JPS6237688A - 熱交換型送風機 - Google Patents
熱交換型送風機Info
- Publication number
- JPS6237688A JPS6237688A JP17609885A JP17609885A JPS6237688A JP S6237688 A JPS6237688 A JP S6237688A JP 17609885 A JP17609885 A JP 17609885A JP 17609885 A JP17609885 A JP 17609885A JP S6237688 A JPS6237688 A JP S6237688A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- temperature air
- fan
- heat exchange
- low
- air
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の技術分野]
本発明は、熱交換機能と送ff1機能を併せ有するファ
ンを備えた熱交換型送風機に関する。
ンを備えた熱交換型送風機に関する。
[発明の技術的背景]
従来、この種の熱交換型送風機においては、ファンを、
回転中心の周りを円周方向に進行する波を形成するよう
に曲成した波形熱交換板により構成し、この波形熱交換
板の回転時に波形熱交換板の各波状部分の遠心送風作用
によって波形熱交換板の両側で高温空気及び低温空気を
流通させ、両空気が前記各波状部分を介して熱交換する
ように構成したものがある。
回転中心の周りを円周方向に進行する波を形成するよう
に曲成した波形熱交換板により構成し、この波形熱交換
板の回転時に波形熱交換板の各波状部分の遠心送風作用
によって波形熱交換板の両側で高温空気及び低温空気を
流通させ、両空気が前記各波状部分を介して熱交換する
ように構成したものがある。
[背理技術の問題点]
しかしながらト記従来構成では、高温空気と低温空気と
の熱交換は専ら波形熱交換板の各波状部分を介して行わ
れることになるから、両空気間の熱交換面積を大きくし
て熱交換効率を向上させるには波形熱交換板自体を特に
径大化する必要があり、熱交換型送風機全体の大形化を
招く欠点があった。
の熱交換は専ら波形熱交換板の各波状部分を介して行わ
れることになるから、両空気間の熱交換面積を大きくし
て熱交換効率を向上させるには波形熱交換板自体を特に
径大化する必要があり、熱交換型送風機全体の大形化を
招く欠点があった。
[発明の目的コ
本発明は上記事情を考慮してなされたもので、従ってそ
の目的は、ファンを大形化することなく、高温空気と低
温空気との間の熱交換面積を大きくできて熱交換効率を
向上させ得る熱交換型送風機を提供するにある。
の目的は、ファンを大形化することなく、高温空気と低
温空気との間の熱交換面積を大きくできて熱交換効率を
向上させ得る熱交換型送風機を提供するにある。
[発明の概要1
本発明は、一方側及び他方側に夫々吸入口及び吐出口を
有するケーシング部と、このケーシング部内を前記一方
側の室と他方側の室とに区分するように設けられ回転す
ることにより高温空気を一方側の室内にその吸入口から
吸入して吐出口から吐出し低温空気を他方側の室内にそ
の吸入口から吸入して吐出[]から叶出づるファンとを
備えたものであって、前記ファンを、互いに対向する両
側壁部間に、回転中心側から放射状に’rlひる複数の
仕切壁部によって、複数の断面角形状の高温空気流路と
、これら各高温空気流路相互間に位置づ”る複数の断面
角形状の低温空気流路とを区画形成し、且つ前記高温空
気流路及び低温空気流路の回転中心側と外周側とに前記
一方側及び他方側の室に連通する吸排気用の孔を設けて
構成し、前記イ」切壁部の遠心送風作用によって高温空
気及び低温空気を流通させて、両空気が前記仕切壁部及
び両側壁部を介して熱交換づるように構成したものであ
り、以って仕切壁部以外に両側壁部をも熱交換面とした
ところに特徴を有する。
有するケーシング部と、このケーシング部内を前記一方
側の室と他方側の室とに区分するように設けられ回転す
ることにより高温空気を一方側の室内にその吸入口から
吸入して吐出口から吐出し低温空気を他方側の室内にそ
の吸入口から吸入して吐出[]から叶出づるファンとを
備えたものであって、前記ファンを、互いに対向する両
側壁部間に、回転中心側から放射状に’rlひる複数の
仕切壁部によって、複数の断面角形状の高温空気流路と
、これら各高温空気流路相互間に位置づ”る複数の断面
角形状の低温空気流路とを区画形成し、且つ前記高温空
気流路及び低温空気流路の回転中心側と外周側とに前記
一方側及び他方側の室に連通する吸排気用の孔を設けて
構成し、前記イ」切壁部の遠心送風作用によって高温空
気及び低温空気を流通させて、両空気が前記仕切壁部及
び両側壁部を介して熱交換づるように構成したものであ
り、以って仕切壁部以外に両側壁部をも熱交換面とした
ところに特徴を有する。
[発明の実施例]
以下、本発明をドラム式乾燥機に適用した一実施例につ
いて第1図乃至第4図を参照して説明する。まず全体構
成を承り第4図において、1はドラム式乾燥機の外箱で
、その前面に衣類出入口部2を後方に突出する円筒状に
形成覆ると共に、この衣類出入口部2を開閉するIN!
