JPS59111798A

JPS59111798A - 衣類乾燥機

Info

Publication number: JPS59111798A
Application number: JP23174583A
Authority: JP
Inventors: 文信細川; 森　国人
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1983-12-08
Filing date: 1983-12-08
Publication date: 1984-06-28

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は乾燥作用に供した乾燥用空気中の湿気を、冷却
作用にて凝結し、機外に排出するいわゆる除湿機能を具
備した衣類乾燥機に関するもので、乾燥空気経路の構造
面での簡素化を図り、低価格にて高品質の衣類乾燥機を
提供することを目的とする。

従来の衣類乾燥機は、外部の空気を加熱体で加熱し、こ
の加熱にて生じた熱風を衣類収納庫内に導入して乾燥作
用を行わせる方式が主であった。

この方式においで問題となるのは、湿気が機器外部へ排
出されるため、室内で乾燥機を１吏用した場合、室内の
湿度が著しく高くなって不快になる点である。また、壁
等に水分が露結し／ζりして、使用者にとっては非常に
不快であるとともに壁にかび等を生じる原因にもなって
いた。

これらの問題点をＰｊ了決するために、最近では湿気を
含んだ空気を乾燥機外に放出させない方式、すなわち除
湿機能を具備した衣類乾燥機が提案されるに至った。

この方式の衣類乾燥機を第１図および第２図に示す。図
において、１は回転自在に設けられた衣類収納庫で、後
壁面にはフィルタ２，２′およびフィルターカバー３が
装備されている。４は循環ファン、５は熱交換器で、衣
類収納庫１と熱交換器５は、風胴６，７を介して連通し
ており、風胴７内には加熱体８を具備している。即ち、
上記衣類収納庫１．循環ファン４．熱交換器、風胴６，
７によって乾燥空気経路を構成しており、この乾燥空気
経路途中より乾燥空気が外部に漏れないように連結個所
等の要部はシールを気密的に施こしている。

９は冷却風胴で、内部には冷却ファン１０を具備してい
る。１１はモータで、プーリ１２　、１３およびベルト
１４を介して循環ファン４を駆動し、またベルト１５、
プーリ１６を介して冷却ファン１０を駆動する。さらに
、モータ１１は衣類収納庫１を回転駆動するものである
。冷却ファン１Ｑは外気を熱交換器６表面に供給し、熱
交換器６内を通過する湿気を含む乾燥空気を冷却するも
のである。

乾燥中は高温多湿の空気が熱交換器５で冷却されるため
、その湿気は凝縮され、減湿された空気は加熱体８で加
熱されて再び衣類収納庫１へ導入される。

熱交換器５内に生じた凝結水は、排水パイプ１７より乾
燥機外へ排出される。以上の乾燥サイクルにより乾燥が
進行し、乾燥機外へ多湿空気を排気することなく乾燥す
ることができる。

この方式において問題となるのは、乾燥空気経路途中に
熱交換器５を配する必要があるとともに冷却風胴９内に
は冷却ファン１０を配する必要がある点である。しかも
、冷却ファン１０の駆動にベルト１６、プーリ１６等が
必要であって、構造が複雑化し、高価になるものである
。捷た、乾燥空気は乾燥空気経路内を循環しており、熱
交換器５は静止しているため、熱交換器６に布はこり等
が付着し易く、フィルタ２，２′を多重構造にする必要
があった。また、多重フィルタにしても布はこり等を完
全に捕集することは困難であって、熱交換器５の掃除頻
度を増して、除湿性能を維持しなければならなかった。

また、比較的長い風胴６゜７が必要であるとともにこれ
に関係する密閉構造が必要となり、構造が複雑化してコ
スト高になっていた。

以上のように従来の除湿機能を具備する乾燥機は、構造
が複雑でかつ組立工数がかかり、コスト的にも高価にな
るものであった０本発明は上記従来の欠点を除去するもので、以下、その
一実施例を第３図、第４図および第６図にもとづいて説
明する。図において、１８は回転自在に設けられた衣類
収納庫で、周壁の内面には衣類をかき」二げかつ転動さ
せるための中空状の突出部分よりなるバッフル１９を具
備しており、後部は開口し、前部には投入口２ｏを設け
ている。

