JP4016700B2 - 洗濯乾燥機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、洗い、すすぎ、脱水の洗濯行程と乾燥行程を備えた洗濯乾燥機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の洗濯乾燥機は図4に示すような構成が提案されている。以下、その構成について説明する。
【0003】
図4に示すように、外枠1は、内部に複数のサスペンション2によって弾性的に吊り下た外槽3を設け、脱水時の振動をサスペンション2によって吸収する構成としている。外槽3の内部には、回転中心軸を鉛直方向に有し洗濯物および乾燥対象物を収容する内槽4を脱水軸5を中心に回転可能に配設し、内槽4の内底部に衣類(洗濯物や乾燥対象物)を撹拌する回転翼6を洗濯軸7を中心に回転自在に配設している。
【0004】
また、内槽4の内部周壁には小孔(図示せず)を多数設けるとともに、上方には流体バランサー8を設けている。回転翼6は外周部に傾斜面9を有する略皿状の基盤の上面に撹拌用突出部10を形成することにより、乾燥行程においては、乾燥対象物を回転翼6の回転による遠心力で傾斜面9に沿って上方へと舞い上がりやすくしている。
【0005】
モータ11は、外槽3の底部に取り付け、洗濯または脱水時に回転力の伝達を洗濯軸7、脱水軸5に切り換えるクラッチ12と洗濯軸7、脱水軸5を介して、内槽4または回転翼6に連結している。
【0006】
熱交換器13は、循環する湿った温風を除湿するもので、一端を伸縮自在の下部蛇腹状ホース14を介して外槽3の下部に接続し、他端を循環する温風に含まれるリントを回収するリントフィルター15を介して循環用送風機16の一端に接続している。循環用送風機16の他端は、加熱手段であるヒータ17を有する温風供給路18に接続し、上部蛇腹状ホース19を通って内槽4へ繋がり、循環する温風循環経路20を構成している。
【0007】
外槽3には、外槽3の上面を気密的に覆う外槽カバー21を設けており、この外槽カバー21に伸縮自在の上部蛇腹状ホース19から温風を供給する温風供給口22を開口している。また、この外槽カバー21に内蓋23を開閉自在に設け、衣類を出し入れするようにしている。
【0008】
外枠カバー24は外枠1の上部を覆うもので、外蓋25を開閉自在に有し、操作表示手段26を設けるとともに、内槽4に給水する給水弁27を設けている。また、外槽3の底部に外槽3内に水を排水する排水弁28を設けている。冷却用送風機29は、外枠1の側面に取り付け、外枠1の内部の外槽3、熱交換器13などを冷却するように送風できるよう構成している。
【0009】
制御装置30は、マイクロコンピュータを具備し、モータ11、クラッチ12、循環用送風機16、ヒータ17、給水弁27、排水弁28、冷却用送風機29などの動作を制御し、洗い、すすぎ、脱水、乾燥の一連の行程を逐次制御するように構成している。
【0010】
サーミスタ31は外槽3の外壁の温度を検知するもので、サーミスタ32は熱交換器13の出口の循環風温度を検知するものである。制御装置30は、これらサーミスタ31、32による検知出力を入力し、乾燥終了を判定するよう構成している。
【0011】
上記構成において動作を説明する。洗い行程では、外蓋25と内蓋23を開けて、内槽4に衣類(洗濯物)を投入し運転を開始すると、給水弁27を開いて所定の水位まで給水した後、モータ11を駆動する。このとき、伝達機構部のクラッチ12によりモータ11の動力を洗濯軸7を介して回転翼6に伝達し、回転翼6が回転することで、回転翼6の撹拌用突出部10により衣類を撹拌し、洗濯物どうし、または内槽4の内壁や回転翼6との接触により作用する機械力と、水流力により行われる。
【0012】
