JPH08324842A - プリンタ付情報処理装置の給紙装置 - Google Patents
プリンタ付情報処理装置の給紙装置Info
- Publication number
- JPH08324842A JPH08324842A JP13400495A JP13400495A JPH08324842A JP H08324842 A JPH08324842 A JP H08324842A JP 13400495 A JP13400495 A JP 13400495A JP 13400495 A JP13400495 A JP 13400495A JP H08324842 A JPH08324842 A JP H08324842A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper
- keyboard cover
- cover
- keyboard
- printer
- Prior art date
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- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
- Manual Feeding Of Sheets (AREA)
- Handling Of Cut Paper (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 プリントアウトの度にカバーの開閉を行うこ
となく給紙できるようにしてプリントアウトの用紙の給
紙を容易に行うことができるようにする。 【構成】 前方上面に操作キーボタン6が取付けられ、
後方にデータを用紙9に印字するための印字部5を収納
した上下ケース7,4と、閉じた時に操作キーボタン6
を覆うようにその後部が上ケース7に回動自在に取付け
られたキーボードカバー8と、このキーボードカバー8
を所定の角度に保持するデテントカムとそのカム凹部3
3,34に弾性的に嵌合するボールとで構成されたカバ
ー保持機構とを有し、キーボードカバー8を所定の角度
に保持した時上ケース7の上面に形成された用紙挿入口
23がキーボードカバー8の上面と連通し、印字すべき
用紙9はキーボードカバー8の上面から用紙挿入口23
に挿入され、キーボードカバー8を閉じるとその後端部
で用紙挿入口23を閉じる。
となく給紙できるようにしてプリントアウトの用紙の給
紙を容易に行うことができるようにする。 【構成】 前方上面に操作キーボタン6が取付けられ、
後方にデータを用紙9に印字するための印字部5を収納
した上下ケース7,4と、閉じた時に操作キーボタン6
を覆うようにその後部が上ケース7に回動自在に取付け
られたキーボードカバー8と、このキーボードカバー8
を所定の角度に保持するデテントカムとそのカム凹部3
3,34に弾性的に嵌合するボールとで構成されたカバ
ー保持機構とを有し、キーボードカバー8を所定の角度
に保持した時上ケース7の上面に形成された用紙挿入口
23がキーボードカバー8の上面と連通し、印字すべき
用紙9はキーボードカバー8の上面から用紙挿入口23
に挿入され、キーボードカバー8を閉じるとその後端部
で用紙挿入口23を閉じる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ワードプロセッサやパ
ーソナルコンピュータのような情報処理装置に関し、特
に詳しく言うと、プリンタを内蔵したラップトップ型の
情報処理装置におけるプリント用紙の給紙装置に関す
る。
ーソナルコンピュータのような情報処理装置に関し、特
に詳しく言うと、プリンタを内蔵したラップトップ型の
情報処理装置におけるプリント用紙の給紙装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ワードプロセッサやパーソナルコンピュ
ータのような情報処理装置において、液晶ディスプレイ
やフロッピーディスク装置そしてキーボード等を一体化
して小型化したラップトップ型やノートブック型がパー
ソナルユース用として広く普及している。この内、ワー
ドプロセッサにおいてはプリンタも内蔵された機種が主
流を占めている。一方、パーソナルコンピュータにおい
ては、ラップトップ型やノートブック型はデータの入力
や表示等に使用し、データのプリントアウトはホストコ
ンピュータのプリンタを用いて行うという使い方は長い
間行われてきたが、近来ワードプロセッサのようにプリ
ンタを内蔵した機種も提供され、任意の場所で情報デー
タのプリントアウトを行うことができるようになった。