また、衣類収納庫１８の後部外周にはバッフル１９内と
連通した環状室２１を形成している。また、前記バッフ
ル１９の投入口２ｏ側には複数個の給気口２２を具備し
ている。

２３は衣類収納庫１８の後方の開口部を閉塞するように
本体２４に適当な方法で固着され、衣類収納庫１８の一
部を構成した固定壁で、環状室２１の壁面を軸受部材２
５を介して軸支している。固定壁２３の中央部には複数
個の排気口２６が形成され、かつ、これに連通してフィ
ルターカバー２７およびフィルター２８が装備されてお
り、また、環状室２１と連通した開口部２９を具備して
いる。

３０は固定壁２３に固着しかつ中央部寄りに開口部３１
を有してなる風胴板である。

３２は両翼ファンで、熱伝導性の良好な材料、例えばア
ルミニウム等で構成されており、詳しくは、円板プレー
）３２ａの両面に複数個の羽根３３ａ、３３ｂをそれぞ
れ具備することで構成され、かつ、風胴板３ｏの開口部
３１をゾール材３４を介して円板プレート３２ａ周縁に
て閉塞するように回転自在に配しである。３６はファン
風胴で、固定壁２３、風胴板３ｏおよび両翼ファン３２
の羽根３３ａ側の面で囲まれて構成されたものであリ、
下部には排水口３６を具備している。

両翼ファン３２はシャフト３７．プーリー３８゜３９お
よびベルト４ｏを介してモータ４１に連結されている。

モータ４１は更にプーリー、ベルト（ともに図示せず）
を介して衣類収納庫１８を回転するようになっている。

４２は環状室２１内に設けられた加熱体、４３は本体２
４の背壁に設けた冷却空気経路の空気吸気口、４４は同
経路の排気口、４６はドアーである。

ここで、衣類を乾燥する乾燥空気経路は、図中の実線矢
印ａで示す空気の流れを形成する。捷だ、冷却空気経路
は図中破線矢印すで示す空気の流れを形成する。即ち、
両翼ファン３２は乾燥空気経路と冷却空気経路を両翼フ
ァン３２自身にて分離するとともにそれぞれの経路の壁
面一部を構成し、しかも、その回転により羽根３３ａは
乾燥空気を、また、羽根３３ｂは、冷却空気をそれぞれ
送風するものである。両翼ファン３２の羽根３３ａ。

３３ｂの枚数は、所定の送風量を満足させることができ
ること、および乾燥空気である高温多湿の循環空気と、
外部より吸気する冷却空気とが両翼ファン３２を介して
接し、かつ、両翼ファン３２自身の熱伝導によって熱交
換が行なわれるゆえに、この熱交換量を満足させること
ができること等の要因にて決定される。

上記構成において、その動作について述べる。

まず水分を含んだ衣類（図示せず）を衣類収納庫１８内
に投入した後、電源を入れると、モータ４１により衣類
収納庫１８および両翼ファン３２が回転する。同時に加
熱体４２に通電され、両翼ファン３２の羽根３３ａにて
環状室２１内に送られた乾燥空気が加熱され、この加熱
空気は、バッフル１９内を経由し給気口２２から衣類収
納庫１８内に入り込む。衣類収納庫１８内に乾燥空気が
流れ込むことにより、衣類に含まれた水分は蒸発し、乾
燥空気とともに衣類収納庫１８外に高温多湿空気となっ
て出ていく。

この高温多湿の空気は、両翼ファン３２により冷却され
ることになる。すなわち、羽４Ｊｉ！３３ｂの作用で、
空気吸気口４３を介して本体２４内には外気が吸気され
、この外気は両翼ファン３２の円板プレート３２ａ２羽
根３３ｂに接した後、４１ト気ロ４４から排気される。

