JP2664381B2 - 衣類乾燥機 - Google Patents

衣類乾燥機

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JP2664381B2
JP2664381B2 JP62264354A JP26435487A JP2664381B2 JP 2664381 B2 JP2664381 B2 JP 2664381B2 JP 62264354 A JP62264354 A JP 62264354A JP 26435487 A JP26435487 A JP 26435487A JP 2664381 B2 JP2664381 B2 JP 2664381B2
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cooling
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cooling air
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達哉 廣田
義明 青木
保 川村
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Sanyo Denki Co Ltd
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Sanyo Denki Co Ltd
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【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は、回転ドラムに対する乾燥風の循環風路と外
気である冷却風の風路とを隣接させ、夫々の風路内にフ
アン(羽根)を設け、循環する乾燥風と冷却風とを熱交
換して乾燥風から除湿する衣類乾燥機に関する。 (ロ) 従来の技術 両面フアンの一面を循環フアン、他面を冷却フアンと
しているこの種の衣類乾燥機が特開昭60−139294号公報
に開示されている。このものは、両面フアンを循環ケー
シングと背板とによつて囲み、且つ両面を仕切つてい
る。そして、仕切られた循環風路と冷却風路で各々送風
し、循環風路では乾燥風を循環させると共に、冷却風路
では外気を背板から導入してこの背板下部から導出させ
る。 (ハ) 発明が解決しようとする問題点 このように従来例にあつては、冷却風路が短く、抵抗
が小さいので、風量が大であり、第2図の特性図から判
るように静圧が低い。一方、循環風路の乾燥風はヒータ
によつて高温化されているので、風路内の静圧は上る。
従つて、冷却風路と循環風路間では圧力のバランスが大
きく崩れ、両風路の仕切り部分、シール部分で風の出入
れが生じ、いずれの場合も循環中の乾燥風が漏出するの
で、除湿水の回収効率が低下して乾燥効率も悪い。 また、機枠内には回転ドラムを駆動するモータなど発
熱部品が配置されているが、これら発熱部品を十分に冷
却することができなかった。 そこで、本発明は、モータなどの発熱部品を十分に冷
却するとともに、乾燥風路と冷却風路との間での風の出
し入れを抑えて乾燥効率を向上せんとするものである。 (ニ) 問題点を解決するための手段 本発明による解決手段は、機枠と、この機枠内に回転
自在に配設された回転ドラムと、前記機枠内に配設さ
れ、前記回転ドラムを駆動するモータと、前記回転ドラ
ムに対する乾燥風の循環風路を形成する循環ケーシング
と、前記循環ケーシングの後方に配置され、冷却風路を
前記循環風路に隣接して形成する冷却ケーシングと、前
記循環風路に臨む循環羽根と前記冷却風路に臨む冷却羽
根とを夫々前後面に形成し、前記回転ドラムと前記循環
風路との間で乾燥風を循環させると共に、前記冷却羽根
に対向する吸気口から前記冷却風路内に冷却風を導入
し、導入した冷却風を前記モータに通し、前記機枠の前
記モータよりも冷却風の下流側に設けた導出口から機外
に排出する両面ファンと、前記冷却風路内で前記両面フ
ァンを囲むように設けられ、前記モータ側へ向かう冷却
風の抵抗となって前記冷却羽根付近の圧力を高める環状
のリブとを備えた構成である。 (ホ) 作用 両面ファンの回転により、回転ドラムと循環風路との
間で乾燥風が循環すると共に、冷却風路内に冷却風が導
入される。回転ドラム内の衣類から水分を吸収した乾燥
風は両面ファンで冷却風と熱交換し、これにより乾燥風
中の水分が除去される。さらに、導入された冷却風は、
機枠内に配設されたモータを冷却し、導出口から機外に
排出される。 さらに、両面ファンを囲むように環状のリブを設け、
このリブが前記モータ側へ向かう冷却風の抵抗となるよ
うにし、その上流側である両面ファンの冷却羽根近傍の
静圧を上げている。従って、高圧下にある循環風路との
圧力バランスが略平衡し、両面ファンとその外周の仕切
との間のシール部分からの乾燥風の漏出が抑えられる。 (ヘ) 実施例 以下図面に基づいて説明すると、除湿式衣類乾燥機の
方形状の機枠1は、前面板2と後面板3を有しており、
前面板2に、乾燥風の入口4及び衣類出入口5を有する
ドラム支持盤6を固着し、またこの前面板2には衣類出
入口5を開閉する扉7を設けている。そして、機枠1
は、上面の最後部に冷却風としての外気を導入する導入
口8を設けると共に、底面の前部にはその導出口9を設
けている。 冷却ケーシング10は中央部を膨出した他は平板で形成
され、機枠1内の導入口8より前側に前後を区画するよ
うに固着してあり、更にこの前側に十分な間隔を置いて
横板状の補強板11が固着してある。この冷却ケーシング
10と補強板11は両者間に前後方向の支軸12を架設し、こ
の支軸12の周囲に吸引口13…、通気口14…を設けてい
る。 回転ドラム15は、前端をドラム支持盤6にフエルト等
を介して回転自在に支持されると共に、後端面を支軸12
に回転自在に止着されている。そして、後端面にフイル
ター16を着脱自在に止着した出口17を設けると共に、補
強板11に摺接して通気口14…を囲むシール部材18を設け
ている。 前後面に夫々循環羽根19と冷却羽根20を形成した両面
フアン21は、そのボス部に適当な軸受を設けて支軸12に
回転自在に止着してあり、必然的に冷却ケーシング10と
補強板11の間に位置する。 補強板11に固着された循環ケーシング22は樹脂成型品
であり、両面フアン21の外周縁に近接する環状の仕切片
23と、冷却ケーシング10に所定の間隔(t)を置いて対
向する環状のリブ24とを一体形成している。そして、こ
の循環ケーシング22はその下部にL字型のダクト25を連
結して上記入口4に至らしめている。このダクト25の中
間部分には結露水を導出するドレン口26が設けられ、入
口4近傍には正持性サーミスタから成るヒータ27が設け
られる。 機枠1内の底部には、上記回転ドラム15及び両面フア
ン21をプーリ・ベルトによつて回転させるモータ28が固
着してある。このプーリ・ベルトは冷却ケーシング10の
外側に位置しており、冷却ケーシング10にはプーリ・ベ
ルトを覆うための膨出部は形成していない。 而して、回転ドラム15内に乾燥せんとする衣類を入
れ、扉7を閉じ、ヒータ27をONしてモート28を駆動する
と、回転ドラム15及び両面フアン21が回転する。乾燥風
は乾燥初期に衣類中に水分が十分にある間は温度が低い
ので、ある程度の送風量でもつて循環する。循環は、ド
ラム15、出口17、通気口14、循環ケーシング22、ダクト
25、ヒータ27、入口4、ドラム15の順に行なわれる。一
方、冷却風(外気)は、導入口7、吸引口13、冷却ケー
シング10、間隔(t)、機枠1内、導出口9の順に導
入、導出され、この間にリブ24で相当の風路抵抗を受
け、またモータ28等の発熱部品を機枠1の内部から冷却
していく。 乾燥作業が進むと乾燥風の温度も上るが、両面フアン
21にあつては、乾燥風と冷却風とを熱交換させ、乾燥風
から水分を除去していく。乾燥風は高温化に伴ない風量
が減つて高圧化するが、冷却風も風量がリブ24による風
路抵抗、風路の長尺化により予め減少され高圧化されて
おり、両面フアン21の前後に於ける乾燥風と冷却風との
圧力差の発生は抑制されている。即ち、両面フアン21の
外周縁と仕切片23間の少しの隙間に於ける乾燥風或いは
冷却風の出入りはほとんど生じない。またそのためにリ
ブ24の突出長は実験等で定められ、或いは調整されて間
隔(t)を規制している。 冷却羽根20…に対面する冷却ケーシング10の表面は平
坦面として、起伏による圧力変動の発生を抑えるのが得
策である。 両面フアン21は、別個の循環フアンと冷却フアンによ
つて構成でき、この場合には仕切片23が支軸12の外周近
傍まで延設され、この仕切片(板)を熱交換面とする。 間隔(t)を形成する環状のリブ24は、循環ケーシン
グ22だけでなく冷却ケーシング10にも形成しても良く、
また冷却ケーシング10だけに形成しても良い。 このように本実施例にあつては、冷却風をリブ及び間
隔によつて絞つて高圧化し、高温高圧化する循環乾燥風
に対抗させ、両風路間での風の出入りを抑制するのであ
る。 (ト) 発明の効果 本発明によれば、乾燥風との熱交換のための冷却風を
用いてモータの冷却が行なえ、モータの過熱を防止でき
る。 その上、冷却風路内で両面ファンを囲む環状のリブを
設け、このリブがモータ側へ向かう冷却風の抵抗となる
ようにし、その上流側である両面ファンの冷却羽根近傍
の静圧を高め、循環風路内との圧力バランスをとるよう
にしているので、モータの冷却機能は確保したまま、乾
燥風路からの乾燥風の漏出を抑えることができる。 従って、モータの冷却効果が高く、且つ、除湿効率が
良く乾燥効率の高い衣類乾燥機を提供できる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明による衣類乾燥機の側断面図、第2図は
フアンの風量−静圧の特性図である。 1……機枠、8……導入口、9……導出口、10……冷却
ケーシング、15……回転ドラム、19……循環羽根、21…
…両面フアン、22……循環ケーシング、24……リブ、
(t)……間隔。

