JP2511979B2 - 食器洗浄機 - Google Patents

食器洗浄機

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JP2511979B2 JP62155875A JP15587587A JP2511979B2 JP 2511979 B2 JP2511979 B2 JP 2511979B2 JP 62155875 A JP62155875 A JP 62155875A JP 15587587 A JP15587587 A JP 15587587A JP 2511979 B2 JP2511979 B2 JP 2511979B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は食器を乾燥させることができる食器洗浄機に
関する。
従来の技術 従来のこの種の食器洗浄機は、第3図に示すような構
造になっていた。
すなわち、洗浄槽1の後部下部に設けた開口部1aに連
通して吸気ダクト2を設け、さらにこの吸気ダクト2に
ファンケース3を接続している。このファンケース3に
はモータ4を取付け、このモータ4と直結して、送風フ
ァン5をファンケース3内に設けている。また、ファン
ケース3は、洗浄槽1内に外気を取入れることが可能な
ように、外気に連通した開口部を有している。
また、洗浄槽1内底部近傍には、熱源となるヒータ6
を設け、また、洗浄槽1の前面を覆う蓋体7上部には排
気用の開口部7aを設けている。
以上の構成により、洗浄槽1内に配した食器8の乾燥
を行なう乾燥工程の運転時には、ヒータ6に通電し、洗
浄槽1内の温度を上昇させるとともに、モータ4に通電
し、送風ファン5により、外気を吸気ダクト2を通して
洗浄槽1下部に設けた開口部1aより洗浄槽1内へ送風
し、洗浄槽1内に発生した水蒸気を蓋体7上部に設けた
開口部7aより洗浄槽1外に強制排気し、食器8および洗
浄槽1内の乾燥を行なっていた。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、従来のような構成では、乾燥工程運転
中、送風ファン5により外気を洗浄槽1内に取り入れる
ため、洗浄槽1内の温度は、外気温に左右されやすく、
特に外気温度が低い場合には、洗浄槽1内の温度も低下
し、食器8表面に付着した水滴の乾燥が十分に行えず、
乾燥性能が低下するという問題点を有していた。また、
外気温度が高い場合でも、湿度が高い場合には、同様に
食器8表面に付着した水滴の乾燥が十分に行えず、乾燥
性能が低下するという問題点を有していた。
以上のように、従来の構成では、食器8の乾燥性能は
外気の雰囲気に大きく影響を受け、乾燥性能に不安定性
を生じるという問題があった。
本発明は上記問題点に鑑み、外気の雰囲気による乾燥
性能低下、不安定化を防止し、かつ乾燥性能の向上を図
ることを目的とする。
問題点を解決するための手段 上記目的を達成するために本発明は、洗浄槽内を加熱
する加熱手段と、洗浄槽内の空気を取り入れ、外気と熱
交換して、再び洗浄槽内に除湿した空気を戻す熱交換機
能を有する両翼ファンとを備え、乾燥工程において前記
加熱手段と両翼ファンとを動作させるとともに、前記洗
浄槽内の側壁に両翼ファンへの吸込口を設け、洗浄槽内
の側壁から離して前記吸込口を覆うカバーを洗浄槽内側
に設けたものである。
作用 上記技術手段による作用は次のようになる。
すなわち、食器洗浄機の洗浄、すすぎ運転中には、洗
浄およびすすぎ効果を向上するため、洗浄水を加熱して
いる。よって乾燥工程運転開始時は、洗浄槽内は、高
温,高湿状態になっている。この高温高湿空気を送風手
段により、熱交換手段を通過させ、高温高湿空気内に含
まれている水蒸気を凝縮し、空気と水滴を分離し、空気
を洗浄槽内に戻すことにより、空気を洗浄槽と熱交換手
段との循環流とし、乾燥工程運転中、この乾燥除湿サイ
クルを繰り返し、食器を乾燥させる。なお、送風手段と
熱交換手段とを両翼ファンにより構成しているので、除
湿のための構成をコンパクトにすることができる。
以上のように、洗浄槽内空気と、外気とは隔離され、
外気の雰囲気による製品の乾燥性能に与える影響は極力
小さくすることができ、また、洗浄槽内の空気は循環流
となっているため、熱交換時の温度低下を生じるが、従
来の構造のものと比較して高温で洗浄槽内を対流するこ
とになり、乾燥性能の向上を図ることが可能となるので
ある。
実施例 以下、本発明の一実施例を第1図に基づいて説明す
る。すなわち、洗浄槽1に2ケ所の連通部1aおよび1bを
設け、この1a,1bの連通部を接続する循環経路2を設け
ている。この循環経路2内には送風ファン5を設け、モ
ータ4の駆動により送風ファン5を動作させ、洗浄槽1
内の空気を、連通部1aより循環経路2を通過させ、連通
部1bより、洗浄槽1内に戻る循環流を形成している。さ
らに、循環経路2の通路部の一部は、排気ダクト9内の
一部を通過するように構成し、排気ダクト9は製品機外
への開放部9a,9bを設けている。
上記構成により、食器洗浄機を運転し、乾燥工程に入
った時、モータ4とヒータ6に同時に通電を開始する。
洗浄槽内のすすぎ工程後の高温,高湿の空気は、ヒータ
6によりさらに加熱されるとともに送風ファン5により
連通部1aより循環経路2内に吸込まれ、循環経路2が排
気ダクト9内を通過する時、循環経路2内の空気の温度
と排気ダクト9内の空気内の温度差により熱交換し、循