このような情報処理装置におけるプリンタは、筐体の後
部に用紙の挿入口や用紙送り用のつまみそしてプリント
アウトされた用紙の排出口が設けられている。用紙挿入
口には、用紙ガイドを兼ねる開閉可能な蓋体が設けられ
ており、この蓋体を開け、挿入口に印字すべき用紙を挿
入してプリントアウト動作を行わせ、プリントアウトさ
れた用紙は排出口から排出されるようになっている。
ータのような情報処理装置において、液晶ディスプレイ
やフロッピーディスク装置そしてキーボード等を一体化
して小型化したラップトップ型やノートブック型がパー
ソナルユース用として広く普及している。この内、ワー
ドプロセッサにおいてはプリンタも内蔵された機種が主
流を占めている。一方、パーソナルコンピュータにおい
ては、ラップトップ型やノートブック型はデータの入力
や表示等に使用し、データのプリントアウトはホストコ
ンピュータのプリンタを用いて行うという使い方は長い
間行われてきたが、近来ワードプロセッサのようにプリ
ンタを内蔵した機種も提供され、任意の場所で情報デー
タのプリントアウトを行うことができるようになった。
このような情報処理装置におけるプリンタは、筐体の後
部に用紙の挿入口や用紙送り用のつまみそしてプリント
アウトされた用紙の排出口が設けられている。用紙挿入
口には、用紙ガイドを兼ねる開閉可能な蓋体が設けられ
ており、この蓋体を開け、挿入口に印字すべき用紙を挿
入してプリントアウト動作を行わせ、プリントアウトさ
れた用紙は排出口から排出されるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような情報処理装
置にあっては、操作キーボードを覆うキーボードカバー
に液晶ディスプレイが取付けられ、このキーボードカバ
ーの下端が筐体に回動自在に取付けられている。したが
って、データの入力や編集を行う場合は、キーボードカ
バーの内面が操作キーボードの面に対して90°以上の
角度になるように立てて、キーボードを露呈するととも
に液晶ディスプレイを見易い角度に設定して行う必要が
ある。そのため、データを入力した後それらデータをプ
リントアウトする場合はもとより、フロッピーディスク
に記録されたデータをプリントアウトする場合には、立
て掛けられているキーボードカバーを操作キーボードを
覆うように倒し、用紙ガイドを兼ねる蓋体を開けて用紙
を挿入口に差し込み、再びキーボードカバーを立てて、
印字をスタートさせるためのキーボード操作を行う必要
がある。このように従来の情報処理装置のプリンタにあ
っては、プリントアウトの度にキーボードカバーの開閉
を行わなければならず、手差しで1枚ずつ用紙を差込む
形式のプリンタでは、その都度キーボードカバーの開閉
を行わなければならず使用者にとっては極めて面倒であ
り、またキーボードカバーの開閉頻度が多くなるため生
産者側ではその取付け部に強度が要求されてしまう。
置にあっては、操作キーボードを覆うキーボードカバー
に液晶ディスプレイが取付けられ、このキーボードカバ
ーの下端が筐体に回動自在に取付けられている。したが
って、データの入力や編集を行う場合は、キーボードカ
バーの内面が操作キーボードの面に対して90°以上の
角度になるように立てて、キーボードを露呈するととも
に液晶ディスプレイを見易い角度に設定して行う必要が
ある。そのため、データを入力した後それらデータをプ
リントアウトする場合はもとより、フロッピーディスク
に記録されたデータをプリントアウトする場合には、立
て掛けられているキーボードカバーを操作キーボードを
覆うように倒し、用紙ガイドを兼ねる蓋体を開けて用紙
を挿入口に差し込み、再びキーボードカバーを立てて、
印字をスタートさせるためのキーボード操作を行う必要
がある。このように従来の情報処理装置のプリンタにあ
っては、プリントアウトの度にキーボードカバーの開閉
を行わなければならず、手差しで1枚ずつ用紙を差込む
形式のプリンタでは、その都度キーボードカバーの開閉
を行わなければならず使用者にとっては極めて面倒であ
り、またキーボードカバーの開閉頻度が多くなるため生
産者側ではその取付け部に強度が要求されてしまう。
【0004】本発明の目的は、プリントアウトの度にキ
ーボードカバーの開閉を行うことなく給紙することがで
きるプリントアウト操作を極めて容易に行うことができ
るプリンタ付情報処理装置の給紙装置を提供することに
ある。
ーボードカバーの開閉を行うことなく給紙することがで
きるプリントアウト操作を極めて容易に行うことができ
るプリンタ付情報処理装置の給紙装置を提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は、筐体と、こ
