JP2004163835A - 画像読取装置 - Google Patents

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Koichi Motoyoshi
浩一 本吉
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Abstract

【課題】原稿押圧板の閉止時に、原稿端部を保持して、コンタクトガラス上の原稿が位置ズレすることを防止する手段を提供する。
【解決手段】コンタクトガラス11と、コンタクトガラス11を閉鎖するブックカバー5とを備える複合機1において、原稿セット基準面に、コンタクトガラス11との間で原稿14の端部を保持する保持手段を備え、前記保持手段は、原稿セット基準面の下端から上端に向かって、コンタクトガラス11の内側へ突出形成される傾斜面12aとした。
【選択図】 図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像読取装置に関し、特に、原稿載置面上の原稿の位置決め性を向上させる技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、ブックスキャナには、装置本体と対向するユーザの左手(もしくは右手)奥側に、原稿セット基準が設けられている。開閉可能な原稿押圧板を備えるブックスキャナに、ユーザが原稿をセットする際には、前記原稿セット基準に合わせて原稿を載置し、原稿押圧板を閉じる。
このとき、原稿端部がカールしていると、原稿押圧板の閉止動作の際に、原稿とコンタクトガラスとの隙間(原稿端部の下側)に風流が入り込んで、原稿が位置ズレを起こしてしまう。
このような位置ズレを防止して、ブックスキャナ上の原稿の位置決め性を向上させる技術として、例えば、特許文献1に示す技術がある。該技術では、カールした原稿が、原稿押圧板の閉鎖前に丸まって、コンタクトガラスより浮き上がってしまうことを防止する手段を設けている。
【0003】
【特許文献1】
特開2000−168996号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
前記特許文献1に示される技術では、原稿の浮き上がりを防止する手段を、原稿セット基準(該文献中の表現は原稿スケール)の上方に設けるガイド部としている。
ところが、原稿セット基準はコンタクトガラスに対して垂直に形成されているので、コンタクトガラスと前記ガイド部との間では、原稿は上下に移動する状態となっている。このため、原稿端部がカールしている場合には、原稿押圧板の閉止動作の際に、やはり風流が原稿とコンタクトガラスとの隙間に入り込み、原稿が位置ズレを起こしてしまう。
そして、位置ズレを起こした状態で原稿の読み取りが行われると、プリントした画像に歪みが発生する。
そこで本発明は、原稿押圧板の閉止時に、原稿端部を保持して、コンタクトガラス上の原稿が位置ズレすることを防止する手段を提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次に該課題を解決するための手段を説明する。
請求項1においては、原稿載置面と、該原稿載置面を覆う原稿押圧板とを備える画像読取装置において、原稿セット基準面の少なくとも一方に、原稿載置面との間で原稿の端部を保持する保持手段を備えたので、
特別なロック手段等を用いることなく、原稿の位置ズレを防止でき、原稿セット基準面の形成を容易なものとすることができる。そして、原稿の位置ズレの防止により、プリントの歪みの発生が防止される。したがって、コストアップを招くことなく、プリントの歪みを防止する手段が提供される。
【0006】
請求項2においては、前記保持手段は、セット基準面の下端から上端に向かって、原稿載置面の内側へ突出形成されるので、
原稿セット基準面により原稿の上方への移動が規制され、原稿押圧板の開閉を行っても、原稿がズレることが防止される。したがって、原稿のプリントが歪むことがない。
【0007】
請求項3においては、前記保持手段は、原稿セット基準面に形成する傾斜面としたので、
原稿の位置ズレが防止される。したがって、原稿のプリントが歪むことがない。
【0008】
【発明の実施の形態】
これより、本発明の画像読取装置の一実施の形態である複合機1について説明する。
図1に示すように、複合機1は、画像読取装置であるブックスキャナ2と、ブックスキャナ2の下方に位置するプリンタ3とを備えている。
【0009】
ブックスキャナ2は、スキャナ本体4と、該スキャナ本体4に対して回動自在のブックカバー5とを備え、スキャナ本体4の一側には複合機1の操作パネル6が付設される。ブックカバー5は、自動原稿給送装置(以下ADF)7と、該ADF7に原稿を供給する給紙トレイ8とを備えると共に、該ブックカバー5の上面はADF7から排出される原稿の排出トレイ5aに形成されている。
なお、操作パネル6の配設側を、複合機1において正面側とする。
【0010】