3を枢設している。
いて第1図乃至第4図を参照して説明する。まず全体構
成を承り第4図において、1はドラム式乾燥機の外箱で
、その前面に衣類出入口部2を後方に突出する円筒状に
形成覆ると共に、この衣類出入口部2を開閉するIN!
3を枢設している。
4はドラムで、その前面中央部に形成した短円筒部5を
衣類出入口部2の外周に軸受部材6を介して回転自在に
嵌合支持させている。7はドラム4の後方に配置した熱
交換型送風機8のケーシング部で、これは扁平容器状の
主ケーシング9の後面を外箱1の背板1aにより閉鎖し
ている。そして、主ケーシング9の前面外周寄り部位に
円筒状の支持部10を形成する一方、これに対応してド
ラム4の後面に径大な短円筒部11を後向きに突設し、
この短円筒部11を支持部10の外側に隙間を介して嵌
合さぜた状態で該短円筒部11を例えば主ケーシング9
に取付けられたローラー(図示せず)により受は支持し
ている。而して、ケーシング部7の一方側たる前方側に
は、主ケーシング9の中心部及び外周部に吸入口12及
び吐出口13を形成し、一方、ケーシング部7の他方側
たる後方側にも、背板1aの中心部及び外周部に吸入口
14及び吐出口15を形成している。16はケーシング
部7内に配置したファンで、このファン16によってケ
ーシング部7内を一方側の掌たる高温空気流路至17と
他方側の空たる低温空気流路空18に区分してJ3す、
以下このファン16の構成を説明する。19及び20は
前後に位置して互いに接着等により接合した基板で、夫
々の基板19゜20の環状部分を互いに反対側に窪ませ
ることによって該環状部分に互いに対向する側壁部21
゜22を形成している。これら両側壁部21.22間に
回転中心側から放射状に延びる複数の仕切壁部23(第
3図参照)を設け、これら仕切壁部23によって両側壁
部21.22間に第1図に示すように?Q数の断面四角
形状の高温空気流路24と、これら各高温空気流路24
相互間に位置する断面四角形状の低温空気流路25とを
区画形成している。本実施例では、2枚の基板19.2
0を全く同一形状に形成してファン16の構成部品の共
通化を図るために、半数の仕切壁部23を前方の側壁部
21に等間隔で一体に突設する一方、残り半数の仕切壁
部23を後方の側壁部22に等間隔で一体に突設して、
前方の側壁部21から延びる仕切壁部23と後方の側壁
部22から延びる仕切壁部23とを交互に位置させるよ
うに両基板1つ。
衣類出入口部2の外周に軸受部材6を介して回転自在に
嵌合支持させている。7はドラム4の後方に配置した熱
交換型送風機8のケーシング部で、これは扁平容器状の
主ケーシング9の後面を外箱1の背板1aにより閉鎖し
ている。そして、主ケーシング9の前面外周寄り部位に
円筒状の支持部10を形成する一方、これに対応してド
ラム4の後面に径大な短円筒部11を後向きに突設し、
この短円筒部11を支持部10の外側に隙間を介して嵌
合さぜた状態で該短円筒部11を例えば主ケーシング9
に取付けられたローラー(図示せず)により受は支持し
ている。而して、ケーシング部7の一方側たる前方側に
は、主ケーシング9の中心部及び外周部に吸入口12及
び吐出口13を形成し、一方、ケーシング部7の他方側
たる後方側にも、背板1aの中心部及び外周部に吸入口
14及び吐出口15を形成している。16はケーシング
部7内に配置したファンで、このファン16によってケ
ーシング部7内を一方側の掌たる高温空気流路至17と
他方側の空たる低温空気流路空18に区分してJ3す、
以下このファン16の構成を説明する。19及び20は
前後に位置して互いに接着等により接合した基板で、夫
々の基板19゜20の環状部分を互いに反対側に窪ませ
ることによって該環状部分に互いに対向する側壁部21
゜22を形成している。これら両側壁部21.22間に
回転中心側から放射状に延びる複数の仕切壁部23(第
3図参照)を設け、これら仕切壁部23によって両側壁
部21.22間に第1図に示すように?Q数の断面四角