の筐体に取り付けられた操作キーボードと、前記筐体に
収納した、データを用紙に印字するためのプリンタ部
と、閉じた時に前記操作キーボードを覆うようにその後
部が前記筐体に回動自在に取り付けられたキーボードカ
バーと、このキーボードカバーを所定の角度に保持する
カバー保持機構とを有し、前記キーボードカバーは、半
開きの角度に保持した時、全閉め状態では閉じられてい
た前記プリンタ部への用紙挿入口が露呈すると共に、当
該キーボードカバーの上面に載置した用紙を用紙挿入口
からプリンタ部へ供給するようにした手段により達成さ
れる。
の筐体に取り付けられた操作キーボードと、前記筐体に
収納した、データを用紙に印字するためのプリンタ部
と、閉じた時に前記操作キーボードを覆うようにその後
部が前記筐体に回動自在に取り付けられたキーボードカ
バーと、このキーボードカバーを所定の角度に保持する
カバー保持機構とを有し、前記キーボードカバーは、半
開きの角度に保持した時、全閉め状態では閉じられてい
た前記プリンタ部への用紙挿入口が露呈すると共に、当
該キーボードカバーの上面に載置した用紙を用紙挿入口
からプリンタ部へ供給するようにした手段により達成さ
れる。
【0006】
【作用】上記手段にあっては、キーボードカバーを所定
の角度に傾けることにより、筐体の用紙挿入口がキーボ
ードカバーの上面と連通するように露呈するので、キー
ボードカバーの上面に印字用の用紙を載置しておけば、
用紙を用紙挿入口からプリンタ部に送り出すことができ
る。またキーボードカバーが所定の角度に傾いているこ
とは、操作キーボードとの間に隙間ができることにな
り、この隙間から印字のスタートやストップ操作を指示
する操作キーを操作することができる。更に、キーボー
ドカバーを閉じると、用紙挿入口も閉じるので塵埃等の
侵入を防ぐこともできる。つまり、プリンタ用の蓋を別
個に設ける必要もなく、かつプリントアウトの際、プリ
ンタ用の蓋を開け閉めすることなく、キーボードカバー
の開閉動作に連動させて用紙挿入口を露呈させることが
できて操作性がよい。
の角度に傾けることにより、筐体の用紙挿入口がキーボ
ードカバーの上面と連通するように露呈するので、キー
ボードカバーの上面に印字用の用紙を載置しておけば、
用紙を用紙挿入口からプリンタ部に送り出すことができ
る。またキーボードカバーが所定の角度に傾いているこ
とは、操作キーボードとの間に隙間ができることにな
り、この隙間から印字のスタートやストップ操作を指示
する操作キーを操作することができる。更に、キーボー
ドカバーを閉じると、用紙挿入口も閉じるので塵埃等の
侵入を防ぐこともできる。つまり、プリンタ用の蓋を別
個に設ける必要もなく、かつプリントアウトの際、プリ
ンタ用の蓋を開け閉めすることなく、キーボードカバー
の開閉動作に連動させて用紙挿入口を露呈させることが
できて操作性がよい。
【0007】
【実施例】以下、図面に示す本発明の一実施例について
説明する。この実施例においては、ワードプロセッサの
場合を例にとっている。図1は本発明の一実施例を給紙
状態で示す斜視図、図2はその縦断側面図、図3はカバ
ーを閉じた状態で示す斜視図、図4はその縦断側面図、
図5はカバーを完全に開いたデータの入力可能な状態を
示す斜視図、図6はその縦断側面図である。
説明する。この実施例においては、ワードプロセッサの
場合を例にとっている。図1は本発明の一実施例を給紙
状態で示す斜視図、図2はその縦断側面図、図3はカバ
ーを閉じた状態で示す斜視図、図4はその縦断側面図、
図5はカバーを完全に開いたデータの入力可能な状態を
示す斜視図、図6はその縦断側面図である。
【0008】このワードプロセッサは、内部に制御用回
路の回路基板1、バッテリーケース2そしてグリップ用
凹部3等が形成された下ケース4と、この下ケース4上
に嵌合され、下ケース4とにより形成される空間にサー
マルプリンタで構成された印字部5が収納され、前方部
には多数の操作キーボタン6が設けられた上ケース7
と、この上ケース7に後端部が回動自在に支持され、操
作キーボタン6を覆うキーボードカバー8を有してい
る。下ケース4のバッテリーケース2には電池11が収
納され、かつバッテリカバー12により蓋がされてい
る。下ケース4の後部には、プラテンを兼ねる用紙受け
部材13が取付けられており、この用紙受け部材13上
に印字部5のサーマルヘッド14が位置するように配置
されている。用紙受け部材13の後端部は下ケース4の
後部に形成された用紙排出口15まで延在している。用
紙受け部材13の印字部5の後方には、用紙送り用のゴ
