JP3393960B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンタクトガラス
上に載置された原稿を原稿押さえ部材で押さえる形式の
画像形成装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】コンタクトガラスを有する画像形成装置
においては、通常、そのコンタクトガラスの端部側に原
稿位置決め用スケールが設けられ、オペレータがそのス
ケールを目視しながら、原稿の端縁部を、その原稿位置
決め用スケールに合わせて当該原稿をコンタクトガラス
上に載置し、該原稿を正規の原稿走査位置に位置決めし
ている。 【0003】従来の画像形成装置では、原稿位置決め用
スケールの表面、すなわちその表示面が平坦に形成され
ていた。ところが、オペレータが位置する手前側に操作
部を有し、且つ、コンタクトガラスの奥側に原稿位置決
め用スケールを設けた構成の画像形成装置では、そのス
ケールがオペレータから大きく離れて位置するので、原
稿位置決め用スケールの表示面が平坦となっていると、
この原稿位置決め用スケールに表示されている原稿サイ
ズや、原稿の位置合わせマークなどの表示部が見にくく
なる。 【0004】そこで、原稿位置決め用スケールの、オペ
レータ側に近い側の手前側の端縁部と、遠い側の奥側の
端縁部とのうち、後者の奥側の端縁部が前者の手前側の
端縁部よりも上側に位置するように、原稿位置決め用ス
ケールの表示面を傾斜態位に配設すると、その表示部が
見易くなる。 【0005】しかしながら、原稿位置決め用スケールを
上述のように傾斜態位に配設すると、それはコンタクト
ガラスの上面レベルよりも上側に突出してしまうので、
原稿押さえ部材を閉じたとき、原稿位置決め用スケール
が原稿押さえ部材に干渉してしまい、原稿押さえ部材が
コンタクトガラスに密接するように、それを閉じること
が出来なくなる。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】本発明は上記点に鑑み
なされたものであって、その目的とするところは、原稿
位置決め用スケールを見易くするために、該原稿位置決
め用スケールの表示面を傾斜態位に配設しても、その原
稿位置決め用スケールが干渉することなく、原稿押さえ
部材をコンタクトガラス上に閉鎖できるようにした画像
形成装置を提供することにある。 【0007】 【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、オペレータが位置する画像形成装置本体の
手前側に操作部を有する画像形成装置であって、画像形
成装置本体の上部に画像形成装置本体の手前側から奥側
に向けて配設された原稿載置用のコンタクトガラスと、
このコンタクトガラスの奥側の端部に隣接した画像形成
装置本体部分に、その端部と平行して固定配置された原
稿位置決め用スケールと、画像形成装置本体に対して回
動開閉自在に枢支され、閉じた状態で、コンタクトガラ
ス上に位置決めされた原稿を押さえる原稿押さえ部材と
を具備する画像形成装置において、前記原稿位置決め用
スケールの手前側の端縁部と、該スケールの奥側の端縁
部とのうち、後者の奥側の端縁部が、前者の手前側の端
縁部よりも上側に位置するように、原稿位置決め用スケ
ールの表示面を傾斜態位に配設すると共に、該原稿位置
決め用スケールの横断面が楔状となっており、リブの形
成された原稿押さえ部材に、該原稿押さえ部材を閉じた
とき、表示面が傾斜態位に配置された原稿位置決め用ス
ケールが入り込むのを許す切り欠きを設け、該切り欠き
が形成された原稿押さえ部材の領域にもリブが設けられ
ていることを特徴とする画像形成装置を提案する。 【0008】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態の一例を
図面に従って説明する。 【0009】図1は、本発明一実施形態の画像形成装置
の外観斜視図であり、同図に示した画像形成装置100
は、オペレータが位置する画像形成装置本体10の手前
側に操作部1を有するものとなっている。画像形成装置
