JP2671418B2 - 衣類乾燥機 - Google Patents
衣類乾燥機Info
- Publication number
- JP2671418B2 JP2671418B2 JP63198230A JP19823088A JP2671418B2 JP 2671418 B2 JP2671418 B2 JP 2671418B2 JP 63198230 A JP63198230 A JP 63198230A JP 19823088 A JP19823088 A JP 19823088A JP 2671418 B2 JP2671418 B2 JP 2671418B2
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- Japan
- Prior art keywords
- main body
- exhaust port
- casing
- heat exchange
- cooling air
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Detail Structures Of Washing Machines And Dryers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は一般家庭において使用する熱交換ファンを用
いた除湿型の衣類乾燥機に関するものである。
いた除湿型の衣類乾燥機に関するものである。
従来の技術 従来例を第２図に示す。
第２図において、１は乾燥機の本体、２は本体１内に
回転自在に設けられ、モータ３によってドラムベルト４
を介して駆動される回転ドラム、５は本体１の前面に設
けた衣類投入口、６は回転ドラム２内に流入する乾燥用
空気を加熱するヒータ、７は回転ドラム２の後部に設け
られた熱交換ファンで、送風と熱交換機能をもってお
り、モータ３よりファンベルト８を介して駆動される。
９は熱交換ファン７の乾燥用空気側ケーシングで、回転
ドラム２の後面に設けられ、中央部には回転ドラム側吸
気口10を有している。11は回転ドラム２の後面に設置し
た糸くず等を取り除くフィルタ、12は冷却用空気ケーシ
ングで、乾燥用空気ケーシング９と同様に中央部に冷却
側吸気口13を有している。14は冷却用空気ケーシング12
の一部に形成した冷却用空気のケーシング排気口であ
り、やはり本体１の一部に設けた本体側排気口15に位置
を同じくしている。16は熱交換ファン７及び回転ドラム
２を回転自在に支持する軸で、乾燥用空気ケーシング９
及び冷却用空気ケーシング12を本体１に固定している保
持板17に固着されている。18は乾燥用空気ケーシング９
と冷却用空気ケーシング12との間に介在させた仕切板
で、熱交換ファン７の外周部を左右に仕切り乾燥側と冷
却側とを気密に分離している。19は循環ダクトで、乾燥
用空気ケーシング９の排気をヒータへ導く通風路の機能
を有している。又20はこの循環ダクト19の途中に設けた
排水口で、熱交換ファン７における熱交換で生じた凝縮
水を排出する。21は本体１の後面を覆う裏板で、その一
部に冷却用空気を吸気する吸気口22を有している。
回転自在に設けられ、モータ３によってドラムベルト４
を介して駆動される回転ドラム、５は本体１の前面に設
けた衣類投入口、６は回転ドラム２内に流入する乾燥用
空気を加熱するヒータ、７は回転ドラム２の後部に設け
られた熱交換ファンで、送風と熱交換機能をもってお
り、モータ３よりファンベルト８を介して駆動される。
９は熱交換ファン７の乾燥用空気側ケーシングで、回転
ドラム２の後面に設けられ、中央部には回転ドラム側吸
気口10を有している。11は回転ドラム２の後面に設置し
た糸くず等を取り除くフィルタ、12は冷却用空気ケーシ
ングで、乾燥用空気ケーシング９と同様に中央部に冷却
側吸気口13を有している。14は冷却用空気ケーシング12
の一部に形成した冷却用空気のケーシング排気口であ
り、やはり本体１の一部に設けた本体側排気口15に位置
を同じくしている。16は熱交換ファン７及び回転ドラム
２を回転自在に支持する軸で、乾燥用空気ケーシング９
及び冷却用空気ケーシング12を本体１に固定している保
持板17に固着されている。18は乾燥用空気ケーシング９
と冷却用空気ケーシング12との間に介在させた仕切板
で、熱交換ファン７の外周部を左右に仕切り乾燥側と冷
却側とを気密に分離している。19は循環ダクトで、乾燥
用空気ケーシング９の排気をヒータへ導く通風路の機能
を有している。又20はこの循環ダクト19の途中に設けた
排水口で、熱交換ファン７における熱交換で生じた凝縮
水を排出する。21は本体１の後面を覆う裏板で、その一
部に冷却用空気を吸気する吸気口22を有している。
なお矢印Ａは冷却用空気の流れ、矢印Ｂは乾燥用空気
の流れを示している。
の流れを示している。
上記衣類乾燥機においてモータ３が回転すると、衣類
を収容した回転ドラム２及び熱交換ファンが回転し、空
気の流れA,Bが生じる。そして乾燥用空気Ｂはヒータ６
で加熱され回転ドラム２内の衣類を乾燥させた結果、高
温多湿となり、熱交換ファン７に循環されてくれる。一
方冷却用空気Ａは裏板21に設けられた吸気口22より外気
を吸気し、冷却用ケーシング12のケーシング排気口14よ
り、本体１に設けた本体側排気口15を通って外部に排出
される。そして上記循環された高温多湿の乾燥用空気は
この熱交換ファン７に接触し、上記冷却用空気により冷
却、除湿され、再び回転ドラム２内に循環される。以上
