JPH03132814A - 画像形成装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、記録装置を内蔵した小型軽量のブック型ワー
ドプロセッサ等の画像形成装置に関するものである。

〈従来の技術〉 近年画像形成装置として様々な種類の日本語ワードプロ
セッサが開発され実用化されている。そのなかでプリン
タ内蔵型で小型軽量の所謂ブック型ワードプロセッサが
広く用いられている。

これは第４図に示すように、記録部であるプリンタ５０
．入力部であるキーボード５１１表示部である液晶デイ
スプレィ５２．及び入力情報を記憶させるための記憶部
５３等を有しており、装置の小型化を図るために収納状
態に於いてはキーボード５１に液晶デイスプレィ５２を
覆うようにしてブック型に収納し、使用状態に於いては
その液晶デイスプレィ５２をキーボード５１より引き起
こして目視可能にすると共に、そのキーボード５１を露
出させて操作を行っている。

〈発明が解決しようとしている課題〉 しかし、上述した従来の小型ワードプロセッサに於いて
は、装置全体の厚みを薄くして小型化するために液晶デ
イスプレィ５２がプリンタ５０よりも前方にあるキーボ
ード５１の上部に配置されているため、その液晶デイス
プレィ５２をキーボード５１より引き起こして開いた状
態では、上記プリンタ５０が液晶デイスプレィ５２の後
方に隠れてしまうのでそのプリンタ５０が見え難くなる
。

このため文書等の入力中などのプリンタ５０未使用時は
問題ないが、プリンタ５０を使用して記録を行う場合に
は用紙のセットがしづらく、また記録中に記録状態が確
認しづらい場合が多い。

従って従来はプリンタ５０を使用する場合には、第５図
に示すように先ず一時的に液晶デイスプレィ５２を閉じ
た状態で用紙をセットし、記録開始の入力操作をするた
めに再びその液晶デイスプレィ５２を開いてキーボード
５１を外部に露出させて人力操作をすることにより記録
を開始していた。

また記録状態を確認する場合には再び表示部分５２を閉
じる必要があり煩わしく、更に途中で記録を中止する場
合には再び液晶デイスプレィ５２を開いてキーボード５
１を操作しなければならず、操作が煩雑になる場合があ
った。

本発明の目的は、上記従来技術の課題を解決し、使用状
態に於いて表示部が記録部よりも後方に移動可能である
画像形成装置を提供することにある。

〈課題を解決するための手段〉 上記従来技術の課題を解決し、以下に述べる実施例に適
用される手段は、各種データ等を入力するための入力部
と、前記入力部より入力された情報を表示するための表
示部と、前記入力部より入力された情報を記憶するため
の記憶部と、前記記憶された情報を出力するための記録
部とを有し、前記表示部は収納状態に於いて人力部を覆
う蓋体を構成すると共に、使用状態に於いて前記記録部
よりも後方に移動可能であることを特徴とする。

〈作用〉 上記手段によれば、表示部は収納状態に於いて入力部を
覆う蓋体を構成すると共に、使用状態に於いて記録部よ
りも後方に移動可能に構成されているので、収納状態で
の小型化及び記録時の入力部が露出した随時入力操作可
能の状態を損なうことなく記録部の操作性を向上させる
ことが出来る。

〈実施例〉 以下、図面を参照して本発明を適用した画像形成装置の
一実施例について説明する。

第１図はブック型ワードプロセッサの概略構成を示す斜
視説明図、第２図はその断面説明図である。

先ず第１図を参照してブック型ワードプロセッサの概略
構成について説明する。

１は記録情報１文字データ等の各種データを入力するこ
とが出来る入力部であるキーボードである。このキーボ
ード１には文字キー、テンキー更には印刷開始キー等の
ファンクションキーを有する。

２は上記キーボード１より入力されたデータを記憶させ
るための記憶部であるＦＤＤ　（フレキシブルディスク
・駆動装置）である。このＦＤＤ２は内蔵された磁気デ
ィスク或いは別に用意したＦＤ（フレキシブルディスク
）に入力されたデータを記憶させるものである。

３は上記ＦＤＤ２に記憶されたデータを記録シート４に
記録するための記録部である感熱記録方式のプリンタで
ある。上記記録シート４としては熱により発色する感熱
紙が用いられる。

５は前記入力されたデータを表示するための表示部であ
る液晶デイスプレィである。この液晶デイスプレィ５は
装置の両側面に支点５ｂを中心に回動自在に取り付けら
れたく字状のアーム５ａに一体的に支持されている。

