JP3317297B2 - 画像形成装置の防塵カバー - Google Patents
画像形成装置の防塵カバーInfo
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置の上
面を覆う防塵カバーに関し、特に、防塵カバーを装着し
たままでADF(自動原稿送り装置)の操作と、FBS
(フラットベッドスキャナ)機能を用いた原稿の読取り
の動作および画像形成装置の操作と行い得るカバーに関
する。
面を覆う防塵カバーに関し、特に、防塵カバーを装着し
たままでADF(自動原稿送り装置)の操作と、FBS
(フラットベッドスキャナ)機能を用いた原稿の読取り
の動作および画像形成装置の操作と行い得るカバーに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来より画像形成装置等の電子機器に
は、ビニール製のカバー等で覆うことで、ほこり等で汚
れないようにしていることが多くある。前記カバーは、
特に、その機器の形状に応じて特別に作成した袋状のも
のを被せるようにしている。そして、前記画像形成装置
のような機器を操作する際には、そのカバーを取り外し
て片付けておき、前記機器を使用しないときに前記カバ
ーを再び被せるようにしている。
は、ビニール製のカバー等で覆うことで、ほこり等で汚
れないようにしていることが多くある。前記カバーは、
特に、その機器の形状に応じて特別に作成した袋状のも
のを被せるようにしている。そして、前記画像形成装置
のような機器を操作する際には、そのカバーを取り外し
て片付けておき、前記機器を使用しないときに前記カバ
ーを再び被せるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、ファクシミ
リ装置と電子写真複写機とを組み合わせた複合機等にお
いては、ファクシミリ機能は常時待機状態におかれるも
のであり、受信はもちろんのこと、送信の動作も随時行
われる。また、前記複合機のような画像形成装置におい
ては、装置本体の上面にフラットベッドスキャナや、A
DF等が装備されているもので、それ等の機能を使用し
てファクシミリ送信やコピーを行う場合等に、その都度
カバーを着脱することが面倒である。
リ装置と電子写真複写機とを組み合わせた複合機等にお
いては、ファクシミリ機能は常時待機状態におかれるも
のであり、受信はもちろんのこと、送信の動作も随時行
われる。また、前記複合機のような画像形成装置におい
ては、装置本体の上面にフラットベッドスキャナや、A
DF等が装備されているもので、それ等の機能を使用し
てファクシミリ送信やコピーを行う場合等に、その都度
カバーを着脱することが面倒である。
【0004】本発明は、画像形成装置にカバーを装着し
たままで、操作の都度着脱することなしに、装置を操作
できるような防塵カバーを提供することを目的としてい
る。
たままで、操作の都度着脱することなしに、装置を操作
できるような防塵カバーを提供することを目的としてい
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、画像形成装置
の上面と周囲の面と、操作部とを覆う軟質で透明な樹脂
材料で形成した防塵カバーに関する。本発明の請求項1
の発明は、前記防塵カバーは、装置の側面を囲むように
直立させて設ける直立本体部と、前記直立本体部のリヤ
側の部材に接続され、装置の上面を覆う開閉可能な上カ
バー部と、前記直立本体部の一方の側面に接続されて、
装置の開閉部材を横から覆う側カバー部と、前記直立本
体部のフロント側の部材の下部から、装置のフロント側
に延長して設ける操作部カバーとしての前面部材と、を
一体のものとして形成したことを特徴とする。請求項2
の発明は、前記側カバー部は、装置の側面を囲むように
直立させて設ける直立本体部の一方の側面に接続され
て、装置の開閉部材を横から覆い開閉可能であることを
特徴とする。請求項3の発明は、前記直立本体部には、
画像形成装置本体との間に固定する手段を設けたことを
