JPH0689124A - 文章作成用機器 - Google Patents

文章作成用機器

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JPH0689124A
JPH0689124A JP4239811A JP23981192A JPH0689124A JP H0689124 A JPH0689124 A JP H0689124A JP 4239811 A JP4239811 A JP 4239811A JP 23981192 A JP23981192 A JP 23981192A JP H0689124 A JPH0689124 A JP H0689124A
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JP
Japan
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housing
handle
circuit board
case
storage recess
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JP4239811A
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English (en)
Inventor
Katsuyuki Kanbara
克行 神原
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、把手が筐体の内側に大きく突出する
のを防止でき、筐体の内部から無駄なスペースを極力排
除できるとともに、プリント回路基板も大きく切り欠く
必要もなくなる文章作成用機器の提供を目的とする。 【構成】回路基板52を収容した筐体4と、筐体の周面
5bから突没可能な把手62とを備えている。筐体の底
面5aは、周面に連続して開放された格納凹部61を有
する。把手は、握り部63と、この握り部の両端にスラ
イド可能に連結されるとともに、握り部とは反対側の先
端部が底面に回動可能に連結された一対の回動アーム6
4a,64bとを備えている。把手は、回動アームが凹
部内に入り込むように回動されて握り部を凹部に格納す
る第1の位置と、回動アームが凹部から筐体の外方に突
出する方向に回動されて握り部を外方に平行移動させる
第2の位置との間に亘って移動可能に筐体に支持されて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ラップトップ形あるい
はブック形のワードプロセッサやパーソナルコンピュー
タのような文章作成用機器に係り、特にこの機器の運搬
時に使用する把手の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】ラップトップ形のワードプロセッサは、
四角形の箱状をなすベースユニットを備えている。この
ベースユニットの外郭を構成する筐体は、キーボードが
取り付けられた前半部と、プリンタを内蔵した後半部と
を有し、これら前半部と後半部との境界部分にディスプ
レイユニットが回動可能に連結されている。
【0003】そして、この筐体の内部には、回路部品が
実装されたプリント回路基板が収容されている。プリン
ト回路基板は、筐体の底面に沿って略水平に支持されて
おり、このプリント回路基板にキーボードやディスプレ
イユニットが電気的に接続されている。
【0004】ところで、この種のワードプロセッサにお
いて、従来、その筐体に運搬用の把手を設けたものが知
られている。把手は、筐体の前面に突没可能に設けられ
ており、運搬時に把手を筐体から引き出して使用するよ
うになっている。この把手は、オペレータが手指で把持
する握り部と、この握り部の両端に連なる一対のアーム
部とを備えている。これらアーム部は、筐体の前面を貫
通して筐体の内部に導入されており、この導入部分が筐
体の底面上にスライド可能に支持されている。
【0005】したがって、把手は、その握り部が筐体の
前面に沿うように格納される第1の位置と、握り部が筐
体の前面から突出された第2の位置との間に亘ってスラ
イド可能に上記筐体に支持されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この従来のワードプロ
セッサにおいて、把手を第2の位置に引き出した際に、
この把手の握り部と筐体の前面との間には、手指を余裕
をもって差し入れられるだけの隙間が必要となる。この
ため、従来の把手は、アーム部の長さが比較的長く形成
され、このアーム部の長さに応じた隙間が握り部と筐体
の前面との間に形成されるようになっている。
【0007】しかしながら、アーム部を長くすると、把
手を第1の位置に格納した場合に、アーム部が筐体の内
部に大きく突出することになる。このため、筐体の内部
にアーム部が差し込まれるスペースを予め確保しておく
必要があり、限られた大きさの筐体の内部に無駄なスペ
ースが生じるといった問題がある。