の様にして衣類が乾燥処理されるしくみとなっている。
を収容した回転ドラム２及び熱交換ファンが回転し、空
気の流れA,Bが生じる。そして乾燥用空気Ｂはヒータ６
で加熱され回転ドラム２内の衣類を乾燥させた結果、高
温多湿となり、熱交換ファン７に循環されてくれる。一
方冷却用空気Ａは裏板21に設けられた吸気口22より外気
を吸気し、冷却用ケーシング12のケーシング排気口14よ
り、本体１に設けた本体側排気口15を通って外部に排出
される。そして上記循環された高温多湿の乾燥用空気は
この熱交換ファン７に接触し、上記冷却用空気により冷
却、除湿され、再び回転ドラム２内に循環される。以上
の様にして衣類が乾燥処理されるしくみとなっている。
発明が解決しようとする課題 ここで従来の構成においては騒音値が高く、特に冷却
用空気ケーシング12のケーシング排気口14より排出され
た空気が本体１に設けた本体側排気口15を通過すると
き、この排気口15を形成している本体１の板金材先端部
の影響により、即ち先端部での風切り音が発生しこの風
切り音が騒音値を高くしている大きな要因となっている
ことがわかった。又量産することによりケーシング排気
口14と本体側排気口15の位置が第３図に示すように多少
ずれる場合もあり、この場合、15aの部分でより風を切
ることになり、さらに騒音値を高める結果となってい
た。
用空気ケーシング12のケーシング排気口14より排出され
た空気が本体１に設けた本体側排気口15を通過すると
き、この排気口15を形成している本体１の板金材先端部
の影響により、即ち先端部での風切り音が発生しこの風
切り音が騒音値を高くしている大きな要因となっている
ことがわかった。又量産することによりケーシング排気
口14と本体側排気口15の位置が第３図に示すように多少
ずれる場合もあり、この場合、15aの部分でより風を切
ることになり、さらに騒音値を高める結果となってい
た。
本発明はこの本体側排気口で生ずる風切り音を低減し
た低騒音の衣類乾燥機を提供するものである。
た低騒音の衣類乾燥機を提供するものである。
課題を解決するための手段 乾燥機本体と、この本体内に回転自在に設けた回転ド
ラムと、この回転ドラムの後部に設けた送風と熱交換機
能をもつ熱交換ファンと、この熱交換ファンの一方側の
乾燥用空気ケーシングと、他方側の冷却用空気ケーシン
グと、上記回転ドラムと熱交換ファンを駆動するモータ
とを有し、上記本体には本体側排気口を形成し、この本
体側排気口を形成している本体部材周縁部を本体内側に
位置させ、上記冷却空気ケーシングに設けたケーシング
排気口端部を上記本体部材周縁部より下方へ突出させ、
かつ本体外面より非突出状態にした。
ラムと、この回転ドラムの後部に設けた送風と熱交換機
能をもつ熱交換ファンと、この熱交換ファンの一方側の
乾燥用空気ケーシングと、他方側の冷却用空気ケーシン
グと、上記回転ドラムと熱交換ファンを駆動するモータ
とを有し、上記本体には本体側排気口を形成し、この本
体側排気口を形成している本体部材周縁部を本体内側に
位置させ、上記冷却空気ケーシングに設けたケーシング
排気口端部を上記本体部材周縁部より下方へ突出させ、
かつ本体外面より非突出状態にした。
作 用 上記構成とすることにより、ケーシング排気口より出
た冷却風は本体側排気口を形成している本体部材の周縁
部に当ることはなく、即ちここでの風切り音が発生しな
いことになり、著しく騒音値を低減できるものである。
た冷却風は本体側排気口を形成している本体部材の周縁
部に当ることはなく、即ちここでの風切り音が発生しな
いことになり、著しく騒音値を低減できるものである。
実施例 以下本発明の一実施例を添付図面にもとづいて説明す
る。第１図に本発明の要部を示す。
る。第１図に本発明の要部を示す。
第１図において、23はケーシング排気口で、23aはこ
の排気口23の端部で、24は本体１に設けた排気口で、24
aはこの排気口24を形成している板金材よりなる本体部
材の排気口周縁部である。この図に示すように本体部材
の排気口端部24aを本体の外面1aより内側に折り返し、
上記ケーシング排気口端部23aをこの折り返した排気口
端部24より突出させ、かつ本体外面1aからは非突出状態
としている。
の排気口23の端部で、24は本体１に設けた排気口で、24
aはこの排気口24を形成している板金材よりなる本体部
材の排気口周縁部である。この図に示すように本体部材
の排気口端部24aを本体の外面1aより内側に折り返し、
上記ケーシング排気口端部23aをこの折り返した排気口
端部24より突出させ、かつ本体外面1aからは非突出状態
としている。
以上の様な構成とすることにより、ケーシング排気口
23により出た冷却風は上記本体部材周縁部24aに当るこ
とはなく、この端部24aで発生する風切り音は解消され
ることになる。
23により出た冷却風は上記本体部材周縁部24aに当るこ
とはなく、この端部24aで発生する風切り音は解消され
ることになる。
又本実施例では上記ケーシング排気口23の端部23aを
本体外面1aより突出させていない。そのため組立あるい
は設置等の作業時において本体１を床面等に置いた場合
も、上記ケーシング排気口23の端部23aが床面に当るこ
とはなく、従って床面から乾燥機自重分の反作用力を受
けることから解消されるものであり、冷却用空気ケーシ
ング12に不要な力をかけたりすることはない。
本体外面1aより突出させていない。そのため組立あるい
は設置等の作業時において本体１を床面等に置いた場合