特徴とする。
の上面と周囲の面と、操作部とを覆う軟質で透明な樹脂
材料で形成した防塵カバーに関する。本発明の請求項1
の発明は、前記防塵カバーは、装置の側面を囲むように
直立させて設ける直立本体部と、前記直立本体部のリヤ
側の部材に接続され、装置の上面を覆う開閉可能な上カ
バー部と、前記直立本体部の一方の側面に接続されて、
装置の開閉部材を横から覆う側カバー部と、前記直立本
体部のフロント側の部材の下部から、装置のフロント側
に延長して設ける操作部カバーとしての前面部材と、を
一体のものとして形成したことを特徴とする。請求項2
の発明は、前記側カバー部は、装置の側面を囲むように
直立させて設ける直立本体部の一方の側面に接続され
て、装置の開閉部材を横から覆い開閉可能であることを
特徴とする。請求項3の発明は、前記直立本体部には、
画像形成装置本体との間に固定する手段を設けたことを
特徴とする。
【0006】前述したように構成することにより、防塵
カバーを走査装置に装着したままで、FBS(フラット
ベッドスキャナ)機能と、ADF機能に対応させた操作
を行うことができる。また、防塵カバーの前面部材は軟
質透明材料で作られているので、カバーをしたままで操
作部の表示を見たり、入力キーによる操作を行うことが
できる。
カバーを走査装置に装着したままで、FBS(フラット
ベッドスキャナ)機能と、ADF機能に対応させた操作
を行うことができる。また、防塵カバーの前面部材は軟
質透明材料で作られているので、カバーをしたままで操
作部の表示を見たり、入力キーによる操作を行うことが
できる。
【0007】
【発明の実施の形態】図示される例にしたがって、本発
明の防塵カバーの構成と、防塵カバーを装着する画像形
成装置の上部の機構の構成を説明する。以下の説明図に
おいて、図1では防塵カバー1の構造を示し、図2には
画像形成装置10の上部の構成を示しているもので、図
3には前記防塵カバー1を、図2に示す画像形成装置の
走査装置15にかぶせる状態を説明している。前記図1
に示す防塵カバー1は、例えば、透明な塩化ビニールや
その他の軟質のシート状のプラスチック材料を用いて形
成するもので、画像形成装置の走査装置の側部を囲むよ
うに設ける直立本体部2と、装置の上面を覆う上カバー
部(フラップ部)4と、一方の側部に位置させる側カバ
ー部5、および、走査装置のフロント側に位置される前
面部材6とを、一体に接続して設けている。そこで、前
記防塵カバー1の構成を説明するに当って、その防塵カ
バー1を装着する対象となる画像形成装置の構成を先に
説明する。
明の防塵カバーの構成と、防塵カバーを装着する画像形
成装置の上部の機構の構成を説明する。以下の説明図に
おいて、図1では防塵カバー1の構造を示し、図2には
画像形成装置10の上部の構成を示しているもので、図
3には前記防塵カバー1を、図2に示す画像形成装置の
走査装置15にかぶせる状態を説明している。前記図1
に示す防塵カバー1は、例えば、透明な塩化ビニールや
その他の軟質のシート状のプラスチック材料を用いて形
成するもので、画像形成装置の走査装置の側部を囲むよ
うに設ける直立本体部2と、装置の上面を覆う上カバー
部(フラップ部)4と、一方の側部に位置させる側カバ
ー部5、および、走査装置のフロント側に位置される前
面部材6とを、一体に接続して設けている。そこで、前
記防塵カバー1の構成を説明するに当って、その防塵カ
バー1を装着する対象となる画像形成装置の構成を先に
説明する。
【0008】前記防塵カバー1を装着する画像形成装置
10は、図2に示すように、一般的なファクシミリ装置
と電子写真複写機とを組み合わせた複合機として構成さ
れる。前記画像形成装置10では、電子写真方式の記録
紙印字機構を設けた画像形成装置本体11の上部に走査
装置15を配置し、前記本体11と走査装置15の間に
形成した空間部を、記録紙の排出トレイ12として設け
ている。前記走査装置15においては、開閉部材20が
装置本体16に対して開閉可能に設けられている。前記
