JPH0728995B2 - 衣類乾燥機 - Google Patents
衣類乾燥機Info
- Publication number
- JPH0728995B2 JPH0728995B2 JP58196344A JP19634483A JPH0728995B2 JP H0728995 B2 JPH0728995 B2 JP H0728995B2 JP 58196344 A JP58196344 A JP 58196344A JP 19634483 A JP19634483 A JP 19634483A JP H0728995 B2 JPH0728995 B2 JP H0728995B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat exchange
- cooling air
- blade
- air path
- drying air
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は２種の空気の送風とともに両者間で熱交換可能
な熱交換ファンを用いた衣類乾燥機に関するものであ
る。
な熱交換ファンを用いた衣類乾燥機に関するものであ
る。
従来例の構成とその問題点 従来の熱交換ファンを用いた衣類乾燥機を第１図、第２
図に示す。１は乾燥機本体、２は回転自在に設けられ、
モータ３によってドラムベルト４を介して駆動される衣
類収納庫（以後ドラムと呼ぶ）、５は本体１の前面に設
けた衣類投入口、６はドラム２内へ送風される乾燥用空
気を加熱するための加熱体である。７は本体１の背面に
設けた熱交換ファンであり、溝部が回転中心８よりほぼ
放射状に配設した波形状薄板からなるブレード９とブレ
ード９の内外周に設けた内周板10と外周板11とにより構
成され、前記熱交換ファン７はモータ３によりファンベ
ルト12を介して駆動される。13は熱交換ファンのケーシ
ングで、ドラム２の後面に面して設けられ、中央部には
乾燥用空気吸気口14を有している。15はドラム２の後面
に設置した糸くず等を取り除くフィルターである。16は
保持板で、熱交換ファン７とケーシング13を保持してい
る。17,18は裏板19に設けた冷却用空気の吸気口と排気
口である。20は循環風胴で、ケーシング13と加熱体６の
吸気側とを連絡する通風路の機能を有し、ドラム２と熱
交換ファン７とともに乾燥用空気経路を構成している。
一方冷却用空気は吸気口17より吸気され熱交換ファン７
を経て排気口18より排気され、冷却用空気経路を形成し
ている。21は熱交換ファン７における熱交換により乾燥
用空気から除湿した除湿水を排出する排出口である。2
2,23はそれぞれ乾燥用空気と冷却用空気の流れを示して
いる。
図に示す。１は乾燥機本体、２は回転自在に設けられ、
モータ３によってドラムベルト４を介して駆動される衣
類収納庫（以後ドラムと呼ぶ）、５は本体１の前面に設
けた衣類投入口、６はドラム２内へ送風される乾燥用空
気を加熱するための加熱体である。７は本体１の背面に
設けた熱交換ファンであり、溝部が回転中心８よりほぼ
放射状に配設した波形状薄板からなるブレード９とブレ
ード９の内外周に設けた内周板10と外周板11とにより構
成され、前記熱交換ファン７はモータ３によりファンベ
ルト12を介して駆動される。13は熱交換ファンのケーシ
ングで、ドラム２の後面に面して設けられ、中央部には
乾燥用空気吸気口14を有している。15はドラム２の後面
に設置した糸くず等を取り除くフィルターである。16は
保持板で、熱交換ファン７とケーシング13を保持してい
る。17,18は裏板19に設けた冷却用空気の吸気口と排気
口である。20は循環風胴で、ケーシング13と加熱体６の
吸気側とを連絡する通風路の機能を有し、ドラム２と熱
交換ファン７とともに乾燥用空気経路を構成している。
一方冷却用空気は吸気口17より吸気され熱交換ファン７
を経て排気口18より排気され、冷却用空気経路を形成し
ている。21は熱交換ファン７における熱交換により乾燥
用空気から除湿した除湿水を排出する排出口である。2
2,23はそれぞれ乾燥用空気と冷却用空気の流れを示して
いる。
以上のように構成された従来の衣類乾燥機について、以
下その動作について説明する。電源が投入されると、モ
ータ３が駆動され、衣類を収納したドラム２が回転する
とともに熱交換ファン７が回転する。また加熱体６に通
電され、これにより加熱された乾燥用空気によって衣類
内の水分を蒸発させ、高温多湿となった乾燥用空気は吸
気口14を通って熱交換ファン７に吸気されると同時に、
冷却用空気は吸気口17より熱交換ファン７の反対の面に
吸気され、ブレード９を介して両者は熱交換される。こ
の時、乾燥用空気は冷却され除湿される。この除湿水は
排水口21より本体１外へ排出される。除湿された乾燥用
空気は、循環風胴20を通って加熱体６に送り込まれ、こ
こで再び加熱されてドラム２内へ送風され、このように
して乾燥用空気は循環する。一方冷却用空気は熱交換フ
ァン７で熱交換され、加熱された後、排気口18より機外
に排気される。
下その動作について説明する。電源が投入されると、モ
ータ３が駆動され、衣類を収納したドラム２が回転する
とともに熱交換ファン７が回転する。また加熱体６に通
電され、これにより加熱された乾燥用空気によって衣類
内の水分を蒸発させ、高温多湿となった乾燥用空気は吸