環経路2内の空気が含んでいる水蒸気が凝縮し、水滴と
なって空気と分離され、連通部1bを通って洗浄槽1内に
戻り空気は再びヒータ6を通過し、加熱され、食器を乾
燥する循環流となるのである。この時、凝縮した水滴
は、洗浄槽1底を流れて排水口へ流れ込み、排気口ダク
ト9内の空気は、温度が上昇するため、開放部9aより9b
への自然対流となり、排気ダクト9内の空気は常に外気
温度と同一となり、熱交換効率の低下を生じることはな
い。以上の洗浄槽1内の空気の流れアと排気ダクト9内
の空気の流れイを第1図に示す。
この結果、洗浄槽1内の空気は、循環経路2内で除湿
される循環流となり、外気の空気を洗浄槽1内に取り入
れることがないため、乾燥工程において洗浄槽1内の温
度低下を極力抑えることができるとともに、外気の湿度
の影響を防止することが可能となり、また、循環経路2
内で除湿され、さらにヒータ6を通過して食器に当るた
め高温,低湿空気の循環流となり、食器の乾燥性能の大
巾な向上を図ることができるのである。
上記実施例では自然冷却により除湿を行うため、除湿
性能が悪く、乾燥時間が長くなる。そこで、本発明の他
の実施例では除湿性能を高めた食器洗浄機について第2
図により説明する。
第2図に本発明の他の実施例を示しており、この実施
例では、本発明の一実施例で説明した送風機能と熱交換
機能の両方を有する両翼ファン13を設けている。すなわ
ち、両翼ファン13は洗浄槽1側と外気側の両面にブレー
ドを設けており、両翼ファン13の回転にともない、洗浄
槽1側の空気も外気の空気もともに強制対流させること
が可能となり、第2図に示すように、洗浄槽1内の空気
を両翼ファン13の回転により、カバー11を介して、ファ
ンケース12内に取り込む。この時同時に外気も、排気ダ
クト9内に取り込み、本発明の一実施例で説明したよう
に、洗浄槽1内の空気アと外気イとの温度差により、空
気アの水蒸気が凝縮し、空気と水滴とに分離されること
になり、空気は再び連通部1aを通って洗浄槽内に戻って
くる循環流となる。この時、外気イは同時に両翼ファン
13によって排気ダクト9を通って強制的に対流されるこ
とになり、排気ダクト9内の空気は、自然対流方式に比
べて外気を取り込れることが容易となり、排気ダクト9
内の温度上昇を小さく抑えることが可能となり、洗浄槽
1内空気アと外気イとの熱交換効率の上昇を図ることが
可能となるのである。
以上のように本発明の他の実施例によると、1ケのモ
ータ、1ケのファンで送風および熱交換を促進すること
が可能となり、低コスト化を図るとともに、食器の乾燥
性能向上を図ることが可能となるのである。
発明の効果 以上、実施例の説明から明らかなように本発明は、送
風手段と熱交換手段により、洗浄槽内の空気を循環流と
し、食器が外気に触れることをなくし、外気の雰囲気に
影響されず、乾燥性能を安定化させることができる。ま
た、循環風により乾燥を行なうため、乾燥性能の向上を
図ることができ、しかも次のような効果も奏する。
すなわち、本発明では、洗浄槽と外気とを遮断してい
るため、従来の蓋体に開口部を有しているものと比較し
て、洗浄およびすすぎ工程運転中の洗浄槽内の音を遮断
することができ、運転音の低下を図ることが可能となる
とともに、洗浄槽内に生じた蒸気が製品機外に洩れるこ
とを防止できる。また、両翼ファンで循環空気及び冷却
空気を循環させるので、1モータで済み、コンパクトな
設計ができる。また、洗浄槽の側壁に設けた吸込口をカ
バーにより覆っているので、洗浄槽内側の洗浄水が吸込
口を介して両翼ファン側に流れ込み、その洗浄水が冷却
されるのを防止できる。よって、洗浄中に加熱した洗浄
水の温度が低下してしまい洗浄効率を低下させるのを防
止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における食器洗浄機の要部拡
大縦断面図、第2図は本発明の他の実施例における食器
洗浄機の要部拡大縦断面図、第3図は従来の食器洗浄機
を示す構成図である。 1……洗浄槽、2……循環経路、5……送風ファン、6
……ヒータ、9……排気ダクト、13……両翼ファン。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】洗浄槽内を加熱する加熱手段と、洗浄槽内
    の空気を取り入れ、外気と熱交換して、再び洗浄槽内に
    除湿した空気を戻す熱交換機能を有する両翼ファンとを
    備え、乾燥工程において前記加熱手段と両翼ファンとを
    動作させるとともに、前記洗浄槽内の側壁に両翼ファン
    への吸込口を設け、洗浄槽内の側壁から離して前記吸込
    口を覆うカバーを洗浄槽内側に設けた食器洗浄機。
JP62155875A 1987-06-23 1987-06-23 食器洗浄機 Expired - Fee Related JP2511979B2 (ja)

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JP2523035B2 (ja) * 1990-02-14 1996-08-07 三洋電機株式会社 食器洗浄乾燥機
JPH0513358U (ja) * 1991-08-08 1993-02-23 象印マホービン株式会社 食器乾燥機

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