JPH029389A - 新規生理活性ポリペプチド - Google Patents

新規生理活性ポリペプチド

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JPH029389A
JPH029389A JP12567587A JP12567587A JPH029389A JP H029389 A JPH029389 A JP H029389A JP 12567587 A JP12567587 A JP 12567587A JP 12567587 A JP12567587 A JP 12567587A JP H029389 A JPH029389 A JP H029389A
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JP
Japan
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amino acid
acid sequence
plasmid
polypeptide
active polypeptide
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JP12567587A
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English (en)
Inventor
Tsukio Sakugi
柵木 津希夫
Satoshi Nakamura
聡 中村
Kazuo Kitai
北井 一男
Kaku Katou
加藤 革
Jun Suzuki
純 鈴木
Noriyuki Tsunekawa
恒川 典之
Yataro Ichikawa
市川 弥太郎
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Teijin Ltd
Original Assignee
Teijin Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (1)産業上の利用分野 本発明は新規生理活性ポリペプチド、該ポリペプチドを
コードするDNA領域を含む組換えプラスミド、該プラ
スミドによって形質転換された組換え微生物[l胞及び
該微生物[1nを用いた新規生理活性ポリペプチドの製
造方法に関する。更に詳しくは、抗腫瘍活性を有する新
規ポリペプチド(以下、新規抗腫瘍活性ポリペプチドと
略すこともある)、該ポリペプチドをコードするDNA
領域を含む組換えプラスミド、該プラスミドによって形
質転換された組換え微生物411胞及び該微生物m胞を
用いた新規抗腫瘍活性ポリペプチドの製造方法に関する
本川I[l占において、アミノ酸、ポリペプチドはrU
PAc−IUB生化学委員会(CBN)で採用された方
法により略記するものとし、たとえば下記の略号を用い
る。
AIaL−アラニン AraL−アルギニン ASn L−アスパラギン AspL−アスパラギン酸 Cys  L−システィン Gln  L−グルタミン Glum−グルタミン酸 Gly  グリシン HisL−ヒスチジン l1eL−イソロイシン 1eul−ロイシン LysL−リジン Met  L−メチオニン Phe  L−フェニルアラニン prop−プロリン 3erl−−セリン 1’−hrl−スレオニン TrpL−トリプトファン Tyr  L−チロシン Val  L−バリン また、DNAの配列はそれを構成する各デオキシリボヌ
クレオチドに含まれる塩基の種類で略記するものとし、
たとえば下記の略号を用いる。
A アデニン(デオキシアデニル酸を示す。)Cシトシ
ン(デオキシシチジル酸を示す。)G グアニン(デオ
キシグアニル酸を示す。)T チミン (デオキシチミ
ジル酸を示す。)さらに、(82N)−及び−(COO
H)Ltそれぞれアミノ酸配列のアミノ末端側及びカル
ボキシ末端側を示すものであり、(5′ )−及び(3
′)はそれぞれDNA配列の5′末端側及び3′末端側
を示すものである。
(2発明の背景 Carswell らは、Baci l Ius  C
alietteQuarin  (BCG)などで前も
って刺激をうけたマウスにエンドトキシンを投与した後
に採取した血清中に、移植したMethA肉腫による癌
を出血壊死させる物質が含まれていることを見出し、こ
の物質を腫瘍壊死因子(T umor  N ecro
sisl”aotor 、以下TNFと略記することも
ある)と名づけた[E、 A、 Carswell ら
、 P roc、N atl。
Acad、Sci、、USA、 72.3666(19
75) ] 。コ(1)TNFはマウス、ウサギ、ヒト
等多くの初物中に見られ、!l!瘍細胞に特異的に、し
かも種を越えて働くことから、制癌剤としての利用が期
待されてさた。
最近になって、Penn1caらは、ヒトTNFのCD
 N Aクローニングを行ない、ヒトTNF?l白質の
一次構造を明らかにすると共に、大腸菌におけるヒトT
N Fiff伝子の公子について報告した[ D 、 
 P ennicaら、  Nature 、  ≦!
12. 724(+984) ] 。その後、0廿ら[
T、 5hirai ら。
Na(Ore 、  313. 803(1985) 
] 、宗村ら[宗村ら、癌と化学療法、12. 160
(1985) ] 、Wangら[A、M、WaHら、
 5cicncc、ユ28. 149(1985)]及
びM armenoutら[A 、  M ar++e
noutら。
Eur、 J、 Biochelll、、 152. 