形状の高温空気流路24と、これら各高温空気流路24
相互間に位置する断面四角形状の低温空気流路25とを
区画形成している。本実施例では、2枚の基板19.2
0を全く同一形状に形成してファン16の構成部品の共
通化を図るために、半数の仕切壁部23を前方の側壁部
21に等間隔で一体に突設する一方、残り半数の仕切壁
部23を後方の側壁部22に等間隔で一体に突設して、
前方の側壁部21から延びる仕切壁部23と後方の側壁
部22から延びる仕切壁部23とを交互に位置させるよ
うに両基板1つ。
20を接合している。更に、両側壁部21.22には、
内側面に各仕切壁部23の先端部を嵌入する凹条部26
を放射状に形成すると共に、外側面には各凹条部26に
対応位置して補助RI”+部27を放射状に一体形成し
ている。そして、第4図に示すように高温空気流路24
の回転中心側と外周側とに高温空気導入室17に連通ず
る吸排気用の孔たる高温空気人口28及びl空気出口2
9を形成すると共に、低温空気流!825の回転中心側
と外周側とに低温空気導入室18に連通ずる吸排気用の
孔たる低温空気入口30及び低温空気出口31を形成し
、以ってケーシング部7内に高温空気導入室17と73
温空気流路24とにより高温空気A(第3図参照)の通
風領域を形成すると共に、低温空気導入室18と低温空
気流路25とにより低温空気Bの通風領域を形成してい
る。以上のように構成したファン16の回転中心部には
、第4図に示すようにプーリ一部32を有するボス部3
3が設けられ、このボス部33が主ケーシング9の中心
部に固定した枢’11134に軸受35を介して回転自
在に支持されている。、36はファン16の外周部に設
けたシール部材で、これをケーシング部7内周部の仕切
壁37に間接させている。38は高温空気導入室17内
の吐出口13近傍部分に配設したヒータ、39は高温空
気導入室17の吸入口12を覆うフィルタ、40は外箱
1の底部に配設したモータで、これの回転軸40aには
2個のプーリー4.1.42を設けて、プーリー41と
ドラム4及びプーリー42とファン16のプーリ一部3
2との間にベルト43及び44を夫々を張設し、以って
ドラム4及びファン16を回転駆動づるようにしている
。
内側面に各仕切壁部23の先端部を嵌入する凹条部26
を放射状に形成すると共に、外側面には各凹条部26に
対応位置して補助RI”+部27を放射状に一体形成し
ている。そして、第4図に示すように高温空気流路24
の回転中心側と外周側とに高温空気導入室17に連通ず
る吸排気用の孔たる高温空気人口28及びl空気出口2
9を形成すると共に、低温空気流!825の回転中心側
と外周側とに低温空気導入室18に連通ずる吸排気用の
孔たる低温空気入口30及び低温空気出口31を形成し
、以ってケーシング部7内に高温空気導入室17と73
温空気流路24とにより高温空気A(第3図参照)の通
風領域を形成すると共に、低温空気導入室18と低温空
気流路25とにより低温空気Bの通風領域を形成してい
る。以上のように構成したファン16の回転中心部には
、第4図に示すようにプーリ一部32を有するボス部3
3が設けられ、このボス部33が主ケーシング9の中心
部に固定した枢’11134に軸受35を介して回転自
在に支持されている。、36はファン16の外周部に設
けたシール部材で、これをケーシング部7内周部の仕切
壁37に間接させている。38は高温空気導入室17内
の吐出口13近傍部分に配設したヒータ、39は高温空
気導入室17の吸入口12を覆うフィルタ、40は外箱
1の底部に配設したモータで、これの回転軸40aには
2個のプーリー4.1.42を設けて、プーリー41と
ドラム4及びプーリー42とファン16のプーリ一部3
2との間にベルト43及び44を夫々を張設し、以って
ドラム4及びファン16を回転駆動づるようにしている
。
次に、上記構成の作用について説明する。乾燥運転時に
は、モータ40により、ドラム4及びファン16が回転
され、ファン16の回転に基づく仕切壁部23の遠心送