ムローラ16と、このゴムローラ16と弾性的に接触
し、その間で用紙9を挟持して用紙排出口15に送り出
すためのテンションローラ17が設けられている。この
ゴムローラ16は印字部5を保持するとともに、用紙9
の上方のガイド板を兼ねるプリンタ押え板18の開口1
9からテンションローラ17方向に突出している。この
テンションローラ17は、用紙受け部材13の開口20
からゴムローラ16方向に突出し、これによりゴムロー
ラ16とテンションローラ17とが接触するようになっ
ている。
路の回路基板1、バッテリーケース2そしてグリップ用
凹部3等が形成された下ケース4と、この下ケース4上
に嵌合され、下ケース4とにより形成される空間にサー
マルプリンタで構成された印字部5が収納され、前方部
には多数の操作キーボタン6が設けられた上ケース7
と、この上ケース7に後端部が回動自在に支持され、操
作キーボタン6を覆うキーボードカバー8を有してい
る。下ケース4のバッテリーケース2には電池11が収
納され、かつバッテリカバー12により蓋がされてい
る。下ケース4の後部には、プラテンを兼ねる用紙受け
部材13が取付けられており、この用紙受け部材13上
に印字部5のサーマルヘッド14が位置するように配置
されている。用紙受け部材13の後端部は下ケース4の
後部に形成された用紙排出口15まで延在している。用
紙受け部材13の印字部5の後方には、用紙送り用のゴ
ムローラ16と、このゴムローラ16と弾性的に接触
し、その間で用紙9を挟持して用紙排出口15に送り出
すためのテンションローラ17が設けられている。この
ゴムローラ16は印字部5を保持するとともに、用紙9
の上方のガイド板を兼ねるプリンタ押え板18の開口1
9からテンションローラ17方向に突出している。この
テンションローラ17は、用紙受け部材13の開口20
からゴムローラ16方向に突出し、これによりゴムロー
ラ16とテンションローラ17とが接触するようになっ
ている。
【0009】上ケース7は、操作キーボタン6を支持す
るキーボード部21と、このキーボード部21より一段
高く位置し、印字部5やゴムローラ16等を覆うように
位置するプリンタ収納部22とを有している。そしてキ
ーボード部21とプリンタ収納部22の境界付近には用
紙挿入口23が設けられている。このプリンタ収納部2
2の用紙挿入口23の上部には、用紙9をガイドするガ
イド突起24が上ケース7から一体的に形成されてい
る。また、上ケース7のキーボードカバー8の枢支部近
傍には、下面に位置するデテントボール25の一部が上
面から露呈するように孔26が穿孔されており、この孔
26に保持されたデテントボール25の下面は、一端を
上ケース7の内面に固定された板ばね27の他端により
弾性的に支持されており、板ばね27によりデテントボ
ール25は後述するデテントカム32の周縁に圧接され
ている。また、上ケース7には、用紙挿入口23の両側
部に側壁28が形成され、これら側壁28間にキーボー
ドカバー8の後端縁部寄りで取り付けてある。
るキーボード部21と、このキーボード部21より一段
高く位置し、印字部5やゴムローラ16等を覆うように
位置するプリンタ収納部22とを有している。そしてキ
ーボード部21とプリンタ収納部22の境界付近には用
紙挿入口23が設けられている。このプリンタ収納部2
2の用紙挿入口23の上部には、用紙9をガイドするガ
イド突起24が上ケース7から一体的に形成されてい
る。また、上ケース7のキーボードカバー8の枢支部近
傍には、下面に位置するデテントボール25の一部が上
面から露呈するように孔26が穿孔されており、この孔
26に保持されたデテントボール25の下面は、一端を
上ケース7の内面に固定された板ばね27の他端により
弾性的に支持されており、板ばね27によりデテントボ
ール25は後述するデテントカム32の周縁に圧接され
ている。また、上ケース7には、用紙挿入口23の両側
部に側壁28が形成され、これら側壁28間にキーボー
ドカバー8の後端縁部寄りで取り付けてある。
【0010】このキーボードカバー8は、その後端部8
b寄りの両側面に略水平に突出する支軸31,31を有
し、これら支軸31,31を上ケース7の両側壁28の
相対する面に設けられた軸孔(図示しない)に挿入する
ことにより、上ケース7に開閉可能に支持されている。
そして、キーボードカバー8は、その支軸31,31が
後端縁部よりやや内方に配設されているため、キーボー
ドカバー8を開閉させることによりその後端部8bが図
2に示すように内方(下方)側に開いて後端部8bのほ
ぼ全幅に渡ってスリット状の開口部10が形成され、こ
