JPH11128152A - 食器乾燥機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 温風が本体ケース内に均一に行き渡り、効率
のよい乾燥を行うことが可能な食器乾燥機を提供する。 【解決手段】 有底箱状の本体ケース１の上部開口に
は、前カバー２がヒンジ３を軸に開閉可能に設けられて
いる。この前カバー２には、複数のスリット状の排気口
２ａが形成されている。本体ケース１の内部には、食器
Ｄを搭載可能な水切り籠４が着脱可能に設けられてい
る。水切り籠４の下部には、落下する水を遮る遮蔽板８
が設けられている。遮蔽板８の下部には、温風の送風路
９が形成されている。送風路９内には、ファン１１ａと
モータ１１ｂから成る送風機１１と、ヒータ１２が設け
られている。本体ケース１内の対向する２側面には、送
風路９の両端に連通された吐出口９ａ，９ｂが形成され
ている。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、本体ケース内に収
容された食器に対して温風を吹き付けて乾燥させる食器
乾燥機に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来から、水洗い後の食器の水分を拭き
取る手間を省くため、食器乾燥機が普及している。この
食器乾燥機は、本体ケース内に収容された食器に対し
て、ヒータ及び送風機によって温風を吹き付けることに
より乾燥させるものである。このような食器乾燥機の一
例を、図８〜１３に従って以下に説明する。すなわち、
図８、図９に示すように、有底箱状の本体ケース１に
は、その後方上部にフード状の後カバー１ａが形成され
ている。そして、本体ケース１の上部開口には、前カバ
ー２がヒンジ３を軸に開閉可能に設けられている。この
前カバー２には、スリット状の複数の排気口２ａが形成
されている。

【０００３】また、本体ケース１の内部には、図１０に
示すように、食器が搭載される水切り籠４が着脱可能に
設けられている。そして、図示はしないが、本体ケース
１の底部には、通電により発熱し、温風を送風するヒー
タ及び送風機が設けられるともに、温風を水切り籠４内
の食器に導く送風用の通路が形成されている。この送風
用の通路からの温風の吐出口１０は、図８に示すよう
に、本体ケース１の内底面に設けられている。さらに、
本体ケース１の前面には、ヒータ及び送風機のスイッチ
兼用のタイマー５が設けられている。なお、図８中の６
はヒータ及び送風機の電源用のコードであり、７は差し
込みプラグである。

【０００４】以上のような食器乾燥機の一例において
は、まず、差し込みプラグ７をコンセントに差し込み、
図１１に示すように、洗浄後の食器Ｄを水切り籠４に搭
載して、本体ケース１内に装着する。そして、図１２に
示すように、前カバー１ａを閉じて、タイマー４を所望
の時間に設定する。すると、通電によってヒータ及び送
風機が作動し、吐出口１０から水切り籠４内の食器Ｄに
温風が吹き付けられる。温風によって発生した水蒸気
は、図１３に示すように、前カバー２の排気口２ａから
排出され、食器Ｄの乾燥が進行する。設定時間に達する
と、タイマー４によってスイッチが切れるので、ヒータ
及び送風機の作動が停止する。その後、前カバー２を開
き、個々の食器Ｄごとに、若しくは水切り籠４を取り外
すことによって、食器Ｄを本体ケース１から取り出す。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような食器乾燥機においては、以下のような問題点があ
った。すなわち、効率のよい乾燥を行うには、本体ケー
ス１内の温風が、すべての食器Ｄに行き渡るように循環
させる必要がある。しかし、上記のように、一般的な食
器乾燥機における温風の吐出口１０は、中央若しくは内
壁の１か所に設けられているだけなので、温風の循環が
不十分となりやすい。

【０００６】特に、多数の食器Ｄを本体ケース１に収容
した場合には、吐出口１０から離れた食器Ｄは乾燥しに
くい反面、吐出口１０近傍の食器Ｄは長時間加熱され、
高温化することになるので、食器Ｄの材質によっては傷
みやすい。

