JP2001301272A - 印字装置 - Google Patents

印字装置

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JP2001301272A
JP2001301272A JP2000118193A JP2000118193A JP2001301272A JP 2001301272 A JP2001301272 A JP 2001301272A JP 2000118193 A JP2000118193 A JP 2000118193A JP 2000118193 A JP2000118193 A JP 2000118193A JP 2001301272 A JP2001301272 A JP 2001301272A
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lid
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Atsushi Nakamura
淳 中村
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Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は平面形状を相対的に小さくし、高
さを大きくすることで使い易く、しかもテープカセット
と電池の交換が容易な印字装置を提供することにある。 【解決手段】 テープ15に印字を行なう印字機構11
を備える装置本体2の上部に、上方を開口させて、印字
機構に供給するテープを収納したテープカセット13が
装着されるカセット装着部6と、前記印字機構を含む装
置の駆動用の電池14を収容する電池収容部7とを設け
る。装置本体の上部には、カセット装着部及び電池収容
部の開口部を覆う開閉可能な蓋4を設けるとともに、こ
の蓋上にテープに文字や記号などを印字するために必要
な操作を行なう入力操作部50を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、テープカセット
に収納されたテープに印字を行なう印字装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、テープに印字を行なう印字装置に
おいては、その装置本体の上部に、印字する文字情報や
種々の指令情報などを入力する入力操作部(キーボー
ド)、入力された文字情報や印字処理に必要なメッセー
ジ情報などを表示する液晶表示部、印字されるテープを
収容したテープカセットが着脱可能に装着されるカセッ
ト装着部など備え、たとえば平面から見てキーボードが
手前位置に配置され、その奥側の左右に液晶表示部とカ
セット装着部が並べて配置されたり、あるいは平面から
見て手前から順にキーボード、液晶表示部、カセット装
着部が並べて配置されていた。このテープカセット装着
部には、内部にサーマルヘッドとプラテンローラの印字
手段が設けられるとともに、その上面は開閉蓋によって
覆われている。
【0003】また、装置の駆動電池は装置本体の底面側
に開口して形成される電池収容部に収容されており、電
池交換時には電池収容部の開口部を覆う電池カバーを外
して行なう。さらに、装置本体の内部の電池収容部の上
位置などに装置を駆動制御するための電子回路を搭載し
た配線基板が配置されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
テープ印字装置では、キーボード、液晶表示部、テープ
カセット装着部が2次元的に分散して配置されるため、
相対的な平面形状が大きくなる一方で、その高さ(厚
さ)が小さくなる。このため、不使用時に立てかけて収
納する場合、すわりが悪く、立てかけ状態が不安定とな
るため、収納性がよくないということがあるばかりか、
使用時には平面スペースを大きく占有することになるか
ら、狭い場所での使用が不便であるということもある。
【0005】また、電池により駆動されるテープ用の印
字装置では、その消耗に応じて、印字媒体を収容したテ
ープカセットと駆動電源用の電池とが適宜交換して使用
されるが、テープカセットはカセット装着部に対して装
置の上面から着脱され、一方、電池は電池収容部に対し
て装置の下面から着脱される。すなわち、テープカセッ
トや電源用電池などの消耗品の交換を装置の上面と下面
の両面で行なわなければならないため、それらの交換作
業が煩わしいということがあり、特に電池収容部のカバ
ーは装置下面に設けられるため電池交換が煩わしい。
【0006】さらに、カセット装着部と電池収容部とに
夫々カバーが必要となることから、部品点数の増加や構
成の複雑化を招き、コストの増加要因になるということ
もあった。
【0007】この発明は、相対的に平面形状を小さく
し、かつ高さを大きくできるようにすることで、立てか
けた状態での収納性を向上させることができ、しかも使
用時の平面スペースを小さくできるようにした印字装置
を提供することを目的とする。また、この発明は、テー
プカセットや装置の駆動用の電池などの消耗品を容易に
交換できるように構成するとともに、テープカセットや
電池が装填されるカセット装着部や電池収容部の配置に
工夫を加えて装置の構造を簡単にした印字装置を提供す
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
る印字装置は、テープに印字を行なう印字手段を備える