開閉部材20は、装置本体16の上のリヤ側の端部に設
けられたヒンジ手段を中心に回動することにより、開閉
可能に構成される。また、前記開閉部材20を閉じたと
き、開閉部材に覆われる部分にプラテンが設けられてい
る。そして、前記本体部16のプラテンの下面には原稿
の画像読取り機構を配置して、前記読取り機構により得
られる原稿の画像情報を、デジタル信号として出力す
る。また、前記走査装置から得られるデジタル信号は、
装置本体の記録紙印字機構に向けて伝達することと、フ
ァクシミリ機能により電話回線を通じて送信できるよう
にすることは、従来の一般の複合機の場合と同様に構成
される。
10は、図2に示すように、一般的なファクシミリ装置
と電子写真複写機とを組み合わせた複合機として構成さ
れる。前記画像形成装置10では、電子写真方式の記録
紙印字機構を設けた画像形成装置本体11の上部に走査
装置15を配置し、前記本体11と走査装置15の間に
形成した空間部を、記録紙の排出トレイ12として設け
ている。前記走査装置15においては、開閉部材20が
装置本体16に対して開閉可能に設けられている。前記
開閉部材20は、装置本体16の上のリヤ側の端部に設
けられたヒンジ手段を中心に回動することにより、開閉
可能に構成される。また、前記開閉部材20を閉じたと
き、開閉部材に覆われる部分にプラテンが設けられてい
る。そして、前記本体部16のプラテンの下面には原稿
の画像読取り機構を配置して、前記読取り機構により得
られる原稿の画像情報を、デジタル信号として出力す
る。また、前記走査装置から得られるデジタル信号は、
装置本体の記録紙印字機構に向けて伝達することと、フ
ァクシミリ機能により電話回線を通じて送信できるよう
にすることは、従来の一般の複合機の場合と同様に構成
される。
【0009】前記開閉部材20には、プラテンカバーと
しての機能と、ADFを用いた読取り機能とを合わせて
設けるもので、開閉の際に使用するハンドル22を設け
た前フレーム21と後フレーム23の間には、ADFの
機能に対応させた原稿トレイ24と原稿排出トレイ25
とを配置している。また、側開閉部材26により覆われ
る部分には略U字型の原稿搬送路に付随する搬送機構を
設けて、画像読取装置を読取部の端部に固定した状態
で、搬送される原稿の読取りを行うことができるように
する。なお、前記本体部16のフロント側には操作部1
7を設けており、前記操作部17には、テンキー18、
ファクシミリ送信用の機能キー18aの他に、ディスプ
レイ19とそのディスプレイに表示された項目の選択の
ための操作キー等の、多数のスイッチやキー類を配置し
ていることは、一般の複合機と同様に構成される。
しての機能と、ADFを用いた読取り機能とを合わせて
設けるもので、開閉の際に使用するハンドル22を設け
た前フレーム21と後フレーム23の間には、ADFの
機能に対応させた原稿トレイ24と原稿排出トレイ25
とを配置している。また、側開閉部材26により覆われ
る部分には略U字型の原稿搬送路に付随する搬送機構を
設けて、画像読取装置を読取部の端部に固定した状態
で、搬送される原稿の読取りを行うことができるように
する。なお、前記本体部16のフロント側には操作部1
7を設けており、前記操作部17には、テンキー18、
ファクシミリ送信用の機能キー18aの他に、ディスプ
レイ19とそのディスプレイに表示された項目の選択の
ための操作キー等の、多数のスイッチやキー類を配置し
ていることは、一般の複合機と同様に構成される。
【0010】前述したような構成を有する画像形成装置
10に対して、開閉部材20と操作部17とを覆うよう
に設ける防塵カバー1は、前記図1に示すように構成さ
れる。前記防塵カバー1において、前記開閉部材20の
側面を覆うように配置する高さがHの直立本体部2を、
開閉部材20の後フレーム23の背面に位置させる側面
材2aと、図の右側面に対する側面材2b、前フレーム
23のフロント側に位置させる側面材2cとを、巾がW
で奥行きがDの略コの字状に配置し、前記側面材2aと
2cの間を接続する高さがD7の側面材2dとから構成