の開口部10により用紙挿入口23が露呈される。つま
り、キーボードカバー8の後端部8bは開口部10の蓋
の作用をしている。また、キーボードカバー8の上面か
ら後端部8bの上面が、用紙挿入口23へのガイドを兼
ねているので、用紙9をプリンタ部5へスムーズに搬送
させることができる。このキーボードカバー8の下面の
少なくとも一方の支軸31の部分には、半円形のデテン
トカム32が一体的に設けられている。このデテントカ
ム32の周縁には、このキーボードカバー8を閉じた時
にデテントボール25と相対する部分に第1の凹部33
が形成されており、そして用紙挿入口23が露呈する角
度にキーボードカバー8を傾斜させた時にデテントボー
ル25と相対する部分に第2の凹部34が形成されてい
る。これら第1あるいは第2の凹部33,34にデテン
トボール25が嵌合することにより、キーボードカバー
8は閉じた状態あるいは用紙挿入口23を露呈する(半
開き)状態に保持される。このキーボードカバー8は全
開した時には、図6に示すように、キーボードカバー8
の上面が上ケース7の用紙挿入口23の周縁部に当接す
ることでその状態が保持される。
b寄りの両側面に略水平に突出する支軸31,31を有
し、これら支軸31,31を上ケース7の両側壁28の
相対する面に設けられた軸孔(図示しない)に挿入する
ことにより、上ケース7に開閉可能に支持されている。
そして、キーボードカバー8は、その支軸31,31が
後端縁部よりやや内方に配設されているため、キーボー
ドカバー8を開閉させることによりその後端部8bが図
2に示すように内方(下方)側に開いて後端部8bのほ
ぼ全幅に渡ってスリット状の開口部10が形成され、こ
の開口部10により用紙挿入口23が露呈される。つま
り、キーボードカバー8の後端部8bは開口部10の蓋
の作用をしている。また、キーボードカバー8の上面か
ら後端部8bの上面が、用紙挿入口23へのガイドを兼
ねているので、用紙9をプリンタ部5へスムーズに搬送
させることができる。このキーボードカバー8の下面の
少なくとも一方の支軸31の部分には、半円形のデテン
トカム32が一体的に設けられている。このデテントカ
ム32の周縁には、このキーボードカバー8を閉じた時
にデテントボール25と相対する部分に第1の凹部33
が形成されており、そして用紙挿入口23が露呈する角
度にキーボードカバー8を傾斜させた時にデテントボー
ル25と相対する部分に第2の凹部34が形成されてい
る。これら第1あるいは第2の凹部33,34にデテン
トボール25が嵌合することにより、キーボードカバー
8は閉じた状態あるいは用紙挿入口23を露呈する(半
開き)状態に保持される。このキーボードカバー8は全
開した時には、図6に示すように、キーボードカバー8
の上面が上ケース7の用紙挿入口23の周縁部に当接す
ることでその状態が保持される。
【0011】キーボードカバー8の上面は、用紙を挿入
しやすいように、両側部を凸段部状にしてガイド部8
c,8cが形成され、また、キーボードカバー8の上面
の用紙挿入口23近傍には用紙9のセット位置を示すガ
イド目盛35が形成されている。このキーボードカバー
8の裏面には、図示していないが、液晶ディスプレイが
取付けられ、キーボードカバー8を全開した時には液晶
ディスプレイの表示面が操作者と相対する。
しやすいように、両側部を凸段部状にしてガイド部8
c,8cが形成され、また、キーボードカバー8の上面
の用紙挿入口23近傍には用紙9のセット位置を示すガ
イド目盛35が形成されている。このキーボードカバー
8の裏面には、図示していないが、液晶ディスプレイが
取付けられ、キーボードカバー8を全開した時には液晶
ディスプレイの表示面が操作者と相対する。
【0012】なお、41は上下ケース7,4の側面に延
在するゴムローラ16の軸42に取付けられたマニュア
ルつまみで、このつまみ41を手で回転させることによ
り紙送りを行うものである。また43はキーボードカバ
ー8を上ケース7に閉じた状態で保持するためのロック
用のノブである。上下ケース7,4が筐体を構成してい
る。
在するゴムローラ16の軸42に取付けられたマニュア
ルつまみで、このつまみ41を手で回転させることによ
り紙送りを行うものである。また43はキーボードカバ
ー8を上ケース7に閉じた状態で保持するためのロック
用のノブである。上下ケース7,4が筐体を構成してい
る。
【0013】次に、前記実施例の動作並びに使用方法に
ついて説明する。プリントアウトする時には、図1及び
図2に示すように、キーボードカバー8を途中まで開け
(あるいは閉め)てデテントカム32の第2の凹部34
