JPS6340239Y2 - - Google Patents

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JPS6340239Y2
JPS6340239Y2 JP14436581U JP14436581U JPS6340239Y2 JP S6340239 Y2 JPS6340239 Y2 JP S6340239Y2 JP 14436581 U JP14436581 U JP 14436581U JP 14436581 U JP14436581 U JP 14436581U JP S6340239 Y2 JPS6340239 Y2 JP S6340239Y2
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JP
Japan
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drying
air
drain
exhaust
drying box
Prior art date
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JP14436581U
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JPS5849697U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は乾燥室に一方向の加熱した空気流を
形成して、乾燥室における物品を乾燥させる乾燥
装置に関するものである。
従来の乾燥装置としては、例えば実開昭50−
120079号公報や実開昭53−123573号公報に開示さ
れているように乾燥室へ供給される加熱空気と乾
燥室から排出される排気空気とを熱交換器に通し
て熱交換させるものがある。しかし、送風機や熱
交換器、加熱手段を備えていても、従来のものは
乾燥装置としての用に供しうるのみで、例えば空
調換気扇や暖房機の用に供しうるものはない。
本考案の目的とするところは、乾燥室のドレン
の処理が容易で、乾燥室から排気される排気流の
保有する熱を回収して乾燥室の乾燥雰囲気の形成
に再利用することができ、しかも温風暖房機又は
空調換気扇としての用にも給しうる、効率の良い
利用形態が多様である乾燥装置を提供することで
ある。
次に本考案の構成を図面に示す実施例に基づい
て具体的に説明する。
図面に示す本考案の適用例としての乾燥装置
は、物品の乾燥のための乾燥雰囲気を形成する送
風機やヒ−タ1などの主要構成部材を組込んだ温
風機2と、単純な容器構造として形成された乾燥
ボツクス3とからなる。乾燥雰囲気を形成する主
体である温風機2は単独には第1図のように構成
されている。すなわち、箱形に形成された本体ケ
−シング4の内部のほぼ上半分に熱交換器5が組
込まれ、下半分には単一の駆動源6で動く吸気送
風機7と排気送風機8が据付けられているのであ
る。この温風機2の本体ケ−シング4内には全経
路について独立した吸気路と排気路とが形成され
ているのである。吸気路は熱交換器5の一方の通
路が臨む本体ケ−シング4の天部に入口端9が開
口し、吸気送風機7の吐出口が臨む本体ケ−シン
グ4の一側下部に出口端10が開口している。又
排気路は、熱交換器5の他の通路が臨む本体ケ−
シング4の背面上部に出口端11が開口し、排気
送風機8の吸込側が臨む本体ケ−シング4の一側
に入口端12が開口している。これらの吸気路と
排気路とは熱交換器5において交叉し、両者間を
流れる空気が混合せずにその空気間の熱交換が可
能となつている。吸気路の出口端10と排気路の
入口端12は、下と上に互いに比較的近接して開
口し、その各々に対して接続用のフランジ13が
設けられている。そしてヒ−タ1は吸気路の吸気
送風機7の吐出口の近傍に対して配設されている
のである。排気路については、その出口端11に
排気ダクト14が連絡され、排気流を室を仕切つ
ている壁体Wを貫ぬいて室外に導き出すことがで
きるようにされている。
しかして、この温風機2は単独にはヒ−タ1を
作動させた運転によりヒ−タ1で加熱した空気を
温風として室内へ放出できるから、温風暖房機と
同様に温風暖房を計ることができ、またヒ−タ1
を停止させた運転により換気扇と同様な換気機能
を果すのである。なお、第1図における符号15
は、吸気路の出口端10及び排気路の入口端12
に対して設けられた接続口である。
このように温風機2はそれ自体で特定の機能即
ち、温風暖房機又は排気扇の機能を果しうるもの
であるが、乾燥ボツクス3は、温風機2から分離
させてしまうと、それ自体単独では特定の機能を
果し得ない。乾燥ボツクス3の構造は、簡単な表
現をすれば、空気通路であり、温風機2の吸気路
の出口端10と排気路の入口端12とを短絡的に
連絡するものである。すなわち、乾燥ボツクス3
の背面には、温風機2の吸気路の出口端10と排
気路の入口端12とに対応する位置に両者にそれ
ぞれ個別に嵌合接続しうる接続口16を有し、こ
の接続口16は、それぞれ乾燥室Sに連絡してい
るのである。乾燥ボツクス3には移動性を良くす
るためのキヤスタ17と、乾燥室Sへの物品の出
し入れをするための扉構造18及び、乾燥室Sの
ドレンを処理するためのドレン処理構造がそれぞ
れ備え付けられている。ドレン処理構造は、第1
図に示すような漏斗状のドレン案内部材19と、
平底の皿形に形成されたドレン受皿20とで構成
されている。ドレン案内部材19は乾燥室Sの底
側に設けられ、案内フランジの接続口16に対応
する部分には通風孔21が形成されている。ドレ
ン案内部材19の中心部に形成された排水部は乾