風作用によってドラム4内の多湿な高温空気へがフィル
タ3つ及び吸入口12を通して高温空気導入室17内に
吸入され、更に高温空気入口28から高温空気流路24
内に吸入されて外周側に送られた後、高温空気出口29
から高温空気導入室17内に戻され、最終的にヒータ3
8により加熱されつつ吐出口13からドラム4内に戻さ
れる。このとき同時に、低温空気導入室18側において
も、仕切壁部23の遠心送風作用によって外気即ち低温
空気Bが背板1aの吸入口14から低温空気導入室18
内に吸入され、更に低温空気入口30から低温空気流路
25内に吸入されて外周側に送られた後、低温空気出口
31から低温空気導入室18内に戻され、R縮約に吐出
口15から機外に排出される。以上のような空気の流れ
の他、高温空気導入¥77及び低温空気導入室18にお
いては、両側壁部21.22の外側面に放射状に突設し
た補助翼片部27の遠心送風作用によって前記高温空気
A及び低温空気Bの一部が両側壁部21.22の外側面
に沿って送られる。斯くしてケーシング部7内において
は第1図に示すように高温空気Aと低温空気Bとが各仕
切壁部23を挾んで流通し、更に両側壁部21゜22の
外側にも夫々高温空気へと低温空気Bとが流通するよう
になり、その流通過稈で両空気A。
は、モータ40により、ドラム4及びファン16が回転
され、ファン16の回転に基づく仕切壁部23の遠心送
風作用によってドラム4内の多湿な高温空気へがフィル
タ3つ及び吸入口12を通して高温空気導入室17内に
吸入され、更に高温空気入口28から高温空気流路24
内に吸入されて外周側に送られた後、高温空気出口29
から高温空気導入室17内に戻され、最終的にヒータ3
8により加熱されつつ吐出口13からドラム4内に戻さ
れる。このとき同時に、低温空気導入室18側において
も、仕切壁部23の遠心送風作用によって外気即ち低温
空気Bが背板1aの吸入口14から低温空気導入室18
内に吸入され、更に低温空気入口30から低温空気流路
25内に吸入されて外周側に送られた後、低温空気出口
31から低温空気導入室18内に戻され、R縮約に吐出
口15から機外に排出される。以上のような空気の流れ
の他、高温空気導入¥77及び低温空気導入室18にお
いては、両側壁部21.22の外側面に放射状に突設し
た補助翼片部27の遠心送風作用によって前記高温空気
A及び低温空気Bの一部が両側壁部21.22の外側面
に沿って送られる。斯くしてケーシング部7内において
は第1図に示すように高温空気Aと低温空気Bとが各仕
切壁部23を挾んで流通し、更に両側壁部21゜22の
外側にも夫々高温空気へと低温空気Bとが流通するよう
になり、その流通過稈で両空気A。
Bが仕切壁部23及び両側壁部21.22を介して熱交
換して高温空気Aが除湿される。このようにして除湿さ
れた高温空気へがヒータ38により再加熱されてドラム
4内の衣類の乾燥に供されるというように循環して衣類
が乾燥される。
換して高温空気Aが除湿される。このようにして除湿さ
れた高温空気へがヒータ38により再加熱されてドラム
4内の衣類の乾燥に供されるというように循環して衣類
が乾燥される。
このような本実施例によれば、互いに対向する両側壁部
21.22間に、回転中心側から放射状に延びる複数の
仕切壁部23によって、複数の断面四角形状の高温空気
流路24と、これら各高温空気流路24相U間に位置す
る複数の断面四角形状の低温空気流路25とを区画形成
し、各仕切壁部23を挾んで高温空気△と低温空気Bと
を流通させ且つ各仕切壁部23の両側を塞ぐ両側壁部2
1.22の外側にも高温空気Aと低温空気Bとを流通さ
せ(qるように構成したので、両空気Δ、B間の熱交換
を仕切壁部23ばかりでなく両側壁部21.22を介し
ても行わせることができる。このように本実施例では両
側壁部21.22をも両空気△、Bの熱交換に有効に利
用できるため、従来例として前記した波形熱交換板を介
してのみ熱交換する構成のものとは異なり、ファン16