本体10の手前側に対して、奥側の端部には、原稿押さ
え部材2が、図示していないヒンジを介して回動開閉自
在に枢支されており、この原稿押さえ部材2は圧板とも
呼ばれている。かかる画像形成装置は、例えば電子複写
機、プリンタ、ファクシミリ又はその複合機などとして
構成される。 【0010】画像形成装置本体10の手前側から奥側に
向けて原稿載置用のコンタクトガラス3が配設され、こ
のコンタクトガラス3は画像形成装置本体10の上部に
配置され、画像形成装置本体10のフレーム(図示せ
ず)に固定保持されている。図2に明示するように、コ
ンタクトガラス3の奥側の端部3aに隣接した画像形成
装置本体部分には、その端部3aと平行して固定配置さ
れた原稿位置決め用スケール4が設けられている。本例
では、かかる原稿位置決め用スケール4が、画像形成装
置本体10の樹脂製の外装カバー5に一体に成形され、
そのスケール4も樹脂によって構成されている。原稿位
置決め用スケール4を外装カバー5と別部材とし、その
スケール4を外装カバー5に対して固定することもでき
る。 【0011】原稿位置決め用スケール4の手前側の端縁
部4aに、図示していない原稿を合わせつつ、該原稿を
コンタクトガラス3上に載置して、かかる原稿をコンタ
クトガラス上において位置決めする。このとき、オペレ
ータは原稿位置決め用スケール4の表示面に表示されて
いる原稿サイズ(B5,A4等)や原稿合わせマーク7
などを基準にして原稿を位置決めする。この状態で、図
のように開放されている原稿押さえ部材2を閉じると、
位置決めされた原稿が、動かぬように原稿押さえ部材2
によって押さえられる。このように、原稿押さえ部材2
は、画像形成装置本体10に対して回動開閉自在に枢支
され、閉じた状態で、コンタクトガラス上の原稿を押さ
える用をなす。この状態で、その原稿に対するコピーな
どの画像形成動作が実行される。 【0012】ここで、原稿位置決め用スケール4は、手
前側、すなわちオペレータに近い側の端縁部4aと、こ
の端縁部4aよりもオペレータから遠ざかった奥側の端
縁部4bとのうち、後者の奥側の端縁部4bが、前者の
手前側の端縁部4aよりも上側に位置するように、その
表示面が傾斜態位に配設されている。原稿位置決め用ス
ケール4としては、その表示面が傾斜状態となっていれ
ば良く、本例では、かかる原稿位置決め用スケール4
を、横断面が楔状となっているスケールとしたものであ
る。 【0013】原稿位置決め用スケールの表示面が平坦と
なっていると、操作部1の側に位置するオペレータから
は、その原稿位置決め用スケールが見にくくなる。特
に、画像形成装置本体が、オペレータに向かい合う画像
形成装置本体部分の幅Wよりも、長い奥行き長さDを有
するものである場合、更に、その原稿位置決め用スケー
ルが見にくくなる。これに対して、図のように、原稿位
置決め用スケール4の表示面が傾斜態位となっている
と、その面に表示されている原稿サイズ(B5,A4
等)や原稿合わせマーク7などが見易くなる。 【0014】しかしながら、先にも述べたように、原稿
位置決め用スケール4を傾斜態位に配設すると、それは
コンタクトガラス3の上面レベルよりも上側に突出する
ので、原稿押さえ部材2を閉じたとき、これが原稿位置
決め用スケール4に干渉してしまい、原稿押さえ部材2
がコンタクトガラス3の上面に密接するようにそれを閉
じることができなくなる。 【0015】そこで、図1に示すように、原稿押さえ部
材2に、これを閉じたとき、表示面が傾斜態位に配置さ
れた原稿位置決め用スケール4が入り込むのを許す切り
欠き6が設けられている。これにより、原稿位置決め用
スケール4が干渉することなく、原稿押さえ部材2を支
障なくコンタクトガラス上に閉じることができ、これを
コンタクトガラス3の上面に密接させることができる。
図2は、原稿押さえ部材2を閉じたとき、原稿押さえ部
材2に設けた切り欠き6に原稿位置決め用スケール4が
入り込んだ状態を示している。 【0016】本発明は、原稿押さえ部材2がゴム等の可
撓体から成るものはもとより、それが剛体となるものに
も適用できる。 【0017】図3に示した原稿押さえ部材12は合成樹