にデテントボール25を嵌合させることにより、用紙挿
入口23が露呈する角度にキーボードカバー8を傾斜さ
せて保持させる。これにより、キーボードカバー8の後
端部8bが下方に開いて開口部10が形成され、キーボ
ードカバー8の上面から用紙挿入口23への用紙搬送路
が連続される。この時のキーボードカバー8の角度に合
わせて、紙挿入口23の挿入角度を設定してあるので、
この部分で用紙が大きく折れることがなく、ジャムを防
止でき、スムーズに搬送できる。この状態で、キーボー
ドカバー8の上面に印字すべき用紙9をそのサイズに対
応したガイド目盛35に合わせながら載置する。ここ
で、キーボードカバー8上の用紙9を手動で用紙挿入口
23に差し入れ、上ケース7のガイド突起24から用紙
受け部材13とプリンタ押え板18間を通り、そして印
字部5を通った後、ゴムローラ16とテンションローラ
17に用紙9の先端部が挟持されるまで送り込む。この
状態で、印字の指示を所定の操作キーボタン6により行
う。キーボードカバー8が半開きの状態であっても操作
キーボタン6は開放されており、操作キーボードを操作
するのに支障はなく、印字のスタートを指示する操作キ
ーボタン6や印字のストップ操作を指示する操作キーボ
タン6を操作することができる。これにより用紙9に印
字部5のサーマルヘッド14によりデータがプリントア
ウトされる。ところで、本実施例では、プリントアウト
された用紙9は、用紙受け部材13によりほぼ直線状に
用紙排出口15に送り出される。このように、用紙9は
キーボードカバー8の上面から用紙挿入口23に入る際
にわずかに湾曲させられるが、その後はほぼ直線的に送
られるので、はがき等の厚紙にデータをプリントアウト
することもできる。
ついて説明する。プリントアウトする時には、図1及び
図2に示すように、キーボードカバー8を途中まで開け
(あるいは閉め)てデテントカム32の第2の凹部34
にデテントボール25を嵌合させることにより、用紙挿
入口23が露呈する角度にキーボードカバー8を傾斜さ
せて保持させる。これにより、キーボードカバー8の後
端部8bが下方に開いて開口部10が形成され、キーボ
ードカバー8の上面から用紙挿入口23への用紙搬送路
が連続される。この時のキーボードカバー8の角度に合
わせて、紙挿入口23の挿入角度を設定してあるので、
この部分で用紙が大きく折れることがなく、ジャムを防
止でき、スムーズに搬送できる。この状態で、キーボー
ドカバー8の上面に印字すべき用紙9をそのサイズに対
応したガイド目盛35に合わせながら載置する。ここ
で、キーボードカバー8上の用紙9を手動で用紙挿入口
23に差し入れ、上ケース7のガイド突起24から用紙
受け部材13とプリンタ押え板18間を通り、そして印
字部5を通った後、ゴムローラ16とテンションローラ
17に用紙9の先端部が挟持されるまで送り込む。この
状態で、印字の指示を所定の操作キーボタン6により行
う。キーボードカバー8が半開きの状態であっても操作
キーボタン6は開放されており、操作キーボードを操作
するのに支障はなく、印字のスタートを指示する操作キ
ーボタン6や印字のストップ操作を指示する操作キーボ
タン6を操作することができる。これにより用紙9に印
字部5のサーマルヘッド14によりデータがプリントア
ウトされる。ところで、本実施例では、プリントアウト
された用紙9は、用紙受け部材13によりほぼ直線状に
用紙排出口15に送り出される。このように、用紙9は
キーボードカバー8の上面から用紙挿入口23に入る際
にわずかに湾曲させられるが、その後はほぼ直線的に送
られるので、はがき等の厚紙にデータをプリントアウト
することもできる。
【0014】印字が終了し、キーボードカバー8を閉じ
てワードプロセッサの使用を終了する場合には、キーボ
ードカバー8の先端部にわずかに強い力をかける。これ
により、デテントカム32の第2の凹部34とデテント
ボール25との嵌合が外れて、キーボードカバー8は支
軸31を支点に図2において反時計方向に回動してキー
ボードカバー8を閉じると共に、デテントボール25が
第1の凹部33に嵌合し、キーボードカバー8を閉じた
状態に保持する。このようにキーボードカバー8が閉じ
られたことにより、それまで露呈していた用紙挿入口2
3は、キーボードカバー8の後端部8bにより閉じられ
てしまう。これにより、用紙挿入口23から塵埃等が筐
体内に侵入するのを防止することもできる。
てワードプロセッサの使用を終了する場合には、キーボ
ードカバー8の先端部にわずかに強い力をかける。これ
により、デテントカム32の第2の凹部34とデテント