気口14を通って熱交換ファン７に吸気されると同時に、
冷却用空気は吸気口17より熱交換ファン７の反対の面に
吸気され、ブレード９を介して両者は熱交換される。こ
の時、乾燥用空気は冷却され除湿される。この除湿水は
排水口21より本体１外へ排出される。除湿された乾燥用
空気は、循環風胴20を通って加熱体６に送り込まれ、こ
こで再び加熱されてドラム２内へ送風され、このように
して乾燥用空気は循環する。一方冷却用空気は熱交換フ
ァン７で熱交換され、加熱された後、排気口18より機外
に排気される。
以上示したような従来の衣類乾燥機では、熱交換ファン
７の熱交換性能が十分でなく、乾燥時間が長く除湿水量
が十分でないという問題を有している。これを解消する
ためには熱交換ファン７の熱交換性能を向上させる必要
がある。この熱交換ファン７の熱交換能力は波形状のブ
レード９の表面積と冷却用空気風量にほぼ比例すること
が実験により確認されている。ブレード９の表面積は一
般の熱交換器の伝熱面積に相当するもので、ブレード表
面積を大きくすれば熱交換能力を大きくすることができ
るが、これは熱交換ファン７の大型化を意味し乾燥機全
体が大きなものとなってしまうという欠点を有してい
る。また冷却用空気風量を増大させても、熱交換能力は
増大するが風量増大のためには、大幅な外径のアップや
回転数のアップが必要であり、乾燥機全体が大型化した
り、騒音が大きくなるという問題を有している。
７の熱交換性能が十分でなく、乾燥時間が長く除湿水量
が十分でないという問題を有している。これを解消する
ためには熱交換ファン７の熱交換性能を向上させる必要
がある。この熱交換ファン７の熱交換能力は波形状のブ
レード９の表面積と冷却用空気風量にほぼ比例すること
が実験により確認されている。ブレード９の表面積は一
般の熱交換器の伝熱面積に相当するもので、ブレード表
面積を大きくすれば熱交換能力を大きくすることができ
るが、これは熱交換ファン７の大型化を意味し乾燥機全
体が大きなものとなってしまうという欠点を有してい
る。また冷却用空気風量を増大させても、熱交換能力は
増大するが風量増大のためには、大幅な外径のアップや
回転数のアップが必要であり、乾燥機全体が大型化した
り、騒音が大きくなるという問題を有している。
発明の目的 本発明は上記従来の欠点に鑑み、除湿性能の良い乾燥時
間の短かい衣類乾燥機を提供するものである。
間の短かい衣類乾燥機を提供するものである。
発明の構成 本発明の衣類乾燥機は、乾燥用空気経路と、冷却用空気
経路と、波形状のブレードを有する熱交換ファンとによ
り構成されるものであり、前記熱交換ファンのブレード
の内周部直径を乾燥用空気側より冷却用空気側の方を大
きくすることにより、波形状のブレードにより出来る冷
却用空気の通風路である溝部への吸気抵抗を減ずること
が出来る。これにより大幅な冷却用空気風量の増大をは
たすことができ、熱交換能力が向上し、ひいては衣類乾
燥機の除湿能力向上と乾燥時間の短縮を可能としたもの
である。
経路と、波形状のブレードを有する熱交換ファンとによ
り構成されるものであり、前記熱交換ファンのブレード
の内周部直径を乾燥用空気側より冷却用空気側の方を大
きくすることにより、波形状のブレードにより出来る冷
却用空気の通風路である溝部への吸気抵抗を減ずること
が出来る。これにより大幅な冷却用空気風量の増大をは
たすことができ、熱交換能力が向上し、ひいては衣類乾
燥機の除湿能力向上と乾燥時間の短縮を可能としたもの
である。
実施例の説明 以下本発明の一実施例について図面を参照しながら説明
する。従来例と同一の構成のものには同一番号を付して
説明を省略し、相違点を主として説明する。
する。従来例と同一の構成のものには同一番号を付して
説明を省略し、相違点を主として説明する。
第３図〜第５図において、24は波形状薄板からなるブレ
ード25を有する熱交換ファンであり、モータ３によりフ
ァンベルト12を介して駆動される。前記熱交換ファン24
はブレード25とブレード25の内外周に設けた内周板10と
外周板11とにより構成される。
ード25を有する熱交換ファンであり、モータ３によりフ
ァンベルト12を介して駆動される。前記熱交換ファン24
はブレード25とブレード25の内外周に設けた内周板10と
外周板11とにより構成される。
第５図に示すように、冷却用空気側のブレード25の内周
部直径φdCを乾燥用空気側のブレード25の内周部直径φ
dHより大きくしている。一例として、ブレード25の外周
部直径φＤが300mm、φdH＝100mmの熱交換ファンを考
え、φdC＝110mmとした場合、熱交換ファン24への吸気
断面積はφdC／φdH＝1.1倍に増加し、吸気抵抗が減少
し冷却用空気風量は大幅に増加する。一方本手段によっ
てブレード表面積は約３％程度減少するだけであり、ほ
とんど問題とならない程度である。したがってこのよう
にすれば、装置全体を大型化せずに熱交換能力を大幅に
向上させることができ、衣類乾燥機の除湿性能向上と時
間短縮をはかることができる。
部直径φdCを乾燥用空気側のブレード25の内周部直径φ
dHより大きくしている。一例として、ブレード25の外周
部直径φＤが300mm、φdH＝100mmの熱交換ファンを考
え、φdC＝110mmとした場合、熱交換ファン24への吸気
断面積はφdC／φdH＝1.1倍に増加し、吸気抵抗が減少