脂製の剛体より成る原稿押さえ部材である。この原稿押
さえ部材12も、図1に示した原稿押さえ部材2と全く
同様に画像形成装置本体10に枢支され、図1と全く同
様に画像形成装置が構成されるが、図3に示した原稿押
さえ部材12は、その内面、すなわち、コンタクトガラ
ス3と接する側の面に、図4にも示す如く格子状のリブ
8が形成されている。かかるリブ8は、原稿押さえ部材
12の剛性を高める用をなすが、かような構成の原稿押
さえ部材12においても、図5に示すように、そのリブ
8に原稿位置決め用スケール4(図2)が入り込むのを
許す切り欠き16(図3には示さず)を設けることによ
り、原稿押さえ部材12を支障なく閉じることができ
る。その際、切り欠き16の形成された領域にもリブ8
が残された状態で設けられているので、かかる切り欠き
16を形成しても、原稿押さえ部材12の剛性が大きく
低下することを防止できる。 【0018】なお、画像形成装置本体10が、図1に示
すように、本体幅Wよりも、長い奥行き長さDを有する
画像形成装置本体である場合、原稿位置決め用スケール
4はオペレータから遠ざかるので、原稿位置決め用スケ
ールの表示面が平坦ではなく、図のように傾斜状態に設
置されると、それが非常に見易くなる。従って、かよう
な構成の画像形成装置に本発明は良好に適用され得るも
のであるが、本発明は、その他の適宜な形態の画像形成
装置にも広く適用できるものである。 【0019】さらに、本発明は、原稿押さえ部材2が、
画像形成装置本体10の奥側の端部ではなく、画像形成
装置本体の側部側の端部10A又は10Bの方に回動開
閉自在に枢支される画像形成装置にも適用することがで
きる。 【0020】 【発明の効果】請求項1に記載の構成によれば、原稿位
置決め用スケールの表示面が傾斜態位に配設されている
ので、原稿位置決め用スケールを見易くすることがで
き、しかもその原稿位置決め用スケールに干渉すること
なく、原稿押さえ部材を支障なくコンタクトガラス上に
閉じることができる。
上に載置された原稿を原稿押さえ部材で押さえる形式の
画像形成装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】コンタクトガラスを有する画像形成装置
においては、通常、そのコンタクトガラスの端部側に原
稿位置決め用スケールが設けられ、オペレータがそのス
ケールを目視しながら、原稿の端縁部を、その原稿位置
決め用スケールに合わせて当該原稿をコンタクトガラス
上に載置し、該原稿を正規の原稿走査位置に位置決めし
ている。 【0003】従来の画像形成装置では、原稿位置決め用
スケールの表面、すなわちその表示面が平坦に形成され
ていた。ところが、オペレータが位置する手前側に操作
部を有し、且つ、コンタクトガラスの奥側に原稿位置決
め用スケールを設けた構成の画像形成装置では、そのス
ケールがオペレータから大きく離れて位置するので、原
稿位置決め用スケールの表示面が平坦となっていると、
この原稿位置決め用スケールに表示されている原稿サイ
ズや、原稿の位置合わせマークなどの表示部が見にくく
なる。 【0004】そこで、原稿位置決め用スケールの、オペ
レータ側に近い側の手前側の端縁部と、遠い側の奥側の
端縁部とのうち、後者の奥側の端縁部が前者の手前側の
端縁部よりも上側に位置するように、原稿位置決め用ス
ケールの表示面を傾斜態位に配設すると、その表示部が
見易くなる。 【0005】しかしながら、原稿位置決め用スケールを
上述のように傾斜態位に配設すると、それはコンタクト
ガラスの上面レベルよりも上側に突出してしまうので、
原稿押さえ部材を閉じたとき、原稿位置決め用スケール
が原稿押さえ部材に干渉してしまい、原稿押さえ部材が
コンタクトガラスに密接するように、それを閉じること
が出来なくなる。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】本発明は上記点に鑑み
なされたものであって、その目的とするところは、原稿
位置決め用スケールを見易くするために、該原稿位置決
め用スケールの表示面を傾斜態位に配設しても、その原