脱水行程では、洗濯終了後、排水弁28を開いて内槽4内の水を排水した後、伝達機構部のクラッチ12を脱水側に切り換えて、モータ11の動力を脱水軸5を介して内槽4に伝達して回転させ、衣類に遠心力を与えることにより、水分を衣類から分離することで行う。脱水行程が終了すると引きつづいて乾燥行程に入る。
【0013】
乾燥行程に入ると、排水弁28を閉じるとともにクラッチ12を洗濯側に切り換える。そして、モータ11を駆動して回転翼6に伝達し、回転翼6を正転、反転させて撹拌用突出部10で衣類を引っかけて撹拌しながら、循環用送風機16とヒータ17に通電して温風を温風供給口22に送る。温風供給口22より内槽4に吹き込まれた温風は、衣類から水分を蒸発させた後、内槽4から外槽3の内側へ出た後、下部蛇腹状ホース14を通過して、熱交換器13へ至る。
【0014】
衣類の水分を奪って湿気を含んだ温風が、外槽3の内壁や熱交換器13内を通過しているとき、外枠1の側面に設置した冷却送風機27による外部空気の流入で、外槽3や熱交換器13の外壁は冷却されることになり、その内部では、水分の結露が起こり、湿った温風は除湿されて循環用送風機16に戻る。この温風循環経路20で温風を循環させることにより、内槽4内の衣類を乾燥させることができる。さらに、温風に含まれるリントを温風循環経路20に設けられたリントフィルター15で回収することができる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の構成では、熱交換器13は一端を伸縮自在の下部蛇腹状ホース14を介して外槽3の下部に接続し、他端を循環用送風機16の一端に接続しており、必然的に温風循環経路20は大がかりなものになり、機体本体も大きく、重量も増加してしまっていた。
【0016】
また、外気によって熱交換器13内を循環する温風を間接的に冷却する空冷方式は、広い熱交換面積を必要とするとともに、冷却用送風機29は外枠の後面に設ける必要があり、さらに機体本体が大きく、重量も増加してしまっていた。
【0017】
また、リントフィルター15は温風循環経路20の一部に形成されているため、熱交換器13の効率によっては、高温、高湿度の温風が循環することになり、必然的に温風に含まれるリントも高温、高湿度になり、リントフィルター15が目詰まりしやすいという問題を有していた。
【0018】
さらに、リントフィルター15は着脱自在に装着しているため、装着を忘れて乾燥運転されたとき、温風に含まれるリントの多くはリントフィルター15に回収されることなく、温風供給路18内のヒータ17を直接通過することになり、ヒータ17を目詰まりさせて乾燥性能が大きく低下するとともに、最悪の場合、発煙等の不安全状態になる恐れがあった。
【0019】
また、乾燥行程において熱交換器13の冷却手段が故障などによって、停止または性能低下した場合、不要に乾燥時間が延びて衣類を傷めたり、未乾燥のまま終わるなどの品質、性能の面で問題となっていた。
【0020】
本発明は上記課題を解決するもので、簡単な構造で乾燥できるようにし、機体本体を大きく、かつ重量を増加させることなく、リントを回収するフィルターを目詰まりさせることなく、しかも、フィルターを万一装着し忘れてもヒータを目詰まりさせることのない信頼性の高い洗濯乾燥機を実現することを目的としている。
【0021】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記目的を達成するために、外枠と、前記外枠の上部を覆い洗濯物を出し入れするための第1の出し入れ口を有する外枠カバーと、前記外枠カバーに設けられ前記第1の出し入れ口を開閉自在に覆う外蓋と、前記外枠内に弾性的に吊り下げられた外槽と、前記外槽内に回転自在に配設した内槽と、前記外槽の上部に装着され洗濯物を出し入れするための第2の出し入れ口を有する外槽カバーと、前記外槽カバーに設けられ前記第2の出し入れ口を開閉自在に覆う内蓋と、前記外槽カバーの後方内部に設けられ外気を吸気して加熱し前記内槽内に温風を送風する温風送