JPH0457358B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0457358B2 JPH0457358B2 JP8030889A JP8030889A JPH0457358B2 JP H0457358 B2 JPH0457358 B2 JP H0457358B2 JP 8030889 A JP8030889 A JP 8030889A JP 8030889 A JP8030889 A JP 8030889A JP H0457358 B2 JPH0457358 B2 JP H0457358B2
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- JP
- Japan
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- fan
- double
- cooling
- air
- circulation
- Prior art date
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- Expired
Links
- 238000001816 cooling Methods 0.000 claims description 14
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 7
- 238000007664 blowing Methods 0.000 claims description 5
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 2
- 238000007791 dehumidification Methods 0.000 description 3
- 238000001035 drying Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Chemical compound O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は熱交換機能および送風機能を有する両
翼フアンを備えた除湿式衣類乾燥機に関するもの
である。
翼フアンを備えた除湿式衣類乾燥機に関するもの
である。
従来の技術
従来の除湿式衣類乾燥機は第5図〜第7図に示
す構成であつた。
す構成であつた。
第5図において、1は外枠、2は熱源となるヒ
ータ、3は衣類を収納攪拌する回転ドラム、4は
冷却風(外気)5と循環風6とを熱交換させると
ともに送風機能を有する両翼フアン、7は前記両
翼フアン4を収納するフアンケース、8は前記冷
却風5、循環風6を分離する仕切板、9は循環ダ
クト、10は排水口、11はモータである。
ータ、3は衣類を収納攪拌する回転ドラム、4は
冷却風(外気)5と循環風6とを熱交換させると
ともに送風機能を有する両翼フアン、7は前記両
翼フアン4を収納するフアンケース、8は前記冷
却風5、循環風6を分離する仕切板、9は循環ダ
クト、10は排水口、11はモータである。
上記構成において、モータ11が回転すると、
ベルト駆動により回転ドラム3、両翼フアン4が
回転する。両翼フアン4が回転すると冷却風(外
気)5、循環風6が発生し、循環風6は循環風ダ
クトを経由し、ヒータ2に至り、ヒータ2により
加熱され回転ドラム3に導入され衣類12を乾燥
させ再び両翼フアン4に戻るという流れを形成す
る。
ベルト駆動により回転ドラム3、両翼フアン4が
回転する。両翼フアン4が回転すると冷却風(外
気)5、循環風6が発生し、循環風6は循環風ダ
クトを経由し、ヒータ2に至り、ヒータ2により
加熱され回転ドラム3に導入され衣類12を乾燥
させ再び両翼フアン4に戻るという流れを形成す
る。
一方、衣類12と熱交換し高温多湿となつた循
環風6は前記冷却風5と熱交換し、循環風6の水
蒸気は凝縮水となり排水口10より外枠1外へ排
水される。なお、両翼フアン4の構成は、第6図
に示すように、溝部が回転中心軸から放射状に位
置するように設けたブレード4aとボス4bと前
記ブレード4aの外周部を支持する外周板4cよ
り構成されており、ブレード4aの回転方向断面
は第7図のように外周板4cを挟んで両側とも、
外周板4cに対し、傾斜面a、bであつた。
環風6は前記冷却風5と熱交換し、循環風6の水
蒸気は凝縮水となり排水口10より外枠1外へ排
水される。なお、両翼フアン4の構成は、第6図
に示すように、溝部が回転中心軸から放射状に位
置するように設けたブレード4aとボス4bと前
記ブレード4aの外周部を支持する外周板4cよ
り構成されており、ブレード4aの回転方向断面
は第7図のように外周板4cを挟んで両側とも、
外周板4cに対し、傾斜面a、bであつた。
発明が解決しようとする課題
このような従来の構成では、両翼フアン4のブ
レード4aに沿つた気流は、回転方向Aに対して