稿位置決め用スケールが干渉することなく、原稿押さえ
部材をコンタクトガラス上に閉鎖できるようにした画像
形成装置を提供することにある。 【0007】 【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、オペレータが位置する画像形成装置本体の
手前側に操作部を有する画像形成装置であって、画像形
成装置本体の上部に画像形成装置本体の手前側から奥側
に向けて配設された原稿載置用のコンタクトガラスと、
このコンタクトガラスの奥側の端部に隣接した画像形成
装置本体部分に、その端部と平行して固定配置された原
稿位置決め用スケールと、画像形成装置本体に対して回
動開閉自在に枢支され、閉じた状態で、コンタクトガラ
ス上に位置決めされた原稿を押さえる原稿押さえ部材と
を具備する画像形成装置において、前記原稿位置決め用
スケールの手前側の端縁部と、該スケールの奥側の端縁
部とのうち、後者の奥側の端縁部が、前者の手前側の端
縁部よりも上側に位置するように、原稿位置決め用スケ
ールの表示面を傾斜態位に配設すると共に、該原稿位置
決め用スケールの横断面が楔状となっており、リブの形
成された原稿押さえ部材に、該原稿押さえ部材を閉じた
とき、表示面が傾斜態位に配置された原稿位置決め用ス
ケールが入り込むのを許す切り欠きを設け、該切り欠き
が形成された原稿押さえ部材の領域にもリブが設けられ
ていることを特徴とする画像形成装置を提案する。 【0008】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態の一例を
図面に従って説明する。 【0009】図1は、本発明一実施形態の画像形成装置
の外観斜視図であり、同図に示した画像形成装置100
は、オペレータが位置する画像形成装置本体10の手前
側に操作部1を有するものとなっている。画像形成装置
本体10の手前側に対して、奥側の端部には、原稿押さ
え部材2が、図示していないヒンジを介して回動開閉自
在に枢支されており、この原稿押さえ部材2は圧板とも
呼ばれている。かかる画像形成装置は、例えば電子複写
機、プリンタ、ファクシミリ又はその複合機などとして
構成される。 【0010】画像形成装置本体10の手前側から奥側に
向けて原稿載置用のコンタクトガラス3が配設され、こ
のコンタクトガラス3は画像形成装置本体10の上部に
配置され、画像形成装置本体10のフレーム(図示せ
ず)に固定保持されている。図2に明示するように、コ
ンタクトガラス3の奥側の端部3aに隣接した画像形成
装置本体部分には、その端部3aと平行して固定配置さ
れた原稿位置決め用スケール4が設けられている。本例
では、かかる原稿位置決め用スケール4が、画像形成装
置本体10の樹脂製の外装カバー5に一体に成形され、
そのスケール4も樹脂によって構成されている。原稿位
置決め用スケール4を外装カバー5と別部材とし、その
スケール4を外装カバー5に対して固定することもでき
る。 【0011】原稿位置決め用スケール4の手前側の端縁
部4aに、図示していない原稿を合わせつつ、該原稿を
コンタクトガラス3上に載置して、かかる原稿をコンタ
クトガラス上において位置決めする。このとき、オペレ
ータは原稿位置決め用スケール4の表示面に表示されて
いる原稿サイズ(B5,A4等)や原稿合わせマーク7
などを基準にして原稿を位置決めする。この状態で、図
のように開放されている原稿押さえ部材2を閉じると、
位置決めされた原稿が、動かぬように原稿押さえ部材2
によって押さえられる。このように、原稿押さえ部材2
は、画像形成装置本体10に対して回動開閉自在に枢支
され、閉じた状態で、コンタクトガラス上の原稿を押さ
える用をなす。この状態で、その原稿に対するコピーな
どの画像形成動作が実行される。 【0012】ここで、原稿位置決め用スケール4は、手
前側、すなわちオペレータに近い側の端縁部4aと、こ
の端縁部4aよりもオペレータから遠ざかった奥側の端
縁部4bとのうち、後者の奥側の端縁部4bが、前者の
手前側の端縁部4aよりも上側に位置するように、その
表示面が傾斜態位に配設されている。原稿位置決め用ス
ケール4としては、その表示面が傾斜状態となっていれ