している。また、前記側面材2dの両側の部分には、側
面材2a、2cと同じ高さHの側面材2e、2fを配置
し、前記側面材2eの内面には固着部材7を設けて、図
2に示す開閉部材20の左側面に設けた被固着部材27
に対して固定可能にする。なお、前記固着部材と被固着
部材としては、従来公知の手段を用いることができる
が、例えば、面状ファスナー(マジックテープ……商品
名)を用いると、その取り付けと着脱の作用を容易に行
うことができる。
10に対して、開閉部材20と操作部17とを覆うよう
に設ける防塵カバー1は、前記図1に示すように構成さ
れる。前記防塵カバー1において、前記開閉部材20の
側面を覆うように配置する高さがHの直立本体部2を、
開閉部材20の後フレーム23の背面に位置させる側面
材2aと、図の右側面に対する側面材2b、前フレーム
23のフロント側に位置させる側面材2cとを、巾がW
で奥行きがDの略コの字状に配置し、前記側面材2aと
2cの間を接続する高さがD7の側面材2dとから構成
している。また、前記側面材2dの両側の部分には、側
面材2a、2cと同じ高さHの側面材2e、2fを配置
し、前記側面材2eの内面には固着部材7を設けて、図
2に示す開閉部材20の左側面に設けた被固着部材27
に対して固定可能にする。なお、前記固着部材と被固着
部材としては、従来公知の手段を用いることができる
が、例えば、面状ファスナー(マジックテープ……商品
名)を用いると、その取り付けと着脱の作用を容易に行
うことができる。
【0011】前記直立本体部2の各構成部材に対して、
それぞれの上部に折り返す状態で折曲げ部3を配置して
おり、前記折曲げ部3により区画される内面に上部開口
部8を形成して、前記上部開口部8を介して原稿の取扱
い等の動作を行うことができる。前記折曲げ部3として
は、巾がD4、D5の折曲片部3a、3bと、巾がD6
の3cおよび、D3の長さの3fとをそれぞれ各側面材
と一体にする状態に設けているが、前記折曲片部3a、
3bの巾D4、D5はほぼ同じ巾に形成される。そし
て、前記折曲片部3a〜3cと3fを、前フレーム21
と後フレーム23の上面に各々位置させることにより、
防塵カバー1を開閉部材20に装着した状態に固定保持
できるようにする。また、前記側面材2dの下部に接続
する状態で側カバー部(第2のフラップ部)5を配置し
ており、前記側カバー部5の内面側の先端部付近には固
着部材7aを設けて、側開閉部材26に設けた被固着部
材27aに取付けるようにする。前記側カバー部5は開
閉部材20の側開閉部材26の直立部から上面の所定の
位置まで覆うような長さLに形成され、巾L1は側面材
2e、2fに少し重なる状態に形成される。
それぞれの上部に折り返す状態で折曲げ部3を配置して
おり、前記折曲げ部3により区画される内面に上部開口
部8を形成して、前記上部開口部8を介して原稿の取扱
い等の動作を行うことができる。前記折曲げ部3として
は、巾がD4、D5の折曲片部3a、3bと、巾がD6
の3cおよび、D3の長さの3fとをそれぞれ各側面材
と一体にする状態に設けているが、前記折曲片部3a、
3bの巾D4、D5はほぼ同じ巾に形成される。そし
て、前記折曲片部3a〜3cと3fを、前フレーム21
と後フレーム23の上面に各々位置させることにより、
防塵カバー1を開閉部材20に装着した状態に固定保持
できるようにする。また、前記側面材2dの下部に接続
する状態で側カバー部(第2のフラップ部)5を配置し
ており、前記側カバー部5の内面側の先端部付近には固
着部材7aを設けて、側開閉部材26に設けた被固着部
材27aに取付けるようにする。前記側カバー部5は開
閉部材20の側開閉部材26の直立部から上面の所定の
位置まで覆うような長さLに形成され、巾L1は側面材
2e、2fに少し重なる状態に形成される。
【0012】前記側面材2aと折曲片部3aとの折り返
し部に接続される上カバー部4は、巾がWで長さがD1
に形成される本体部と、その先端部に突出される折り返
し部4aを設け、前記上カバー部4の長さD1は直立本