【0008】しかも、筐体の内部には、プリント回路基
板が収容されているので、このプリント回路基板とアー
ム部との干渉を避けるために、プリント回路基板に切り
欠きを設けたり、プリント回路基板自体を小形化しなく
てはならなかった。したがって、プリント回路基板上に
おける回路部品を配置するスペースが実質的に少なくな
り、回路部品の配置に苦慮したり、無理が生じるといっ
た問題がある。また、切り欠きの存在により、プリント
回路基板の形状が複雑となり、このプリント回路基板を
製作する際の材料取りが悪くなるといった不具合もあ
る。
【0009】本発明は、このような事情にもとづいてな
されたもので、把手を格納した際に、この把手の一部が
筐体の内側に大きく突出するのを防止でき、筐体の内部
から無駄なスペースを極力排除できるとともに、プリン
ト回路基板も大きく切り欠く必要もなくなり、回路部品
の配置を無理なく行える文章作成用機器の提供を目的と
する。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の文章作成用機器は、底面およびこの底面に
連なる周面を有する筐体と、この筐体の内部に、上記底
面に沿って収容された回路基板と、上記筐体の底面に支
持され、この筐体の周面から突没可能に突出する運搬用
の把手とを備えている。
【0011】そして、筐体は、その底面から周面に連続
して開放された格納凹部を有し、また、上記把手は、細
長い握り部と、この握り部の両端にスライド可能に連結
された一対の回動アームとを備えている。これら回動ア
ームの上記握り部とは反対側の先端部は、上記格納凹部
を挾んだ両側にて上記周面を貫通して筐体内に導入され
るとともに、この筐体の底面上に回動可能に連結され、
この把手は、上記回動アームが格納凹部内に入り込むよ
うに回動されて、上記握り部を格納凹部内に格納する第
1の位置と、上記回動アームが格納凹部から筐体の外方
に突出する方向に回動されて、上記握り部を周面の外方
に平行移動させる第2の位置との間に亘って移動可能に
上記筐体に支持されていることを特徴としている。
【0012】
【作 用】このような構成によれば、握り部に連なる回
動アームは、この握り部とは反対側の先端部が筐体の底
面に回動可能に枢支されている。このため、把手が第1
の位置および第2の位置のいずれにある場合でも、筐体
に対する回動アームの先端部の位置は不変であり、把手
を格納しても回動アームが筐体の内部に大きく入り込む
ことはない。したがって、筐体の内部に把手の一部が入
り込むスペースを予め確保しておく必要もなく、この筐
体の内部から無駄なスペースを排除できる。
【0013】また、プリント回路基板自体に把手との干
渉をさける切り欠き等を設ける必要がなくなるととも
に、逆にこのプリント回路基板を回動アームの枢支部の
近くまで延長することができる。このことから、従来に
比べてプリント回路基板の形状が単純化されるととも
に、このプリント回路基板の有効面積が広がり、回路部
品の配置を無理なく行える。
【0014】
【実施例】以下本発明の一実施例を、ワードプロセッサ
に適用した図面にもとづいて説明する。
【0015】図8および図9において、符号1は、ラッ
プトップタイプのワードプロセッサを示している。この
ワードプロセッサ1は、その本体となるベースユニット
2と、フラットパネル形のディスプレイユニット3とを
備えている。
【0016】ベースユニット2は、平面形状が四角形の
筐体4を有している。筐体4は、下ケース5と、この下
ケース5に被さる上ケース6とに分割されており、これ
ら両ケース5,6は、例えばABS樹脂のような合成樹
脂材料にて構成されている。
【0017】図5に示すように、下ケース5は、四角形
状をなす平坦な底面5aと、この底面5aの周縁部に連
なる周面5bとを有し、上面が開放された略皿状をなし
ている。また、上ケース6は、前半部6aと、この前半
部6aよりも上方に張り出している後半部6bと、これ
ら前半部6aと後半部6bとの境界に位置された段差部
6cとを有している。上ケース6の前半部6aには、キ
ーボード装置7が配置されている。キーボード装置7
は、多数のキー8を有するキーボードボデー9と、この
キーボードボデー9の下面に重ねられた金属製の補強板
10とを備えている。補強板10は、キーボードボデー
9の補強と同時に、キー操作に伴うスイッチングノイズ
が筐体4内に漏洩するのを防止する機能を有している。
そして、このキーボード装置7は、下ケース5の底面5
a上のボス部11にねじ止めされており、キー8が前半
部6aに開けた通孔12を通じて筐体4の外方に露出さ
れている。
【0018】図5に示すように、上ケース6の後半部6
bと下ケース5との間には、プリンタ収容室15が形成
されている。プリンタ収容室15は、筐体4の全幅に亘
っている。このプリンタ収容室15には、プリンタ16
を始めとして、フロッピーディスク駆動装置17および
電源装置18が収容されている。
【0019】プリンタ16は、プリンタ収容室15の略