【０００７】本発明は以上のような従来技術の問題点を
解決するために提案されたものであり、その目的は、温
風が本体ケース内に均一に行き渡り、効率のよい乾燥を
行うことが可能な食器乾燥機を提供することにある。

【０００８】

【課題を解決するための手段】上記のような目的を達成
するために、本発明は、食器を収容可能な本体ケース
と、前記本体ケースに開閉可能に設けられた蓋部と、前
記本体ケース内に設けられたヒータ及び送風機とを備え
た食器乾燥機において、以下のような技術的特徴を有す
る。

【０００９】すなわち、請求項１記載の発明は、前記本
体ケース内部に、前記ヒータ及び前記送風機からの温風
の送風路が設けられ、前記送風路には、前記食器に対す
る温風の吐出口が複数設けられていることを特徴とす
る。以上のような請求項１記載の発明では、温風の吐出
口が複数箇所となるので、１箇所にしかなかった場合に
比べて、温風が本体ケース内部に均一に行き渡ることに
なり、効率よく乾燥できる。

【００１０】請求項２記載の発明は、請求項１記載の食
器乾燥機において、前記複数の吐出口は、前記本体ケー
ス内の異なる側面に設けられていることを特徴とする。
以上のような請求項２記載の発明では、温風が本体ケー
ス内の異なる側面から吐き出されるので、食器に対する
温風の吹き付け箇所が分散され、効率よく乾燥できる。

【００１１】請求項３記載の発明は、請求項１又は請求
項２記載の食器乾燥機において、前記吐出口は、少なく
とも前記本体ケース内の対向する２側面に設けられてい
ることを特徴とする。以上のような請求項３記載の発明
では、本体ケース内の対向する２側面から温風が吐き出
されるので、温風の循環が促進され、効率よく乾燥でき
る。

【００１２】請求項４記載の発明は、請求項３記載の食
器乾燥機において、前記吐出口は、前記本体ケース内の
対角近傍に設けられていることを特徴とする。以上のよ
うな請求項４記載の発明では、本体ケース内の対向する
２側面における対角近傍から温風が吐き出されるので、
本体ケース内での温風の対流が生じ、温風の循環がより
一層促進されるので、効率よく乾燥できる。

【００１３】請求項５記載の発明は、請求項１〜４のい
ずれか１項に記載の食器乾燥機において、前記複数の吐
出口は異なる高さに設けられていることを特徴とする。
以上のような請求項５記載の発明では、温風が異なる高
さから吐き出されるので、本体ケース内での温風の対流
が生じ、温風の循環がより一層促進されるので、効率よ
く乾燥できる。

【００１４】請求項６記載の発明は、請求項１〜５のい
ずれか１項に記載の食器乾燥機において、前記吐出口に
は、温風の吐出方向を調節する風向調節手段が設けられ
ていることを特徴とする。以上のような請求項６記載の
発明では、風向調節手段によって温風の吐出方向を所望
の方向に設定できるので、食器の収納量や収納方向に応
じて、適切な温風吹き付けを実現できる。

【００１５】請求項７記載の発明は、請求項１記載の食
器乾燥機において、前記送風路の一部が、前記食器近傍
に配設されたパイプによって構成され、前記パイプに
は、温風を吐出可能な複数の吐出穴が設けられているこ
とを特徴とする。以上のような請求項７記載の発明で
は、本体ケース内のパイプに設けられた複数の吐出口か
ら温風が吹き出すので、温風が食器に対して均一に吹き
付けられ、効率よく乾燥できる。

【００１６】請求項８記載の発明は、請求項７記載の食
器乾燥機において、前記パイプは、前記本体ケース内に
複数本設けられていることを特徴とする。以上のような
請求項８記載の発明では、パイプが本体ケース内に複数
本設けられているので、温風が本体ケース内部により一
層均一に行き渡ることになり、効率よく乾燥できる。