515(1985) ]が、ヒヒトTNF蛋白質の大腸
菌における発現について相ついで報告している。
このように遺伝子操作技術を用いることによって、純粋
なヒトTNF蛋白質が多1に入手できるようになるに及
び、TNFの有する抗1!1191活性以外の生理活性
が明らかになりつつある。たとえば、癌未明や重症感染
症患考に見られる悪液質を引き起こす原因の一つである
カケクチンがTNFに非常に類似しており[B 、 B
 eulterら、 Nature 。
316、 552(1985) ] 、カケクチンがリ
ボプロティン・リパーゼ阻害活性を有することから、T
NFの投与により血中のトリグリセリド量が増大し、そ
の結果として高脂血症のような副作用を引き起こす可能
性のあることが示唆された。また、それ以外にも、血管
内皮m胞への影響[J、R。
Gambleら、J、 Exp、 Med、、ユ62.
2163(1985) ] 、骨吸収作用[D、 R,
Be1toliniら、Nature 、  319.
 516(198G> ]等が報告されている。
方、近年の遺伝子操作技術の進歩は、蛋白質中の任意の
アミノ酸を伯のアミノ酸に置換したり、付加したり、ま
たは欠失さけることを可能にした。
このようにして、天然に存在する蛋白質を改変して、特
定の目的にかなった新しい蛋白質を61製する研究が、
数多く成されている。
ヒトTNF蛋白質の改変についてもいくつかの研究が成
されており、第1図記載のヒトTNF蛋白質のアミノ酸
配列において、CYS”及びCys”/のいずれか又は
両方の他のアミノ酸残基への置換(PCT出願公開WO
36/ 04606@、特願昭61106772号)、
Gly”の他のアミノ酸残基への置換(特願昭61−1
06772号、特願昭61−238048号)。
Ala/Fの他のアミノ酸残基への置換(特願昭612
33337号)が報告されている。また、アミノ末端側
のアミノ酸残塁の欠失についても、6アミノ酸欠失工N
Fh<細胞障害活性を有していることく特開昭61−5
0’123号)、7アミノ酸欠失TNFが細胞障害活性
を有していること(特願昭61−90087号)、1〜
10アミノ酸欠失TNFがlII胞障害活性を有してお
り、その比活性は6〜8アミノ酸欠失TNFにおいて極
大になること(PCT出願公間WO36/ 02381
号)、10アミノ酸欠失TNFが細胞障害活性をイ1し
ていることく特願昭61−114754号)、支び11
アミノ酸欠失TNFが細胞障害活性を右しでいること(
特願昭61−173822号)が報告されている。
そこで、本発明者らは比活性の向上、安定性の向上1反
応スペクトルの広域化、副作用の低減化等を目的として
、ヒトTNF蛋白質の改変について鋭意研究を行ない、
本発明を完成するに至った。
(3)発明の目的 本発明の目的は、新現抗挿瘍活性ポリペプチドを提供す
ることにある。
本発明の伯の目的は、新規抗腫瘍活性ポリペプチドをコ
ードするDNA領域を含む組換えプラスミドを提供する
ことにある。
本発明の更に他の目的は、上記組換えプラスミドによっ
て形質転換された組換え微生物及びその組換え微生物細
胞を用いて新規抗腫瘍活性ポリペプチドを製造する方法
を提供することにある。
本発明の更に伯の目的は、以下の説明から一層明らかと
なるであろう。
(4)  発明の構成 本発明者らの研究によれば、前記本発明の目的は、次の
アミノ酸配列 (1−iz N) −Pro−3er−ASD−Lys
P ro−Val−A la−His−Val−Val
−A Ia−A sn−P ro−G In−A la
−G lu−G ly−G In−L  eu−G  
In −T  rp −L  eu−△ sn −△ 
rg−)1is−A la−A Sn−A la−L 
811− I Qu−A la−A 5n−G ly−
V al−G  lu−L ell−A r(1−A 
S+1− A 5nGln −L cu−Vat−Va
l −Pro−3er−GluQ Iy−1eu−T 
yr−L CLl−+  1e−T yr−3er−G
 ln−Val−1eu−Phe−Lys−G +y−
G 1n−Q ly−Cys−pro−3er−Thr
−11is−Val−Leu−Leu−Thr−His
−Thr−1le−5er−A ro−E Ie−A 
Ia−Val−5er−Tyr−G In−Thr−L
ys−Val−A 5n−1eu−1eu−5er−A