し冷却用空気風量は大幅に増加する。一方本手段によっ
てブレード表面積は約３％程度減少するだけであり、ほ
とんど問題とならない程度である。したがってこのよう
にすれば、装置全体を大型化せずに熱交換能力を大幅に
向上させることができ、衣類乾燥機の除湿性能向上と時
間短縮をはかることができる。
発明の効果 以上のように、本発明は衣類乾燥機に用いられている熱
交換ファンのブレード内周部直径を乾燥用空気側に比べ
冷却用空気側を大きくしたものであり、これにより冷却
用空気風量を大幅に増加させることができ、除湿性能の
向上と乾燥時間を短縮することができ、この実用的効果
は大なるものがある。
交換ファンのブレード内周部直径を乾燥用空気側に比べ
冷却用空気側を大きくしたものであり、これにより冷却
用空気風量を大幅に増加させることができ、除湿性能の
向上と乾燥時間を短縮することができ、この実用的効果
は大なるものがある。
第１図は従来の衣類乾燥機の側面断面図、第２図は同熱
交換ファンの斜視図、第３図は本発明による一実施例を
示す衣類乾燥機の側面断面図、第４図は同熱交換ファン
の斜視図、第５図は同熱交換ファンの要部側面断面図で
ある。 ２……衣類収納庫、６……加熱体、10……内周板、11…
…外周板、24……熱交換ファン、25……ブレード。
交換ファンの斜視図、第３図は本発明による一実施例を
示す衣類乾燥機の側面断面図、第４図は同熱交換ファン
の斜視図、第５図は同熱交換ファンの要部側面断面図で
ある。 ２……衣類収納庫、６……加熱体、10……内周板、11…
…外周板、24……熱交換ファン、25……ブレード。
Claims (1)
- 【請求項１】衣類収納庫および加熱体を内包した循環風
胴を有する乾燥用空気経路と、この乾燥用空気経路の乾
燥用空気を冷却する冷却用空気を案内するための冷却用
空気経路と、溝部が回転中心からほぼ放射状に位置する
ように配設した波形状薄板からなるブレードおよびこの
ブレードの内周部に位置する内周板とブレードの外周部
に位置する外周板とによりなる熱交換ファンとを備え、
前記熱交換ファンは、ファン自身が乾燥用空気経路と冷
却用空気経路を気密的に分離し、冷却用空気経路側のブ
レードの波形状の山部を内周板の外周方向に一定長さな
くすことにより乾燥用空気経路側より冷却用空気経路側
の内周部直径を大きくした衣類乾燥機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58196344A JPH0728995B2 (ja) | 1983-10-20 | 1983-10-20 | 衣類乾燥機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58196344A JPH0728995B2 (ja) | 1983-10-20 | 1983-10-20 | 衣類乾燥機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6088596A JPS6088596A (ja) | 1985-05-18 |
| JPH0728995B2 true JPH0728995B2 (ja) | 1995-04-05 |
Family
ID=16356269
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58196344A Expired - Lifetime JPH0728995B2 (ja) | 1983-10-20 | 1983-10-20 | 衣類乾燥機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0728995B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006214635A (ja) * | 2005-02-03 | 2006-08-17 | Daikin Ind Ltd | 空気調和装置の室外ユニット |
| JP2006214633A (ja) * | 2005-02-03 | 2006-08-17 | Daikin Ind Ltd | 空気調和装置の室外ユニット |
| JP4811936B2 (ja) * | 2006-08-02 | 2011-11-09 | オムロンオートモーティブエレクトロニクス株式会社 | 電子機器の製造方法、電子機器 |
| JP4934490B2 (ja) * | 2007-05-07 | 2012-05-16 | 株式会社リコー | 画像形成装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS573699A (en) * | 1980-06-06 | 1982-01-09 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Clothing drier |
-
1983
- 1983-10-20 JP JP58196344A patent/JPH0728995B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6088596A (ja) | 1985-05-18 |
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