ば良く、本例では、かかる原稿位置決め用スケール4
を、横断面が楔状となっているスケールとしたものであ
る。 【0013】原稿位置決め用スケールの表示面が平坦と
なっていると、操作部1の側に位置するオペレータから
は、その原稿位置決め用スケールが見にくくなる。特
に、画像形成装置本体が、オペレータに向かい合う画像
形成装置本体部分の幅Wよりも、長い奥行き長さDを有
するものである場合、更に、その原稿位置決め用スケー
ルが見にくくなる。これに対して、図のように、原稿位
置決め用スケール4の表示面が傾斜態位となっている
と、その面に表示されている原稿サイズ(B5,A4
等)や原稿合わせマーク7などが見易くなる。 【0014】しかしながら、先にも述べたように、原稿
位置決め用スケール4を傾斜態位に配設すると、それは
コンタクトガラス3の上面レベルよりも上側に突出する
ので、原稿押さえ部材2を閉じたとき、これが原稿位置
決め用スケール4に干渉してしまい、原稿押さえ部材2
がコンタクトガラス3の上面に密接するようにそれを閉
じることができなくなる。 【0015】そこで、図1に示すように、原稿押さえ部
材2に、これを閉じたとき、表示面が傾斜態位に配置さ
れた原稿位置決め用スケール4が入り込むのを許す切り
欠き6が設けられている。これにより、原稿位置決め用
スケール4が干渉することなく、原稿押さえ部材2を支
障なくコンタクトガラス上に閉じることができ、これを
コンタクトガラス3の上面に密接させることができる。
図2は、原稿押さえ部材2を閉じたとき、原稿押さえ部
材2に設けた切り欠き6に原稿位置決め用スケール4が
入り込んだ状態を示している。 【0016】本発明は、原稿押さえ部材2がゴム等の可
撓体から成るものはもとより、それが剛体となるものに
も適用できる。 【0017】図3に示した原稿押さえ部材12は合成樹
脂製の剛体より成る原稿押さえ部材である。この原稿押
さえ部材12も、図1に示した原稿押さえ部材2と全く
同様に画像形成装置本体10に枢支され、図1と全く同
様に画像形成装置が構成されるが、図3に示した原稿押
さえ部材12は、その内面、すなわち、コンタクトガラ
ス3と接する側の面に、図4にも示す如く格子状のリブ
8が形成されている。かかるリブ8は、原稿押さえ部材
12の剛性を高める用をなすが、かような構成の原稿押
さえ部材12においても、図5に示すように、そのリブ
8に原稿位置決め用スケール4(図2)が入り込むのを
許す切り欠き16(図3には示さず)を設けることによ
り、原稿押さえ部材12を支障なく閉じることができ
る。その際、切り欠き16の形成された領域にもリブ8
が残された状態で設けられているので、かかる切り欠き
16を形成しても、原稿押さえ部材12の剛性が大きく
低下することを防止できる。 【0018】なお、画像形成装置本体10が、図1に示
すように、本体幅Wよりも、長い奥行き長さDを有する
画像形成装置本体である場合、原稿位置決め用スケール
4はオペレータから遠ざかるので、原稿位置決め用スケ
ールの表示面が平坦ではなく、図のように傾斜状態に設
置されると、それが非常に見易くなる。従って、かよう
な構成の画像形成装置に本発明は良好に適用され得るも
のであるが、本発明は、その他の適宜な形態の画像形成
装置にも広く適用できるものである。 【0019】さらに、本発明は、原稿押さえ部材2が、
画像形成装置本体10の奥側の端部ではなく、画像形成
装置本体の側部側の端部10A又は10Bの方に回動開
閉自在に枢支される画像形成装置にも適用することがで
きる。 【0020】 【発明の効果】請求項1に記載の構成によれば、原稿位
置決め用スケールの表示面が傾斜態位に配設されている
ので、原稿位置決め用スケールを見易くすることがで
き、しかもその原稿位置決め用スケールに干渉すること
なく、原稿押さえ部材を支障なくコンタクトガラス上に
閉じることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明一実施例の画像形成装置の外観斜視図で
ある。 【図2】コンタクトガラスの奥側を、原稿押さえ部材と