全幅に亘る細長いフレーム19を備えており、このフレ
ーム19に、左右方向に移動可能な印字ヘッド20やこ
の印字ヘッド20を往復動させるためのモータ21およ
び印字ヘッド20と対向し合うプラテン22が支持され
ている。また、プリンタ16は、給紙装置23を一体に
備えている。給紙装置23は、用紙を印字ヘッド20と
プラテン22との間に導く挿入ガイド24や図示しない
用紙送りローラ等を有している。これら挿入ガイド23
およびローラは、上記フレーム19に一体に支持されて
いる。
【0020】上ケース6の後半部6bの上面には、用紙
挿入口25と、リボンカセット装着用の開口部26が前
後に並んで開口されている。用紙挿入口25および開口
部26は、筐体4の幅方向に沿って延びている。用紙挿
入口25は、給紙装置23の上方に位置されており、こ
の給紙装置23の挿入ガイド24が用紙挿入口25に連
なっている。開口部26は、プリンタ16の印字ヘッド
20の上方に位置されており、この開口部26を通じて
印字ヘッド20やプラテン22が露出されている。
【0021】フロッピーディスク駆動装置17は、四角
形箱状をなすケース27を備えている。このケース27
の側面には、ディスク挿入口28が開口されている。こ
のフロッピーディスク駆動装置17は、下ケース5の底
面5a上に設置されており、このフロッピーディスク駆
動装置17の上方に上記プリンタ16が配置されてい
る。フロッピーディスク駆動装置17は、第1のシール
ド板29と第2のシールド板30とによって覆われてい
る。第1のシールド板29は、下ケース5の底面5a上
に重ね合わされているとともに、第2のシールド板30
は、フロッピーディスク駆動装置17とプリンタ16と
の間に介在されている。
【0022】電源装置18は、プリンタ16およびフロ
ッピーディスク駆動装置17と筐体4の後面との間に収
められている。電源装置18は、プリンタ収容室15の
幅方向に延びる細長い回路基板32を備えている。回路
基板32は、上下方向に沿って縦置きにした姿勢で配置
されており、この回路基板32は、板金製のシールド板
33を介して下ケース5の底面5a上に支持されてい
る。シールド板33は、回路基板32の前面、つまり、
プリンタ16やフロッピーディスク駆動装置17と対向
し合う面を覆っており、この回路基板32の後面に多数
の回路部品34が実装されている。
【0023】図5や図10に示すように、上ケース6の
段差部6cには、前半部6a上に突出するホルダー36
が取り付けられている。ホルダー36は、筐体4の幅方
向に延びる細長い箱状をなしている。このホルダー36
には、プリンタカバー37が開閉可能に支持されてい
る。プリンタカバー37は、上ケース6の開口部26を
上方から覆っており、このプリンタカバー37の後縁部
には、印字位置を示す目盛りを有する透明なペーパガイ
ド38が連続して設けられている。そして、このプリン
タカバー37は、開口部26を蓋する閉じ位置と、開口
部26を開いて印字ヘッド20を露出させる開き位置と
の間に亘って上下に開閉されるようになっている。この
プリンタカバー37を閉じ位置に回動させた状態では、
プリンタカバー37の上面がホルダー36の上面に略面
一に連続する構成となっている。
【0024】上ケース6の後端部には、アッパーカバー
39が開閉可能に支持されている。アッパーカバー39
は、その後端部のヒンジ軸40を支点として、上カバー
6の用紙挿入口25を蓋する閉じ位置と、この用紙挿入
口25を開放する開き位置との間に亘って上下に開閉さ
れるようになっている。このアッパーカバー39を閉じ
位置に回動させた状態では、図4や図6に示すように、
アッパーカバー39の前縁がプリンタカバー37やペー
パガイド38の後縁と対向し合い、これらプリンタカバ
ー37やペーパガイド38と協同して上ケース6の後半
部6bの上面を覆うようになっている。
【0025】一方、上記ディスプレイユニット3は、上
ケース6の段差部6cに回動可能に連結されている。デ
ィスプレイユニット3は、偏平な箱形状をなすハウジン
グ41を備えている。ハウジング41内には、図5に示
すように、液晶表示装置42が収容されている。液晶表
示装置42は、表示画面43を有し、この表示画面43
がハウジング41の前面に露出されている。
【0026】図6に示すように、ハウジング41内に
は、液晶表示装置42を駆動するための駆動回路部45
a,45bが収容されている。これら駆動回路部45
a,45bは、液晶表示装置42の左右両側に振り分け
て配置されている。そして、駆動回路部45a,45b
は、図7に一方を代表して示すように、回路部品47が
実装された細長いプリント回路基板46を備えており、
このプリント回路基板46は、ハウジング41の内面に
支持されている。
【0027】ハウジング41の段差部6cと対向し合う
端部には、左右方向に延びる連結凹部48が形成されて
いる。連結凹部48は、ハウジング41の後面に開放さ
れている。そして、この連結凹部48内に上記ホルダー
