JP2507800Y2 - 電子機器 - Google Patents

電子機器

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JP2507800Y2
JP2507800Y2 JP1990115509U JP11550990U JP2507800Y2 JP 2507800 Y2 JP2507800 Y2 JP 2507800Y2 JP 1990115509 U JP1990115509 U JP 1990115509U JP 11550990 U JP11550990 U JP 11550990U JP 2507800 Y2 JP2507800 Y2 JP 2507800Y2
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JP
Japan
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recording paper
recording
platen roller
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paper holder
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JP1990115509U
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正道 余田
幸弘 藤井
一輝 藤原
明彦 大岩
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Tottori Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は記録紙に記録を行なうファクシミリ装置等の
電子機器に関する。
(ロ)従来の技術 一般にファクシミリ装置に於いては、ロール状の記録
紙に受信記録を行うよう構成されており、記録紙の交換
は本体の上面蓋を開閉して行われ、通常蓋の上面は原稿
セット台として機能するよう構成されている(例えば実
開昭61−103953号公報参照)。又例えば実開昭62−1271
60号公報に開示されているように、本体の後部で記録紙
の交換を行なうものが開発されている。
(ハ)考案が解決しようとする課題 而して本体の上部に記録紙サイズの開閉蓋を設ける
と、各種制御キーが設けられる操作部のスペースが削減
されると共に、本体サイズ縮小の妨げとなり小型化の支
障となっていた。一方本体後部で記録紙の交換を行なう
場合には、用紙セットのしづらさ及び本体サイズが大き
くならざるを得ない等の問題が有り、改善が要望されて
いた。
(ニ)課題を解決するための手段 本考案は上述の問題点を解消すべくなされたもので、
本体後部に設けられた記録ヘッド、ピンチローラよりな
る記録部と、収納位置と交換位置の2位置に移動可能な
記録紙ホルダと、記録部及び記録紙ホルダを閉塞する収
納蓋と、蓋の開閉動作を記録紙ホルダ及び記録ヘッドに
連結する手段で構成したものである。
(ホ)作用 本考案は上述の如く構成したので、記録紙交換の際は
蓋を開けると記録紙ホルダが交換位置へせり出されると
共に、記録ヘッドがピンチローラから退避されるので、
記録紙の交換を容易に行なうことができると共に、小型
化を達成することができる。
(へ)実施例 以下本考案の実施例を図面に基づき説明する。
第1図及び第2図は本考案を実施し小型化を達成した
ファクシミリ装置を示す斜視図及び断面図で、(1)は
ファクシミリ装置の本体を示し、(2)は図示しない電
話機のハンドセットが載置される載置台で本体(1)の
左側に設けられている。(3)は軸(4)で回動可能に
装着された操作パネルで、各種キー(5)と表示器
(6)が設けられ、閉じられた時第2図に示すように送
信原稿がセットされる原稿台(7)間に所定の隙間を形
成するよう構成されている。
(8)は図示しないモータにより回転駆動されるプラ
テンローラで、密着型の読取センサ(9)に圧接され、
挿入された原稿を移送し排出口(10)より排出する。
(11)は受信記録部を示しサーマルヘッド等の記録ヘッ
ド(12)とプラテンローラ(13)と、ロール状記録紙
(14)の収納部(15)で構成され、記録済の記録紙(1
4)が排出口(16)より排出されるよう構成されてい
る。(17)は制御回路でプリント基板等で構成されてい
る。
第3図は記録部(11)の構成を詳細に示す図であり、