装置本体の上部に、上方を開口させて、前記印字手段に
供給するテープを収納したテープカセットが装着される
カセット装着部と、前記印字手段を含む装置の駆動用の
電池を収容する電池収容部とを設け、前記装置本体の上
部に、前記カセット装着部及び前記電池収容部の開口部
を覆う開閉可能な蓋を設けるとともに、この蓋上に前記
テープに文字や記号などを印字するために必要な操作を
行なう入力操作部を設けたことを特徴とする。
【0009】このように、装置本体の上部に、カセット
装着部と電池収容部を設け、これらを開閉する蓋上に入
力操作部を設けたことで、平面形状を相対的に小さく
し、高さを大きくすることができる。また、装置本体に
設けられた1つの蓋を開けることでカセット装着部と電
池収容部を開放できるから、構成が簡単となるばかり
か、開口された装置本体の上部でテープカセットと電池
との交換をともに行うことができるため、それらの交換
作業をきわめて容易に行なうことができる。
【0010】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記蓋に前記入力操作部から入力された文字や記号
などを表示する表示部を設けたことを特徴とする。
【0011】それによって、表示部を設けるためのスペ
ースとして蓋を利用できるから、装置全体をコンパクト
に形成することが可能となる。
【0012】請求項3の発明は、請求項1又は請求項2
の発明において、前記蓋は、その開時に前記装置本体に
対して少なくとも90度の角度で開放するヒンジによっ
て前記装置本体に結合されたことを特徴とする。
【0013】それによって、装置本体の上部でカセット
装着部と電池収容部とを十分に開放することができるか
ら、テープカセットや電池の出し入れを容易に行なうこ
とができる。
【0014】請求項4の発明は、請求項1ないし請求項
3のいずれかの発明において、前記電池収納部の下部の
前記装置本体内に前記印字手段を含む装置の駆動用の電
子回路を配置する電子回路収容部を設けたことを特徴と
する。
【0015】それによっても、電子回路収容部を2次元
的に分散配置する場合に比べ平面形状の小型化を図るこ
とができる。
【0016】請求項5の発明は、請求項1ないし請求項
4のいずれかの発明において、前記電池収容部と隣接し
ない前記カセット装着部の側部に、前記印字手段によっ
て印字されたテープが装置外に排出されるテープ排出路
を形成したことを特徴とする。
【0017】それによって、電池収容部を装置本体の上
部にカセット装着部と隣接して設けても、この電池収容
部によってテープの排出が妨げられることがない。
【0018】請求項6の発明は、請求項1ないし請求項
5のいずれかの発明において、前記印字手段によって印
字されたテープを切断するカッタを前記装置本体に備え
るとともに、そのカッタを作動させるためのカッタ操作
部を前記装置本体の上部に備え、前記蓋は、カッタ操作
部の位置を外して設けられることを特徴とする。
【0019】それによって、装置本体の上部に開閉可能
な蓋を設けても、カッタ操作部をカッタ操作に適した装
置の上面に露出させて設けることができる。
【0020】請求項7の発明は、請求項1ないし請求項
6のいずれかの発明において、前記蓋の下面に、前記装
置本体に設けられる前記カセット装着部の位置に対応し
て、閉蓋時にテープカセットの一部が収容されるカセッ
ト収容凹部を設けたことを特徴とする。
【0021】それによって、カセット装着部の深さを、
テープ幅に応じて薄いカセットから厚いカセットまで装
着できるようにする場合、その深さを厚いカセットの厚
さよりも浅くできるから、カセット装着部からのカセッ
トの取り出しが容易になる。
【0022】請求項8の発明は、請求項7の発明におい
て、前記蓋の下面に、前記装置本体に設けられる前記テ
ープ排出路の位置に対応して溝部を設けたことを特徴と
する。
【0023】それによって、蓋にカセット収容凹部を設
けることで、この蓋の厚さが厚くなっても、テープ排出
路からのテープの排出を確実に行なうことが可能とな
る。
【0024】請求項9の発明は、請求項1ないし請求項
8のいずれかの発明において、前記蓋の閉蓋状態で前記
装置本体と前記蓋とによって形成される装置外形が略直
方体であることを特徴とする。
【0025】それによって、不使用時に立てかけて収納
する際、据わりがよく、安定した状態で立てかけて収納
することができる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながらこの発
明の実施の形態を説明する。
【0027】図1ないし図11はこの発明の第1の実施
の形態を示し、図1乃至図4はテープに印字を行う印字
装置1を示している。この印字装置1は、平面形状が矩
形状の装置本体2と、この装置本体2の背面側上端部に
ヒンジ3によって一側部が回動可能に連結された蓋4を
備え、全体として略直方体の外形状に形成されている。
【0028】なお、印字装置1の厚み(高さ)はいく分
大きいものの、その平面のサイズはVHSのビデオテー
プカセットとほほ同一のサイズの直方体形状に形成され
ており、その不使用時にはビデオテープカセットととも
に縦置きにして棚などに収納しておくことができる。
【0029】図7に示すように、蓋4の一側部には、こ
の蓋4を、装置本体2の上面に対して少なくとも90度
の角度、この実施の形態では約100度の最大開放角度
に開放したときに、装置本体2の背面の上端部に当接し
