JPH0690890A - 食器乾燥機 - Google Patents

食器乾燥機

Info

Publication number
JPH0690890A
JPH0690890A JP24473992A JP24473992A JPH0690890A JP H0690890 A JPH0690890 A JP H0690890A JP 24473992 A JP24473992 A JP 24473992A JP 24473992 A JP24473992 A JP 24473992A JP H0690890 A JPH0690890 A JP H0690890A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat exchanger
air
duct
main body
outlet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP24473992A
Other languages
English (en)
Inventor
Tokihiko Ikemizu
時彦 池水
Takeshi Tsunekawa
武 恒川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP24473992A priority Critical patent/JPH0690890A/ja
Publication of JPH0690890A publication Critical patent/JPH0690890A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Washing And Drying Of Tableware (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 冬期等における乾燥性能の向上、並びに本体
外での結露の問題の解決ができると共に、結露水が熱交
換器の底部に溜まることによる排気ダクト出口からの水
滴の飛散、及び排気風量低下の問題も解決できるように
する。 【構成】 本体外の空気を乾燥室内に向けて導く吸気ダ
クト7、及びこの吸気ダクト7と熱交換器20により遮
られて乾燥室内の空気を本体外に導く排気ダクト8を具
えたものにおいて、上記熱交換器20を、通風路21が
排気ダクト8の入口25から出口26への通風方向と同
一で、且つその出口26側から入口25側へ下降傾斜す
るように設けて、吸・排気の熱交換ができるばかりでな
く、熱交換器20表面の結露による水滴を、該熱交換器
20の通風路21を通して乾燥室内に導き入れることが
できるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は乾燥室に対し吸・排気を
して被乾燥食器を乾燥させる食器乾燥機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、食器乾燥機においては、一般
に、被乾燥食器を配置した乾燥室内に本体外の空気を導
入し、乾燥室内の湿気を含んだ空気は本体外に排出する
ことによって、被乾燥食器を乾燥させるようにしてい
る。
【0003】しかしながら、このものでは、乾燥室内に
本体外の空気がそのまま導入されることによって、特に
冬期など外気が冷たい場合に、乾燥性能が低下するとい
う問題点を有していた。又、本体外には乾燥室内の湿気
を含んだ空気がそのまま排出されることによって、本体
外の周辺部分に結露を生じるという問題点を有してい
た。
【0004】そこで、例えば特開昭64−5518号公
報に示されるように、上記本体外の空気を乾燥室内に向
けて導く吸気ダクトと、乾燥室内の空気を本体外に導く
排気ダクトとの間に、それらを遮断して、吸・排気、す
なわち、吸気ダクトにより導かれる本体外の空気と排気
ダクトにより導かれる乾燥室内の空気とを熱交換させる
熱交換器を設けたものが供されている。
【0005】このものによると、吸気ダクトにより導か
れる本体外の空気は、排気ダクトにより導かれる乾燥室
内の空気により加熱されて温められ、他方、排気ダクト
により導かれる乾燥室内の空気は、吸気ダクトにより導
かれる本体外の空気により冷却されて、湿気が熱交換器
表面で凝縮され結露することによって取除かれるため、
冬期などにも充分な乾燥性能が得られ、且つ、本体外周
辺部分の結露の問題も解決することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ようにしたものにおいても、下記のような欠点を有して
いた。 1.熱交換器での結露による水滴が熱交換器の底部に溜
まって、それが増加することにより、排気ダクト出口か
ら排出空気に乗って飛散する。 2.熱交換器の底部に溜まって増加する水により、排気
通路が塞がれ気味となり、排気風量が低下して、乾燥性
能が低下する。
【0007】本発明は上述の事情に鑑みてなされたもの
であり、従ってその目的は、冬期等における乾燥性能の
向上、並びに本体外での結露の問題の解決ができるばか
りでなく、結露水が熱交換器の底部に溜まることによる
排気ダクト出口からの水滴の飛散、及び排気風量低下の
問題も解決することのできる優れた食器乾燥機を提供す
るにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の食器乾燥機においては、本体に、被乾燥食
器を配置する乾燥室を具えると共に、本体外の空気を乾