36が入り込み、図示しないヒンジを介してハウジング
41に連結されている。この連結により、ディスプレイ
ユニット3は、キーボード装置7を上方から覆い隠す閉
じ位置と、表示画面43を見ながらキーボード装置7を
操作し得るような開き位置との間に亘って回動可能とな
っている。そして、ディスプレイユニット3を閉じ位置
に回動させた状態では、図9に示すように、ハウジング
41がホルダー36、プリンタカバー37および上ケー
ス6に略面一に連続し、ワードプロセッサ1が携帯に便
利な偏平な箱形状をなすようになっている。
【0028】ところで、図1や図5に示すように、筐体
4の内部には、多数の回路部品51が実装されたプリン
ト回路基板52が収容されている。プリント回路基板5
2は、下ケース5の底面5a上のボス部54にねじ55
を介して固定されており、この底面5aに沿ってと略水
平に配置されている。プリント回路基板52は、上ケー
ス6の前半部6aの下方に位置されており、その周縁部
が下ケース5の周面5bに近接されている。そして、こ
の回路基板52は、図示しないフレキシブル基板を介し
て上記プリンタ16、フロッピーディスク駆動装置1
7、電源装置18および液晶表示装置42の駆動回路部
45a,45bと電気的に接続されている。また、本実
施例の場合、プリント回路基板52の前縁部は、図1や
図2に示すように、略全幅に亘って帯状に切り取られて
おり、この切り取られた部分52aは、上記駆動回路部
45a,45bの回路基板46や、図示じない増設用コ
ネクタを支持する回路基板として利用されている。
【0029】なお、下ケース5の底面5aは、板金製の
シールド板56によって覆われており、このシールド板
56の前端には、上記キーボード装置7の補強板10に
接する接触片57が形成されている。
【0030】図1および図2に示すように、下ケース5
の底面5aの前端中央部には、上向きに凹む格納凹部6
1が形成されている。格納凹部61は、下ケース5の幅
方向に延びているが、この下ケース5の全幅に亘ること
なく、下ケース5の中央部の所定範囲に亘って設けられ
ている。そして、この格納凹部61は、下ケース5の前
面となる周面5bの下部に連続して開放されている。
【0031】この下ケース5の前面には、運搬用の把手
62が設けられている。把手62は、図1や図2に示す
ように、オペレータが把持する握り部63と、この握り
部63の両端に連結された一対の回動アーム64a,6
4bとを備えている。把手62は、細長い板状をなして
おり、この把手62の長さは、格納凹部61よりも僅か
に短く設定されている。把手62は、図2や図3に示す
ように、その長手方向の両端面および一側面に連続して
開放されたスリット65を有している。そして、このス
リット65の長手方向に沿う両端部に、回動アーム64
a,64bの一端が挿入され、夫々ピン66を介して回
動可能に連結されている。この場合、把手62の両端部
には、ピン66が摺動可能に貫通する長孔67a,67
bが形成されており、これら長孔67a,67bは、把
手62の長手方向に延びている。このため、回動アーム
64a,64bは、把手62に対しピン66を支点に回
動可能であり、しかも、把手62の長手方向にスライド
可能に連結されている。
【0032】図2に示すように、回動アーム64a,6
4bの他端は、下ケース5の前面に開けた貫通孔68
a,68bを貫通して下ケース5内に差し込まれてい
る。貫通孔68a,68bは、格納凹部61の左右両側
に位置されており、これら貫通孔68a,68bの一端
は、格納凹部61の左右の側面61a,61bにも連続
して開口されている。下ケース5の底面5a上には、格
納凹部61の左右両側に位置して複数のボス部70が突
設されている。これらボス部70は、下ケース5の前面
を構成する周面5bに近接されている。そして、これら
ボス部70に回動アーム64a,64bの他端部がねじ
71を介して回動可能に枢支されており、これら回動ア
ーム64a,64bの枢支端部は、下ケース5の内側に
大きく入り込むことなく、下ケース5の前面の直ぐ内側
に位置されている。
【0033】このことから、回動アーム64a,64b
は、ねじ71を支点として格納凹部61に入り込む第1
の位置と、この格納凹部61の前方に張り出す第2の位
置とに亘って回動可能に下ケース5に支持されている。
そして、この回動アーム64a,64bの回動に応じて
ピン66が長孔67a,67bに沿ってスライドするよ
うになっている。このスライドにより、回動アーム64
a,64bが第1の位置に回動された状態においては、
図1に示すように、握り部63と回動アーム64a,6
4bとが一直線状に揃い、握り部63が格納凹部61内
に格納される。また、図2に示すように、回動アーム6
4a,64bが第2の位置に回動された状態において
は、握り部63がそのまま平行移動して格納凹部61の
前方に押し出され、下ケース5の前面から回動アーム6
4a,64bの長さに対応した分だけ前方に突出され
る。なお、図1および図2に示すように、回動アーム6