て蓋4の開状態を維持する当接部5が形成されている。
それによって、装置本体2の上面を90度以上の角度で
確実に開放することが可能となる。
【0030】前記装置本体2の上部には、図3及び図4
に示すように、この装置本体2の上面に上方を開口させ
たカセット装着部6と電池収容部7とが装置本体2の幅
手方向に沿って並設形成されている。つまり、装置本体
2の上部には、図6に示すように上記カセット装着部6
と電池収容部7とを隔別形成する壁体8が設けられてい
る。
【0031】前記カセット装着部6には、後述するよう
に、テープカセットが装着され、また、前記電池収容部
7には、サーマルヘッドなどを含む装置の駆動用の電池
が収容される。
【0032】この印字装置1では、蓋4の開放によって
カセット装着部6と電池収容部7とが装置本体2の上部
で開口するため、それらに装着されるテープカセットや
電池の交換作業をきわめて容易に行うことができる。
【0033】図6に示すように、前記壁体8によって装
置本体2の下部、この実施の形態では前記電池収容部7
の下方に、電子回路基板9が配設される電子回路収容部
10が形成されている。この電子回路基板9は、印字す
べきデータの入力処理、そのデータの表示や編集処理、
あるいは図5に示す印字手段としての印字機構11を駆
動してデータの印字処理を行うなど、この印字装置にお
ける全ての処理を制御するためのマイクロコンピュータ
やその他必要なチップ部品が基板上に実装されて構成さ
れている。
【0034】前記電子回路収容部10を、電池収容部7
の下方に配置したことで、装置本体2の平面形状を小型
化することが可能となる。前記印字機構11の一部は上
記カセット装着部6の下方に形成された空間部12に配
設されている。
【0035】また、前記カセット装着部6には印字媒体
としてのテープ及びインクリボンを収容したテープカセ
ット13が着脱可能に装着され、前記電池収容部7には
印字装置の駆動電源となる複数の乾電池14が並設収容
される。図3はテープカセット13をカセット装着部6
に装着する前の状態を示し、図4は装着した状態を示し
ている。
【0036】図3に示すように、テープカセット13
は、テープ15を巻装したテープ供給スプール16と、
インクリボン17を巻装した図示しないリボン供給スプ
ールからそのインクリボン17を巻き取るリボン巻取り
スプール18を備えている。
【0037】前記テープカセット13の一側にはヘッド
挿入部19が凹設され、このヘッド挿入部15の開放端
にテープカセット13からテープ15とインクリボン1
7とが重ねて引き出される。
【0038】前記印字機構11は、サーマルヘッドとプ
ラテンローラからなる印字機構の要部構成、ヘッドの移
動機構、及び印字媒体の搬送機構を含んで構成され、装
置本体2のカセット装着部6及びその下部の装置本体2
内に取付けられる。
【0039】図5は、印字機構11を示し、装置本体2
のカセット装着部6の下部の装置本体2内に取付けられ
るベースプレート21を有する。このベースプレート2
1上には、プラテンローラ23が回転可能に設けられ、
それに対向してヘッド支持板25に取付けられたサーマ
ルヘッド24が設けられる。
【0040】ヘッド支持板25の中途部は軸26によっ
て回転可能に軸支され、その一端は図示しないバネを介
して操作突起27を有する摺動部材28に連結されてい
る。この摺動部材28は図示しないバネによって矢印方
向に常に付勢されて、装置本体2に摺動可能に組み込ま
れている。
【0041】後述するように、摺動部材28とそれに連
結されたヘッド支持板25などによって蓋4の開閉に連
動してサーマルヘッド24をプラテン23に対して接離
するヘッド移動機構が構成される。
【0042】すなわち、図5は蓋4が装置本体2に対し
て開いた状態でのヘッド移動機構を示しており、摺動部
材28は最も左側に位置しており、このときサーマルヘ
ッド24はプラテンローラ23から離反している。図5
では図示しない蓋4が閉じられると、蓋4によって前記
摺動部材28がバネの付勢力に抗して矢印と逆方向に摺
動し、その動きによってヘッド支持板25が軸26を支
点として反時計回りに回動し、サーマルヘッド24がプ
ラテンローラ23に圧接する。
【0043】また、ベースプレート21上には搬送モー
タ29が設けられ、この搬送モータ29はベースプレー
ト21上に設けられた歯車列を介して同じくベースプレ
ート21上に設けられた前記リボン巻取りスプール18
が装着されるリボン巻取り軸22やプラテンローラ23
を回転駆動するようになっている。これらはテープとイ
ンクリボンの搬送機構を構成している。
【0044】さらに、ベースプレート21の端部には、
カッタ機構31が設けられている。このカッタ機構31
はベースプレート21に立設された固定刃32を有す
る。この固定刃32には可動刃33の下端部が枢着され
ている。可動刃33の下端部にはアーム34が可動刃3
3と略90度の角度をなすよう一体形成されている。こ
のアーム34の先端部はカッタ操作部であるカッタ操作
ボタン35に遊嵌している。このカッタ操作ボタン35
は図示しないバネによって上昇方向に付勢されている。
カッタ操作ボタン35が上昇した状態では可動刃33は
固定刃32に対して開いており、カッタ操作ボタン35
を押圧して下降させると、可動刃33が閉じる方向に回
動する。それによって、可動刃33と固定刃32との間
に後述することごとく送り込まれるテープ15が切断さ