燥ボツクス3の外側に延出され、当該部に着脱自
在に装着されたドレン受皿20に臨んでいる。従
つて、乾燥室Sのドレンは、乾燥ボツクス3の外
部に導き出され、容易に処理することができる。
乾燥ボツクス3には接続口16相互を区切り、排
気側の接続口16を乾燥室Sの上方に連絡させ
る、案内板22による排気用のダクト構造が背面
側に構成されている。この排気用のダクト構造の
接続口16に近い部分には、局部的に下方に膨出
したドレン留め23が形成され、乾燥室Sの前記
ドレン案内部材19にドレン留め23に生ずるド
レンを滴下させうる排水孔24を備えている。こ
の乾燥ボツクス3は各接続口16を温風機2の出
口端10と入口端12とに嵌合接続するだけで、
その乾燥室Sが物品(衣類等)の乾燥のための空
間となるもので、温風機2の運転で常に定方向の
熱風が流通することになる。この場合にも温風機
2の熱交換器5は排気流の熱を回収し、吸気流に
移す熱回収機能を果す。従つて、ヒ−タ1につい
ては小容量のもので良く、熱の補給は少なくて済
む。また、運転中に生ずるドレンは、排気用のダ
クト構造内に生ずるものも含め、ドレン案内部材
19から一括してドレン受皿20に排水処理する
ことができ、温風機2側の熱交換器5の通気路の
結露を抑えることができる。
以上、実施例による説明からも明らかなように
本考案の乾燥装置は、熱交換器を通じて独立状態
の吸気流と排気流を形成することができ、吸気流
昇温用のヒ−タを備えた温風機に、吸気流と排気
流を短絡するように接続できる乾燥室をもつ乾燥
ボツクスを分離可能に設けたもので、乾燥ボツク
スには乾燥室のドレンを外部に排出するドレン構
造を備えかつ、排気流の通る通路にはドレン構造
に臨む排水孔を形成したものであるから、乾燥ボ
ツクスのドレンを確実に排水処理することがで
き、熱交換器のドレンによる機能低下を抑えるこ
とができるうえ、排気流の熱を回収して乾燥室の
乾燥雰囲気の形成の用に利用することができる。
従つて、ヒ−タによる熱補給がそれだけ少なくて
済み、さらには乾燥ボツクスを切り離し、送風機
を運転すれば温風機のみによつて温風暖房や換気
を行なわせることもできるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の適用例としての乾燥装置を
示す縦断面図、第2図は案内板のみを単独に示す
斜視図である。なお、図中同一符号は同一又は相
当部分を示す。 1はヒ−タ、2は温風機、3は乾燥ボツクス、
5は熱交換器、7は吸気送風機、8は排気送風
機、13はフランジ、16は接続口、17はキヤ
スタ、18は扉構造、19はドレン案内部材、2
0はドレン受皿、22は案内板、23はドレン留
め、24は排水孔、Sは乾燥室。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 内蔵の熱交換器5を通じて室内空気の吸気と
    室内空気の屋外への排気とを行なう、送風機
    7,8及び吸気流昇温用のヒ−タ1を備えた熱
    交換換気機能をもつ温風機2と、この温風機に
    内部空間である乾燥室Sが空気流の経路の一部
    となる状態に分離可能に接続される開閉構造の
    乾燥ボツクス3とからなり、前記乾燥ボツクス
    3における排気のための通風路を乾燥ボツクス
    内に上下方向に設け、その前記温風機との下部
    の接続口近傍に、乾燥室の底側に構成されたド
    レン処理構造19,20に臨む排水孔24を形
    成し、前記温風機は乾燥ボツクスを分離させた
    状態で上記送風機を運転させて室内空気の吸気
    とこの室内空気の屋外への排気とを行う構成で
    あることを特徴とする乾燥装置。 (2) 通風路の下位にドレン留め23を形成し、こ
    のドレン留めに対して排水孔24を形成してな
    る実用新案登録請求の範囲第1項記載の乾燥装
    置。
JP14436581U 1981-09-29 1981-09-29 乾燥装置 Granted JPS5849697U (ja)

Priority Applications (1)

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JP14436581U JPS5849697U (ja) 1981-09-29 1981-09-29 乾燥装置

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JP14436581U JPS5849697U (ja) 1981-09-29 1981-09-29 乾燥装置

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Publication Number Publication Date
JPS5849697U JPS5849697U (ja) 1983-04-04
JPS6340239Y2 true JPS6340239Y2 (ja) 1988-10-20

Family

ID=29937329

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JP14436581U Granted JPS5849697U (ja) 1981-09-29 1981-09-29 乾燥装置

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JPS5849697U (ja) 1983-04-04

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