(13)は回転軸(18)に固着されたプラテンローラで、
図示しないパルスモータにより回転駆動される。(12)
はプラテンローラ(13)に圧接された記録ヘッドで、サ
ーマル方式のラインヘッドで構成されている。(19)は
プラテンローラ(13)の回転軸(18)に回動可能に装着
された支持レバーで、下方はL字形に形成され上方に記
録ヘッド(12)に形成された突片(20)と当接するカム
(21)が設けられている。(22)は支持レバー(19)に
ビス(23)(23)で固定される半円筒状の記録紙ホルダ
で、第4図に示すように上方にプラテンローラ(13)と
所定の間隙をもって対向し記録紙通路を形成する湾曲し
た案内片(24)が形成され、中央にロール状の記録紙
(14)の回転軸(25)が嵌合される凹部(26)が形成さ
れ、更に後述する収納蓋の係合ピンを収納する長溝(2
7)が形成されている。(28)は本体(1)の後部下端
に形成された枢支軸(29)に回動可能に枢支された収納
蓋で、第5図に示すように上方に把手(30)が形成さ
れ、中央部は記録紙(14)を収納すべく湾曲して形成さ
れ、側方には記録紙ホルダ(22)の長溝(27)に係合さ
れる係合ピン(31)が形成されて構成されている。尚記
録紙ホルダ(22)の他方にも前述と同一の機構が設けら
れている。
次に斯る構成よりなる本考案の動作につき説明する。
先ずファクシミリ送信を行なう場合には、操作パネル
(3)を軸(4)を中心に半時計方向に回動して開いた
状態にし、図示しない原稿ガイドに沿って送信原稿を原
稿台(7)にセットすると、プラテンローラ(8)の回
転駆動により原稿が移送されながら読取センサ(9)で
読み取られ送信される。そして読み取りを終了した原稿
は前方の排出口(10)より排出される。この際操作パネ
ル(3)が回動され開かれているので、原稿のセットを
容易に行なうことができる。
次にファクシミリ受信の場合につき説明する。収納蓋
(28)が閉じられている時、第3図に示すように収納蓋
(28)の係合ピン(31)は記録紙ホルダ(22)の長溝
(27)の一端に位置しており、記録紙ホルダ(22)が本
体(1)内に収納されている。そして支持レバー(19)
のカム(21)は記録ヘッド(12)の突片(20)と非接触
であり、記録ヘッド(12)は図示しないバネの附勢によ
りプラテンローラ(13)に圧接されている。そこで受信
が開始されると、図示しないモータの駆動でプラテンロ
ーラ(13)の回転に伴ない記録紙(14)が繰り出され記
録ヘッド(12)により記録紙(14)に受信記録が行なわ
れ、排出口(16)より排出される。
次にこの様にして受信記録が進み、記録紙(14)の残
量が少なくなり記録紙(14)を交換する動作につき説明
する。
交換する場合収納蓋(28)の把手(30)を持ち収納蓋
(28)を第6図に示すように開けると、係合ピン(31)
が記録紙ホルダ(22)の長溝(27)内を移動するに伴な
い、支持レバー(19)が回転軸(18)を中心に回動さ
れ、記録紙ホルダ(22)が本体(1)外へせり出され
る。又この際支持レバー(19)の回動で、カム(21)が
記録ヘッド(12)の突片(20)に当接し、バネの附勢に
抗し記録ヘッド(12)をプラテンローラ(13)から離間
させる。
したがって新しい記録紙(14)の先端を記録紙ホルダ
(22)の案内片(24)に沿って挿入し、離間している記
録ヘッド(12)とプラテンローラ(13)間の隙間を通し
て排出口(16)へ導いた後記録紙(14)をホルダ(22)
内に収納する。収納した後収納蓋(28)を閉じると、前
述の開く時の動作と逆の動作により、記録紙ホルダ(2
2)が第3図に示す状態に収納されると共に、記録ヘッ
ド(12)がプラテンローラ(13)に圧接され記録可能に
設定される。かくして収納蓋(28)を開閉する簡単な操
作により、記録紙の交換を容易に行なうことができる。
尚前述の実施例では、支持レバー(19)に記録紙ホル
ダ(22)を固定するよう構成したが、支持レバーと記録
紙ホルダを一体に形成することも可能である。
次に第7図乃至第10図は他の実施例を示し、第7図は
記録紙ホルダ(32)の案内片(33)と収納壁(34)の案
内片(35)を櫛歯状に形成し、記録紙の通路を形成した
ものである。
又第8図は記録紙ホルダ(32)をプラテンローラの回
転軸(36)とは別の軸(37)で回動可能に構成したもの
であり、更に第9図は記録紙ホルダ(32)をスライダ可