れる。
【0045】このような構成の印字機構11やカッタ機
構31は前記装置本体2に内蔵される。それによって、
図3に示すように、カセット装着部6には前記リボン巻
取り軸22、プラテン23、サーマルヘッド24が突出
する。前記摺動部材28の操作突起27は装置本体2の
前側上面に露出する。さらに、カッタ機構31の固定刃
32と可動刃33は、装置本体2の電池収容部7と隣接
しないカセット装着部6の側部である、電池収容部7と
反対側の側部に形成されたテープの排出路41に位置し
ている。この排出路41は装置本体2の前記側部に形成
されたテープの排出口42を介して前記カセット装着部
6を装置本体2の外部に連通させている。
【0046】前記カッタ操作ボタン35は、装置本体2
のカセット装着部6側の後端角部に上下方向に摺動可能
に設けられている。前記蓋4の前記操作ボタン35に対
応する部分には凹部36が形成されている。したがっ
て、蓋4を閉じたときに前記カッタ操作ボタン35は凹
部36から印字装置1の上面に露出するから、このカッ
タ操作ボタン35の押圧操作を確実かつ容易に行なうこ
とが可能となっている。つまり、蓋4は前記カッタ操作
ボタン35から外れるように形成されている。
【0047】図4に示すように、前記テープカセット1
3をカセット装着部6に装着すると、サーマルヘッド2
4がテープカセット13のヘッド挿入部19に入り込
む。この状態でサーマルヘッド24をプラテンローラ2
3にテープ15とインクリボン17を介して圧接させる
ことで、サーマルヘッド24によってテープ15に印字
することが可能となり、印字されたテープ15はプラテ
ンローラ23の回転によって前記排出路41から排出口
42へと送り出され、インクリボン17はリボン巻取り
スプール18に巻き取られる。
【0048】排出路41へ排出されたテープ15は、前
記カッタ操作ボタン35を押圧操作することで、排出路
41に位置する部分で切断されることになる。
【0049】排出路41を電池収容部7と反対側の側部
に形成したことで、この電池収容部7がカセット収容部
6のテープカセット13から排出路41を通じて排出さ
れるテープ15の妨げることがない。
【0050】なお、排出口42及びそれに通じる排出路
41は印字装置1の右側面1e側だけでなく、印字装置
1の前面1cや背面1d側に設けることもできる。その
場合には、カセット装着部6の配置やそこに設けられる
印字機構の配置が時計回りあるいは反時計回りに90°
回転した位置に変更される。
【0051】前記蓋4の内面には、この蓋4を閉じたと
きに、カセット装着部6に装着されたテープカセット1
3の上面を弾性的に押圧保持する第1の押え部材43及
びテープカセット13の浮き上がりを規制する一対の第
2の押え部材44が突設されている。
【0052】さらに、蓋4の内面には、蓋4を閉じたと
きに、前記摺動部材28の操作突起27に当接し、この
操作突起27を介して前記摺動部材28を図5に矢印で
示す付勢方向と逆方向に摺動させる駆動用突起45が設
けられている。したがって、蓋4を閉じれば、テープカ
セット13がカセット装着部6に保持されるとともに、
摺動部材28が摺動することで、サーマルヘッド24が
プラテンローラ23に圧接することになる。
【0053】なお、蓋4の前端側の端部内面には係止爪
46が設けられ、装置本体2の前端側の上面には上記係
止爪46が係合する受け部47が形成されている。蓋4
を閉じた状態での係止爪46と受け部47との係合状態
は、前記蓋4の前端面に設けられた操作ボタン48によ
って解除可能となっている。
【0054】図1と図2に示すように、前記蓋4の上面
には前記テープ15に印字する文字や記号などのデータ
を入力したり印字処理に必要な操作を行なう多数の操作
キー49を有する入力操作部(キーボード)50及びこ
のキーボード50から入力された文字や記号などのデー
タを表示したり印字処理の際に種々の情報を表示する液
晶表示部60が設けられている。
【0055】このように、装置本体2に、カセット装着
部6、電池収容部7、印字機構11あるいは電子回路基
板などを設け、装置本体2の蓋4に入力操作部50及び
液晶表示部60を設けることで、平面形状を小さくし、
かつ適当な高さをもたせて印刷装置1の全体形状を形成
することができ、操作時の平面占有スペースを小さくし
て狭い場所での使用を可能にし、また収納時に立てかけ
て収納することを可能にしている。
【0056】図1ないし図4において、符号1a及び1
bは印字装置1の上面及び下面を示し、また、符号1c
ないし1fは印字装置1の前面、背面、右側面、左側面
の各側面を示す。
【0057】排出口42が形成された印字装置1の右側
面1e(装置本体2の右側面)と反対側の印字装置1の
左側面1f(装置本体2の左側面)には、図1(b)に
示すように電気接続用の端子2aが設けられている。こ
の端子2aには電池収容部7の電池に代わり装置駆動用
の電源を供給する図示しないAC−DCアダプタのプラ
グが接続される。
【0058】このように構成された印字装置1には、印
字装置1とは別個の独立部材からなるカバー部材51が
装着可能となっている。このカバー部材51は、図10
及び図11(a),(b)に示すように印字装置1の上
面1a(蓋4の上面)の形状にほぼ対応する矩形状で平
面状に形成された上面カバー部52と、この上面カバー
部52と一体にして印字装置1の下面1bと前記排出口
42が設けられた右側面1eとを除く、前記印字装置1