傾斜面aの遠心力により発生するが、傾斜面であ
るため、一般的な遠心フアン(ブレードは回転方
向に対して垂直)に比べて風量風圧とも劣るとい
う課題を有していた。この課題は、特に閉じた経
路である循環側について顕著であつた。
レード4aに沿つた気流は、回転方向Aに対して
傾斜面aの遠心力により発生するが、傾斜面であ
るため、一般的な遠心フアン(ブレードは回転方
向に対して垂直)に比べて風量風圧とも劣るとい
う課題を有していた。この課題は、特に閉じた経
路である循環側について顕著であつた。
本発明は上記課題に鑑み、循環側の風量、風圧
を向上させ除湿性能を高めることを目的とする。
を向上させ除湿性能を高めることを目的とする。
課題を解決するための手段
上記目的を達成するために本発明は、両翼フア
ンのブレードの断面形状を外周板に対し、循環側
のみ垂直面と傾斜面からなるのこ歯断面とし、冷
却側の傾斜面からなるのこ歯断面を連接した構成
である。
ンのブレードの断面形状を外周板に対し、循環側
のみ垂直面と傾斜面からなるのこ歯断面とし、冷
却側の傾斜面からなるのこ歯断面を連接した構成
である。
作 用
この構成により、両翼フアンのブレードは回転
方向面が循環側のみ垂直面となり、送風量が増加
するとともに風圧も向上し、熱交換効率の向上に
より除湿性能の向上が図れ、また乾燥時間の短縮
も図ることができる。またあえて、冷却側のブレ
ードは回転方向面を傾斜面とすることにより、風
切音を押さえ、騒音低減を図る。
方向面が循環側のみ垂直面となり、送風量が増加
するとともに風圧も向上し、熱交換効率の向上に
より除湿性能の向上が図れ、また乾燥時間の短縮
も図ることができる。またあえて、冷却側のブレ
ードは回転方向面を傾斜面とすることにより、風
切音を押さえ、騒音低減を図る。
実施例
以下、本発明の実施例について第1図〜第3図
を参照して説明する。なお従来の構成と同一部品
には同一番号を付し、その説明を省略し、本発明
の特徴である両翼フアンの構成を以下に説明す
る。
を参照して説明する。なお従来の構成と同一部品
には同一番号を付し、その説明を省略し、本発明
の特徴である両翼フアンの構成を以下に説明す
る。
本発明の特徴である両翼フアン12の構成は、
第1図〜第3図に示すように、溝部が回転中心軸
から放射状に位置するように設けたブレード12
aとボス12bとブレード12aの外周部を支持
する外周板12cに構成されており、ブレード1
2aの断面形状が回転方向Bに対する面を外周板
12cに対して循環側のみ垂直面xとし、他面を
傾斜面yとしている。冷却側は、いずれも傾斜面
としている。そして、前記循環側垂直面xと冷却
側傾斜面、循環側傾斜面yと冷却側傾斜面が外周
板12cを挟んで交互に連接した断面形状として
いる。すなわち、回転方向Bに対してブレード1
2aは循環側のみ垂直となつて配置されている。
第1図〜第3図に示すように、溝部が回転中心軸
から放射状に位置するように設けたブレード12
aとボス12bとブレード12aの外周部を支持
する外周板12cに構成されており、ブレード1
2aの断面形状が回転方向Bに対する面を外周板
12cに対して循環側のみ垂直面xとし、他面を
傾斜面yとしている。冷却側は、いずれも傾斜面
としている。そして、前記循環側垂直面xと冷却
側傾斜面、循環側傾斜面yと冷却側傾斜面が外周
板12cを挟んで交互に連接した断面形状として
いる。すなわち、回転方向Bに対してブレード1
2aは循環側のみ垂直となつて配置されている。
そして、ブレード12aの断面形状を循環側の
み回転方向に対して垂直としたことにより、遠心
フアンとしての送風機能は向上する。第4図にお
いてイは従来の循環側のブレード断面のP−Q特
性曲線、ロは本実施例のP−Q特性曲線を示す。
この図から明らかなように、本実施例によれば風
量Q2−Q1増加している。
み回転方向に対して垂直としたことにより、遠心
フアンとしての送風機能は向上する。第4図にお
いてイは従来の循環側のブレード断面のP−Q特
性曲線、ロは本実施例のP−Q特性曲線を示す。
この図から明らかなように、本実施例によれば風
量Q2−Q1増加している。
なお、冷却側についてはブレード断面を回転方
向に対して傾斜面にすることにより風切音を押さ
えている。
向に対して傾斜面にすることにより風切音を押さ
えている。
(冷却時は外枠1に近接しているため風切音は
製品騒音に影響する。) 発明の効果 以上の実施例から明らかなように本発明によれ
ば、両翼フアンの循環側ブレードに垂直面を形成
しているので循環風量が増え、衣類と循環空気、
循環空気と冷却空気の熱交換速度が増し、乾燥時
間の短縮および除湿性能が大幅な設計変更なく向
上するという効果が得られる。なお、従来と同じ
送風性能とするならば、風量増加分だけ両翼フア
ンの回転数を低減でき、運転騒音を下げることが
できる。
製品騒音に影響する。) 発明の効果 以上の実施例から明らかなように本発明によれ
