JP2666421B2 - 除湿式衣類乾燥機 - Google Patents
除湿式衣類乾燥機Info
- Publication number
- JP2666421B2 JP2666421B2 JP63273497A JP27349788A JP2666421B2 JP 2666421 B2 JP2666421 B2 JP 2666421B2 JP 63273497 A JP63273497 A JP 63273497A JP 27349788 A JP27349788 A JP 27349788A JP 2666421 B2 JP2666421 B2 JP 2666421B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fan
- cooling
- outer peripheral
- air
- blade
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は熱交換機能および送風機能を有する両翼ファ
ンを備えた除湿式衣類乾燥機に関するものである。
ンを備えた除湿式衣類乾燥機に関するものである。
従来の技術 従来の除湿式衣類乾燥機は第５図〜第７図に示す構成
であった。
であった。
第５図において、１は外枠、２は熱源となるヒータ、
３は衣類を収納攪拌する回転ドラム、４は冷却風（外
気）５と循環風６とを熱交換させるとともに送風機能を
有する両翼ファン、７は前記両翼ファン４を収納するフ
ァンケース、８は前記冷却風5,循環風６を分離する仕切
板、９は循環ダクト、10は排水口、11はモータである。
上記構成において、モータ11が回転すると、ベルト駆動
により回転ドラム3,両翼ファン４が回転する。両翼ファ
ン４が回転すると冷却風（外気）5,循環風６が発生し、
循環風６は循環ダクト９を経由し、ヒータ２に至り、ヒ
ータ２により加熱され回転ドラム３に導入され衣類12を
乾燥させ再び両翼ファン４に戻るという流れを形成す
る。
３は衣類を収納攪拌する回転ドラム、４は冷却風（外
気）５と循環風６とを熱交換させるとともに送風機能を
有する両翼ファン、７は前記両翼ファン４を収納するフ
ァンケース、８は前記冷却風5,循環風６を分離する仕切
板、９は循環ダクト、10は排水口、11はモータである。
上記構成において、モータ11が回転すると、ベルト駆動
により回転ドラム3,両翼ファン４が回転する。両翼ファ
ン４が回転すると冷却風（外気）5,循環風６が発生し、
循環風６は循環ダクト９を経由し、ヒータ２に至り、ヒ
ータ２により加熱され回転ドラム３に導入され衣類12を
乾燥させ再び両翼ファン４に戻るという流れを形成す
る。
一方、衣類12と熱交換し高温多湿となった循環風６は前
記冷却風５と熱交換し、循環風６の水蒸気は凝縮水とな
り排水口10より外枠１外へ排水される。なお、両翼ファ
ン４の構成は、第６図に示すように、溝部が回転中心軸
から放射状に位置するように設けたブレード4aとボス4b
と前記ブレード4aの外周部を支持する外周板4cより構成
されており、ブレード4aの回転方向断面は第７図のよう
に外周板4cを挟んで両側とも、外周板4cに対し傾斜面
（a,b）であった。
記冷却風５と熱交換し、循環風６の水蒸気は凝縮水とな
り排水口10より外枠１外へ排水される。なお、両翼ファ
ン４の構成は、第６図に示すように、溝部が回転中心軸
から放射状に位置するように設けたブレード4aとボス4b
と前記ブレード4aの外周部を支持する外周板4cより構成
されており、ブレード4aの回転方向断面は第７図のよう
に外周板4cを挟んで両側とも、外周板4cに対し傾斜面
（a,b）であった。
発明が解決しようとする課題 このような従来の構成では、両翼ファン４のブレード
4aに沿った気流は、回転方向Ａに対して傾斜面ａの遠心
力により発生するが、傾斜面であるため、一般的な遠心
ファン（ブレードは回転方向に対して垂直）に比べて風
量風圧とも劣るという課題を有していた。
4aに沿った気流は、回転方向Ａに対して傾斜面ａの遠心
力により発生するが、傾斜面であるため、一般的な遠心
ファン（ブレードは回転方向に対して垂直）に比べて風
量風圧とも劣るという課題を有していた。
本発明は上記課題に鑑み、風量，風圧を向上させ除湿
性能を高めることを目的とする。
性能を高めることを目的とする。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するために本発明は、投入した衣類を