の3つの側面に対応して形成された側面カバー部53と
が弾性を有する合成樹脂などによって一体成形されてな
る。つまり、側面カバー部53は印字装置1の前面1c
(装置本体2の前面と蓋4の前端面)と背面1d(装置
本体2の背面と蓋4の後端面)とを覆う一対の第1の側
面部53aと、印字装置1左側面1f(装置本体2の左
側面と蓋4の左側端面)を覆う第2の側面部53bとか
らなる。
【0059】なお、一対の第1の側面部53a間の内寸
法は、印字装置1の前面1cと背面1d間の寸法に対応
している。
【0060】前記第2の側面部53bには装置本体2に
設けられた端子2aを露出させるための長円孔形状の第
1の切り欠き部54が形成され、上面カバー部52の端
部の幅方向中央部分には、カバー部材51を印字装置1
に後述するごとく装着したときに印字装置1の排出口4
2側の上面1a(蓋4)又は下面1b(装置本体2の底
面)の一部を露出させる凹状の第2の切り欠き部55が
形成されている。
【0061】前記第1の側面部53aは上面カバー部5
2よりも長さ寸法が短く設定されることで、第1の側面
部53aの第2の切り欠き部55側の端部には第3の切
り欠き部56が形成されている。第3の切り欠き部56
は、カバー部材51を印字装置1に後述するごとく装着
したときに、第1の側面部53aによって印字装置1の
前面1cと背面1dを部分的にカバーする、つまり装印
字装置1の前面1cと背面1dの一端部を露出させるこ
とになる。
【0062】一対の第1の側面部53aの内面の高さ方
向中途部には、長手方向略全長にわたってガイド溝57
が形成されている。このガイド溝57は、図10に示す
ように第3の切り欠き部56側の一端がテーパ状に開放
し、他端部には突状のストッパ58が設けられている。
【0063】図2乃至図4に示すように、印字装置1の
装置本体2の前面側と背面側の側面の高さ方向中途部に
は、上記カバー部材51の第1の側面部53aに形成さ
れたガイド溝57が摺動可能に係合する案内レール61
が長手方向略全長にわたって突設されている。案内レー
ル61の前記排出口42と反対側の一端部には凹部62
が形成されている。さらに、装置本体2の側面には案内
レール61の他端側の端部の上下に一対の突起63が突
設されている。突起63は半円形状に形成されているが
円柱状などであってもよく、その形状は限定されない。
【0064】前記カバー部材51は、図8に示すように
上面カバー部52が印字装置1の下面1bを覆い、排出
口42を開放した状態と、図9に示すように上面カバー
部52が印字装置1の上面1a(蓋4の上面)を覆い、
排出口42を開放した状態とに選択的に装着可能となっ
ている。ここで、図9に示す装着状態を第1の形態と
し、図8に示す装着状態を第2の形態とする。
【0065】カバー部材51を印字装置1に装着するに
は、一対の第1の側面部53aの内面に形成されたガイ
ド溝57を、装置本体2の前面と背面に形成された案内
レール61に係合させる。ガイド溝57を案内レール6
1に係合させる際、装置本体2の前面と背面とには、排
出口42側の一端部に各一対の突起63が設けられてい
る。そのため、カバー部材51を印字装置1の右側面1
e側から装着しようとすると、その第1の側面部53a
の第3の切り欠き部56を形成した端面が前記突起63
に当たるため、装着することができない。
【0066】逆に、カバー部材51を、印字装置1の左
側面1f側から装着すれば、そのガイド溝57を案内レ
ール61に係合させて装着することができる。それによ
って、カバー部材51は、その第2の側面部53bが印
字装置1の右側面1eに配設されるテープの排出口42
をカバーする状態での装着が禁止され排出口42をカバ
ーしない状態での装着が許容される。つまり、上記突起
63は、上述した第1の形態及び第2の形態でのカバー
部材51の装着時に、側面カバー部53の第2の側面部
53bが排出口42をカバーしない状態での装着を許容
し、カバーする状態での装着を禁止する規制手段となっ
ている。
【0067】また、装着時に突起63に突き当たるカバ
ー部材51の第2の側面部53bの端部の突起63に対
応する部位も、そもそも前記突起63に突き当たる位置
に存在することで、前記突起63とともに前記規制手段
を構成している。
【0068】カバー部材51を印字装置1に装着すると
き、ガイド溝57を案内レール61に係合させて所定位
置(図9に示す第1の形態では上面カバー部52が蓋4
の略全体を覆う状態であり、図8に示す第2の形態では
装置本体2の下面の略全体を覆う状態)まで摺動させる
と、ガイド溝57に設けられたストッパ58が案内レー
ル61に形成された凹部62に弾性的に係合する。
【0069】それによって、カバー部材51は前記所定
の位置でずれ動くことなく安定した状態で保持される。
つまり、上記ストッパ58と凹部62とは、これらの係
合によってカバー部材52を装置本体2に所定の位置で
係合保持する係合手段を構成している。また、このとき
カバー部材51に形成された第3の切り欠き部56の端
面に前記突起63が当接する。そのことによっても、第
1の形態と第2の形態とでのカバー部材51の保持状態
が確実となる。
【0070】図11(a)に示すように、上記カバー部
材51の上面カバー部52の外面の四隅部には、ゴムな
どの滑り止め部材を埋め込んだ第1の足部65が設けら
れ、図11(b)に示すように側面カバー部53の第2
の側面部53bの外面の四隅部には側面部53bから突
