JPH05344948A - 食器乾燥機 - Google Patents

食器乾燥機

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JPH05344948A
JPH05344948A JP15474692A JP15474692A JPH05344948A JP H05344948 A JPH05344948 A JP H05344948A JP 15474692 A JP15474692 A JP 15474692A JP 15474692 A JP15474692 A JP 15474692A JP H05344948 A JPH05344948 A JP H05344948A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
outside
main body
duct
exhaust duct
Prior art date
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Pending
Application number
JP15474692A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Sakata
博史 坂田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP15474692A priority Critical patent/JPH05344948A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本体外での結露、臭いの問題が少なく、それ
でいて又、極力乾燥効率良く被乾燥食器を乾燥させ得る
ようにする。 【構成】 洗浄室(乾燥室)3内の空気を本体1外に排
出する排気ダクト13を、本体1外の空気を洗浄室3内
に向けて導入する吸気ダクト18にその底板23を介し
ての熱交換可能に並設し、且つ、その吸気ダクト18に
排気ダクト13を連通口21により一部連通させて設け
ることにより、乾燥時に洗浄室3内から本体1外に排出
される空気の一部を洗浄室3内に戻し、同時に、洗浄室
3内から本体1外に排出される空気と本体1外から導入
される空気との熱交換を行なわせるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は乾燥室に対し吸・排気を
して被乾燥食器を乾燥させる食器乾燥機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、食器乾燥機においては、被乾
燥食器を配置した乾燥室内に本体外の空気を導入し、乾
燥室内の湿気を含んだ空気はそのまま本体外に排出する
ことによって、被乾燥食器を乾燥させるようにしてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ものでは、乾燥室内の湿気を含んだ空気がそのまま本体
外に排出されることによって、本体外の周辺部分に結露
を生じるという問題点があり、又、臭いがするという問
題点もあった。
【0004】これに対して、乾燥室内の湿気を含んだ空
気を本体外に排出せず、本体内で循環させて、その途
中、本体外より導入した外気と熱交換器により熱交換さ
せて除湿するようにしたものも供されている。
【0005】しかしながら、このものでは、乾燥室内の
空気に含まれる湿気の量に対して、熱交換器が一般的に
相応の除湿能力を有しておらず、このため、被乾燥食器
の乾燥効率が良くないという問題点を有していた。
【0006】本発明は上述の事情に鑑みてなされたもの
であり、従ってその目的は、本体外での結露、臭いの問
題が少なく、それでいて又、極力乾燥効率良く被乾燥食
器を乾燥させることのできる優れた食器乾燥機を提供す
るにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の食器乾燥機においては、乾燥室内の空気を
本体外に排出する排気ダクト、及び本体外の空気を乾燥
室内に向けて導入する吸気ダクトを具え、この吸気ダク
トに排気ダクトを熱交換可能に並設し、且つ、その吸気
ダクトに排気ダクトを一部連通させて設けたことを特徴
とする。
【0008】
【作用】上記手段によれば、乾燥室内の空気は一部が排
気ダクトから吸気ダクトを通じて乾燥室内に戻される。
これによって、本体外に排出される乾燥室内空気の量が
減じられ、本体外での結露、臭いの問題が軽減される。
又、この場合、量が減じられるとはいえ、多くの乾燥室
内空気が本体外に排出されるので、乾燥室内から湿気を
効率良く取り去ることができる。加えて、この場合、乾
燥室内の空気を一部乾燥室内に戻すことで、乾燥効率が
悪くなることが考えられるが、その分を、本体外から導
入する空気を乾燥室内から排出する空気と熱交換し温め
得ることで、充分補うことができる。更に、乾燥室内か
ら排出される空気は本体外から導入する空気との熱交換
により除湿されるので、本体外での結露の問題は一層軽
減される。
【0009】
【実施例】以下、本発明を食器洗浄機に適用した一実施
例につき、図面を参照して説明する。まず図1におい
て、1は食器洗浄機(食器乾燥機)の本体を示してお
り、内部に内箱2によって乾燥室でもある洗浄室3を形
成し、前面部に洗浄室3内に通じる出入口4を形成する
と共に、該出入口4を開閉する扉5を枢設している。
【0010】洗浄室3の内部には、図示しない被洗浄食
器(被乾燥食器)を配置する食器かご6,7を上下に分
けてそれぞれ上記出入口4から引出し可能に収容してい
る。又、そのうちの上食器かご6の下方には噴水ノズル
8を配設し、下食器かご7の下方には噴水アーム9を配
設していて、更にその下方の洗浄室3底部には貯水部1
0を形成している。
【0011】貯水部10には洗浄ポンプ11を連通させ
ており、この洗浄ポンプ11により、洗浄室3内の洗浄
水を貯水部10を通じて噴水アーム9及び噴水ノズル8
に圧送し噴射せしめて、食器かご7,6に配置された被
洗浄食器の洗浄をするようにしている。
【0012】しかして、洗浄室3の内底部にはヒータ1
2を配設しており、これによって、上記被洗浄食器の洗
浄時に洗浄水を加熱して温水化し、乾燥時に後述のごと
く本体1外から導入される空気を加熱して温風化するよ
うにしている。
【0013】一方、洗浄室3の天井部分には排気ダクト
13を配設している。この排気ダクト13は詳細には図
2に示す構成のもので、後側の一隅部に洗浄室3内と通
じる通気口14を有し、他方、ここと対角配置の前側の
一隅部に本体1外の前方に開放する排気口15を有して
いて、その間に複数の仕切板16によってジグザグ状に
形成した通気路17を有している。
【0014】これに対して、排気ダクト13の直上には
吸気ダクト18を配設している。この吸気ダクト18も