攪拌する回転ドラムと、この回転ドラム内に対し熱風を
循環するための循環ファンと表裏一体に設けた冷却風送
風用の冷却ファンよりなる両翼ファンと、この両翼ファ
ンの外周部に設けた前記循環風と冷却風を分離する仕切
板を備え、前記両翼ファンは溝部が回転中心軸から放射
状に位置するように設けられた波形状薄板からなるブレ
ードとこの外周部を支持し前記冷却風及び循環風を分離
する外周板より構成し、前記ブレード断面形状を外周板
に対して垂直面と傾斜面からなるのこ歯断面とするとと
もに、循環側及び冷却側ともに回転方向に対する面を前
記垂直面とし、回転方向に対し循環側の垂直面と冷却側
の傾斜面がそれぞれ外周板を挟んで連接したものであ
る。
攪拌する回転ドラムと、この回転ドラム内に対し熱風を
循環するための循環ファンと表裏一体に設けた冷却風送
風用の冷却ファンよりなる両翼ファンと、この両翼ファ
ンの外周部に設けた前記循環風と冷却風を分離する仕切
板を備え、前記両翼ファンは溝部が回転中心軸から放射
状に位置するように設けられた波形状薄板からなるブレ
ードとこの外周部を支持し前記冷却風及び循環風を分離
する外周板より構成し、前記ブレード断面形状を外周板
に対して垂直面と傾斜面からなるのこ歯断面とするとと
もに、循環側及び冷却側ともに回転方向に対する面を前
記垂直面とし、回転方向に対し循環側の垂直面と冷却側
の傾斜面がそれぞれ外周板を挟んで連接したものであ
る。
作用 この構成により、両翼ファンのブレードは回転方向面
が冷却側，循環側共垂直面となり、送風量が増加すると
ともに風圧も向上し、熱交換効率の向上により除湿性能
の向上が図れ、また乾燥時間の短縮も図ることができ
る。
が冷却側，循環側共垂直面となり、送風量が増加すると
ともに風圧も向上し、熱交換効率の向上により除湿性能
の向上が図れ、また乾燥時間の短縮も図ることができ
る。
実施例 以下、本発明の実施例について第１図〜第３図を参照
して説明する。なお、従来の構成と同一部品には同一番
号を付し、その説明は省略し、本発明の特徴である両翼
ファンの構成を以下に説明する。
して説明する。なお、従来の構成と同一部品には同一番
号を付し、その説明は省略し、本発明の特徴である両翼
ファンの構成を以下に説明する。
本発明の特徴である両翼ファン104の構成は、第１図
〜第３図に示すように、ブレード104aの断面形状が回転
方向Ｂに対する面を外周板104cに対して垂直面ｘとし
（冷却側）、他面を傾斜面ｙとしている。一方、循環側
も同様に回転方向Ｂに対する面を外周板104cに対して垂
直面Ｘとし、他面を傾斜面Ｙとしている。そして前記、
傾斜面ｙと垂直面Ｘが外周板104cを挟んで交互に連接し
た断面形状としている。すなわち、回転方向Ｂに対して
ブレード104cは、冷却側，循環側とも垂直になって配置
されている。
〜第３図に示すように、ブレード104aの断面形状が回転
方向Ｂに対する面を外周板104cに対して垂直面ｘとし
（冷却側）、他面を傾斜面ｙとしている。一方、循環側
も同様に回転方向Ｂに対する面を外周板104cに対して垂
直面Ｘとし、他面を傾斜面Ｙとしている。そして前記、
傾斜面ｙと垂直面Ｘが外周板104cを挟んで交互に連接し
た断面形状としている。すなわち、回転方向Ｂに対して
ブレード104cは、冷却側，循環側とも垂直になって配置
されている。
そして、ブレード104aの断面形状を冷却側，循環側と
も回転方向に対して垂直としたことにより、遠心ファン
としての送風機能は向上する。第４図において、イは従
来のブレード断面のＰ−Ｑ特性曲線、ロは本実施例のＰ
−Ｑ特性曲線を示す。この図から明らかなように、本実
施例によれば風量が（Q2−Q1）増加している。
も回転方向に対して垂直としたことにより、遠心ファン
としての送風機能は向上する。第４図において、イは従
来のブレード断面のＰ−Ｑ特性曲線、ロは本実施例のＰ
−Ｑ特性曲線を示す。この図から明らかなように、本実
施例によれば風量が（Q2−Q1）増加している。
発明の効果 以上の実施例から明らかなように本発明によれば、両
翼ファンのブレードに垂直面を形成しているので、循
環，冷却風量が増え、衣類と循環空気，循環空気と冷却
空気の熱交換速度が増し、乾燥時間の短縮および除湿性
能が向上するという効果がある。
翼ファンのブレードに垂直面を形成しているので、循