出する第2の足部66が設けられている。更に、カバー
部材51の第1の側面部53aの外面の端部には凹状
で、その内部に滑り止め用の複数の突起67aが設けら
れた指掛け部67が設けられている。
【0071】図8に示すように、カバー部材51を印字
装置1に第2の形態で装着すると、このカバー部材51
に設けられた第1の足部65が机上面などの載置面に当
接する。それによって、印字装置1は載置面上にカバー
部材51を介して安定した状態で設置されることになる
から、使用し易く、しかもカバー部材51を装着した状
態で使用できるため、このカバー部材51が邪魔になる
ようなことがない。
【0072】また、第2の形態ではカバー部材51の第
2の側面部53aに形成された第1の切り欠き部54か
ら装置本体2の端子48が露出するから、印字装置1を
使用するときに、カバー部材51を装着した状態で、上
記端子48にAC−DCアダプタを接続することができ
る。
【0073】図9に示すように、カバー部材51を印字
装置1に第1の形態で装着する、印字装置1を使用しな
い場合には、印字装置1を収納するために、第2の足部
66が下になるよう印字装置1を立てかける。それによ
って、第2の足部66が載置面に当接するから、印字装
置1を安定した状態で立てかけることができる。しか
も、印字装置1は外観形状が直方体状であるから、その
ことによっても立てかけた状態での安定性が高い。
【0074】図9に示す第2の形態及び図8に示す第1
の形態でカバー部材51を印字装置1に装着した場合、
第2の切り欠き部55によって印字装置1の上面1a又
は下面1bの右側面1e近傍の端部が露出し、第3の切
り欠き部63によって印字装置1の前面1c及び背面1
dの右側面1e近傍の端部がカバー部材51によって覆
われることなく外部に露出している。
【0075】そのため、第2の形態及び第1の形態にお
いて、印字装置1からカバー部材51を取り外す際、第
1の切り欠き部63に対応する部分または第3の切り欠
き部63に対応する部分に指を掛けることができるか
ら、印字装置1からカバー部材51を容易に取り外すこ
とができる。
【0076】さらに、カバー部材51の第1の側面部5
3aの外面には指を掛けるための指掛け部67が形成さ
れているから、そのことによっても印字装置1に装着さ
れたカバー部材51の取り外しが容易になる。
【0077】なお、図3に示すように、カセット装着部
6には、テープ種類検知スイッチ71、テープカセット
13に係合して位置合せを行う位置合わせ突起72など
が設けられている。
【0078】このように、この発明の印字装置1は、装
置本体2内の上部にカセット装着部6と電池収容部7と
を上面を開口させて設け、この装置本体2の上部にカセ
ット装着部6と電池収容部7との上部を覆う蓋4を開閉
可能に設け、この蓋4上に入力操作部50を設けた。
【0079】つまり、カセット装着部6と電池収容部7
は2次元的に配置されるものの、これらに対して入力操
作部50は上方、つまり3次元的に配置する構成とし
た。そのため、印字装置1全体の平面形状を相対的に小
さくし、高さ(厚さ)を大きくすることができる。しか
も、電子回路収容部10を電池収容部7の下方に設けた
3次元的配置構造によっても、平面形状を小さくするこ
とができる。
【0080】印字装置1の平面形状を小さくできれば、
机上などでの狭い載置面上で使用し易くなる。また、印
字装置1の厚さを厚くすることができることで、不使用
時に立てかけて収納する場合、倒れにくい安定した状態
で立てかけることができるから、収納性も良好となる。
しかも、印字装置1は外形状が直方体状に形成されてい
るから、そのことによっても、立てかけ易くなり、収納
性が向上する。
【0081】蓋4は、カセット装着部6と電池収容部7
との両方を同時に開閉できるようになっている。そのた
め、蓋4を開けるだけで、テープカセット13の交換と
乾電池14の交換のいずれでも行なうことができるか
ら、使い勝手に優れるばかりか、夫々を別の蓋で開閉す
る従来の構造に比べて部品点数の減少や構造の簡略化を
図ることができる。
【0082】しかも、蓋4は少なくとも90度以上の角
度で開放するようにしている。そのため、前記カセット
装着部6と電池収容部6とを十分に開放させることがで
きるから、テープカセット13や乾電池14の交換を容
易に行なうことができる。
【0083】前記蓋4には表示部60を設けるようにし
た。そのため、この蓋4の上面スペースを有効に利用で
きるから、そのことによっても印字装置1のコンパクト
化を図ることが可能となる。
【0084】印字されたテープ15が排出されるテープ
排出路41を、電池収容部7と隣接しないカセット装着
部6の側部に形成するようにした。そのため、カセット
装着部7を電池収容部7に隣接形成しても、この電池収
容部7がテープ15の排出を妨げるようなことがない。
つまり、カセット装着部6と電池収容部7とを蓋4によ
って同時に開閉できるよう、2次元的に配置しても、そ
の配置構造によって印字されたテープ15の排出が妨げ
られることがない。
【0085】カッタ機構31を作動させるためのカッタ
操作ボタン35を装置本体2の上面に突出して配置する
とともに、蓋4には凹部36を形成し、蓋4を閉じた状
態で前記カッタ操作ボタン35を前記凹部36に露出さ
せるようにした。
【0086】つまり、蓋4によって装置本体2の上面に
開口したカセット装着部4と電池収容部7とを同時に開