ボール25との嵌合が外れて、キーボードカバー8は支
軸31を支点に図2において反時計方向に回動してキー
ボードカバー8を閉じると共に、デテントボール25が
第1の凹部33に嵌合し、キーボードカバー8を閉じた
状態に保持する。このようにキーボードカバー8が閉じ
られたことにより、それまで露呈していた用紙挿入口2
3は、キーボードカバー8の後端部8bにより閉じられ
てしまう。これにより、用紙挿入口23から塵埃等が筐
体内に侵入するのを防止することもできる。
【0015】また、データを入力したり、データの編集
を行う場合には、図5および図6に示すように、キーボ
ードカバー8の上面が上ケース7の用紙挿入口23の周
縁部に当接するまで開いてキーボードカバー8を全開に
すれば、液晶ディスプレイの表示面が操作者と相対する
ように位置するとともに、通常の状態で、すべての操作
キースイッチ6が操作可能になる。
を行う場合には、図5および図6に示すように、キーボ
ードカバー8の上面が上ケース7の用紙挿入口23の周
縁部に当接するまで開いてキーボードカバー8を全開に
すれば、液晶ディスプレイの表示面が操作者と相対する
ように位置するとともに、通常の状態で、すべての操作
キースイッチ6が操作可能になる。
【0016】なお、図示していないが、ゴムローラ16
とテンションローラ17の圧接解除、及び用紙受け部材
13とサーマルヘッド14の圧接解除させる解除レバー
が設けられており、前述した用紙のセットに際して、解
除レバーを操作して用紙の位置を修正すればよい。
とテンションローラ17の圧接解除、及び用紙受け部材
13とサーマルヘッド14の圧接解除させる解除レバー
が設けられており、前述した用紙のセットに際して、解
除レバーを操作して用紙の位置を修正すればよい。
【0017】また、上述実施例はワードプロセッサの場
合を例にとって説明したが、本発明はラップトップ型や
ノートブック型のパーソナルコンピュータにも適用する
ことができる。
合を例にとって説明したが、本発明はラップトップ型や
ノートブック型のパーソナルコンピュータにも適用する
ことができる。
【0018】また、上記実施例の説明では、キーボード
カバー8の上面と、用紙挿入口23のガイド面との接続
部分を、ほぼ直線状に連続させてあるが、本発明はこれ
に限られるものでなく、キーボードカバー8を上記実施
例よりも開いた角度でも保持できるようにデテントカム
32を形成して、キーボードカバー8の上面と、用紙挿
入口23のガイド面との接続部分を、用紙の送りに支障
がない程度に折れさせてもよい。つまり、通常の用紙、
あるいは薄い用紙などは、かなり撓ませることができる
ので、用紙が折れず、用紙の送りに支障がない程度の角
度で連続させてもよい。また、キーボードカバー8を開
くほどキーボードの印字操作もしやすくなる。
カバー8の上面と、用紙挿入口23のガイド面との接続
部分を、ほぼ直線状に連続させてあるが、本発明はこれ
に限られるものでなく、キーボードカバー8を上記実施
例よりも開いた角度でも保持できるようにデテントカム
32を形成して、キーボードカバー8の上面と、用紙挿
入口23のガイド面との接続部分を、用紙の送りに支障
がない程度に折れさせてもよい。つまり、通常の用紙、
あるいは薄い用紙などは、かなり撓ませることができる
ので、用紙が折れず、用紙の送りに支障がない程度の角
度で連続させてもよい。また、キーボードカバー8を開
くほどキーボードの印字操作もしやすくなる。
【0019】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、キーボー
ドカバーを所定の角度に傾けることにより、筐体の用紙
挿入口がキーボードカバーの上面と連通するように露呈
するので、キーボードカバーの上面に印字用の用紙を載
置しておけば、用紙を用紙挿入口からプリンタ部に送り
出すことができる。したがって、プリントアウトの度に
カバーの開閉を行うことなく給紙することができ、ま
た、キーボードカバーを閉じると、連動して用紙挿入口
も閉じて塵埃等の侵入を防ぐこともでき、かつ操作性も
よい。また、キーボードカバーが半開きの角度に傾いて
いることで操作キーボードとの間に隙間ができることに
なり、この隙間から印字のスタートやストップ操作を指
示する操作キーを操作することができる。
ドカバーを所定の角度に傾けることにより、筐体の用紙
挿入口がキーボードカバーの上面と連通するように露呈
するので、キーボードカバーの上面に印字用の用紙を載
置しておけば、用紙を用紙挿入口からプリンタ部に送り
出すことができる。したがって、プリントアウトの度に