共に示す部分断面図である。 【図3】内面に格子状のリブを有する原稿押さえ部材の
一例を示す斜視図である。 【図4】図3に示した原稿押さえ部材の一部を拡大して
示した斜視図である。 【図5】図3に示した原稿押さえ部材の一部を示す断面
図である。 【符号の説明】 1 操作部 2 原稿押さえ部材 3 コンタクトガラス 3a 端部 4 原稿位置決め用スケール 4a 端縁部 4b 端縁部 6 切り欠き 10 画像形成装置本体 12 原稿押さえ部材 16 切り欠き 100 画像形成装置
ある。 【図2】コンタクトガラスの奥側を、原稿押さえ部材と
共に示す部分断面図である。 【図3】内面に格子状のリブを有する原稿押さえ部材の
一例を示す斜視図である。 【図4】図3に示した原稿押さえ部材の一部を拡大して
示した斜視図である。 【図5】図3に示した原稿押さえ部材の一部を示す断面
図である。 【符号の説明】 1 操作部 2 原稿押さえ部材 3 コンタクトガラス 3a 端部 4 原稿位置決め用スケール 4a 端縁部 4b 端縁部 6 切り欠き 10 画像形成装置本体 12 原稿押さえ部材 16 切り欠き 100 画像形成装置
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 オペレータが位置する画像形成装置本体
の手前側に操作部を有する画像形成装置であって、画像
形成装置本体の上部に画像形成装置本体の手前側から奥
側に向けて配設された原稿載置用のコンタクトガラス
と、このコンタクトガラスの奥側の端部に隣接した画像
形成装置本体部分に、その端部と平行して固定配置され
た原稿位置決め用スケールと、画像形成装置本体に対し
て回動開閉自在に枢支され、閉じた状態で、コンタクト
ガラス上に位置決めされた原稿を押さえる原稿押さえ部
材とを具備する画像形成装置において、 前記原稿位置決め用スケールの手前側の端縁部と、該ス
ケールの奥側の端縁部とのうち、後者の奥側の端縁部
が、前者の手前側の端縁部よりも上側に位置するよう
に、原稿位置決め用スケールの表示面を傾斜態位に配設
すると共に、該原稿位置決め用スケールの横断面が楔状
となっており、リブの形成された原稿押さえ部材に、該
原稿押さえ部材を閉じたとき、表示面が傾斜態位に配置
された原稿位置決め用スケールが入り込むのを許す切り
欠きを設け、該切り欠きが形成された原稿押さえ部材の
領域にもリブが設けられていることを特徴とする画像形
成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20514295A JP3393960B2 (ja) | 1995-07-20 | 1995-07-20 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20514295A JP3393960B2 (ja) | 1995-07-20 | 1995-07-20 | 画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0934030A JPH0934030A (ja) | 1997-02-07 |
JP3393960B2 true JP3393960B2 (ja) | 2003-04-07 |
Family
ID=16502124
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20514295A Expired - Fee Related JP3393960B2 (ja) | 1995-07-20 | 1995-07-20 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3393960B2 (ja) |
-
1995
- 1995-07-20 JP JP20514295A patent/JP3393960B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0934030A (ja) | 1997-02-07 |
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