【００１７】請求項９記載の発明は、請求項８記載の食
器乾燥機において、前記パイプは、前記本体ケースに着
脱自在に設けられ、前記パイプ上に、前記食器が搭載可
能に設けられていることを特徴とする。以上のような請
求項９記載の発明では、食器を搭載したパイプから温風
が吹き出すので、個々の食器に対して温風が行き渡りや
すい。また、パイプを取り外して洗浄することができる
ので、衛生的である。

【００１８】

【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に従っ
て以下に説明する。

【００１９】（１）第１の実施の形態 （構成）請求項１〜３記載の発明に対応する実施の形態
を、図１に従って説明する。なお、図８〜１３に示した
従来技術と同様の部材は同一の符号を付し、説明を省略
する。すなわち、本実施の形態は、図１に示すように、
本体ケース１における水切り籠４の下部に、落下する水
を遮る遮蔽板８が設けられている。この遮蔽板８の下部
には、温風の送風路９が形成されている。送風路９内に
は、モータ１１ａとファン１１ｂから成る送風機１１
と、ヒータ１２が設けられている。そして、本体ケース
１内の対向する２側面には、送風路９の両端に連通され
た吐出口９ａ，９ｂが形成されている。

【００２０】（作用）以上のような本実施の形態におい
ては、上記の従来技術と同様に、食器Ｄを搭載した水切
り籠４をセットして前カバー２を閉じ、タイマー４によ
ってスイッチを入れて乾燥運転を開始する。すると、ヒ
ータ１２の熱とファン１１ｂの回転による温風が、対向
する２側面の吐出口９ａ，９ｂから食器Ｄに吹き付けら
れる。このとき、高温となり湿気を帯びた空気は、前カ
バー２の排気口２ａから排出される。

【００２１】（効果）以上のような本実施の形態によれ
ば、温風の吐出口９ａ，９ｂが２箇所設けられているの
で、１箇所にしかなかった従来技術に比べて、温風が本
体ケース内部に均一に行き渡りやすくなり、効率のよい
乾燥が実現できる。

【００２２】また、温風の吐出口９ａ，９ｂが異なる２
側面に設けられているので、温風の吹き付け箇所が分散
され、特定の食器Ｄのみの高温化が防止される。さら
に、温風の吐出口９ａ，９ｂが設けられた２側面は対向
しているので、対向する２方向から温風が吹き付けられ
ることになり、温風の循環がより促進される。

【００２３】（２）第２の実施の形態 （構成）請求項４記載の発明に対応する実施の形態を、
図２に従って説明する。すなわち、本実施の形態におい
ては、本体ケース１内の対向する２側面に設けられた温
風の吐出口９ａ，９ｂは、真正面から対向しないよう
に、対角近傍に位置するように設けられている。その他
の構成は上記の第１の実施の形態と同様である。

【００２４】（作用効果）以上のような本実施の形態で
は、本体ケース１の対向する２側面の対角近傍から温風
が吹き出すので、本体ケース１内では、図中矢印方向の
温風の対流が生じ、温風の循環がより一層促進され、効
率のよい乾燥が可能となる。

【００２５】（３）第３の実施の形態 （構成）請求項５記載の発明に対応する実施の形態を、
図３に従って説明する。すなわち、本実施の形態におい
ては、本体ケース１の対向する２側面に設けられた吐出
口９ａ，９ｂが、互いに異なる高さに設けられている。
その他の構成は上記の第１の実施の形態と同様である。

【００２６】（作用）以上のような本実施の形態では、
本体ケース１の対向する２側面の異なる高さから温風が
吹き出すので、本体ケース１内では、図中矢印方向の温
風の対流が生じ、温風の循環がより一層促進され、効率
のよい乾燥が可能となる。

【００２７】（４）第４の実施の形態 （構成）請求項６記載の発明に対応する実施の形態を、
図４に従って説明する。すなわち、本実施の形態におい
ては、本体ケース１の対向する２側面に設けられた吐出
口９ａ，９ｂに、回動可能な風向板１３が設けられてい
る。その他の構成は上記の第１の実施の形態と同様であ
る。