このため、両翼ファン３２の熱伝導性によって羽根３２
　ａ　（ｉｌｌは冷去りされ、−４二記高温多湿の空気
は冷却される。特に、両翼ファン３２は内羽根３３ａ　
、３３ｂによる送ｊ虱機會ヒを有しているため、乾燥空
気経路および冷去ｌｌ空気経路の内方では均等に空気が
流れ、かつ巨４翼ファン３２の両面には均等に空気か接
することとなって両翼ファン３２全面で熱交換が行え、
〃５交換効率が良好となるＯ上記したように高温多湿の空気が冷却されると、その湿
気は凝縮され、水滴となって羽イ艮３３ａの外周に飛散
し、さらに、ファン風胴３６で集められて排水口３６か
ら機外に排出される。減７皿された循環空気は、再び環
状室２１内に送り込まれて加熱体４２で加熱され、衣類
収納庫１８へ流入１−る。以上のサイクルを持続するこ
とにより、衣類に含まれる水分が全て凝縮水となってＡ
ｒ　ｉＡ；外へ杉ト出され、衣類の乾燥が完了する。

また、バッフル１９に連通した環状室′２１とファン風
胴３５とが連通しているため、力１］熱（；４辺４２で
加熱された空気が環状室２１内で混合され、複数個のバ
ッフル２１の給気口２２より衣類収却１庫１８内に流出
する空気の温度、量はは４１１句−になり、衣類全体が
ほぼ均等に乾燥され、乾燥に要する時間を短縮できる。

以上のように本発明によれば、両翼ファンの片側の羽根
にて送り出された乾燥空気は、衣類収納庫内面に設けた
）＜ノフル内を通過し衣類ヰ又前々庫内に供給されると
ともに乾燥作用に供された空気Ｇ−１１゜再び上記羽根
側に移動するものであり、卓乞燥空気経路の構成が・・
ノフルの利用によってき４つめて［預略化され、しかも
、その長さの炉縮イヒカｌｄれることとなって、組立工
数および部品７へ数の肖ＩＪ減イヒカ玉可能となり、ま
た、気密性の確保力Ｓ容易となり、湿気の外部漏洩の恐
れが少なくなる等の効果を奏する０

【図面の簡単な説明】

第１図は従来・の衣類乾繰機の概略縦１析（１１１ｉ酊
図、第２図は同概略縦断正面図、第３図は本発明の実施
例における衣類乾燥機の縦断側面図、第４図はその衣類
収納庫の概略正面図、第５図はその両翼ファンの正面図
である。１８・・・・衣類収納庫、１９・・・・・バッフル、２
１・・・・環状室、２３・・・・固定壁、３２・・・・
・両翼ファン、３２ａ・・・・・・円イ反プレート、３
３ａ　、３３ｂ・・・・・・羽根、３５・・・・・ファ
ン風胴、４２・・・・加熱体。代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図第２図Ｏｃ／第３図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）加熱体を収容し衣類収納庫内に対して乾燥空気を
循環する乾燥空気経路と、この乾燥空気経路内の循環空
気を冷却するための冷却空気経路と、熱伝導性の良好な
拐料にてなりプレート両面に複数個の羽根を有してなる
両翼ファンとを備え、前記両翼ファンはそれ自身が前記
乾燥空気経路と冷却空気経路を気密的に分離し、かつ、
プレート両面の羽根が、循環空気と冷却空気をそれぞれ
送風するように構成し、かつ、前記衣類収納庫の内面に
は前記循環空気を衣類収納庫内に導くグヒめの中空状の
バッフルを配し、このバッフルにて前記乾燥空気経路の
一部を構成してなる衣類乾燥機。
（２）乾燥空気経路が、衣類収納庫の一部を構成する固
定壁と両翼ファンの片側面とによって構成したファン風
胴および衣類収納庫内の複数個のバッフルと連通した環
状室を備え、ファン風胴と環状室を連通させてなる特許
請求の範囲第１項記載の衣類乾燥機。