ば、両翼フアンの循環側ブレードに垂直面を形成
しているので循環風量が増え、衣類と循環空気、
循環空気と冷却空気の熱交換速度が増し、乾燥時
間の短縮および除湿性能が大幅な設計変更なく向
上するという効果が得られる。なお、従来と同じ
送風性能とするならば、風量増加分だけ両翼フア
ンの回転数を低減でき、運転騒音を下げることが
できる。
第1図は本発明の実施例における除湿式衣類乾
燥機の両翼フアンの外観斜視図、第2図は同両翼
フアンのブレード形状を示す斜視図、第3図は同
両翼フアンのブレードの要部断面図、第4図は同
両翼フアンのP−Q特性曲線図、第5図は除湿式
衣類乾燥機の縦断面図、第6図は従来の除湿式衣
類乾燥機の両翼フアンの外観斜視図、第7図は同
両翼フアンのブレードの要部断面図である。 1……外枠、2……ヒータ、3……回転ドラ
ム、12……両翼フアン、12a……ブレード、
12c……外周板、x……垂直面、y……傾斜
面。
燥機の両翼フアンの外観斜視図、第2図は同両翼
フアンのブレード形状を示す斜視図、第3図は同
両翼フアンのブレードの要部断面図、第4図は同
両翼フアンのP−Q特性曲線図、第5図は除湿式
衣類乾燥機の縦断面図、第6図は従来の除湿式衣
類乾燥機の両翼フアンの外観斜視図、第7図は同
両翼フアンのブレードの要部断面図である。 1……外枠、2……ヒータ、3……回転ドラ
ム、12……両翼フアン、12a……ブレード、
12c……外周板、x……垂直面、y……傾斜
面。
Claims (1)
- 1 投入した衣類を攪拌する回転ドラムと、この
回転ドラム内に対し熱風を循環するための循環フ
アンおよびこの循環フアンと表裏一体に設けた冷
却風送風用の冷却フアンよりなる両翼フアンと、
この両翼フアンの外周部に設けた前記循環風と冷
却風を分離する仕切板を備え、前記両翼フアンは
溝部が回転中心軸から放射状に位置するように設
けた波形状薄板からなるブレードとこの外周部を
支持し前記冷却風循環風を分離する外周波より構
成し、前記ブレード断面状を外周板に対し、循環
側は回転方向に対し垂直面と傾斜面からなるのこ
歯断面とし、冷却側は傾斜面と傾斜面からなるの
こ歯断面とし、回転方向に対し循環側のこ歯断面
と冷却側のこ歯断面を外周板を挟んで連接した除
湿式衣類乾燥機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8030889A JPH02257996A (ja) | 1989-03-30 | 1989-03-30 | 除湿式衣類乾燥機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8030889A JPH02257996A (ja) | 1989-03-30 | 1989-03-30 | 除湿式衣類乾燥機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02257996A JPH02257996A (ja) | 1990-10-18 |
JPH0457358B2 true JPH0457358B2 (ja) | 1992-09-11 |
Family
ID=13714644
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8030889A Granted JPH02257996A (ja) | 1989-03-30 | 1989-03-30 | 除湿式衣類乾燥機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02257996A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7136285B1 (en) * | 2003-08-04 | 2006-11-14 | Edward Herbert | Wave-fans and wave-fans with heat sinks |
DE102022103895A1 (de) * | 2022-02-18 | 2023-08-24 | Ebm-Papst Mulfingen Gmbh & Co. Kg | Kühlrad zur Kühlung eines Stators eines Elektromotors sowie Elektromotor mit einem solchen Kühlrad |
-
1989
- 1989-03-30 JP JP8030889A patent/JPH02257996A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02257996A (ja) | 1990-10-18 |
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Legal Events
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