【００２８】（作用効果）以上のような本実施の形態で
は、あらかじめ吐出口９ａ，９ｂからの温風吹き出し方
向が互いに逆となるように、風向板１３の方向を設定す
る。そして、この状態で温風の吹き出しによる乾燥運転
を行うと、本体ケース１の対向する２側面から吹き出し
た温風は、図中矢印方向に対流するので、温風の循環が
より一層促進され、効率のよい乾燥が可能となる。

【００２９】また、食器Ｄの量が少ない場合には、風向
板１３の角度を狭めれば、対流の環が小さくなるので、
食器Ｄに高温の温風を吹き付けることができる。風向板
１３の調節によって、所望の食器Ｄに高温の温風を吹き
付けるようにすることもできる。

【００３０】（５）第５の実施の形態 （構成）請求項７記載の発明に対応する実施の形態を、
図５を参照して説明する。すなわち、本実施の形態は、
本体ケース１内の対向する２側面に設けられた吐出口９
ａ，９ｂに、水平方向のパイプ１４が接続されている。
このパイプ１４の両端は送風路９に連通し、内部に温風
が循環可能に構成されている。さらに、パイプ１４に
は、温風の吐出穴１４ａが複数形成されている。なお、
その他の構成は、上記の第１の実施の形態と同様であ
る。

【００３１】（作用効果）以上のような本実施の形態で
は、乾燥運転を開始すると、ファン１１ｂの回転によっ
て、ヒータ１２の温風が、パイプ１４に設けられた複数
の吐出穴１４ａから食器Ｄに吹き付けられる。従って、
吐出口が１箇所にしかなかった従来技術に比べて、温風
が本体ケース内部に均一に行き渡りやすくなり、効率の
よい乾燥が実現できる。

【００３２】（６）第６の実施の形態 （構成）請求請８及び請求項９記載の発明に対応する実
施の形態を、図６及び図７に従って説明する。すなわ
ち、本実施の形態においては、図６に示すように、本体
ケース１内の対向する２側面には、送風路９の両端に連
通された接続口９ｃ，９ｄが形成されている。一方、食
器Ｄを搭載する水切り籠１５の一部は、コの字状に屈曲
された複数のパイプ１６によって構成されている。これ
らのパイプ１６の両端は、装着部１７に接続されてい
る。この装着部１７は、接続口９ｃ，９ｄに着脱可能に
設けられている。さらに、各パイプ１６には、複数の吐
出穴１６ａが形成されている。

【００３３】（作用）以上のような本実施の形態におい
ては、水切り籠１５に食器Ｄを搭載し、この水切り籠１
５を本体ケース１内にセットする。このセットは、図７
に示すように、水切り籠１５の装着部１７を、本体ケー
ス１側の接続口９ｃ，９ｄに装着することによって行
う。そして、前カバー２を閉じ、タイマー４によってス
イッチを入れて乾燥運転を開始すると、ヒータ１２の熱
とファン１１ｂの回転による温風が、送風路９を介して
パイプ１６に流れ、パイプ１６の吐出穴１６ａから食器
Ｄに吹き付けられる。

【００３４】（効果）以上のような本実施の形態によれ
ば、パイプ１６に設けられた複数の吐出穴１６ａから、
食器に対して温風が均一に、しかも接近した距離から吹
き付けられるので、より一層効率のよい乾燥が実現でき
る。また、パイプ１６は水切り籠１５と一体化している
ので、本体ケース１から取り外し可能となり、容易に洗
浄することができ、衛生的である。

【００３５】（７）他の実施の形態本発明は、上記のよ
うな実施の形態に限定されるものでなく、例えば、以下
のような実施の形態も構成可能である。

【００３６】すなわち、第４の実施の形態における風向
板１３を、駆動機構によって駆動可能に設け、本体ケー
ス１の外側に設けたスイッチ等によって、乾燥運転中で
あっても、温風の方向を外部から変更可能な構成とする
ことも可能である。さらに、乾燥運転中に風向板１３を
常に動かして、風向を常に変化させる構成とすることも
可能である。