カバーの開閉を行うことなく給紙することができ、ま
た、キーボードカバーを閉じると、連動して用紙挿入口
も閉じて塵埃等の侵入を防ぐこともでき、かつ操作性も
よい。また、キーボードカバーが半開きの角度に傾いて
いることで操作キーボードとの間に隙間ができることに
なり、この隙間から印字のスタートやストップ操作を指
示する操作キーを操作することができる。
【図1】本発明の一実施例を給紙状態で示す斜視図であ
る。
る。
【図2】図1の縦断側面図である。
【図3】キーボードカバーを閉じた状態で示す斜視図で
ある。
ある。
【図4】図3の縦断側面図である。
【図5】キーボードカバーを完全に開いたデータの入力
が可能な状態を示す斜視図である。
が可能な状態を示す斜視図である。
【図6】図5の縦断側面図である。
4 下ケース 5 印字部 6 操作キースイッチ 7 上ケース 8 キーボードカバー 9 用紙 13 用紙受け部材 15 用紙排出口 18 プリンタ押え板 21 キーボード部 22 プリンタ収納部 23 用紙挿入口 25 デテントボール 32 デテントカム 33 第1の凹部 34 第2の凹部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 萩原 康嗣 東京都葛飾区青戸4丁目19番16号 株式会 社タカラ内
Claims (1)
- 【請求項1】 筐体と、 この筐体に取り付けられた操作キーボードと、 前記筐体に収納した、データを用紙に印字するためのプ
リンタ部と、 閉じた時に前記操作キーボードを覆うようにその後部が
前記筐体に回動自在に取り付けられたキーボードカバー
と、 このキーボードカバーを所定の角度に保持するカバー保
持機構とを有し、 前記キーボードカバーは、半開きの角度に保持した時、
全閉め状態では閉じられていた前記プリンタ部への用紙
挿入口が露呈すると共に、当該キーボードカバーの上面
に載置した用紙を用紙挿入口からプリンタ部へ供給する
ようにしたことを特徴とするプリンタ付情報処理装置の
給紙装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13400495A JPH08324842A (ja) | 1995-05-31 | 1995-05-31 | プリンタ付情報処理装置の給紙装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13400495A JPH08324842A (ja) | 1995-05-31 | 1995-05-31 | プリンタ付情報処理装置の給紙装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08324842A true JPH08324842A (ja) | 1996-12-10 |
Family
ID=15118135
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13400495A Withdrawn JPH08324842A (ja) | 1995-05-31 | 1995-05-31 | プリンタ付情報処理装置の給紙装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08324842A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6611298B2 (en) * | 1996-11-22 | 2003-08-26 | Fujitsu Limited | Information processing apparatus having portable shape |
-
1995
- 1995-05-31 JP JP13400495A patent/JPH08324842A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6611298B2 (en) * | 1996-11-22 | 2003-08-26 | Fujitsu Limited | Information processing apparatus having portable shape |
US6686974B2 (en) | 1996-11-22 | 2004-02-03 | Fujitsu Limited | Information processing apparatus having portable shape |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020806 |