閉する構造としても、カッタ操作ボタン35を、その操
作が最もし易い印字装置1の上面に設けることができる
から、印字されたテープ15の切断作業性を向上させる
ことができる。
【0087】図12はこの発明の第2の実施の形態を示
す印字装置12の概略的構成の断面図である。この第2
の実施の形態では、第1の実施の形態に比べてカセット
装着部6の深さ寸法を浅くし、このカセット装着部6に
テープカセット13を装着したときに、このテープカセ
ット13がカセット装着部6に深く入り込むことがない
ようにしている。
【0088】テープカセット13が厚い場合には、同図
に示すようにこのテープカセット13の高さ方向の上部
がカセット装着部6から突出するようにする。そして、
テープカセット13のカセット装着部6から突出した部
分は、蓋4の内面に形成されたカセット用凹部75に収
容される。言い換えれば、カセット装着部6の深さを浅
くするために、装置本体2の厚さを薄くし、蓋4の厚さ
を厚くしてこの蓋4にカセット用凹部75を形成できる
ようにしている。
【0089】一方、装置本体2を薄くし、蓋4を厚くし
た場合、カセット用凹部75から排出されるテープ15
の排出路41及び排出口42は、同図に破線で示すよう
に装置本体2と蓋4との両方に設けられた排出用の溝部
76,77によって形成される。
【0090】このように、装置本体2に形成されるカセ
ット装着部6を浅くすることで、テープカセット13が
厚い場合には、その一部をカセット装着部6から突出さ
せることができるから、カセット装着部6に対するテー
プカセット13の着脱がし易くなる。また、テープカセ
ット13が薄い場合にも、カセット装着部6が浅いこと
で、比較的容易に取り出すことが可能となる。
【0091】このような構成は、カセット装着部6を浅
くするとともに、排出路41を装置本体2と蓋4との両
者に跨って形成することで、実現し易くなる。
【0092】図13(a),(b)はこの発明の第3の
実施の形態を示す規制手段の変形例である。この第3の
実施の形態の規制手段は、装置本体2の前面と背面には
案内レール61が設けられ、この装置本体2の前面と背
面で、装置本体2の右側面の排出口42側の端部には、
案内レール61の上方位置に1個の突起63が突設され
ている。すなわち、図2などに示す前述の第1の実施形
態と異なる点は、第1の実施形態が案内レール61の上
下両側に1対の突起63を設けたものであるのに対し
て、この第3の実施形態では、案内レール61の上下の
うちの片側(上方側)に1個の突起63を設けたことで
ある。言い換えると、図2などにおいて、案内レール6
1の片側(下方側)の突起63をなくしたものである。
【0093】一方、カバー部材51の1対の第1の側面
部53aの夫々の内面には、図10に示す前述の第1の
実施形態の場合と同様にして案内レール61を摺動可能
に係合するガイド溝57が形成されるとともに、そのガ
イド溝57に加えて、そのガイド溝57と平行にして第
2のガイド溝57aが第1の側面部53aの内面の長手
方向の全域にわたって形成される。これらガイド溝57
と第2のガイド溝57aとのピッチは、装置本体2に設
けられる案内レール61と突起63のピッチに対応して
いる。
【0094】しかして、図13(a)のように、カバー
部材51を第1の形態で印字装置1に装着する場合に
は、カバー部材51のガイド溝57及び第2のガイド溝
57aが装置本体2の案内レール61及び突起63の位
置に対応し、ガイド溝57及び第2のガイド溝57aに
夫々案内レール61と突起63が摺動可能に係合するこ
とにより、カバー部材51を印字装置1に装着すること
ができる。
【0095】この場合に、カバー部材51の内面と印字
装置1の外面には前述の係合構造が施されているため、
カバー部材51を印字装置1の排出口42が形成された
右側面1e側からでも排出口42が形成されていない左
側面1f側からでも装着することができる。
【0096】また、カバー部材51を図8に示す第2の
形態で装着する場合、このカバー部材51を排出口42
が形成された印字装置1の右側面1e側から装着しよう
とすると、図13(b)に示すように装置本体2の前面
及び背面で右側面の近部に設けられた突起63と第2の
ガイド溝57aとの高さが一致しないため、装着不能と
なる。なお、第2の装着形態において、カバー部材51
を排出口42が形成されない印字装置1の左側面1f側
から印字装置1に装着する場合には、カバー部材51の
印字装置1への装着が完了するまでに間に前記突起63
と第2の案内レール57aとは相互に関与しないため、
その装着は何の支障もなく行われる。つまり、第2の形
態においては、排出口42をカバーする状態でカバー部
材51を印字装置1に装着することができないようにな
っている。
【0097】このように、カバー部材51を装置本体2
に第1の形態で装着する際、排出口42がカバーされる
状態及びカバーされない状態の、左右いずれの方向から
でも装着可能であるから、使い勝手が向上することにな
る。また、第2の使用形態では排出口42がカバーされ
ることがないから、カバー部材51を誤った状態で装置
本体2に装着することがない。
【0098】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、装置本
体の上部に、カセット装着部と電池収容部を設け、これ
らカセット装着部と電池収容部を開閉する蓋上に入力操
作部を設けるようにしたから、平面形状を相対的に小さ
