。２５，２６はそれぞれ乾燥用循環空
気、冷却空気の流れを示している。２７は除湿水
を機外に排出する排水口である。
クトである。２５，２６はそれぞれ乾燥用循環空
気、冷却空気の流れを示している。２７は除湿水
を機外に排出する排水口である。
上記構成において、電源を入れてモータ（図示
せず）を回転させ、この回転力でインペラ１８を
回転させると、インペラ１８の両面で２つの異な
る空気流、すなわち、循環空気２５、冷却空気２
６の流れが発生する。乾燥用循環空気２５はヒー
タ２３で加熱された後にドラム１６に入り、ドラ
ム１６内の衣類を加熱した後にインペラ１８の一
方の面に沿つて移動し、ダクト２２を介し再びヒ
ータ２３方向に向かう。
せず）を回転させ、この回転力でインペラ１８を
回転させると、インペラ１８の両面で２つの異な
る空気流、すなわち、循環空気２５、冷却空気２
６の流れが発生する。乾燥用循環空気２５はヒー
タ２３で加熱された後にドラム１６に入り、ドラ
ム１６内の衣類を加熱した後にインペラ１８の一
方の面に沿つて移動し、ダクト２２を介し再びヒ
ータ２３方向に向かう。
冷却空気２４は機外から吸込まれ、インペラ２
０の他方の面に沿つて移動し、ダクト２４を介し
再び機外へ出る。そして、両空気はブレード１１
の両面溝部分を薄板１枚を間に挾んで隣り合つて
流れ、この時、温度の高い乾燥用循環空気２５か
ら温度の低い冷却空気２６へとブレード１１を介
して熱が移動し、循環空気２５は冷却され、これ
に含まれている水分は凝結し水滴となり排水口２
７より排水され、乾燥用循環空気２５は除湿され
る。除湿された乾燥用循環空気２５はインペラ１
８とケーシング２０及び仕切板２１とで構成され
る通風路を通り、循環用ダクト２２を通りヒータ
２３部分を通り、ここで加熱されたドラム１６に
もどるという循環を行なう。一方、冷却空気２６
は機外より吸入され、インペラ１８内に入りここ
で乾燥用循環空気を冷却し、排気ダクト２４より
機外へ排気される。
０の他方の面に沿つて移動し、ダクト２４を介し
再び機外へ出る。そして、両空気はブレード１１
の両面溝部分を薄板１枚を間に挾んで隣り合つて
流れ、この時、温度の高い乾燥用循環空気２５か
ら温度の低い冷却空気２６へとブレード１１を介
して熱が移動し、循環空気２５は冷却され、これ
に含まれている水分は凝結し水滴となり排水口２
７より排水され、乾燥用循環空気２５は除湿され
る。除湿された乾燥用循環空気２５はインペラ１
８とケーシング２０及び仕切板２１とで構成され
る通風路を通り、循環用ダクト２２を通りヒータ
２３部分を通り、ここで加熱されたドラム１６に
もどるという循環を行なう。一方、冷却空気２６
は機外より吸入され、インペラ１８内に入りここ
で乾燥用循環空気を冷却し、排気ダクト２４より
機外へ排気される。
前記構成に於いて、仕切板２１の内周端には第
６図、第７図のように略リング状でかつ可撓性を
有し、内周側が開放した断面略Ｖ字型のシール材
２８が固定されている。
６図、第７図のように略リング状でかつ可撓性を
有し、内周側が開放した断面略Ｖ字型のシール材
２８が固定されている。
上記構成において、インペラ１８が回転すると
循環空気２５、冷却空気２６側に吐出圧Pa，Pb
が発生し、前記シール材２８を前記外周板１４方
向に押圧し、仕切板２１と外周板１４の隙間をシ
ールすることが出来る。
循環空気２５、冷却空気２６側に吐出圧Pa，Pb
が発生し、前記シール材２８を前記外周板１４方
向に押圧し、仕切板２１と外周板１４の隙間をシ
ールすることが出来る。
また、循環空気２５側と冷却空気２６側の負荷
が異なり、Pa＞Pbとなつたと仮定しても、シー
ル材２８の断面が略Ｖ字型である為、シール材２
８は外周板１４に押圧されシールされることにな
る。また、シール材２８が固定された仕切板２１
に固定されている為、ブレード１１に生じた凝縮
水ｂがシール材２８に吸着されても遠心力が作用
しない為、循環空気２５側から冷却空気２６側へ
凝縮水ｂが洩れ出ることがない。
が異なり、Pa＞Pbとなつたと仮定しても、シー
ル材２８の断面が略Ｖ字型である為、シール材２
８は外周板１４に押圧されシールされることにな
る。また、シール材２８が固定された仕切板２１
に固定されている為、ブレード１１に生じた凝縮
水ｂがシール材２８に吸着されても遠心力が作用
しない為、循環空気２５側から冷却空気２６側へ
凝縮水ｂが洩れ出ることがない。
発明の効果
上記実施例からあきらかなように、本発明の熱
交換型送風機は、とくに略リング状でかつ可撓性
を有し、内周側が開放した断面略Ｖ字型のシール
材を仕切板に固定し、外周板をシール材内に位置
することにより、送風機の吐出圧によりシールが
出来、熱交換効率の向上と水洩れ防止をはかるこ
とができるものである。
交換型送風機は、とくに略リング状でかつ可撓性
を有し、内周側が開放した断面略Ｖ字型のシール
材を仕切板に固定し、外周板をシール材内に位置
することにより、送風機の吐出圧によりシールが
出来、熱交換効率の向上と水洩れ防止をはかるこ
とができるものである。
第１図は従来の熱交換型送風機のインペラを示
す斜視図、第２図は同インペラをケーシングに組
込んだ縦断面図、第３図は同シール部を示す拡大
断面図、第４図は本発明の一実施例を示す熱交換
型送風機のインペラを示す斜視図、第５図は同熱