燥室内に向けて導く吸気ダクト、及びこの吸気ダクトと
熱交換器により遮られて乾燥室内の空気を本体外に導く
排気ダクトを具えたものにあって、上記熱交換器を、そ
の通風路が排気ダクトの入口から出口への通風方向と同
一で、且つその出口側から入口側へ下降傾斜するように
設けたことを特徴とする。
【0009】この場合、熱交換器は、通風路を複数条有
するものであることが好ましい。
【0010】
【作用】上記手段によれば、吸・排気の熱交換ができる
ばかりでなく、熱交換器表面に結露することによる水滴
を、該熱交換器の通風路を通し排気ダクトの出口側から
入口側へ流して、乾燥室内に導き入れることができ、熱
交換器部分に溜まることを回避することができる。
【0011】又、その場合、熱交換器が通風路を複数条
有するものでは、熱交換面積を大きく確保できる上に、
水滴の乾燥室内への流入も、より具合良く、確実に行な
うことができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明を食器洗浄機に適用した一実施
例につき、図1ないし図4を参照して説明する。
【0013】まず図4において、1は食器洗浄機(食器
乾燥機)の本体を示しており、内部に内箱2を配設して
乾燥室でもある洗浄室3を形成し、前部に扉4を枢設し
ている。又、洗浄室3内には図示しない食器かごにより
被洗浄食器(被乾燥食器)を上下二段に配置するように
なっていて、それらの被洗浄食器に対し、それぞれ噴水
アーム5,6より洗浄水を噴射するようになっている。
【0014】そして、本体1の天井部には吸気ダクト7
及び排気ダクト8を配設している。これらは、詳細には
図1及び図2に示すように、共通のダクトケーシング9
により形成しており、該ケーシング9は、その下部9a
が平面L字形の浅底容器状を成していて、その前部の左
右両端部に受板部10,11を形成し、L字屈曲部分の
前部に長ボス12を、後部に短ボス13をそれぞれ形成
している。又、このケーシング下部9aの短ボス13よ
りやゝ後方の部分には、前部の上縁が波状を成して上方
及び下方に開口する筒部14を形成し、更に、それより
後方の後端部には若干下方へ延びてその端面部が開口す
る突出部15を形成している。
【0015】これに対して、ダクトケーシング9の上部
9bは、平面L字形で、前部の左右両端部にそれぞれ矩
形箱状の隆起部16,17を有する以外、平坦状を成し
ており、隆起部17の内上面部には、前部に短ボス18
を、後部に長ボス19をそれぞれ形成している。なお、
この場合、隆起部17は前部を後部より高く形成してお
り、ケーシング下部9aもそれに合う部分を同様に形成
している。
【0016】しかして、これらケーシング下部9a及び
ケーシング上部9bの長短両ボス12,13及び短長両
ボス18,19部分には、熱交換器20を挟設してい
る。この熱交換器20も、詳細には、中央部分が波状を
成すことにより、通風路21を複数条有していて、左右
の両縁部には平坦状を成し、この平坦部にそれぞれ取付
孔22を2個ずつ形成している。そこで、該熱交換器2
0はその取付孔22でケーシング下部9aの長ボス12
及び短ボス13に取付けることにより、波状部の後端部
を前記筒部14上縁の波状部に合わせ、その上で、ケー
シング上部9bをケーシング下部9aに結合させること
により、ケーシング上部9bの短ボス18及び長ボス1
9で熱交換器20の上記取付孔22部分を押え付けてい
る。
【0017】この結果、熱交換器20は前部が後部より
高くなるように固定されており、同時に、隆起部16前
端の開口部23から前記突出部15下端の開口部24へ
抜ける吸気ダクト7が形成され、且つ、この吸気ダクト
7とは熱交換器20により遮られて筒部14下端の開口
部25から隆起部17前端の開口部26へと抜ける排気
ダクト8を形成している。この場合、隆起部16の開口
部23は吸気ダクト7の入口であり、突出部15の開口
部24は同ダクト25の出口で、他方、筒部14の開口
部25は排気ダクト8の入口、隆起部17の開口部26
は同ダクト28の出口であり、従って、前記熱交換器2
0は通風路21が排気ダクト8の入口から出口への通風
方向と同一で、且つ、その排気ダクト8の出口側が入口
側より高く、換言すれば、排気ダクト8の入口側が出口
側より低くなるように設けられている。
【0018】なお、吸気ダクト7の入口(隆起部16の
開口部23)には、吸気フィルタ27を裏面に直角に有
する吸気カバー28を装着しており、排気ダクト8の出
口(隆起部17の開口部26)には排気カバー29を装
着している。又、吸気ダクト7は出口(突出部15の開
口部24)を、図3に示すように、前記内箱2の背上部
に装着したファンケーシング30に連ねており、該ファ
ンケーシング30には、ケーシング外のモータ31によ
り回転駆動されるファン32を内設している。更に、フ
ァンケーシング30は、ヒータ33を内設した送気ダク
ト34に連ねており、送気ダクト34はその先端部を前
記洗浄室3の下部に連ねている。そして一方、排気ダク
ト8は入口(筒部14の開口部25)を洗浄室3の上部
に連ねている。
【0019】次に、上記構成のものの作用を述べる。乾
燥運転時、ヒータ33が通電されて発熱すると共に、モ
ータ31が通電されてファン32を回転駆動することに
より、図3に矢印で示すように、本体1外の空気が、吸
気ダクト7の入口から出口へと流れてファンケーシング
30及び送気ダクト34を順に通り、ヒータ33に加熱
されて、洗浄室3内に導入される。そして、洗浄室3内