 Ia−11e−Lys−5er−Pro−Cys−G
 InA ra−G lu−T hr−P ro−G 
lu−G ly−A Ia−G lu−A Ia−Ly
s−P ro−T rp−Tyr−G 1u−Pro−
11e−Tyr−Leu−Gly−Gly−Val−P
 he −G In−1eu −Glu−L VS−G
 +y−A 5l)−ArQ−Leu−8er−Ala
−Glu−11e−Asn−A ro −P ro −
A SD −T Vr −L eu −A sp −P
 he −A Ia−G lu−5er−G 1y−G
 In−Vat−Tyr−Phe−Gly −I Ie
 −11e−Ala−Leu −(COOH) で表わされる新規抗1lta活性ポリペプチドまたはそ
のアミノ末端にMetが結合したポリペプチドを提供す
ることによって達成され、また上記新規抗腫瘍活性ポリ
ペプチドをコードするDNAfli域を含む組換えプラ
スミドを提供することによって達成され、更にかくして
得られた組換えプラスミドによって形質転換された組換
え微生物細胞、その微生物細胞を用いて目的とする新規
抗腫瘍活性ポリペプチドを産生ずる方法及びこの新規抗
腫瘍活性ポリペプチドを含有する医薬組成物を提供する
ことによって達成されることがわかった。
以下本発明について更に詳細に説明する。
(A)ヒトTNF遺伝子のクローン化;ヒトTNF遺伝
子は、ヒトTNF蛋白質を構成するアミノ酸[0,Pe
nn1caら、前出Jを指定するいくつかのコドンの中
から適当なものを選び、それを化学合成することによっ
て取得できる。ヒトTNF遺伝子の設計に際しては、用
いる宿主細胞に最も適したコドンを選択することが望ま
しく、後にりa−ン化及び遺伝子改変を容易に行なえる
ように適当な位置に適当な制限酵素による切断部位を設
けることが望ましい。
また、ヒトTNF蛋白質をコードするDNAm域は、そ
の上流に読みとりフレームを一致させた形での翻訳開始
コドン(ATG)を有することが好ましく、その下流方
向に読みとりフレームを一致させた形での翻訳終止コド
ン(TGA。
TAGまたはTAA)を有することが好ましい。
上記翻訳終止コドンは、発現効率の向上を目的として、
2つ以上タンデムに連結することがとりわけ好ましい。
さらに、このヒトTNF遺伝子は、その上流及び下流に
作用する11限酵素の切断部位を用いることにより、適
当なベクターへのクローン化が可能になる。このような
ヒトTNF遺伝子の塩基配列の例を、第1図に示した。
上記のように設計したヒトTNFm信子の取得は、上側
の鎖、下側の鎖のそれぞれについて、たとえば第2図に
示したような何本かのオリゴヌクレオチドに分けて、そ
れらを化学合成し、各々のオリゴヌクレオチドを連結す
る方法をとるのが望ましい。各オリゴヌクレオチドの合
成法としてはジエステル法[H,G、 Khorana
S owe  Recent  D evelopme
nts  inChemistry  or  P h
osphate  E 5ters   or3 io
logical   l nterest  ″  J
 ohn   W 1leyand   3ons  
、  Inc、、New  York  (1961)
]  。
トリエステル法[R、L 、 L etsingerら
、J。
Am、  CheIIl、  Sac、、89.480
1(1967) ]及びホスファイト法[M、 D、 
Matteucciら。
TOtrahedrOn  Lett、、 21. 7
19(1980) ]があるが、合成時間、収率、操作
の簡便さ等の点から、全自動DNA合成機を用いたホス
ファイト法による合成が好ましい。合成したオリゴヌク
レオチドの精製は、ゲル濾過、イオン交換クロマトグラ
フィー、ゲル電気泳動、逆相カラムによる高速液体クロ
マトグラフィー等を、適宜単独もしくは組合せて用いる
ことができる。
こうして得られた合成オリゴヌクレオチドの5′末端側
の水aMを、たとえばT4−ポリヌクレオチドキナーゼ
を用いてリン酸化した後、アニーリングさせ、たとえば
T4−DNAリガーゼを用いて連結する。合成オリゴヌ
クレオチドを連結してヒトTNF遺伝子を作成する方法
としでは、合成オリゴヌクレオチドをいくつかのブロッ
クに分けて連結し、たとえばpBR322[F 、  
Bolivarら、  Gene 、  2. 95<