体部2の奥行き方向の長さDに対して余裕を持った長さ
に構成される。そして、前記上カバー部4を閉じた状態
(開閉部材20の上面に被せた状態)では、開閉部材2
0の前フレーム21のフロント側の直立面に沿って、折
り返し部4aが垂れ下がる状態となる。なお、この折り
返し部4aは必須なものではなく、省くこともできる。
また、前記側面材2cの下面に接続される前面部材(縁
部)6は、画像形成装置の操作部17を覆う状態に形成
されるもので、前記前面部材6の巾Wと長さD8は、前
記操作部17の長さと幅に対応させて構成される。前記
前面部材6は防塵カバー全体が透明なプラスチックのシ
ートにより構成される場合には、同一の材料を用いて形
成するが、前記直立本体部2や上カバー部4等が不透明
な材料で形成される場合には、この前面部材6のみを透
明なプラスチック製のシート状のもので構成し、操作部
17に配列するキーやスイッチ類とディスプレイ等を、
前記カバーを通して見ることができるようにすることも
可能である。
し部に接続される上カバー部4は、巾がWで長さがD1
に形成される本体部と、その先端部に突出される折り返
し部4aを設け、前記上カバー部4の長さD1は直立本
体部2の奥行き方向の長さDに対して余裕を持った長さ
に構成される。そして、前記上カバー部4を閉じた状態
(開閉部材20の上面に被せた状態)では、開閉部材2
0の前フレーム21のフロント側の直立面に沿って、折
り返し部4aが垂れ下がる状態となる。なお、この折り
返し部4aは必須なものではなく、省くこともできる。
また、前記側面材2cの下面に接続される前面部材(縁
部)6は、画像形成装置の操作部17を覆う状態に形成
されるもので、前記前面部材6の巾Wと長さD8は、前
記操作部17の長さと幅に対応させて構成される。前記
前面部材6は防塵カバー全体が透明なプラスチックのシ
ートにより構成される場合には、同一の材料を用いて形
成するが、前記直立本体部2や上カバー部4等が不透明
な材料で形成される場合には、この前面部材6のみを透
明なプラスチック製のシート状のもので構成し、操作部
17に配列するキーやスイッチ類とディスプレイ等を、
前記カバーを通して見ることができるようにすることも
可能である。
【0013】前記防塵カバー1を開閉部材20に装着す
る状態は図3に示しているもので、開閉部材20の周囲
の部分に対応させて直立本体部2を位置させ、折曲げ部
を周囲の上部にかかるように配置する。前記防塵カバー
1を装着した状態で、開閉部材20の上部の位置される
上部開口部8が上カバー部4に覆われるのであるから、
原稿の読取りを行う際には、防塵カバー1の上カバー部
4を開いて画像読取装置の上部を露出させ、ADFを用
いた原稿の読取りの動作と、原稿の装着と取り出しを行
う。
る状態は図3に示しているもので、開閉部材20の周囲
の部分に対応させて直立本体部2を位置させ、折曲げ部
を周囲の上部にかかるように配置する。前記防塵カバー
1を装着した状態で、開閉部材20の上部の位置される
上部開口部8が上カバー部4に覆われるのであるから、
原稿の読取りを行う際には、防塵カバー1の上カバー部
4を開いて画像読取装置の上部を露出させ、ADFを用
いた原稿の読取りの動作と、原稿の装着と取り出しを行
う。
【0014】また、前記防塵カバー1を装着した状態
で、操作部17のキー類等を前面部材6を透かして見る
ことができるので、画像形成装置の印字・読取り操作と
ファクシミリによる情報の伝達の作業は、前面部材6を
外さないで行うことが可能となる。なお、前記画像形成
装置10の開閉部材20を開閉して、プラテンを露出さ
せることによりFBSの機能に対する原稿の交換を行う
場合には、前記防塵カバー1を装着したままの状態で、
開閉部材20を開くことができるので、前記防塵カバー
1を装着したことによる操作上の問題が発生することは
ない。
で、操作部17のキー類等を前面部材6を透かして見る
ことができるので、画像形成装置の印字・読取り操作と
ファクシミリによる情報の伝達の作業は、前面部材6を