を大形化することなく、両空気A、B間の熱交換面積を
拡大できて、熱交換効率を向上させ得、以って高温空気
Aの除湿を確実ならしめ得る。また、熱交換効率の向上
によってファン16ひいては熱交換型送風R8全体の小
形化も可能となる。
21.22間に、回転中心側から放射状に延びる複数の
仕切壁部23によって、複数の断面四角形状の高温空気
流路24と、これら各高温空気流路24相U間に位置す
る複数の断面四角形状の低温空気流路25とを区画形成
し、各仕切壁部23を挾んで高温空気△と低温空気Bと
を流通させ且つ各仕切壁部23の両側を塞ぐ両側壁部2
1.22の外側にも高温空気Aと低温空気Bとを流通さ
せ(qるように構成したので、両空気Δ、B間の熱交換
を仕切壁部23ばかりでなく両側壁部21.22を介し
ても行わせることができる。このように本実施例では両
側壁部21.22をも両空気△、Bの熱交換に有効に利
用できるため、従来例として前記した波形熱交換板を介
してのみ熱交換する構成のものとは異なり、ファン16
を大形化することなく、両空気A、B間の熱交換面積を
拡大できて、熱交換効率を向上させ得、以って高温空気
Aの除湿を確実ならしめ得る。また、熱交換効率の向上
によってファン16ひいては熱交換型送風R8全体の小
形化も可能となる。
また本実施例では、両側壁部21.22の外側面に補助
翼片部27を突設したので、該補助翼片部27の遠心送
風作用によって両側壁部21,22の外側に両空気A、
Bの流れを積極的に生ぜしめることができて、両側壁部
21.22を介しての熱交換を一層増人させることがで
きる。しかし、補助翼片部27を省いた構成としても、
ケーシング部7内においては仕切壁部23の遠心送風作
用により雨空気流路24.25の両空気出口29゜31
から吐出される空気A、Bの流れによって、両側壁部2
1.22の外側の空気A、Bが外周側に吸引されるよう
になるから、両側壁部21,22の外側面に沿う両空気
Δ、Bの流れを生「しめることができて、両側壁部21
.22を介する熱交換を十分に期待できる。
翼片部27を突設したので、該補助翼片部27の遠心送
風作用によって両側壁部21,22の外側に両空気A、
Bの流れを積極的に生ぜしめることができて、両側壁部
21.22を介しての熱交換を一層増人させることがで
きる。しかし、補助翼片部27を省いた構成としても、
ケーシング部7内においては仕切壁部23の遠心送風作
用により雨空気流路24.25の両空気出口29゜31
から吐出される空気A、Bの流れによって、両側壁部2
1.22の外側の空気A、Bが外周側に吸引されるよう
になるから、両側壁部21,22の外側面に沿う両空気
Δ、Bの流れを生「しめることができて、両側壁部21
.22を介する熱交換を十分に期待できる。
更に、上記実施例では、2枚の基板19.20を全く同
一形状に形成してファン16の構成部品の共通化を図る
ために、半数の仕切壁部23を前方の側壁部21に等間
隔で一体に突設する一方、残り半数の仕切壁部23を後
方の側壁部22に等間隔で一体に突gU して、前方の
側壁部21から延びる仕切壁部23と後方の側壁部22
から延びる仕切壁部23とを交互に位置させるようにし
て両基板19.20を接合する構成としたが、これに限
られず、例えば同一の基板に突設した仕切壁部が2個ず
つ、3個ずつ等、複数個ずつ隣接して位置するように構
成しても、基板の共通化を図り得る。
一形状に形成してファン16の構成部品の共通化を図る
ために、半数の仕切壁部23を前方の側壁部21に等間
隔で一体に突設する一方、残り半数の仕切壁部23を後
方の側壁部22に等間隔で一体に突gU して、前方の
側壁部21から延びる仕切壁部23と後方の側壁部22
から延びる仕切壁部23とを交互に位置させるようにし
て両基板19.20を接合する構成としたが、これに限
られず、例えば同一の基板に突設した仕切壁部が2個ず
つ、3個ずつ等、複数個ずつ隣接して位置するように構
成しても、基板の共通化を図り得る。
尚、第5図に示す本発明の他の実施例のように、1枚の
