JPH046712Y2 - - Google Patents

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JPH046712Y2
JPH046712Y2 JP1986022165U JP2216586U JPH046712Y2 JP H046712 Y2 JPH046712 Y2 JP H046712Y2 JP 1986022165 U JP1986022165 U JP 1986022165U JP 2216586 U JP2216586 U JP 2216586U JP H046712 Y2 JPH046712 Y2 JP H046712Y2
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JP
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partition plate
air
cooling
heat exchange
circulation path
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は衣類等の乾燥を行なう衣類乾燥機に関
するものである。
従来の技術 従来、この種の衣類乾燥機は第3図に示す様な
構造になつていた。第3図において、1は衣類乾
燥機の本体、2は回転ドラムで、この回転ドラム
では、モータ3によりベルト4、プーリー5を介
して駆動されている。6は熱交換器を兼ねた熱交
換型送風機で、前記モータ3によりベルト7、プ
ーリー8,9を介して駆動される。10は冷却側
ケーシング、11は循環側ケーシングであり、熱
交換型送風機6、シール13、仕切板12によ
り、ケーシング循環側と冷却側に分離されてい
る。
考案が解決しようとする問題点 従来構成では、運転時、熱交換型送風機6が回
転する事により、循環側では循環ケーシング10
からヒータ14を通過しドラム2内に入り乾燥物
と熱交換して、熱交換型送風機表面で水を凝縮す
る循環風と、ウライタ15から入り排気穴16か
ら排出される冷却風が形成される。循環風と冷却
風の熱交換はシール13を隔てて熱交換型送風機
の表面で行われる。この時循環側と冷却側共同じ
形状の熱交換型送風機とケーシングとを用いた場
合でも、循環風側は経路が長くさらにフイルタ1
7の抵抗で圧力が高くなる。一方冷却側は、経路
が短く抵抗が小さいため風量は、多いが風圧が小
さくなり、圧力バランスが悪くなる。そのためシ
ール13を用いて圧力バランスの差による洩れを
軽減しているが十分ではなく湿気を含んだ循環風
がシール13より洩れ熱交換効率を悪くし、除湿
量の低下を招いていた。
本考案は上記問題点を解消するもので冷却側の
仕切板に断面が山型のリングを取りつける事によ
り、冷却側のシール部の風圧を高め循環風の冷却
側への洩れを防止した衣類乾燥機を提供すること
を目的とする。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するため、本考案は、本体に
回転自在に支持されたドラムと、加熱器を有し、
前記ドラムに連通する乾燥空気循環経路と、前記
乾燥空気循環経路内の循環湿風を冷却するための
冷却空気経路と、前記2つの空気経路を分離する
ための仕切板および前記仕切板の中央部に設けた
穴にシール部を介して配置された波形状薄板から
なる羽根を有し、この羽根の表裏にて熱交換可能
な熱交換送風機と、前記仕切板穴の冷却空気経路
側周囲に設けられ、循環経路側と冷却空気経路側
との圧力差を減少させる断面山型の環状突起物と
を設けて構成したものである。
作 用 上記構成において、熱交換型送風機が回転した
時、冷却側の風圧が環状突起物により抵抗が生ず
るためにシール部で部分的に高くなり循環側から
の湿風の洩れが少なくなる。
実施例 以下本考案の一実施例について第1図に基づい
て説明する。第2図において、21は本体、22
は本体21内に回転自在に設けられた回転ドラム
である。この回転ドラム22は動作中は本体下部
に設置されたモーター23によりベルト24、プ
ーリー25を介して駆動される。26は熱交換器
を兼ねた熱交換型送風機で、前記モーター23に
よりベルト27、プーリー28,29を介して駆
動されている。30は前記回転ドラム22の軸受
となる摺動フエルト。31はヒーター、32は加
熱乾燥風aの流入口であり、33は流出口であ
る。流出口33の前には、衣類乾燥機中に発生す
る糸くず捕獲のためのフイルタ34が設けられて
いる。35は循環側ケーシング、36は冷却側ケ
ーシング、37は循環側と冷却側のケーシングを
分離する仕切板である。38仕切板の冷却側に固
定された小型状突起である。39は熱交換型送風
機26の外周部に固定されたシールであり循環風
と冷却風を遮閉している。
以下上記構成における作用について説明する。
モータ23が駆動するとベルト24を介して回転
ドラム22とベルト27を介して、熱交換型送風
機26が回転する。熱交換型送風機26の回転に
より生じた循環風aは、循環側ケーシング35を
通りヒータ31で加熱乾燥機風となり、吸入口3
2より回転ドラム22内に入り、非乾燥物(図示
せず)と熱交換した後、フイルター34、流出口
33を通過し熱交換型送風機26の表面で熱交換
される。また冷却風bはクライタ40の吸気口4
1より流入し熱交換型送風機26の表面を冷却し
た後に排気口42より排出される。この時第2図
に示すように、仕切板37に固設した山型状突起
により冷却側のフアン部にb′という風の流れが生
じる。これにより冷却側のシール部の圧力が高ま
り今まで循環側より洩れていた湿気を含んだ循環
風2の洩れを低下させることが出来る、またこの
仕切板に取り付けられた突起は仕切板37と一体
成型する事も出来る。
考案の効果 以上述べたごとく本考案によれば、冷却側の仕
切板に断面山型形状の環状突起を取り付ける事に
より、冷却側のシール部の圧力を部分的に高め、
循環側からの湿気を含んだ熱風の洩れを減少させ
る事によりシール性が高まり除湿量が増加する。
さらに仕切板量側の圧力を均一化すれば、シール
を短くしてシールの耐久性を向上させ、仕切板と
接触摺動する面積を減少させる事により熱交換型
送風機の動力損失を減少させることが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す衣類乾燥機の
縦断面図、第2図は第1図の要部拡大図、第3図
は、従来の衣類乾燥機の縦断面図である。 21……本体、22……回転ドラム、26……
熱交換型送風機、35……循環側ケーシング、3
6……冷却側ケーシング、37……仕切板、38
……山型突起。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 本体に回転自在に支持されたドラムと、加熱器
    を有し、前記ドラムに連通する乾燥空気循環経路
    と、前記乾燥空気循環経路内の循環湿風を冷却す
    るための冷却空気経路と、前記2つの空気経路を
    分離するための仕切板および前記仕切板の中央部
    に設けた穴にシール部を介して配置された波形状
    薄板からなる羽根を有し、この羽根の表裏にて熱
    交換可能な熱交換送風機と、前記仕切板穴の冷却
    空気経路側周囲に設けられ、循環経路側と冷却空
    気経路側との圧力差を減少させる断面山型の環状
    突起物とを備えた衣類乾燥機。
JP1986022165U 1986-02-18 1986-02-18 Expired JPH046712Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1986022165U JPH046712Y2 (ja) 1986-02-18 1986-02-18

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JP1986022165U JPH046712Y2 (ja) 1986-02-18 1986-02-18

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62134593U JPS62134593U (ja) 1987-08-25
JPH046712Y2 true JPH046712Y2 (ja) 1992-02-24

Family

ID=30819286

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JP1986022165U Expired JPH046712Y2 (ja) 1986-02-18 1986-02-18

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JP (1) JPH046712Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60101098U (ja) * 1983-12-14 1985-07-10 株式会社東芝 乾燥機

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62134593U (ja) 1987-08-25

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