で被洗浄食器を乾燥させることにより湿気を帯びた空気
は、洗浄室3内の上部に至って、排気ダクト8の入口か
ら出口へ流れ本体1外に導出される。このとき、吸気は
熱交換器20の下方部を通り、排気は熱交換器20の上
方部を通るもので、それにより、それら吸・排気が熱交
換器20を境に接して熱交換され、吸気は排気の熱によ
り温められ、排気は吸気の熱(冷熱)により冷却され
て、それに含まれる湿気が凝縮され結露される。かくし
て、冬期などにも充分な乾燥性能が得られるものであ
り、且つ、本体1外周辺部分の結露の問題も解決するこ
とができる。
【0020】そして、特に本構成のものの場合、熱交換
器20を、その通風路21が排気ダクト8の入口から出
口への通風方向と同一で、且つ、その出口側から入口側
へ下降傾斜するように設けたことにより、熱交換器20
の排気ダクト8側表面に結露することによる水滴を、該
熱交換器20の通風路21を通して排気ダクト8の出口
側から入口側へ流し、洗浄室3内に導き入れることがで
きるもので、熱交換器20部分に溜まることを回避でき
るから、排気ダクト8出口から水滴が排出空気に乗って
飛散することも防止でき、併せて、排気通路が塞がれ気
味となることも防止できるから、排気風量を低下させ
ず、乾燥性能を良好に維持することができる。
【0021】加えて、熱交換器20が通風路21を複数
条有することにより、熱交換面積を大きく確保できる上
に、水滴の洗浄室3内への流入も、より具合良く、確実
に行なうことができ、よって、排気ダクト8出口からの
水滴の飛散防止、並びに乾燥性能の維持もより確実にで
きる。
【0022】以上に対して、図5は本発明の異なる実施
例を示したもので、上記実施例との主たる相違点のみを
述べれば、先の熱交換器20に代え、吸気ダクト7用の
通風路41と排気ダクト8用の通風路42とをともに積
層構成で直交状に有する熱交換器43を使用するように
したところにあり、このように変えても上述同様の作用
効果を得ることができる。
【0023】このほか、本発明は上記し且つ図面に示し
た実施例にのみ限定されるものではなく、特に全体とし
ては、食器の洗浄機能を具えず、乾燥機能のみを有する
ものにももちろん同様に適用できるなど、要旨を逸脱し
ない範囲内で適宜変更して実施し得る。
【0024】
【発明の効果】本発明の食器乾燥機は以上説明したとお
りのもので、下記の効果を奏する。
【0025】請求項1の食器乾燥機においては、本体
に、被乾燥食器を配置する乾燥室を具えると共に、本体
外の空気を乾燥室内に向けて導く吸気ダクト、及びこの
吸気ダクトと熱交換器により遮られて乾燥室内の空気を
本体外に導く排気ダクトを具えたものにあって、上記熱
交換器を、その通風路が排気ダクトの入口から出口への
通風方向と同一で、且つその出口側から入口側へ下降傾
斜するように設けたことにより、冬期等における乾燥性
能の向上、並びに本体外での結露の問題の解決ができる
と共に、結露水が熱交換器部分に溜まることによる排気
ダクト出口からの水滴の飛散、及び排気風量低下の問題
も解決することができる。
【0026】請求項2の食器乾燥機においては、更に、
熱交換器を、通風路を複数条有するものとしたことによ
り、結露水が熱交換器部分に溜まることをより確実に防
止し得て、排気ダクト出口からの水滴の飛散、及び排気
風量低下の問題もより確実に解決することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す主要部の斜視図
【図2】同部の分解斜視図
【図3】食器洗浄機の一部を省略した概略縦断側面図
【図4】食器洗浄機の斜視図
【図5】本発明の異なる実施例を示す図2相当図
【符号の説明】
1は本体、3は洗浄室(乾燥室)、7は吸気ダクト、8
は排気ダクト、20は熱交換器、21は通風路、25は
筒部の開口部(排気ダクトの入口)、26は隆起部の開
口部(排気ダクトの出口)、43は熱交換器を示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体に、被乾燥食器を配置する乾燥室を
    具えると共に、本体外の空気を乾燥室内に向けて導く吸
    気ダクト、及びこの吸気ダクトと熱交換器により遮られ
    て乾燥室内の空気を本体外に導く排気ダクトを具えたも
    のにおいて、前記熱交換器を、その通風路が排気ダクト
    の入口から出口への通風方向と同一で、且つその出口側
    から入口側へ下降傾斜するように設けたことを特徴とす
    る食器乾燥機。
  2. 【請求項2】 熱交換器が、通風路を複数条有すること
    を特徴とする請求項1記載の食器乾燥機。
JP24473992A 1992-09-14 1992-09-14 食器乾燥機 Pending JPH0690890A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24473992A JPH0690890A (ja) 1992-09-14 1992-09-14 食器乾燥機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24473992A JPH0690890A (ja) 1992-09-14 1992-09-14 食器乾燥機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0690890A true JPH0690890A (ja) 1994-04-05