基板45を放射状の凹凸条部を形成するように矩形波状
に形成して、基板45の両側から各凹状部を閉鎖板46
により塞いで高温空気流路47及び低温空気流路48を
形成する構成としても良い。この場合、基板45自体が
仕切壁部49となる。その他、本発明は乾燥機ばかりで
なく例えば空調用換気扇にも適用できる等、要旨を逸脱
しない範囲内で種々変形可能である。
基板45を放射状の凹凸条部を形成するように矩形波状
に形成して、基板45の両側から各凹状部を閉鎖板46
により塞いで高温空気流路47及び低温空気流路48を
形成する構成としても良い。この場合、基板45自体が
仕切壁部49となる。その他、本発明は乾燥機ばかりで
なく例えば空調用換気扇にも適用できる等、要旨を逸脱
しない範囲内で種々変形可能である。
[発明の効果]
本発明は以上の説明から明らかなように、放射状に延び
る各仕切壁部を挾んで高温空気と低温空気とを流通させ
且つ各仕切壁部の両側を塞ぐ両側壁部の外側にも高温空
気と低温空気とを流通させ得ることから、両空気間の熱
交換を仕切壁部ばかりでなく両側壁部を介しても行わせ
ることができ、この結果、ファンを大形化することなく
両空気間の熱交換面積を大きくできて、熱交換効率を向
上させ得るという優れた効果を奏する熱交換型送風機を
提供できる。
る各仕切壁部を挾んで高温空気と低温空気とを流通させ
且つ各仕切壁部の両側を塞ぐ両側壁部の外側にも高温空
気と低温空気とを流通させ得ることから、両空気間の熱
交換を仕切壁部ばかりでなく両側壁部を介しても行わせ
ることができ、この結果、ファンを大形化することなく
両空気間の熱交換面積を大きくできて、熱交換効率を向
上させ得るという優れた効果を奏する熱交換型送風機を
提供できる。
第1図乃至第4図は本発明をドラム式乾燥機に適用した
一実施例を示したもので、第1図はファンの斜視図、第
2図は同正面図、第3図は要部の拡大断面図、第4図は
全体の縦断側面図であり、そして第5図は本発明の他の
実施例を示す第3図相当図である。 図面中、7はケーシング部、8は熱交換型送風機、12
.14は吸入口、13.15は吐出口、16はファン、
17は高温空気導入室(一方便の室)、18は低温空気
導入子(他方側の空)、21.22は側壁部、23は仕
切壁部、24は高温空気流路、25は低温空気流路、2
7は補助翼片部、28.29は高温空気入口及び出口(
吸排用の孔)、30.31は低温空気入口及び出口(吸
排用の孔)、47は高温空気流路、48は低温空気流路
、49は仕切壁部、A i、を高温空気、Bは低温空気
である。 出願人 株式会社 東 芝 jp、1 図 馬 2 図 第 3 図 U yA4 図 第 57
一実施例を示したもので、第1図はファンの斜視図、第
2図は同正面図、第3図は要部の拡大断面図、第4図は
全体の縦断側面図であり、そして第5図は本発明の他の
実施例を示す第3図相当図である。 図面中、7はケーシング部、8は熱交換型送風機、12
.14は吸入口、13.15は吐出口、16はファン、
17は高温空気導入室(一方便の室)、18は低温空気
導入子(他方側の空)、21.22は側壁部、23は仕
切壁部、24は高温空気流路、25は低温空気流路、2
7は補助翼片部、28.29は高温空気入口及び出口(
吸排用の孔)、30.31は低温空気入口及び出口(吸
排用の孔)、47は高温空気流路、48は低温空気流路
、49は仕切壁部、A i、を高温空気、Bは低温空気
である。 出願人 株式会社 東 芝 jp、1 図 馬 2 図 第 3 図 U yA4 図 第 57
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、一方側及び他方側に夫々吸入口及び吐出口を有する
ケーシング部と、このケーシング部内を前記一方側の室
と他方側の室とに区分するように設けられ回転すること
により高温空気を一方側の室内にその吸入口から吸入し
て吐出口から吐出し低温空気を他方側の室内にその吸入
口から吸入して吐出口から吐出するファンとを備えたも