1977) ]のようなベクターに一度クローン化した
後、それらの各ブロックのDNA断片を連結する方法が
好ましい。このようなヒトTNF遺伝子を構成するブロ
ックのDNA断片を含むプラスミドとして、好ましくは
pTNFIBR。
pTNF2NまたはpTNF3が用いられる。
上記のようにしてクローン化したヒトTNF遺伝子を構
成する各ブロックのDNA1片を連結した後、適当なプ
ロモーター、 SD (シャイン・ダルガーノ)配列の
下流につなぐことにより、発現型遺伝子とすることがで
きる。使用可能なプロモーターとして、トリプトファン
・オペロン・プロモーター(trpプロモーター)。
ラクトース・オペロン・プロモーター(Iacブロモ−
クー) 、 tacプロモーター、PLプロモーター、
 lppプロモーター等があげられるが、とりわけtr
pプロモーターが好適である。trpプロモーターを右
するプラスミドとして、好ましくはl]Ys31N、又
はpA A 41が用いられる。
さらに、発現効率向上を目的として、ヒトTNF遺伝子
下流に大腸菌で効率良く機能するターミネータ−を付与
することかできる。このようなターミネータ−として、
1ppターミネータ−trpターミネータ−等があげら
れるが、とりわけtrp Aターミネータ−が好適であ
り、trp Aターミネータ−を有するプラスミドとし
て、好ましくはl)A A 41が用いられる。この発
現型ヒトTNF遺伝子を、たとえばpBR322由来の
ベクターにクローン化することにより、発現型プラスミ
ドが作成できる。ヒトTNFM公子発現型プラスミドと
して、好ましくはpTNF401NN又は1)TNF 
401Aが用いられる。
(B)新規抗腫瘍活性ポリペプチド遺伝子のクローン化
: こうして得られたヒトTNF遺伝子発現型プラスミドを
適当な制限酵素で切断し、ヒトTNF遺伝子内の特定な
領域を除去した侵、適当な塩基配列をイjする合成オリ
ゴヌクレオチドを用いた遺伝子の修復を行なう。かかる
手法を用いることにより、ヒトTNF蛋白質中の任意の
アミノ酸を他のアミノ酸に置換したり、付加したり、ま
たは欠失させた形の新規抗腫瘍活性ポリペプチドをコー
ドする遺伝子を含む発現型プラスミドの作成が可能にな
る。このような新規抗Ill 瘍活性ポリペプチド遺伝
子発現型プラスミドとして、好ましくは1)TNF47
9が用いられる。
<C)発現確認及び活性評価; ヒトTNF遺伝子及び新規抗腫瘍活性ポリベゾチドj1
伝子を発現させるための微生物宿主としては、大腸菌、
枯草菌、酵母等があげられるが、とりわけ大腸菌[エシ
ェリヒア・コリ(E 5cherichia  col
 i ) ]が好ましい。前記ヒ1− T N F遺伝
子発現型プラスミド及びFr規抗腫瘍活性ポリペプチド
遺伝子発現型プラスミドは、たとえば公知の方法[M、
 V、 Noraardら。
Gene 、 3. 279(1978) ]を用いて
、微生物宿主、たとえばエシェリヒア・コリC600r
−m−株(ATCC33525)に導入することができ
る。
このようにして(qられた組換え微生物細胞を、それ自
体は公知の方法で培養する。培地としては、たとえばグ
ルコースとカザミノ酸を含むM9培地[T、 Mani
atisら編、“M olecularCIoning
” 、 p 440. Co1d  Springl−
1arbor  Laboratory 、 New 
 York  (1982)参照]があげられ、必要に
応じて、たとえばアンピシリン等を添加するのが望まし
い。培養は目的の組換え微生物に適した条件、たとえば
娠とうによる通気、撹拌を加えながら、37℃で2〜3
6時間行なう。また、培舟間始時または培養中に、プロ
モーターを効率良く機能させる目的で、3−β−インド
ールアクリル酸等の薬剤を加えることもできる。
培1したとえば遠心分離によりI換え微生物細胞を集め
、たとえばリン酸バッファーに懸濁させ、たとえば超音
波処理により組換え微生物細胞を破砕し、遠心分離によ
り組換え微生物細胞のライゼートな17る。得られたラ
イゼート中の蛋白質を、ラウリル硫酸ナトリウム(以下
、SDSと略すこともある)を含むポリアクリルアミド
ゲルを用いた電気泳動によって分離し、ゲル中の蛋白質
を適当な方法を用いて染色する。
発現型プラスミドを含まない微生物細胞のライゼートを
対照として泳動パターンを比較することにより、ヒトT