外さないで行うことが可能となる。なお、前記画像形成
装置10の開閉部材20を開閉して、プラテンを露出さ
せることによりFBSの機能に対する原稿の交換を行う
場合には、前記防塵カバー1を装着したままの状態で、
開閉部材20を開くことができるので、前記防塵カバー
1を装着したことによる操作上の問題が発生することは
ない。
【0015】前記開閉部材20に設けているADF機能
を使用中に、その搬送路で障害が発生した場合等のAD
F機能のメンテナンスを行う際には、図2の側開閉部材
26を開いて行うことが必要とされる。そこで、本実施
例では、図4に示すように、防塵カバー1の側カバー部
5を被固着部材27aを介して接続したままで、側開閉
部材26を開いてADFのメンテナンスを可能にする。
また、前記側開閉部材26を閉じた状態では、ADF機
能を直ちに使用可能にしているので、防塵カバー1を開
閉部材に装着したままで、前記処理作業を行うことが可
能となる。なお、前記図1に示した防塵カバー1におい
て、開閉部材20の側開閉部材26に対するヒンジの部
分に、側面材2dが位置するものであるが、前記側面材
2dは側開閉部材26の開閉に支障が生じないように細
いもので構成すれば良い。
を使用中に、その搬送路で障害が発生した場合等のAD
F機能のメンテナンスを行う際には、図2の側開閉部材
26を開いて行うことが必要とされる。そこで、本実施
例では、図4に示すように、防塵カバー1の側カバー部
5を被固着部材27aを介して接続したままで、側開閉
部材26を開いてADFのメンテナンスを可能にする。
また、前記側開閉部材26を閉じた状態では、ADF機
能を直ちに使用可能にしているので、防塵カバー1を開
閉部材に装着したままで、前記処理作業を行うことが可
能となる。なお、前記図1に示した防塵カバー1におい
て、開閉部材20の側開閉部材26に対するヒンジの部
分に、側面材2dが位置するものであるが、前記側面材
2dは側開閉部材26の開閉に支障が生じないように細
いもので構成すれば良い。
【0016】前述したように構成した防塵カバー1は、
シート状のものを組み合わせて一体成型したように構成
するが、例えば、柔らかいプラスチックのシートを用い
て、各接続部を熱溶着して形成することができる。ま
た、前記防塵カバー1においては、前面部材6のみを、
キー類が見られるような透明性があり、カバーの上から
押してキー類を操作するための柔軟性を有するものとし
て構成することもできる。すなわち、他の部材には透明
性と柔軟性は強く要求されるものではない。
シート状のものを組み合わせて一体成型したように構成
するが、例えば、柔らかいプラスチックのシートを用い
て、各接続部を熱溶着して形成することができる。ま
た、前記防塵カバー1においては、前面部材6のみを、
キー類が見られるような透明性があり、カバーの上から
押してキー類を操作するための柔軟性を有するものとし
て構成することもできる。すなわち、他の部材には透明
性と柔軟性は強く要求されるものではない。
【0017】
【発明の効果】本発明の防塵カバーは、前述したように
構成したものであるから、防塵カバーを走査装置に装着
したままで、FBS機能と、ADF機能に対応させた操
作を行うことができる。また、防塵カバーの前面部材は
軟質透明材料で作られているので、カバーをしたままで
操作部の表示を見たり、入力キーによる操作を行うこと
ができる。そして、FBS機能を用いて原稿の画像の読
取りを行う場合には、防塵カバーを装着したままで、プ
ラテンに対する原稿の装着と取り出しを行うことが可能
である。
構成したものであるから、防塵カバーを走査装置に装着
したままで、FBS機能と、ADF機能に対応させた操
作を行うことができる。また、防塵カバーの前面部材は
軟質透明材料で作られているので、カバーをしたままで
操作部の表示を見たり、入力キーによる操作を行うこと
ができる。そして、FBS機能を用いて原稿の画像の読
取りを行う場合には、防塵カバーを装着したままで、プ
ラテンに対する原稿の装着と取り出しを行うことが可能