またこの液晶デイスプレィ５は収納状態に於いて支点５
ｂを中心にアーム５ａを回転させて前記キーボード１を
覆う蓋体を構成するものである。

更に上記アーム５ａはワードプロセッサの使用時に支点
５ｂを中心に回転させることにより上記液晶デイスプレ
ィ５をプリンタ３より後方の目視可能な位置に立設する
に十分な長さをもって構成されている。

次に上述のように構成されたワードプロセッサに搭載さ
れたプリンタ３の概略構成について第２図を参照して説
明する。

第２図に於いて、記録シート４は第１図に示す挿入口３
ｅよりペーパーパン３ａに沿って挿入され、搬送ローラ
３ｂとこれに圧接するピンチローラ３ｃとの間に供給さ
れる。この搬送ローラ３ｂはキーボード１より印字開始
信号が入力されると図示せざる駆動手段により駆動回転
し、ピンチローラ３ｃとの協働作用により記録シート４
を記録部に搬送するものである。

上記搬送ローラ３ｂとピンチローラ３Ｃにより搬送され
た記録シート４は、その搬送方向下流側に設けられたラ
イン型の記録へラド３ｄにより記録が行われる。この記
録ヘッド３ｄは一端（図面下側）を支点３ｇにより支持
されており、他端の近傍（図面上側）は図示せざる付勢
手段により付勢されて前記搬送ローラ３ｂを押圧してい
る。また上記記録ヘッド３ｄには複数の発熱素子が幅方
向に配列されており、これらの発熱素子を画像情報に応
じて選択的に発熱させることにより記録を行うものであ
る。そして記録後の記録シート４は第１図に示す排出口
３ｆより装置外に排出されるものである。

上記構成によれば、先ずワードプロセッサを使用しない
場合にはアーム５ａを支点５ｂを中心に回転させて、前
記液晶デイスプレィ５をキーボード１の上に被覆して全
体として筐体状に収納することが出来る。従って上記ワ
ードプロセッサは持ち運びに便利であり、しかもスペー
スを取らずに収納することが可能である。

また上記ワードプロセッサを使用する場合には、前記ア
ーム５ａを支点５ｂを中心に回転させて液晶デイスプレ
ィ５をプリンタ３よりも後方の目視可能な位置に立設し
て、キーボード１の上面を開放して操作を行う。この状
態でプリンタ３を使用する場合、上記液晶デイスプレィ
５はプリンタ３よりも後方に位置しているので、プリン
タ３に記録シート４をセットし易（、また記録状態も目
視することが出来る。更に途中で記録を中止する場合に
もそのままの状態でキーボード１を操作すれば足り操作
性を著しく向上させることが出来る。

尚、本実施例では感熱記録方式のプリンタ３について説
明したが、例えば熱転写記録方式、ワイヤトッド方式等
の他の記録方式も採用することが出来る。また本実施例
は画像形成装置としてワードプロセッサについて説明し
たが、パーソナルコンピュータ、電子タイプライタ等の
他のプリンタ内蔵型の画像形成装置にも適用することが
可能である。

〈他の実施例〉 上記実施例では液晶デイスプレィ５を支点５ｂを中心に
アーム５ａを回転させることでプリンタ３より後方に配
置するように構成したが、他例として第３図に示すよう
に、液晶デイスプレィ５を支持するアーム５ａを支点５
ｂと共にプリンタ３の側面に設けられたスライド溝６に
沿って前後にスライドさせるように構成しても同様な効
果を得ることが出来る。

〈発明の効果〉 本発明は前述の如く、表示部は収納状態に於いて入力部
を覆う蓋体を構成すると共に、使用状態に於いて記録部
よりも後方に移動可能に構成されているので、収納状態
での小型化及び記録時の入力部が露出した随時人力操作
可能の状態を損なうことなく記録部の操作性を向上させ
ることが出来る。

【図面の簡単な説明】

第１図はブック型ワードプロセッサの概略構成を示す斜
視説明図、第２図はその断面説明図、第３図は他例の説
明図、第４図及び第５図は従来例の説明図である。 １はキーボード、２はＦＤＤ、３はプリンタ、３ａはペ
ーパーパン、３ｂは搬送ローラ、３ｃはピンチローラ、
３ｄは記録ヘッド、３ｅは挿入口、３ｆは排出口、３ｇ
は支点、４は記録シート、５は液晶デイスプレィ、５ａ
はアーム、５ｂは支点、６はスライド溝である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 各種データを入力するための入力部と、 前記入力部より入力された情報を表示するための表示部
   と、 前記入力部より入力された情報を記憶するための記憶部
   と、 前記記憶部に記憶された情報を出力するための記録部と
   を有し、 前記表示部は収納状態に於いて前記入力部を覆う蓋体を
   構成すると共に、使用状態に於いて前記記録部よりも後
   方に移動可能であることを特徴とする画像形成装置。