くし、高さを大きくすることができる。
【0099】また、装置本体に設けられた1つの蓋によ
ってカセット装着部と電池収容部とを同時に開閉できる
から、部品点数の減少や構造の簡略化を図ることができ
るばかりか、蓋を開けると装置本体の上部でカセット装
着部と電池収容部が開口するため、テープカセットと電
池の交換作業をきわめて容易に行うことができ、使い勝
手の向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)はこの発明の第1の実施の形態を示す印
字装置の平面図、(b)は左側面図、(c)は右側面
図。
【図2】印字装置の斜視図。
【図3】蓋を開き、テープカセットをカセット装着部に
装着する前の状態を示す印字装置の斜視図。
【図4】蓋を開き、テープカセットをカセット装着部に
装着した状態を示す印字装置の斜視図。
【図5】印字機構の概略的構成を示す斜視図。
【図6】装置本体内におけるカセット装着部、電池収容
部及び電子回路収容部の配置構造を説明するための図。
【図7】蓋の開放角度を制限するための構造の説明図。
【図8】カバー部材を第2の形態で印字装置に装着した
状態の斜視図。
【図9】カバー部材の一部を断面し第1の形態で印字装
置に装着した状態の斜視図。
【図10】カバー部材の斜視図。
【図11】(a)はカバー部材の平面図、(b)は側面
図。
【図12】この発明の第2の実施の形態を示す装置本体
内におけるカセット装着部、電池収容部及び電子回路収
容部の配置構造を説明するための図。
【図13】(a),(b)はこの発明の第3の実施の形
態を示す規制手段の説明図。
【符号の説明】
1…印字装置 2a…端子 11…印字機構(印字手段) 15…テープ 42…排出口 49…操作キー 50…入力操作部 51…カバー部材 52…上面カバー部 53…側面カバー部 54…第1の切り欠き部 55…第2の切り欠き部 56…第3の切り欠き部 58…ストッパ(係合手段) 62…凹部(係合手段) 63…突起(規制手段) 65…第1の足部 66…第2の足部 81…突起(規制手段) 82…ガイド溝(規制手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B41J 29/12 A

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テープに印字を行なう印字手段を備える
    装置本体の上部に、上方を開口させて、前記印字手段に
    供給するテープを収納したテープカセットが装着される
    カセット装着部と、前記印字手段を含む装置の駆動用の
    電池を収容する電池収容部とを設け、 前記装置本体の上部に、前記カセット装着部及び前記電
    池収容部の開口部を覆う開閉可能な蓋を設けるととも
    に、この蓋上に前記テープに文字や記号などを印字する
    ために必要な操作を行なう入力操作部を設けたことを特
    徴とする印字装置。
  2. 【請求項2】 前記蓋に前記入力操作部から入力された
    文字や記号などを表示する表示部を設けたことを特徴と
    する請求項1記載の印字装置。
  3. 【請求項3】 前記蓋は、その開時に前記装置本体に対
    して少なくとも90度の角度で開放するヒンジによって
    前記装置本体に結合されたことを特徴とする請求項1又
    は請求項2記載の印字装置。
  4. 【請求項4】 前記電池収納部の下部の前記装置本体内
    に前記印字手段を含む装置の駆動用の電子回路を配置す
    る電子回路収容部を設けたことを特徴とする請求項1な
    いし請求項3のいずれかに記載の印字装置。
  5. 【請求項5】 前記電池収容部と隣接しない前記カセッ
    ト装着部の側部に、前記印字手段によって印字されたテ
    ープが装置外に排出されるテープ排出路を形成したこと
    を特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載
    の印字装置。
  6. 【請求項6】 前記印字手段によって印字されたテープ
    を切断するカッタを前記装置本体に備えるとともに、そ
    のカッタを作動させるためのカッタ操作部を前記装置本
    体の上部に備え、 前記蓋は、カッタ操作部の位置を外して設けられること
    を特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれかに記載
    の印字装置。
  7. 【請求項7】 前記蓋の下面に、前記装置本体に設けら
    れる前記カセット装着部の位置に対応して、閉蓋時にテ
    ープカセットの一部が収容されるカセット収容凹部を設
    けたことを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれ
    かに記載の印字装置。
  8. 【請求項8】 前記蓋の下面に、前記装置本体に設けら
    れる前記テープ排出路の位置に対応して溝部を設けたこ
    とを特徴とする請求項7記載の印字装置。
  9. 【請求項9】 前記蓋の閉蓋状態で前記装置本体と前記
    蓋とによって形成される装置外形が略直方体であること
    を特徴とする請求項1ないし請求項8のいずれかに記載
    の印字装置。
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