Family

ID=17123175

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24473992A Pending JPH0690890A (ja) 1992-09-14 1992-09-14 食器乾燥機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0690890A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012191971A (ja) * 2011-03-15 2012-10-11 Panasonic Corp 食器洗い機
JP2017123925A (ja) * 2016-01-12 2017-07-20 ホシザキ株式会社 洗浄機
JP2019201965A (ja) * 2018-05-24 2019-11-28 ホシザキ株式会社 コンベア型洗浄機
EP3257425B1 (en) * 2015-02-12 2020-09-16 Foshan Shunde Midea Washing Appliances Mfg. Co., Ltd. Dish-washing machine

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012191971A (ja) * 2011-03-15 2012-10-11 Panasonic Corp 食器洗い機
EP3257425B1 (en) * 2015-02-12 2020-09-16 Foshan Shunde Midea Washing Appliances Mfg. Co., Ltd. Dish-washing machine
JP2017123925A (ja) * 2016-01-12 2017-07-20 ホシザキ株式会社 洗浄機
JP2019201965A (ja) * 2018-05-24 2019-11-28 ホシザキ株式会社 コンベア型洗浄機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8056254B2 (en) Tumble dryer with a lint filter
CA2003030C (en) Dish washer with dryer
US20110225838A1 (en) Dryer
KR101417050B1 (ko) 공기조화기의 실내기
JPH0690890A (ja) 食器乾燥機
TWI291536B (en) Air conditioner
JPH05344948A (ja) 食器乾燥機
KR100342670B1 (ko) 제습기
CN209798354U (zh) 衣物处理装置
JP4202822B2 (ja) 空気調和機
JP6442862B2 (ja) 送風装置
KR100211526B1 (ko) 공기 순환식 식기 건조기
JP2511979B2 (ja) 食器洗浄機
CN220572168U (zh) 一种气路循环机构以及洗碗机
JP7512876B2 (ja) 送風装置
CN220757364U (zh) 一种湿气进气结构以及水汽分离装置
KR101335230B1 (ko) 가습 제습 복합기
KR102577345B1 (ko) 세탁물 건조기
JPH0344134Y2 (ja)
JP3118301B2 (ja) 食器乾燥機
KR100347947B1 (ko) 공기조화기의 토출구 구조
JP3354415B2 (ja) 送風ファンおよびこの送風ファンが備えられた食器洗い機
JPH0646451Y2 (ja) 食器洗浄乾燥機
JPH1176131A (ja) 食器洗浄機
JPS6340239Y2 (ja)