【００３７】また、風向調節手段の形状は、上記の風向
板１３に限定されるものではなく、吐出口９ａ，９ｂに
対して、パイプを着脱可能に設けることによって、角度
の異なるパイプに交換して風向を変える構成とすること
も可能である。また、その方向を容易に変えることがで
きるフレキシブルパイプ状としてもよい。

【００３８】また、本体ケース１内に設ける複数の吐出
口は、どのような位置に設けてもよい。例えば、本体ケ
ース１内の側面ではなく、底部側に設けることもできる
し、本体ケース１内の４側面に設けることもできる。

【００３９】

【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
温風が本体ケース内に均一に行き渡り、効率のよい乾燥
を行うことが可能な食器乾燥機を提供することができ
る。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の第１の実施の形態を示す縦断面図であ
る。

【図２】本発明の第２の実施の形態を示す水平方向断面
図である。

【図３】本発明の第３の実施の形態を示す縦断面図であ
る。

【図４】本発明の第４の実施の形態を示す水平方向断面
図である。

【図５】本発明の第５の実施の形態を示す縦断面図であ
る。

【図６】本発明の第６の実施の形態における水切り籠を
示す斜視図である。

【図７】本発明の第６の実施の形態を示す縦断面図であ
る。

【図８】従来の食器乾燥機の一例を示す分解斜視図であ
る。

【図９】図１０の食器乾燥機の側面図である。

【図１０】図１０の食器乾燥機に用いる水切り籠の斜視
図である。

【図１１】図１０の食器乾燥機内に食器をセットした状
態を示す斜視図である。

【図１２】図１０の食器乾燥機の前カバーを閉じた状態
を示す正面図である。

【図１３】図１２の平面図である。

【符号の説明】

１…本体ケース ２…前カバー ２ａ…排気口 ３…ヒンジ ４，１５…水切り籠 ５…タイマー ６…コード ７…差し込みプラグ ８…遮蔽板 ９…送風路 ９ａ，９ｂ…吐出口 １１…送風機 １１ａ…モータ １１ｂ…ファン １２…ヒータ １３…風向板 １４，１６…パイプ １４ａ，１６ａ…吐出穴 １７…装着部

Claims (9)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 食器を収容可能な本体ケースと、前記本
   体ケースに開閉可能に設けられた蓋部と、前記本体ケー
   ス内に設けられたヒータ及び送風機とを備えた食器乾燥
   機において、 前記本体ケース内部に、前記ヒータ及び前記送風機から
   の温風の送風路が設けられ、 前記送風路には、前記食器に対する温風の吐出口が複数
   設けられていることを特徴とする食器乾燥機。
2. 【請求項２】 前記複数の吐出口は、前記本体ケース内
   の異なる側面に設けられていることを特徴とする請求項
   １記載の食器乾燥機。
3. 【請求項３】 前記吐出口は、少なくとも前記本体ケー
   ス内の対向する２側面に設けられていることを特徴とす
   る請求項１又は請求項２記載の食器乾燥機。
4. 【請求項４】 前記吐出口は、前記本体ケース内の対角
   近傍に設けられていることを特徴とする請求項３記載の
   食器乾燥機。
5. 【請求項５】 前記複数の吐出口は、異なる高さに設け
   られていることを特徴とする請求項１〜４のいずれか１
   項に記載の食器乾燥機。
6. 【請求項６】 前記吐出口には、温風の吐出方向を調節
   する風向調節手段が設けられていることを特徴とする請
   求項１〜５のいずれか１項に記載の食器乾燥機。
7. 【請求項７】 前記送風路の一部が、前記食器近傍に配
   設されたパイプによって構成され、 前記パイプには、温風を吐出可能な複数の吐出穴が設け
   られていることを特徴とする請求項１記載の食器乾燥
   機。
8. 【請求項８】 前記パイプは、前記本体ケース内に複数
   本設けられていることを特徴とする請求項７記載の食器
   乾燥機。
9. 【請求項９】 前記パイプは、前記本体ケースに着脱自
   在に設けられ、 前記パイプ上に、前記食器が搭載可能に設けられている
   ことを特徴とする請求項８記載の食器乾燥機。