環，冷却風量が増え、衣類と循環空気，循環空気と冷却
空気の熱交換速度が増し、乾燥時間の短縮および除湿性
能が向上するという効果がある。
なお、従来と同じ送風性能とするならば、風量増加分だ
け両翼ファンの回転数を低減でき、運転騒音を下げると
こができる。
け両翼ファンの回転数を低減でき、運転騒音を下げると
こができる。
第１図は本発明の実施例における除湿式衣類乾燥機の両
翼ファンの外観斜視図、第２図は同両翼ファンのブレー
ド形状を示す斜視図、第３図は同両翼ファンのブレード
の要部断面図、第４図は同両翼ファンのＰ−Ｑ特性曲線
図、第５図は除湿式衣類乾燥機の縦断面図、第６図は従
来の除湿式衣類乾燥機の両翼ファンの外観斜視図、第７
図は同両翼ファンのブレードの要部断面図である。 １……外枠、２……ヒータ、３……回転ドラム、104…
…両翼ファン、104a……ブレード、104c……外周板、x,
X……垂直面、y,Y……傾斜面。
翼ファンの外観斜視図、第２図は同両翼ファンのブレー
ド形状を示す斜視図、第３図は同両翼ファンのブレード
の要部断面図、第４図は同両翼ファンのＰ−Ｑ特性曲線
図、第５図は除湿式衣類乾燥機の縦断面図、第６図は従
来の除湿式衣類乾燥機の両翼ファンの外観斜視図、第７
図は同両翼ファンのブレードの要部断面図である。 １……外枠、２……ヒータ、３……回転ドラム、104…
…両翼ファン、104a……ブレード、104c……外周板、x,
X……垂直面、y,Y……傾斜面。
Claims (1)
- 【請求項１】投入した衣類を攪拌する回転ドラムと、こ
の回転ドラム内に対し熱風を循環するための循環ファン
と表裏一体に設けた冷却風送風用の冷却ファンよりなる
両翼ファンと、この両翼ファンの外周部に設けた前記循
環風と冷却風を分離する仕切板を備え、前記両翼ファン
は溝部が回転中心軸から放射状に位置するように設けら
れた波形状薄板からなるブレードとこの外周部を支持し
前記冷却風及び循環風を分離する外周板より構成し、前
記ブレード断面形状を外周板に対して垂直面と傾斜面か
らなるのこ歯断面とするとともに、循環側及び冷却側と
もに回転方向に対する面を前記垂直面とし、回転方向に
対し循環側の垂直面と冷却側の傾斜面がそれぞれ外周板
を挟んで連接した除湿式衣類乾燥機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63273497A JP2666421B2 (ja) | 1988-10-28 | 1988-10-28 | 除湿式衣類乾燥機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63273497A JP2666421B2 (ja) | 1988-10-28 | 1988-10-28 | 除湿式衣類乾燥機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02119899A JPH02119899A (ja) | 1990-05-07 |
| JP2666421B2 true JP2666421B2 (ja) | 1997-10-22 |
Family
ID=17528725
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63273497A Expired - Lifetime JP2666421B2 (ja) | 1988-10-28 | 1988-10-28 | 除湿式衣類乾燥機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2666421B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5638192U (ja) * | 1979-08-30 | 1981-04-10 | ||
| JPS6237688A (ja) * | 1985-08-09 | 1987-02-18 | Toshiba Corp | 熱交換型送風機 |
-
1988
- 1988-10-28 JP JP63273497A patent/JP2666421B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02119899A (ja) | 1990-05-07 |
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