風手段と、前記外槽カバーの前記内方開口部の後方側で前記内槽内を臨む位置に設けられ前記温風送風手段に送風蛇腹ホースを介して接続する温風供給口と、前記外槽カバーまたは前記内蓋のいずれかに設けられ前記内槽内の温風を排出する排気口とを備え、前記温風送風手段は、前記温風供給口を通して前記内槽内に温風を送風し、前記温風が前記排気口に着脱自在に装着された排気フィルターを経由して前記外枠内に排気され、その後、前記外枠の下部に設けた開放部分、前記外枠カバーと前記外蓋との隙間および前記外蓋に形成された隙間から機体外へ排気されるように構成したものである。
【0022】
これにより、簡単な構造で乾燥することができ、機体本体を大きく、かつ重量を増加させることなく、さらにリントを含んだ高温度、高湿度の空気を循環させないため、リントを回収する排気フィルターを目詰まりさせることなく、しかも排気フィルターを万一装着し忘れてもヒータを目詰まりさせることのない信頼性の高い洗濯乾燥機を実現することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載の発明は、外枠と、前記外枠内の上部を覆い洗濯物を出し入れするための第1の出し入れ口を有する外枠カバーと、前記外枠カバーに設けられ前記第1の出し入れ口を開閉自在に覆う外蓋と、前記外枠内に弾性的に吊り下げられた外槽と、前記外槽内に回転自在に配設した内槽と、前記外槽の上部に装着され洗濯物を出し入れする ための第2の出し入れ口を有する外槽カバーと、前記外槽カバーに設けられ前記第2の出し入れ口を開閉自在に覆う内蓋と、前記外槽カバーの後方内部に設けられ外気を吸気して加熱し前記内槽内に温風を送風する温風送風手段と、前記外槽カバーの前記第2の出し入れ口の後方側で前記内槽内を臨む位置に設けられ前記温風送風手段に送風蛇腹ホースを介して接続する温風供給口と、前記外槽カバーまたは前記内蓋のいずれかに設けられ前記内槽内の温風を排出する排気口とを備え、前記温風送風手段は、前記温風供給口を通して前記内槽内に温風を送風し、前記温風が前記排気口に着脱自在に装着された排気フィルターを経由して前記外枠内に排気され、その後、前記外枠の下部に設けた開放部分、前記外枠カバーと前記外蓋との隙間および前記外蓋に形成された隙間から機体外へ排気されるように構成したものであり、簡単な構造で乾燥することができ、機体本体を大きく、かつ重量を増加させることなく、さらにリントを含んだ高温度、高湿度の空気を循環させないため、リントを回収する排気フィルターを目詰まりさせることなく、しかも、排気フィルターを万一装着し忘れてもヒータを目詰まりさせることのない信頼性の高い洗濯乾燥機を実現することができる。また、排気フィルターにたまったリントを簡単に掃除をすることができるため、使用を繰り返すうちに風量が低下して乾燥性能を低下させることなく、性能を維持することができる。さらに、外槽から外枠に通じる排気ホース等が必要なく、さらに外枠に排気口を設ける必要もないため、簡単な構造で乾燥をすることができ、機体本体を大きく、かつ重量を増加させなくて済む。
【0024】
【実施例】
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら説明する。なお、従来例と同じ構成のものは同一符号を付して説明を省略する。
【0025】
(実施例1)
図1に示すように、乾燥用送風機33は、その一端を吸気フィルター34を通して機体外へと通じており、他端は、乾燥用送風機33とともに温風送風手段を構成するヒータ35を有する温風供給路36に接続し、上部蛇腹状ホース37を通って外槽カバー38に形成した温風供給口39に繋がり、内槽4内へ温風が供給するように構成している。また、外槽カバー38に内蓋40を開閉自在に設け、衣類を出し入れするようにしている。外槽41、外槽カバー38および内蓋40で内槽4を内包するように構成している。
【0026】