4a,64bとボス部70との連結部は、補強板73を
介して補強されている。
【0034】このような構成のワードプロセッサ1にお
いては、把手62の握り部63は、下ケース5の底面5
aに回動可能に枢支された回動アーム64a,64bの
回動に応じて、格納凹部61に格納された第1の位置
と、格納凹部61の前方に突出された第2の位置との間
に亘って平行移動される。このため、把手62の位置が
いずれの場合でも、筐体4に対する回動アーム64a,
64bの枢支端部の位置が変わることはなく、握り部6
3を格納凹部61に格納しても、回動アーム64a,6
4bが筐体4内に大きく突出することはない。
【0035】したがって、筐体4の内部に把手62の一
部が入り込むスペースを確保しておく必要はなく、大き
さの限られた筐体4の内部から無駄なスペースを排除す
ることができる。
【0036】しかも、把手62が筐体4の内部に大きく
張り出すこともないので、下ケース5上に固定されたプ
リント回路基板52の前縁両端部を、下ケース5の前面
に近い位置まで延長することができる。また、このプリ
ント回路基板52に把手61との干渉を避けるための切
り欠きを設ける必要もなくなる。
【0037】このため、プリント回路基板52の有効面
積を広げることができ、回路部品51の配置を無理なく
行える。それとともに、プリント回路基板52の形状も
単純化されるので、このプリント回路基板52を製作す
る際の材料取りが良好となり、コストの低減を図る上で
好都合となる。なお、上記実施例では、把手を筐体の前
面に設けたが、本発明はこれに限らず、この把手を筐体
の後面に設けても良い。
【0038】
【発明の効果】以上詳述した本発明によれば、把手を格
納しても回動アームが筐体の内部に大きく入り込まずに
済むので、筐体の内部に把手の一部が入り込むスペース
を予め確保しておく必要はない。このため、限られた大
きさの筐体の内部から無駄なスペースを排除することが
でき、その分、筐体のコンパクト化が可能となる。
【0039】また、プリント回路基板自体に把手との干
渉をさける切り欠き等を設ける必要がなくなるととも
に、逆にこのプリント回路基板を回動アームの枢支部の
近くまで延長することができる。したがって、従来に比
べてプリント回路基板の有効面積が広がり、回路部品の
配置を無理なく行える。その上、プリント回路基板の形
状が単純化されるので、プリント回路基板を製作する上
での材料取りを無駄なく効率良く行え、その分、コスト
の低減が可能となるといった利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるワードプロセッサに
おいて、把手を格納凹部に格納した状態を示す平面図。
【図2】把手を格納凹部から引き出した状態を示す平面
図。
【図3】図2のAーA線に沿う断面図。
【図4】ワードプロセッサの平面図。
【図5】ワードプロセッサの断面図。
【図6】ディスプレイユニットの正面図。
【図7】図6のBーB線に沿う断面図。
【図8】ディスプレイユニットを開いた状態を示すワー
ドプロセッサの斜視図。
【図9】ディスプレイユニットを閉じた状態を示すワー
ドプロセッサの斜視図。
【図10】ディスプレイユニットを開いた状態を示すワ
ードプロセッサの側面図。
【符号の説明】
4…筐体、5a…底面、5b…周面、52…回路基板
(プリント回路基板)、61…格納凹部、62…把手、
63…握り部、64a,64b…回動アーム。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底面およびこの底面に連なる周面を有す
    る筐体と、 この筐体の内部に、上記底面に沿って収容された回路基
    板と、 上記筐体の底面に支持され、この筐体の周面から突没可
    能に突出する運搬用の把手と、を備えている文章作成用
    機器において、 上記筐体は、その底面から周面に連続して開放された格
    納凹部を有し、 また、上記把手は、細長い握り部と、この握り部の両端
    にスライド可能に連結された一対の回動アームとを備え
    ており、 これら回動アームの上記握り部とは反対側の先端部は、
    上記格納凹部を挾んだ両側にて上記周面を貫通して筐体
    内に導入されるとともに、この筐体の底面上に回動可能
    に連結され、 この把手は、上記回動アームが格納凹部内に入り込むよ
    うに回動されて、上記握り部を格納凹部内に格納する第
    1の位置と、上記回動アームが格納凹部から筐体の外方
    に突出する方向に回動されて、上記握り部を周面の外方
    に平行移動させる第2の位置との間に亘って移動可能に
    上記筐体に支持されていることを特徴とする文章作成用
    機器。
JP4239811A 1992-09-08 1992-09-08 文章作成用機器 Pending JPH0689124A (ja)

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