プリンタ3は、プリンタ本体9と、該プリンタ本体9の下方に配置する給紙カセット10・10を備えている。プリンタ本体9の正面側の上面には、プリンタ3の排出トレイ9aが形成されている。
【0011】
図2に示すように、スキャナ本体4の上面には、ブックスキャナ2において原稿載置面となるコンタクトガラス11が配置される。スキャナ本体4内部で、該コンタクトガラス11の下方には、光源やミラーを備え左右に移動可能とされる走査体や、該走査体からの画像光を受光する撮像素子等からなる画像形成手段が配置されている。そして、コンタクトガラス11上に載置された原稿の画情報を、前記画像形成手段により読み取るものである。
スキャナ本体4に対して回動可能とされるブックカバー5は、コンタクトガラス11上に原稿を押圧するための原稿押圧板であり、ブックカバー5の閉鎖により、原稿がコンタクトガラス11上に固定される。
【0012】
図3に示すように、コンタクトガラス11上には、原稿セット基準を特定するための基準部材12・13が設けられている。操作パネル6に対向するユーザより見て、基準部材12は左側に位置し、基準部材13は奥側に位置する。基準部材12・13には、原稿サイズを示す目盛り等が記されている。
ユーザは、コンタクトガラス11上に載置した原稿を、基準部材12・13に突き当てるように移動させて、読取り原稿の位置決めを行う。基準部材12・13の原稿との当接面(コンタクトガラス11中央側の面)をそれぞれ、原稿セットの基準面とする。
【0013】
図4に示すように、基準部材12において、原稿セット基準面の下部は傾斜面12aとし、該傾斜面12aとコンタクトガラス11との間に原稿14が入り込めるようにしている。
ここで、コンタクトガラス11と傾斜面12aとのなす角は、鋭角である。傾斜面12aは、基準部材12を長手方向の断面で、下側かつコンタクトガラス11中央側の角を切欠いて形成されるものである。
傾斜面12aの上側には、コンタクトガラス11に対して垂直となる垂直面12bとなっている。そして、傾斜面12aと垂直面12bとで、基準部材12の原稿セット基準面が形成されるものとなっている。
つまり、原稿セット基準面は、下側にいくほど、基準部材12の内部側に位置するものとなっており、全体として(基準部材12の長手方向における)断面視で、三角形状の隙間が形成されるものとなっている。
【0014】
以上構成の基準部材12に原稿14を突き当てると、原稿14の端部の角が、基準部材12の傾斜面12aと当接する。ここで、原稿14の端部の角は、斜め上方で傾斜面12aに押し付けられているので、原稿14の基準部材12側への移動と上方への移動とが、同時に規制される。
一方、基準部材13も同様の構成であり、傾斜面と垂直面とから、原稿セット基準面が形成されるものである。
そして、基準部材12・13により、原稿14の上方への移動が規制されるため、ブックカバー5の開閉を行っても、原稿14がズレることが防止される。したがって、該原稿14のプリントが歪むことがない。
【0015】
なお、原稿端部の上下動の規制により、ブックカバー5の閉鎖時に原稿がズレることがないのは、次の理由による。
原稿14の端部がカールしていて、該端部がコンタクトガラス11より浮き上がっていると、ブックカバー5を閉鎖した際に、原稿14とコンタクトガラス11との隙間(前記端部の下側)に風流が入り込んでしまう。
原稿14の外周四箇所の端部14a・14b・14c・14dのうち、例えば端部14aで浮き上がりが発生すると、原稿14は端部14c側(図3中右側)へ付勢される。なお、端部14a・14cは対向しており、端部14b・14dが対向している。
つまり、前記風圧により、浮き上がった端部と対向する端部側に向けて、原稿は付勢されて、位置ズレが発生することがある。
ここで、端部14a・14bは基準部材12・13により外側(反コンタクトガラス11中央側)への移動が規制されているので、これらと対向する端部14b・14dで浮き上がりが発生しても、原稿がズレることがない。
したがって、開放側である端部14c・14dに対して、規制側となる端部14a・14bでの浮き上がりを防止すれば、原稿14の風圧による位置ズレの発生は防止されることになる。
【0016】
ここで、基準部材に形成される基準面が垂直面のみである場合(従来の場合)は、原稿の上下動が規制されていないので、前記風圧の大きさによっては、前記隙間より進入した空気により、浮き上げられてしまう。逆にいえば、本実施の形態のように、原稿セット基準面に傾斜面を形成して、原稿端部の上下動を規制することで、原稿の浮き上がりを制止することが可能である。
【0017】
本実施の形態では、図3に示すように、基準部材12・13を、操作パネル6に正対するユーザより見て、左側および奥側に配置している。そして、傾斜面を有する原稿セット基準面を、コンタクトガラス11の直交する二辺に配置するものとしている。
このため、ブックカバー5の閉鎖による風圧によって、原稿14が前後方向および左右方向のいずれの方向にもズレることがない。したがって、原稿14のプリントの歪みがどの方向にも発生することがない。
【0018】