である。
【図1】 防塵カバーの構成を示す説明図である。
【図2】 防塵カバーを装着する画像形成装置の説明図
である。
である。
【図3】 画像形成装置に防塵カバーを装着する状態の
説明図である。
説明図である。
【図4】 防塵カバーを装着したままで側開閉部材を開
く状態の説明図である。
く状態の説明図である。
1 防塵カバー、 2 直立本体部、 3 折曲
げ部、4 上カバー部、 5 側カバー部、 6
前面部材、7 固着部材、 8 上部開口部、1
0 画像形成装置、11 装置本体、 12 排
出トレイ、 15 走査装置、16 本体部、 1
7 操作部、 18 テンキー、19 ディスプ
レイ、 20 開閉部材、 21 前フレーム、2
2 ハンドル、 23 後フレーム、 24 原
稿トレイ、25 原稿排出トレイ、 26 側開閉
部材、 27 被固着部材。
げ部、4 上カバー部、 5 側カバー部、 6
前面部材、7 固着部材、 8 上部開口部、1
0 画像形成装置、11 装置本体、 12 排
出トレイ、 15 走査装置、16 本体部、 1
7 操作部、 18 テンキー、19 ディスプ
レイ、 20 開閉部材、 21 前フレーム、2
2 ハンドル、 23 後フレーム、 24 原
稿トレイ、25 原稿排出トレイ、 26 側開閉
部材、 27 被固着部材。
Claims (3)
- 【請求項1】 画像形成装置の上面と周囲の面と、操作
部とを覆う軟質で透明な樹脂材料で形成した防塵カバー
であって、 前記防塵カバーは、装置の側面を囲むように直立させて
設ける直立本体部と、 前記直立本体部のリヤ側の部材に接続され、装置の上面
を覆う開閉可能な上カバー部と、 前記直立本体部の一方の側面に接続されて、装置の開閉
部材を横から覆う側カバー部と、 前記直立本体部のフロント側の部材の下部から、装置の
フロント側に延長して設ける操作部カバーとしての前面
部材と、を一体のものとして形成したことを特徴とする
画像形成装置の防塵カバー。 - 【請求項2】 前記側カバー部は、装置の側面を囲むよ
うに直立させて設ける直立本体部の一方の側面に接続さ
れて、装置の開閉部材を横から覆い開閉可能であること
を特徴とする請求項1に記載の画像形成装置の防塵カバ
ー。 - 【請求項3】 前記直立本体部には、画像形成装置本体
との間に固定する手段を設けたことを特徴とする請求項
2に記載の画像形成装置の防塵カバー。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2000000426A JP3317297B2 (ja) | 2000-01-05 | 2000-01-05 | 画像形成装置の防塵カバー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2000000426A JP3317297B2 (ja) | 2000-01-05 | 2000-01-05 | 画像形成装置の防塵カバー |
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JP2001187475A JP2001187475A (ja) | 2001-07-10 |
JP3317297B2 true JP3317297B2 (ja) | 2002-08-26 |
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JP6805882B2 (ja) * | 2017-02-27 | 2020-12-23 | コニカミノルタ株式会社 | 画像読取装置および画像形成装置 |
-
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- 2000-01-05 JP JP2000000426A patent/JP3317297B2/ja not_active Expired - Fee Related
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