交換型送風機を用いた衣類乾燥機の縦断面図、第
６図は同シール部の拡大断面図、第７図は同シー
ル部を示す断面斜視図、第８図は同吐出圧を示す
Ｐ−Ｑ曲線特性図である。 １１……ブレード、１４……外周板、２１……
仕切板、２８……シール材。
す斜視図、第２図は同インペラをケーシングに組
込んだ縦断面図、第３図は同シール部を示す拡大
断面図、第４図は本発明の一実施例を示す熱交換
型送風機のインペラを示す斜視図、第５図は同熱
交換型送風機を用いた衣類乾燥機の縦断面図、第
６図は同シール部の拡大断面図、第７図は同シー
ル部を示す断面斜視図、第８図は同吐出圧を示す
Ｐ−Ｑ曲線特性図である。 １１……ブレード、１４……外周板、２１……
仕切板、２８……シール材。
Claims (1)
- １ 溝部分が回転中心軸から放射状に位置する波
形状薄板からなるブレードと、このブレードの外
周部を支持する外周板と、前記外周板の外周方向
に配しブレード両面の溝部分を流れる２種類の空
気流を分離する仕切板を備え、前記仕切板の内周
端には略リング状でかつ可撓性を有し、内周側が
開放した断面略Ｖ字型のシール材を固定し、前記
外周板を前記シール材内に位置した熱交換型送風
機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9504084A JPS60238695A (ja) | 1984-05-11 | 1984-05-11 | 熱交換型送風機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9504084A JPS60238695A (ja) | 1984-05-11 | 1984-05-11 | 熱交換型送風機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60238695A JPS60238695A (ja) | 1985-11-27 |
| JPH0532675B2 true JPH0532675B2 (ja) | 1993-05-17 |
Family
ID=14126957
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9504084A Granted JPS60238695A (ja) | 1984-05-11 | 1984-05-11 | 熱交換型送風機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60238695A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH073878A (ja) * | 1993-06-14 | 1995-01-06 | Natl House Ind Co Ltd | 出窓装置 |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102006029960A1 (de) * | 2006-06-29 | 2008-01-03 | BSH Bosch und Siemens Hausgeräte GmbH | Trockner mit verringerter Geräuschentwicklung, hierfür geeignetes Gebläse und Läuferrad sowie Verfahren zur Herstellung des Läuferrades |
| ES2374767T3 (es) * | 2008-04-30 | 2012-02-21 | Lg Electronics Inc. | Lavadora. |
| CN109682129A (zh) * | 2017-10-19 | 2019-04-26 | 合肥华凌股份有限公司 | 冷凝器组件和具有该冷凝器组件的制冷系统和制冷装置 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60233498A (ja) * | 1984-05-07 | 1985-11-20 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 熱交換型送風機のシ−ル装置 |
-
1984
- 1984-05-11 JP JP9504084A patent/JPS60238695A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60233498A (ja) * | 1984-05-07 | 1985-11-20 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 熱交換型送風機のシ−ル装置 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH073878A (ja) * | 1993-06-14 | 1995-01-06 | Natl House Ind Co Ltd | 出窓装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60238695A (ja) | 1985-11-27 |
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