また、原稿セット基準の基準面の形状を、次のような構成としても良い。
図5に示すように、基準部材15において、原稿セット基準面の下部の傾斜面は、該基準面とコンタクトガラス11との間に隙間が形成されるように、曲面15aとしている。基準部材15の長手方向より見た断面で、曲面15aの描く曲線は、下端で基準部材15の内部側に位置し、上方へ向かうにつれ、コンタクトガラス11の中央側に位置するようになり、上端では基準部材15の前端面と一致している。曲面15aの上方は、コンタクトガラス11に対して垂直な垂直面15bである。
以上のように、基準面の下部の傾斜面を、下に凸となる曲面15aとしても、基準面を傾斜面12aとした場合と同様の効果がある。加えて、基準面の下部を、上に凸となる曲面としても、同様である。
【0019】
以上における特徴的要素をまとめる。
ブックスキャナ2は、原稿載置面であるコンタクトガラス11を覆う原稿押圧板としてブックカバー5を備えている。
また、ブックスキャナ2においては、原稿セット基準面に傾斜面を形成している。該傾斜面は、基準部材12・13の下部に、すなわち、原稿セット基準面の下端から上端に向かって、コンタクトガラス11の内側へ突出形成されるものである。
そして、原稿セット基準面に形成される内側突出部は、下端で基準部材15の内部側に位置し、上方へ向かうにつれ、コンタクトガラス11の中央側に位置するようになるため、原稿14の端部の上下動を制止するものであり、原稿端部の保持手段を構成している。
【0020】
特に、前記保持手段を原稿セット基準面に形成する傾斜面とすることにより、特別なロック手段等を用いることなく、原稿の位置ズレを防止でき、原稿セット基準面の形成を容易なものとすることができる。そして、原稿の位置ズレの防止により、プリントの歪みの発生が防止される。したがって、コストアップを招くことなく、プリントの歪みを防止する手段が提供される。
【0021】
また、前記保持手段の構成としては、原稿セット基準面に形成する傾斜面に限定されるものではなく、原稿セット基準面の下端から上端に向かって、コンタクトガラス11の内側へ突出形成されるものであれば、他の構成であっても良い。例えば、曲面形状や側面視折れ線状となる複数の平面の連結等であってもよい。
そして、このように保持手段を構成することで、原稿セット基準面により原稿の上方への移動が規制され、原稿押圧板の開閉を行っても、原稿がズレることが防止される。したがって、原稿のプリントが歪むことがない。
【0022】
また、前記保持手段の構成によらず、原稿セット基準面に、コンタクトガラス11との間で原稿端部を保持する保持手段をブックスキャナ2に備えることで、原稿の位置ズレが防止される。したがって、原稿のプリントが歪むことがない。
【0023】
なお、本実施の形態では、互いに直交する原稿セット基準面の双方に、原稿端部の保持手段を備えるものとしている。一方の原稿セット基準面に該保持手段を設ける構成であっても、前述の効果は得られるものである。したがって、一方の原稿セット基準面に該保持手段を設ける構成としてもよい。
また、原稿セット基準面を複数備える場合には、本実施の形態の用に、各原稿セット基準面に前記保持手段を設けることで、より一層原稿位置ズレ防止の効果を図ることができる。
【0024】
【発明の効果】
請求項1記載の如く構成したので、原稿のプリントが歪むことがない。
【0025】
請求項2記載の如く構成したので、原稿のプリントが歪むことがない。
【0026】
請求項3記載の如く構成したので、コストアップを招くことなく、プリントの歪みを防止する手段が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】複合機1を示す斜視図である。
【図2】ブックカバー5の開状態を示す複合機1上部の斜視図である。
【図3】スキャナ本体4の上面を示す平面図である。
【図4】基準部材12と原稿14との当接部を示す正面断面図である。
【図5】基準部材15と原稿14との当接部を示す正面断面図である。
【符号の説明】
1 複合機
5 ブックカバー
11 コンタクトガラス
12・13 基準部材
12a 傾斜面
14 原稿

Claims (3)

  1. 原稿載置面と、該原稿載置面を覆う原稿押圧板とを備える画像読取装置において、
    原稿セット基準面の少なくとも一方に、原稿載置面との間で原稿の端部を保持する保持手段を備えた、ことを特徴とする画像読取装置。
  2. 前記保持手段は、セット基準面の下端から上端に向かって、原稿載置面の内側へ突出形成される、ことを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
  3. 前記保持手段は、原稿セット基準面に形成する傾斜面とした、ことを特徴とする請求項2に記載の画像読取装置。
JP2002332481A 2002-11-15 2002-11-15 画像読取装置 Pending JP2004163835A (ja)

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