も、上記ケーシング排気口23の端部23aが床面に当るこ
とはなく、従って床面から乾燥機自重分の反作用力を受
けることから解消されるものであり、冷却用空気ケーシ
ング12に不要な力をかけたりすることはない。
さらに、本実施例では、組立て上冷却用空気ケーシン
グ12の排気口23を上記本体排気口24に挿入することによ
り、誤いなく本発明の効果が期待できるものである。即
ち従来のように部品精度及び組立精度に起因する第３図
に示す様なずれによる風切り音の増大と言った問題は完
全に解消されるものである。
グ12の排気口23を上記本体排気口24に挿入することによ
り、誤いなく本発明の効果が期待できるものである。即
ち従来のように部品精度及び組立精度に起因する第３図
に示す様なずれによる風切り音の増大と言った問題は完
全に解消されるものである。
発明の効果 以上のように、本体側排気口を形成している本体部材
周縁部を本体内側に位置させ、上記冷却用空気ケーシン
グに設けたケーシング排気口端部を上記本体部材周縁部
より上方へ突出させ、かつ本体外面より非突出状態にし
たことにより、乾燥機の騒音値を低減させ、さらに組立
作業上あるいは設置時に冷却用空気ケーシングに不要な
力を加えることもなく、又組立上の信頼性も向上し騒音
値のバラツキも抑えられる効果のあるもので実用上きわ
めて有効な手段と言える。
周縁部を本体内側に位置させ、上記冷却用空気ケーシン
グに設けたケーシング排気口端部を上記本体部材周縁部
より上方へ突出させ、かつ本体外面より非突出状態にし
たことにより、乾燥機の騒音値を低減させ、さらに組立
作業上あるいは設置時に冷却用空気ケーシングに不要な
力を加えることもなく、又組立上の信頼性も向上し騒音
値のバラツキも抑えられる効果のあるもので実用上きわ
めて有効な手段と言える。
第１図は本発明による乾燥機の冷却風排気部の要部を示
す断面図、第２図は従来例を示す断面図、第３図は従来
例の冷却風排気部の要部を示す断面図である。 １……本体、1a……本体外面、23……ケーシング排気
口、23a……ケーシング排気口端部、24……本体側排気
口、24a……本体側排気口を形成している本体部材周縁
部。
す断面図、第２図は従来例を示す断面図、第３図は従来
例の冷却風排気部の要部を示す断面図である。 １……本体、1a……本体外面、23……ケーシング排気
口、23a……ケーシング排気口端部、24……本体側排気
口、24a……本体側排気口を形成している本体部材周縁
部。
Claims (1)
- 【請求項１】乾燥機の本体と、この本体内に回転自在に
設けた回転ドラムと、この回転ドラムの後部に設けた送
風と熱交換機能をもつ熱交換ファンと、この熱交換ファ
ンの一方側の乾燥用空気ケーシングと、他方側の冷却用
空気ケーシングと、上記回転ドラムと熱交換ファンを駆
動するモータとを有し、上記本体には本体側排気口を形
成し、この本体側排気口を形成している本体部材周縁部
を本体内側に位置させ、上記冷却用空気ケーシングに設
けたケーシング排気口端部を上記本体部材周縁部より下
方へ突出させ、かつ本体外面より非突出状態にした衣類
乾燥機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63198230A JP2671418B2 (ja) | 1988-08-09 | 1988-08-09 | 衣類乾燥機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63198230A JP2671418B2 (ja) | 1988-08-09 | 1988-08-09 | 衣類乾燥機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0246894A JPH0246894A (ja) | 1990-02-16 |
| JP2671418B2 true JP2671418B2 (ja) | 1997-10-29 |
Family
ID=16387672
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63198230A Expired - Fee Related JP2671418B2 (ja) | 1988-08-09 | 1988-08-09 | 衣類乾燥機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2671418B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100570530B1 (ko) | 2004-06-16 | 2006-04-13 | 삼성전자주식회사 | 의류건조기 |
| EP2580385B1 (en) * | 2010-06-08 | 2020-04-29 | Arçelik Anonim Sirketi | A dryer |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63117491U (ja) * | 1987-01-27 | 1988-07-29 |
-
1988
- 1988-08-09 JP JP63198230A patent/JP2671418B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0246894A (ja) | 1990-02-16 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |