JPH1176131A - 食器洗浄機 - Google Patents

食器洗浄機

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JPH1176131A
JPH1176131A JP23592397A JP23592397A JPH1176131A JP H1176131 A JPH1176131 A JP H1176131A JP 23592397 A JP23592397 A JP 23592397A JP 23592397 A JP23592397 A JP 23592397A JP H1176131 A JPH1176131 A JP H1176131A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 周囲状況に応じて任意選択的に、被洗浄物を
短時間に洗浄、乾燥処理できる一方、静粛性良く被洗浄
物を洗浄、乾燥処理することも可能な食器洗浄機を提供
すること。 【解決手段】 被洗浄物Mが出し入れ自在に収容される
洗浄室と、この洗浄室内で洗浄水を噴出させる洗浄水噴
出装置と、洗浄室に連通し外気を取り入れる吸気口と、
同じく洗浄室に連通し洗浄室内の空気を外部へ排出させ
る排気口と、吸気口から排気口に至る通気経路中に設け
られた送風機とを備えた食器洗浄機である。そして吸気
口と排気口とには、これらをつないで連通すると共に送
風機の循環により通過する洗浄室内の湿潤空気を除湿す
る循環ダクトが着脱自在に設けられた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は食器洗浄機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】洗浄室内に貯留させた洗浄水を回転ノズ
ルから噴出させてこれを食器等の被洗浄物に噴き付ける
形式の食器洗浄機が知られている。図6に例示する食器
洗浄機は、ケーシングa内に洗浄室bが設けられ、この
洗浄室bは前方の開口が扉cで開閉塞され、被洗浄物
e,eを収納した洗浄ラックd,dが上下二段に分かれ
て出し入れ自在に収容される。洗浄室bの内部には、そ
れぞれの洗浄ラックd,dの下方に回転ノズルf,fが
設けられている。洗浄室bの底は洗浄水貯留用の水受部
hとなっており、洗浄水はこの水受部hに連通接続され
た洗浄ポンプjを介して各回転ノズルf,fへ圧送され
る。水受部hへの給水は、給水管kから給水弁mを経て
所定量の水が供給される。
【0003】また、ケーシングaの上部には、ケーシン
グ前面に開口する吸気口qが設けられ、連通路rを経て
洗浄室bに連通される。連通路rの経路中には洗浄室b
内へ外部空気を送り込むための送風機sが設けられてい
る。そして吸気口qの下側には、洗浄室b内の空気を連
通路tを経て外部へ排出させるための排気口uが設けら
れている。
【0004】食器洗浄機はこのような構成により、洗浄
工程では、洗浄ポンプjの駆動により、水受部hに貯留
された洗浄水が洗浄ポンプjを介してそれぞれの回転ノ
ズルf,fに送り込まれ、被洗浄物e,eへ向けて噴射
される。そして洗浄水は水受部hへ戻る。また、洗浄工
程後、水受部h内の洗浄汚水は、排水ポンプpの駆動に
より、この水受部hの下部に接続された排水管nから洗
浄機の外部へ排出される。
【0005】次に洗浄後の被洗浄物e,eの乾燥工程で
は、送風機sを駆動させることにより、外部空気が吸気
口qから洗浄室b内へ取り入れられ、洗浄室b内の湿潤
空気が排気口uから強制排出される為、被洗浄物e,e
を迅速に乾燥させることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】かかる洗浄機では、被
洗浄物e,eの洗浄工程の際、その動作音や振動が吸気
口qや排気口uを通して漏出し、騒音となって耳障りで
あり、特に夜間での使用は一層問題が深刻であった。そ
こで、洗浄工程時のみ吸気口qや排気口uを閉塞し、乾
燥工程時にこれらを開放するものが知られているが、吸
気口qや排気口uの自動開閉機構が複雑となり、又コス
トが増大する欠点がある。
【0007】本発明は上記問題に鑑みてなされたもので
あって、その目的は、『被洗浄物が収容される洗浄室
と、前記洗浄室内で前記被洗浄物に向けて洗浄水を噴出
させる洗浄水噴出装置と、前記洗浄室に連通し、外気を
前記洗浄室へ取り入れる為の吸気口と、前記洗浄室に連
通し、前記洗浄室内の空気を外部へ排出させる為の排気
口とを備えた食器洗浄機』において、周囲状況に応じて
静粛性良く被洗浄物を洗浄乾燥処理することが可能な食
器洗浄機を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に講じた請求項1記載の食器洗浄機は、『前記吸気口と
前記排気口とを連通状態に接続するための着脱自在の循
環ダクトを備えた』ことを特徴とする。この解決手段に
よれば、ダクトを装着した時は、ダクトが吸気口と排気
口とを連通するように装着され、従って洗浄室に繋がる
通気経路が閉じられた循環路となる。そのため、洗浄工
程時の動作音や振動は外部へ漏れ出ることが阻止され、
騒音発生が抑制される。また、乾燥工程においては、循
環ダクトによって吸気口と排気口とが連通されているた
め、洗浄室を通る循環経路が形成され乾燥動作を妨げな
い。このため、例えば、夜間や就寝中などのように、静
粛性を第一として乾燥に多少時間を要しても実質的に影
響がない場合に用いることができる。
【0009】請求項2記載の食器洗浄機は、請求項1記
載を限定し、『前記吸気口から前記洗浄室を介して前記
排気口へ至る通気経路に送風機が設けられた』ことを特
徴とする。この解決手段によれば、循環ダクトの装着時
において洗浄室を通る循環経路中の空気を強制循環でき
るので被洗浄物の乾燥をより促進できる。請求項3記載
の食器洗浄機は、請求項2記載を限定し、『前記循環ダ
クトは装着時において外部に露出され、熱伝導性が良好
な材料で構成される』ことを特徴とする。この解決手段
によれば、循環ダクトを通過する湿潤空気と外気との熱
交換が促進され、結露を生じさせて、より一層早く被洗
浄物を乾燥させることができる。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の食
器洗浄機によれば、吸気口と排気口とを連通する循環ダ
クトを着脱自在に設けたから、乾燥時間はあまり気にな
らないが静粛性を重視する夜間での使用や、洗浄時の騒
音があまり気にならないが乾燥時間を重視する昼間等の
使用を任意選択的に行うことができる。また、循環ダク
トを装着すると洗浄室を通る湿潤空気や熱気が外部放出
されることがないので、食器洗浄機の設置環境に影響を
与えない。
【0011】請求項2記載の食器洗浄機によれば、送風
機を設けたので、循環ダクトの装着時において洗浄室を
通る循環経路中の空気を強制循環でき被乾燥物の乾燥を
より促進する。請求項3記載の食器洗浄機によれば、循
環ダクトの熱交換率を高めたので、循環ダクトの装着時
において、より一層早く被洗浄物を乾燥させることがで
きる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の食器洗浄機について添付
の図面を参照しつつ説明する。図1は本食器洗浄機の全
体断面図であり、図に示すようにケーシング1内には前
方に開放する洗浄室2が形成され、この前方の開口は上
下方向に回動して開閉される扉3で開閉塞される。洗浄
室2内には食器等の被洗浄物Mを収容する洗浄ラックL
が設けられ、扉3を開放した状態で前方の開口から出し
入れ自在に配備されており、上方及び下方の洗浄ラック
Lは洗浄室2の両側壁に設けられた図示省略のレールに
対して引き出し自在に支持されている。各洗浄ラックL
の下方には、上方に向かって洗浄水を噴出する回転ノズ
ル6a,6bが上下二段に配設されており、それぞれの
回転ノズル6a,6bは洗浄室2から突出させた支持腕
によって各々回動自在に支持されている。
【0013】洗浄室2の底は一定の深さの水受部23が
形成され、この水受部23には濾過網70を具備する濾
過容器7が設けられている。また水受部23の側胴部に
連通して洗浄ポンプ62が設けられ、この下流側に上記
回転ノズル6a,6bが接続される。更に水受部23の
側胴部に連通パイプ52が接続され、その端部に検知部
を臨ませた水位センサ51が設けられている。
【0014】洗浄室2の後壁部21には、給水弁22が
設けられ、給水弁22は装置外部から導入された給水パ
イプ91に接続されている。この給水弁22の開弁によ
り洗浄室2内部へ洗浄水が給水され、水受部23に貯留
される。水受部23に所定量の洗浄水が貯留され、水位
センサ51が所定水位となったことを検知すると、給水
弁22が閉弁する。また、水受部23内に電熱ヒータH
が設けられ、これにより水受部23に貯留された洗浄水
が所定温度に加熱保持される。
【0015】本食器洗浄機はこれら回転ノズル6a,6
b、連通管61、洗浄ポンプ62等により、被洗浄物M
に洗浄水を噴出する洗浄水噴出装置が構成される。水受
部23の底壁にはケーシング1の外部へ通じる排水パイ
プ74が接続され、その下流側に排水ポンプ73が設け
られている。この排水ポンプ73と水受部23との間
に、排水方向を順方向とする逆止弁77が設けられてい
る。また排水パイプ74中、この排水ポンプ73の下流
側はケーシング1の内部において上方約0.6メートル
立ち上がる逆U字状に屈曲形成された立ち上げ部72が
設けられており、更にその下流側に管路が凹むように配
設された排水トラップ75を介してケーシング1の外部
へ通じている。尚、立ち上げ部72の上流側には空気口
76が設けられている。
【0016】ケーシング1の上部には、ケーシング前面
に開口する吸気口10と排気口30とが並列状に設けら
れており、図1では紙面の手前側に吸気口10が位置付
けられ、その奥側に排気口30がある。吸気口10は、
洗浄室2の上壁から後壁部21に沿って設けられた連通
路11により、洗浄室2の後壁部21の開口12へ連通
し、又排気口30は、洗浄室2の上方に設けられた連通
路31により、洗浄室2の上壁24の開口32へ連通し
ている。そして連通路11における吸気口10と洗浄室
2の開口12との間に送風機81が設けられており、吸
気口10側から洗浄室2側へ送風する。本発明の食器洗
浄機では、図2及び図3に示すように、排気口30には
排気ダクト35が着脱自在に取り付けられ、また吸気口
10には吸気フィルター15が着脱自在に取り付けられ
る。
【0017】排気ダクト35は、図2 (a)に示すよう
に、左右に扁平筒状のダクト主体35aに通気口35b
を備え、ダクト主体35aの後側左右両端部に一対の係
止用突起35c,35cが設けられている。排気ダクト
35を排気口30へ取り付けるには、これら突起35
c,35cをそれぞれ内側へ撓み変形させながらダクト
主体35aを排気口30へ差し込むと、排気口30の開
口内周縁部に形成された図示省略の係止用孔部に、係止
用突起35c,35cが係止され、図3に示すように排
気ダクト35が固定される。また、吸気フィルター15
は、図2 (b)に示すように、左右に扁平筒状のフィルタ
ー主体15aに、メッシュ状部材15bが設けられ、フ
ィルター主体15aの後側左右両端部に一対の係止用突
起15c,15cが設けられている。フィルター15を
吸気口10へ取り付けるには、突起15c,15cをそ
れぞれ内側へ撓み変形させながらフィルター主体15a
を吸気口10へ差し込むと、吸気口10の開口内周縁部
に形成された図示省略の係止用孔部に、係止用突起15
c,15cが係止され、図3に示すように吸気フィルタ
ー15が固定される。尚、これら排気ダクト35,吸気
フィルター15は、手で少し強く引き抜くことにより、
それぞれ排気口30,吸気口10から、容易に取り外す
ことができる。 従って、これら排気ダクト35、吸気
フィルター15は、手作業により、容易に着脱できるよ
う設けられ、更に、本発明の食器洗浄機では、こうした
排気ダクト35,吸気フィルター15を取り外して、図
4及び図5に示すように、吸気口10と排気口30とを
食器洗浄機の外部において連通させる循環ダクト4を着
脱自在に設けることができる。
【0018】循環ダクト4は、図4に示すように、正面
視略逆U字状に形成され、かつその両端部が直角方向に
折れ曲がった扁平状ダクトであり、両端の開口部41,
42は、吸気口10,排気口30の開口に合致するよう
に形成されると共に、それぞれの後側両端部には一対の
係止用突起41a,41a及び42a,42aが設けら
れている。循環ダクト4を吸気口10,排気口30の両
方へ取り付けるには、これら係止用突起41a,41
a,42a,42aを互いに内側へ撓み変形させなが
ら、開口部41,42を吸気口10,排気口30へ差し
込むと、前述した給・排気口の各係止用孔部にこれら係
止用突起41a,41a,42a,42aが係止して、
図5に示すように固定される。そしてこの循環ダクト4
においても、手で少し強く引き抜くことで、排気口3
0,吸気口10から、容易に取り外すことができる。
【0019】循環ダクト4は、熱伝導の良好な銅やアル
ミニウム等が用いられ、図4 (a)及び(c) に示すよう
に、二枚の板状部材が貼り合わされて形成され、その中
間部分には複数の接合部43,43・・が設けられる。
これによって、ダクト剛性と放熱性を向上させると共
に、その内部を通過する空気を接合部43,43によっ
て迂回させて通過空気に乱流を発生させ、循環ダクトの
熱交換率を高めている。そして循環ダクト4を吸・排気
口10,30へ取り付けることにより、このダクト内を
通過する洗浄室2からの水分を多く含んだ湿潤な空気を
外気で冷却して結露させて除湿させることに加えて、洗
浄時の洗浄室2での動作音や振動音が給・排気口10,
30から漏れ出ることを防止し騒音発生を抑制する。
【0020】かかる洗浄機は上記のように構成されてお
り、洗浄工程時は、洗浄ポンプ62の動作により、電熱
ヒータHで加熱された水受部23内の洗浄水は、回転ノ
ズル6a,6bに送り込まれ、被洗浄物Mへ向けて噴射
される。そして洗浄汚水は洗浄室2の内壁を経て水受部
23へ還流され、濾過容器7で濾過され、再び洗浄ポン
プ62から回転ノズル6a,6bへ送り込まれて洗浄室
2を介して循環される。
【0021】洗浄動作後、水受部23に滞留した洗浄汚
水は、排出ポンプ73の作動により排水パイプ74から
外部へ排出される。排水終了後、被洗浄物Mが清浄水で
すすがれた後、上記と同様の手順で排水され、洗浄工程
が終了する。ここで、洗浄工程時に循環ダクトを装着し
た場合と装着しない場合(図2のフィルタ15及び排気
ダクト35を装着)について説明する。
【0022】循環ダクトを装着すると、洗浄室2に連通
する給気口10及び排気口30が循環ダクトによって塞
がれることによって、洗浄室は食器洗浄機の外部と直接
的な連通状態にならない。従って、洗浄工程における洗
浄室内での洗浄時の動作音や振動音が直接外部に漏れる
ことが無い。そのため、食器洗浄機の騒音が抑制され、
例えば、騒音が問題となる夜間での使用等が気にならな
い。
【0023】一方、循環ダクトを装着しない場合は、食
器洗浄機の騒音は循環ダクトの装着時と比べて大きくな
るが、後に述べる乾燥工程時の利点があるため騒音が余
り気にならない昼間等の使用を前提とすれば良い。洗浄
工程が終了すると、次の乾燥工程に進む。循環ダクト4
を装着した場合にあっては、吸気口10から洗浄室2を
経て排気口30を通り、循環ダクト4から再び吸気口1
0へ戻る循環路が形成され、これにより洗浄室2内の洗
浄動作による水分を多く含んだ湿潤な空気は循環ダクト
4の通過の際に外気と熱交換して冷却され、結露現象を
生じることによって除湿される。そして、送風機81の
作動により湿潤空気の循環を繰り返すことによって次第
に循環空気が乾燥され、洗浄室2内の被洗浄物Mが徐々
に乾燥されることになる。結露水は循環ダクト4が直角
上方に折れ曲がっているため、循環ダクトの内面に沿っ
て洗浄室2内に流れ、水受部23に貯留される。尚、こ
の場合も電熱ヒ−タHによって循環空気を加熱すること
により乾燥時間を早くできる。
【0024】循環ダクト4を装着しない場合、乾燥工程
は以下のようになる。送風機81の動作により、外気が
吸気口10から取り込まれ連通路11を経て洗浄室2内
へ送り込まれる。その際、電熱ヒ−タHにより空気が所
定に加熱される。加熱空気は洗浄室2内の被洗浄物Mを
乾燥させ、湿潤した空気が連通路31を経て排気口30
から外部へ強制排出される。この乾燥処理では、上述し
た循環ダクト4を装着した場合と比較して、湿潤空気を
循環させないため乾燥時間が短時間で済むという利点が
ある。ただし、湿潤空気の外部放出を防止するという観
点からは、循環ダクトの装着による乾燥処理の方が好ま
しいと言える。
【0025】以上のように着脱自在の循環ダクトを備え
ることによって、2種類の洗浄、乾燥処理を行なうこと
ができる。即ち、被洗浄物Mを洗浄、乾燥処理する場
合、循環ダクト4を装着しない時は、例えば洗浄時の騒
音があまり気にならない昼間等の使用において、乾燥処
理を優先して早く行いたい場合に用いることができる。
又、循環ダクト4を装着した時は、例えば、夜間や就寝
中などのように、洗浄時における静粛性を優先して、乾
燥に多少時間を要しても乾燥時間を十分に確保できるよ
うな時間帯において用いることができる。この場合、洗
浄開始から乾燥終了まで循環ダクトを取り外すことなく
連続的に食器洗浄機を使用することができるため、一連
の自動洗浄、乾燥処理を妨げることは無い。
【0026】このように本発明の食器洗浄機では、循環
ダクト4の着脱により、使用する状況に応じて任意選択
的に被洗浄物Mを適切に洗浄、乾燥させることができ
る。以上、本発明の食器洗浄機について説明したが、循
環ダクト4の着脱自在とする係止態様は、図例の他、嵌
合によるものでも構わない。また図例では吸気口10と
排気口30とは、ケーシング1の上部で並列状に配設さ
れたが、このような位置関係にとらわれない。
【0027】なお、上記の実施の形態では洗浄時の騒音
を問題としているが、循環ダクト4は乾燥時の騒音、す
なわち送風機81の動作音に対しても防音効果を奏する
ことは言うまでもない。また、上記実施の形態では循環
ダクト4を直角上方に折り曲げたが、斜め上方であって
も結露水を洗浄室に戻せる作用を有する。ただし、直角
上方の方が前方への循環ダクト4の突出量が少なくて済
み、使用者の通行の邪魔にならない効果がある。
【0028】さらに、送風機は排気用の連通路31に設
けてもよい。さらに、上記の実施の形態では、循環ダク
ト4は結露促進の観点から熱伝導の良好な材料を用いて
いるが、コスト的及び耐久性の観点からは合成樹脂材料
によって形成してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の食器洗浄機の全体断面図である。
【図2】図1の食器洗浄機に装着される部品図であり、
うち (a)は排気ダクト (b)は吸気フィルターを示す。
【図3】図1の食器洗浄機に図2の排気ダクトと吸気フ
ィルターとを装着した状態を示し、うち (a)は平面図、
(b)は正面図、そして (c)は右側面図である。
【図4】図1の食器洗浄機に装着される循環ダクトであ
り、うち (a)は正面図、 (b)は平面図、 (c)は (a)にお
けるX−X断面図、そして (d)は右側面図を示す。
【図5】図1の食器洗浄機に図4の循環ダクトを装着し
た状態を示し、うち (a)は平面図、 (b)は正面図、そし
て (c)は右側面図である。
【図6】従来の食器洗浄機の全体断面図である。
【符号の説明】
1・・・ケーシング 2・・・洗浄室 3・・・扉 4・・・循環ダクト 7・・・濾過容器 10・・吸気口 23・・水受部 30・・排気口 62・・洗浄ポンプ 72・・立ち上げ部 73・・排水ポンプ 74・・排水パイプ 81・・送風機 82・・加熱装置 L・・・洗浄ラック M・・・被洗浄物 尚、各図中同一符号は、同一又は相当部分を示す。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被洗浄物が収容される洗浄室と、 前記洗浄室内で前記被洗浄物に向けて洗浄水を噴出させ
    る洗浄水噴出装置と、 前記洗浄室に連通し、外気を前記洗浄室へ取り入れる為
    の吸気口と、 前記洗浄室に連通し、前記洗浄室内の空気を外部へ排出
    させる為の排気口とを備えた食器洗浄機において、 前記吸気口と前記排気口とを連通状態に接続するための
    着脱自在の循環ダクトを備えた、食器洗浄機。
  2. 【請求項2】 前記吸気口から前記洗浄室を介して前記
    排気口へ至る通気経路に送風機が設けられた、請求項1
    記載の食器洗浄機。
  3. 【請求項3】 前記ダクトは装着時において外部に露出
    され、熱伝導性が良好な材料で構成される、請求項2記
    載の食器洗浄機。
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CN111050623A (zh) * 2017-09-28 2020-04-21 松下知识产权经营株式会社 餐具清洗机

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