外槽カバー38には、温風供給口39から内槽4に供給された温風を排気する排気口42を形成している。排気口42の外側にメッシュ状の排気フィルター43を設けている。
【0027】
制御装置44は、マイクロコンピュータを具備し、モータ11、クラッチ12、給水弁27、排水弁28、乾燥用送風機33、ヒータ35などの動作を制御し、洗い、すすぎ、脱水、乾燥の一連の行程を逐次制御するように構成している。
【0028】
サーミスタ45は温風供給路36から供給される温風の温度を検知するもので、温風供給路36のヒータ35から上部蛇腹状ホース37の間に設けている。制御装置45は、サーミスタ45による検知出力を入力し、温風温度が正常な状態かを監視している。
【0029】
上記構成において動作を説明する。なお、洗い行程から脱水行程までの動作は従来例の動作と同じであるので説明を省略する。
【0030】
乾燥行程に入ると、排水弁28を閉じるとともにクラッチ12を洗濯側に切り換える。そしてモータ11を駆動して回転翼6に伝達し、回転翼6を正転、反転させて撹拌用突出部10で衣類を引っかけて撹拌しながら、乾燥用送風機33とヒータ35を通電して温風を温風供給口22に送る。温風供給口22から下方に向かって内槽4に吹き込まれた温風は、衣類から水分を蒸発させた後、内槽4から上方に向かって上昇し、外槽カバー38に形成した排気口42を通して排気する。
【0031】
このとき、排気口42の外側に設けた排気フィルター43を介して排気するため、温風に含まれるリントを回収することができ、機体内にリントが散乱するのを防ぐことができる。
【0032】
これにより、簡単な構造で乾燥することができ、機体本体を大きく、かつ重量を増加させることなく、さらにリントを含んだ高温度、高湿度の空気を循環させないため、排気フィルター43を目詰まりさせることなく、しかも排気フィルター43を万一装着し忘れてもヒータ35を目詰まりさせることのない信頼性の高い洗濯乾燥機を実現することができる。
【0033】
また、除湿機構を介さなくても低温度、低湿度の空気が排気されるため、機体内や屋内結露等の少ない洗濯乾燥機を実現することができる。
【0034】
なお、本実施例では、温風供給口39は、外槽カバー38に形成しているが、外槽41、内蓋40のいずれかに形成してもよく、また、排気口42は、外槽カバー38に形成しているが、外槽41、内蓋40のいずれかに形成してもよい。
【0035】
また、排気フィルター44はメッシュ状でなくてもよく、不織布や、樹脂を格子状に形成しただけでもよく、リントを回収する構成であればよい。
【0036】
(実施例2)
図2に示すように、排気フィルター46は、外槽カバー38の排気口42に着脱自在に装着している。他の構成は上記実施例1と同じである。
【0037】
これにより、排気フィルター46のリントを掃除する際に、内蓋40を開放して外槽41の内側に手を入れて掃除する必要がなく手元で作業できるため、リントをきれいに掃除できるとともに、掃除したリントを内槽内4に落とすこともなく、さらに水洗いも可能となるため、作業性を飛躍的に向上することができる。
【0038】
(実施例3)
図3に示すように、外枠47は、下部を開放しており、外枠47の上部を覆う外枠カバー48と、外枠カバー48に開閉自在に配設した外蓋49とは完全な密閉構造ではなく、種々の隙間を形成してある。他の構成は上記実施例1と同じである。
【0039】
これにより、排気口42から外槽41の外に排気された空気は、外枠47、外枠カバー48、外蓋49に形成された隙間を通して機体の外に排気することができ、機体の中にこもって温度、湿度を上げるのを防ぐとともに、専用の排気口を設ける必要がなく、簡単な構造で乾燥を可能にでき、機体本体を大きく、かつ重量を増加させなくて済む。
【0040】
なお、機体外への排気は外枠47、外枠カバー48、外蓋49の隙間に限らず、機体に形成された隙間であればどこでもよい。