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.機枠と、この機枠内に回転自在に配設された回転ド
    ラムと、前記機枠内に配設され、前記回転ドラムを駆動
    するモータと、前記回転ドラムに対する乾燥風の循環風
    路を形成する循環ケーシングと、前記循環ケーシングの
    後方に配置され、冷却風路を前記循環風路に隣接して形
    成する冷却ケーシングと、前記循環風路に臨む循環羽根
    と前記冷却風路に臨む冷却羽根とを夫々前後面に形成
    し、前記回転ドラムと前記循環風路との間で乾燥風を循
    環させると共に、前記冷却羽根に対向する吸気口から前
    記冷却風路内に冷却風を導入し、導入した冷却風を前記
    モータに通し、前記機枠の前記モータよりも冷却風の下
    流側に設けた導出口から機外に排出する両面ファンと、
    前記冷却風路内で前記両面ファンを囲むように設けら
    れ、前記モータ側へ向かう冷却風の抵抗となって前記冷
    却羽根付近の圧力を高める環状のリブとを備えたことを
    特徴とする衣類乾燥機。
JP62264354A 1987-10-20 1987-10-20 衣類乾燥機 Expired - Lifetime JP2664381B2 (ja)

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JPH01107798A JPH01107798A (ja) 1989-04-25
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH03141999A (ja) * 1989-10-30 1991-06-17 Toshiba Corp 乾燥機

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59156397A (ja) * 1983-02-28 1984-09-05 松下電器産業株式会社 衣類乾燥機
JPS6141689B2 (ja) * 1979-08-08 1986-09-17 Japax Inc

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6141689U (ja) * 1984-08-20 1986-03-17 三洋電機株式会社 衣類乾燥機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6141689B2 (ja) * 1979-08-08 1986-09-17 Japax Inc
JPS59156397A (ja) * 1983-02-28 1984-09-05 松下電器産業株式会社 衣類乾燥機

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