能に構成したものである。第9図の場合水平の案内片
(38)によりカットシートの使用を容易にしている。更
に第10図は記録紙ホルダ(32)を軸(37)に回動可能に
装着すると共に、収納壁(34)の案内片(39)に単独で
操作される案内片(40)を重ねて設け、第10図(b)に
示すように回転軸(36)を中心に回動させることにより
カットシートの使用を可能にしている。
尚前述の実施例はファクシミリ装置の場合であった
が、本考案はこれに限らず記録装置を備える電子機器に
適用可能である。
(ト)考案の効果 上述の如く本考案の電子機器は、記録紙ホルダと収納
蓋を連動させ、収納蓋を開けることにより記録紙ホルダ
が本体から引き出されるよう構成したので、記録紙の交
換を容易に行なうことができると共に、本体の後部に記
録紙を収納し交換を行なうよう構成したので、機器の小
型化を達成することができる。また、収納蓋に記録ヘッ
ドやプラテンローラ等の印字のための機構を配する必要
がないため上記収納蓋を軽量化でき開閉を容易に行え
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を実施した電子機器を示す斜視図、第2
図は第1図の側面断面図、第3図は記録部の構成を示す
側面図、第4図、第5図は第3図の構成要素を示す図、
第6図は第3図の動作状態を示す図、第7図は本考案の
他の実施例を示す斜視図、第8図乃至第10図は同じく他
の実施例を示す側面断面図である。 (1)…本体、(11)…記録部、(12)…記録ヘッド、
(13)…プラテンローラ、(14)…記録紙、(19)…支
持レバー、(21)…カム、(22)…記録紙ホルダ、(2
8)…収納蓋。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 藤原 一輝 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (72)考案者 大岩 明彦 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (56)参考文献 特開 昭59−17444(JP,A) 実開 昭63−84054(JP,U) 実開 昭61−176134(JP,U) 実開 昭62−173872(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体(1)に回転可能に装着されたプラテ
    ンローラ(13)と、記録ヘッド(12)と、記録ヘッド
    (12)をプラテンローラ(13)に圧接するように付勢す
    るバネと、プラテンローラ(13)の回転軸(18)に回動
    可能に装着され下方がL字形に形成されると共に上方に
    記録ヘッド(12)の突片(20)に当接するカム(21)が
    形成された支持レバー(19)と、該支持レバー(19)の
    下方に固定されると共に中央に形成されロール状の記録
    紙(14)の回転軸(25)が嵌合される凹部(26)及び長
    溝を有する半円筒状の記録紙ホルダ(22)と、本体
    (1)の後部下端に形成された枢支軸(29)に回動可能
    に枢支され、中央部が記録紙(14)を収納可能に湾曲す
    ると共に側方に記録紙ホルダ(22)の長溝(27)に係合
    する係合ピン(31)が形成された収納蓋(28)とを備え
    たことを特徴とする電子機器。
JP1990115509U 1990-11-01 1990-11-01 電子機器 Expired - Lifetime JP2507800Y2 (ja)

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JPH0472946U JPH0472946U (ja) 1992-06-26
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JPS5917444A (ja) * 1982-07-15 1984-01-28 Canon Inc 画像形成機のロ−ル状記録体保持装置
JPS61176134U (ja) * 1985-04-22 1986-11-04
JPH0546371Y2 (ja) * 1986-04-23 1993-12-03
JPS6384054U (ja) * 1986-11-20 1988-06-02

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