【0041】
【発明の効果】
以上のように本発明の請求項1に記載の発明によれば、外枠と、前記外枠内の上部を覆い洗濯物を出し入れするための第1の出し入れ口を有する外枠カバーと、前記外枠カバーに設けられ前記第1の出し入れ口を開閉自在に覆う外蓋と、前記外枠内に弾性的に吊り下げられた外槽と、前記外槽内に回転自在に配設した内槽と、前記外槽の上部に装着され洗濯物を出し入れするための第2の出し入れ口を有する外槽カバーと、前記外槽カバーに設 けられ前記第2の出し入れ口を開閉自在に覆う内蓋と、前記外槽カバーの後方内部に設けられ外気を吸気して加熱し前記内槽内に温風を送風する温風送風手段と、前記外槽カバーの前記第2の出し入れ口の後方側で前記内槽内を臨む位置に設けられ前記温風送風手段に送風蛇腹ホースを介して接続する温風供給口と、前記外槽カバーまたは前記内蓋のいずれかに設けられ前記内槽内の温風を排出する排気口とを備え、前記温風送風手段は、前記温風供給口を通して前記内槽内に温風を送風し、前記温風が前記排気口に着脱自在に装着された排気フィルターを経由して前記外枠内に排気され、その後、前記外枠の下部に設けた開放部分、前記外枠カバーと前記外蓋との隙間および前記外蓋に形成された隙間から機体外へ排気されるように構成したから、簡単な構造で乾燥することができ、機体本体を大きく、かつ重量を増加させることなく、さらにリントを含んだ高温度、高湿度の空気を循環させないため、リントを回収する排気フィルターを目詰まりさせることなく、しかも、排気フィルターを万一装着し忘れてもヒータを目詰まりさせることのない信頼性の高い洗濯乾燥機を実現することができる。また、排気フィルターにたまったリントを簡単に掃除をすることができるため、使用を繰り返すうちに風量が低下して乾燥性能を低下させることなく、性能を維持することができる。さらに、外槽から外枠に通じる排気ホース等が必要なく、さらに外枠に排気口を設ける必要もないため、簡単な構造で乾燥をすることができ、機体本体を大きく、かつ重量を増加させなくて済む。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例の洗濯乾燥機の縦断面図
【図2】 本発明の第2の実施例の洗濯乾燥機の縦断面図
【図3】 本発明の第3の実施例の洗濯乾燥機の縦断面図
【図4】 従来の洗濯乾燥機の縦断面図
【符号の説明】
1 外枠
4 内槽
33 乾燥用送風機(温風送風手段)
35 ヒータ(温風送風手段)
38 外槽カバー
39 温風供給口
40 内蓋
41 外槽
42 排気口
43 排気フィルター
Claims (1)
- 外枠と、前記外枠内の上部を覆い洗濯物を出し入れするための第1の出し入れ口を有する外枠カバーと、前記外枠カバーに設けられ前記第1の出し入れ口を開閉自在に覆う外蓋と、前記外枠内に弾性的に吊り下げられた外槽と、前記外槽内に回転自在に配設した内槽と、前記外槽の上部に装着され洗濯物を出し入れするための第2の出し入れ口を有する外槽カバーと、前記外槽カバーに設けられ前記第2の出し入れ口を開閉自在に覆う内蓋と、前記外槽カバーの後方内部に設けられ外気を吸気して加熱し前記内槽内に温風を送風する温風送風手段と、前記外槽カバーの前記第2の出し入れ口の後方側で前記内槽内を臨む位置に設けられ前記温風送風手段に送風蛇腹ホースを介して接続する温風供給口と、前記外槽カバーまたは前記内蓋のいずれかに設けられ前記内槽内の温風を排出する排気口とを備え、前記温風送風手段は、前記温風供給口を通して前記内槽内に温風を送風し、前記温風が前記排気口に着脱自在に装着された排気フィルターを経由して前記外枠内に排気され、その後、前記外枠の下部に設けた開放部分、前記外枠カバーと前記外蓋との隙間および前記外蓋に形成された隙間から機体外へ排気されるように構成した洗濯乾燥機。
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