のであって、前記ファンを、互いに対向する両側壁部間
に、回転中心側から放射状に延びる複数の仕切壁部によ
って、複数の断面角形状の高温空気流路と、これら各高
温空気流路相互間に位置する複数の断面角形状の低温空
気流路とを区画形成し、且つ前記高温空気流路及び低温
空気流路の回転中心側と外周側とに前記一方側及び他方
側の室に連通する吸排気用の孔を設けて構成し、前記仕
切壁部の遠心送風作用によって高温空気及び低温空気を
流通させて、両空気が前記仕切壁部及び両側壁部を介し
て熱交換するようにしたことを特徴とする熱交換型送風
機。 2、両側壁部の外側面には補助翼片部が設けられている
ことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の熱交換
型送風機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17609885A JPS6237688A (ja) | 1985-08-09 | 1985-08-09 | 熱交換型送風機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17609885A JPS6237688A (ja) | 1985-08-09 | 1985-08-09 | 熱交換型送風機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6237688A true JPS6237688A (ja) | 1987-02-18 |
Family
ID=16007659
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17609885A Pending JPS6237688A (ja) | 1985-08-09 | 1985-08-09 | 熱交換型送風機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6237688A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02119899A (ja) * | 1988-10-28 | 1990-05-07 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 除湿式衣類乾燥機 |
US7913418B2 (en) * | 2005-06-23 | 2011-03-29 | Whirlpool Corporation | Automatic clothes dryer |
CN108926920A (zh) * | 2018-07-19 | 2018-12-04 | 黑龙江兰德超声科技股份有限公司 | 工业废气处理用进气系统 |
-
1985
- 1985-08-09 JP JP17609885A patent/JPS6237688A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02119899A (ja) * | 1988-10-28 | 1990-05-07 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 除湿式衣類乾燥機 |
US7913418B2 (en) * | 2005-06-23 | 2011-03-29 | Whirlpool Corporation | Automatic clothes dryer |
CN108926920A (zh) * | 2018-07-19 | 2018-12-04 | 黑龙江兰德超声科技股份有限公司 | 工业废气处理用进气系统 |
CN108926920B (zh) * | 2018-07-19 | 2020-10-16 | 黑龙江兰德超声科技股份有限公司 | 工业废气处理用进气系统 |
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