詳細には図2に示す構成のもので、後側の上記排気ダク
ト13の通気口14とは反対側の隅部に送気口19を有
し、前側にはその全辺部に吸気口20を有すると共に、
上記排気ダクト13の排気口15直上の隅部に排気ダク
ト13内と通じる連通口21を有しており、それらの間
に幅広な直状の通気路22を有している。
【0015】そして又、この吸気ダクト18は排気ダク
ト13と接する底板23をアルミニウム等の金属など伝
熱良導材により構成しており、かくして、吸気ダクト1
8と排気ダクト13とを熱交換可能に並設し、且つ、吸
気ダクト18に排気ダクト13を上記連通口21で連通
させて設けている。
【0016】なお、吸気ダクト18先方の前記洗浄室3
背部には、送気ダクト24を配設しており、この送気ダ
クト24に吸気ダクト18内が上記送気口19により通
じ、又、送気ダクト24自体は洗浄室3内と下部の給気
口25により通じている。そして更に、この送気ダクト
24と吸気ダクト18との連通部分には、ダクト外のモ
ータ26により回転駆動されるファン27を配設してい
る。
【0017】そこで、上記構成のものの場合、被洗浄食
器(被乾燥食器)を乾燥させる折りには、ヒータ12が
通電されると共に、モータ26が通電されることによ
り、ファン27が駆動されて、図1に矢印で示すよう
に、本体1外の空気を吸気ダクト18の吸気口20から
通気路22に吸入し、それを送気口19から送気ダクト
24に送って給気口25から洗浄室3内に導入せしめ
る。そして、その洗浄室3内に導入された空気がヒータ
12に熱せられて温風化され、食器かご7,6に配置さ
れた被洗浄食器に接してそれを乾燥させる。又、それに
より湿気を帯びた洗浄室3内の空気は、排気ダクト13
の通気口14から通気路17を通って、排気口15から
本体1外の前方に排出される。
【0018】このとき、排気ダクト13の通気路17を
通った空気の一部は、吸気ダクト18の連通口21から
吸気ダクト18内(通気路22)に流入し、本体1外か
ら吸入された空気と共に送気ダクト24を通って洗浄室
3内に戻される。
【0019】更に、吸気ダクト18の通気路22を本体
1外の空気が通り、排気ダクト13の通気路17を洗浄
室3内の空気が通ることにより、それらの空気は吸気ダ
クト18の伝熱良導材から成る底板23を境に接して熱
交換し、本体1外の空気は洗浄室3内の空気により温め
られ、洗浄室3内の空気は本体1外の空気により冷却さ
れて凝縮され除湿される。
【0020】このように本構成のものでは、洗浄室3内
の空気を全部本体1外に排出せず、一部を排気ダクト1
3から吸気ダクト18を通じて洗浄室3内に戻すように
しており、それによって、本体1外に排出される洗浄室
3内の空気の量が減じられるから、本体1外での結露、
臭いの問題を軽減することができる。
【0021】又、この場合、量が減じられるとはいえ、
洗浄室3内の多くの空気を本体1外に排出するので、洗
浄室3内から湿気を効率良く取り去ることができ、乾燥
効率を良くすることができる。
【0022】加えて、この場合、洗浄室3内の空気を一
部洗浄室3内に戻すことで、乾燥効率が悪くなることが
考えられるが、その分を、本体1外から導入する空気を
洗浄室3内から排出する空気と熱交換し温め得ることで
充分補うことができ、従ってやはり乾燥効率を良くする
ことができる。
【0023】更に、洗浄室3内から排出される空気は本
体1外から導入する空気との熱交換により除湿されるも
のであり、これによって本体1外での結露の問題を一層
軽減することができる。
【0024】なお、本発明は上記し且つ図面に示した実
施例にのみ限定されるものではなく、特に全体として
は、食器の洗浄機能を具えず、乾燥機能のみを有するも
のにももちろん同様に適用できるなど、要旨を逸脱しな
い範囲内で適宜変更して実施し得る。
【0025】
【発明の効果】以上の記述で明らかなように、本発明の
食器乾燥機は、乾燥室内の空気を本体外に排出する排気
ダクトを、本体外の空気を乾燥室内に向けて導入する吸
気ダクトに熱交換可能に並設し、且つ、その吸気ダクト
に排気ダクトを一部連通させて設けたことを特徴とする
もので、それにより、本体外での結露、臭いの問題が少
なく、それでいて又、極力乾燥効率良く被乾燥食器を乾
燥させることができるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す全体の縦断側面図
【図2】排気ダクトと吸気ダクトの分解斜視図
【符号の説明】
1は本体、3は洗浄室、13は排気ダクト、18は吸気
ダクト、21は連通口、23は底板を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体に、被乾燥食器を配置する乾燥室を
    具えると共に、その乾燥室内の空気を本体外に排出する
    排気ダクト、及び本体外の空気を乾燥室内に向けて導入
    する吸気ダクトを具え、この吸気ダクトに排気ダクトを
    熱交換可能に並設し、且つ、その吸気ダクトに排気ダク
    トを一部連通させて設けたことを特徴とする食器乾燥
    機。
JP15474692A 1992-06-15 1992-06-15 食器乾燥機 Pending JPH05344948A (ja)

Priority Applications (1)

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JP15474692A JPH05344948A (ja) 1992-06-15 1992-06-15 食器乾燥機

Applications Claiming Priority (1)

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JP15474692A JPH05344948A (ja) 1992-06-15 1992-06-15 食器乾燥機

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JPH05344948A true JPH05344948A (ja) 1993-12-27

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ID=15591008

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JP15474692A Pending JPH05344948A (ja) 1992-06-15 1992-06-15 食器乾燥機

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JP (1) JPH05344948A (ja)

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