NFI公子または新規抗腫瘍活性ポリペプチド遺伝子の
発現を確認する。
このようにして得られたヒトTNF蛋白質及び新規生理
活性ポリペプチドの活性の評価は、マウスに移植したM
ethA肉腫を壊死させる効果を児るin  vivo
活性測定法(Carswellら。
前出)、マウス1111胞に対する細胞障害性を児るi
n  VitrO活性測定法[RuH、J。
In+n+unol、、 126. 235(1981
) ]等により行なえるが、測定時間、定置性、811
定の簡便さ等の点から、in  vitro活性測定法
による評価が好ましい。
かくして本発明によれば、従来公知のヒトTNF蛋白質
とは異なる新規生理活性ポリペプチドを得ることが可能
になり、この新規抗腫瘍活性ポリペプチドを用いること
によって抗B瘍のためのすぐれた医薬組成物を提供する
ことが可能になった。
以下、実施例を掲げて本発明について詳細に説明するが
、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
実施例1(ヒトTNF遺伝子の設計) 第1図に示した塩基配列のヒトTNF遺伝子を設計した
、設計に際しては、p enn+caら[D。
p ennicaら、  Nature 、  312
. 724(1984)  ]の報告したヒトTNF前
駆体cD N Aの構造遺伝子部分の塩基配列を基盤と
して、適当な制限WIfXiによる切断部位を適当な位
置に設け、5′側に翻訳開始コドン(ATG)を、そし
て3′側に2個の翻訳終止コドン(TGA及びTAA>
をそれぞれ付与した。また、5′側翻訳開始コドン上流
には!111限酵素CjaIによる切断部位を設け、S
D配列と翻訳開始コドン間を適切な状態に保った形での
プロモーターとの連結を可能にした。更に、3′側l!
$!訳終止コドン下流には制限酵素)−1indlll
による切断部位を設け、ベクター・プラスミドと容易に
連結できるようにした。
実施例2(オリゴヌクレオチドの化学合成)実施例1で
設計したヒトTNF遺伝子は、第2図に示したように1
7本のオリゴヌクレオチドに分番ノで合成する。オリゴ
ヌクレオチドの合成は全白+/l D N A合成n(
アプライド・バイオシステムズ。
七デル380A )を用いて、ホスファイト法により行
なった。合成オリゴヌクレオチドの精製は、アプライド
・バイオシステムズ社のマニュアルに準じて行なった。
すなわち、合成オリゴヌクレオチドを含むアンモニア水
溶液を55℃で一晩保つことにより、DNA塩基の保護
基をはずし、セファデックスG−50フアイン・ゲル(
ファルマシア)を用いたゲル濾過によって、高分子間の
合成オリゴヌクレオチド画分を分取する。ついで、7M
尿素を含むポリアクリルアミドゲル電気泳動(ゲル類1
5120%)の後、紫外線シャドウィング法により泳動
パターンの観察を行なう。目的とする大きさのバンド部
分を切出して、そのポリアクリルアミドゲル断片を細か
く破砕した後、2〜5−の溶出用バッファー[500m
M  NH40AC−1ffiMEDTA−o、1%S
DS (pH7,5) ]を加え、37℃で一晩振とう
した。遠心分離により、目的のDNAを含む水相の回収
を行なった。最後に合成オリゴヌクレオチドを含む溶液
をゲル濾過カラム(セファデックスG−50)にかける
ことにより、合成オリゴヌクレオチドの精製品を19だ
。なお、必要に応じて、ポリアクリルアミドゲル電気泳
動を繰り返し、合成オリゴヌクレオチドの純度の向上を
はかった。
実施例3(化学合成ヒトTNF遺伝子のクローン化) 実施例2で作成した17本の合成オリゴヌクレオチド(
TNF−1〜TNF−1i’)を用いて、ヒトTNFm
公子を3つのブロックに分けてクローン化した。
0.1〜1.0μびの合成オリゴヌクレオヂドTNF−
2〜TNF−6の5′末端側を、5〜15ユニツ1への
I4−ポリヌクレオチドキナーゼ(E。
coli3タイプ、宝酒造)を用いて、それぞれ別々に
リン酸化する。リン酸化反応は10〜20μ文の50m
M T  ris−トIC?  <   1)H9,5
)   、   10  mM    M  g CB
   。
5mMジヂオスレイI〜−ル、10!iM  ATP水
溶液中で、37℃で、30分間行なった。反応終了後、
すべての合成オリゴヌクレオチド水溶液をすべで混合し
、フェノール抽出、エーテル抽出によりI4−ポリヌク
レオチドキナーゼを失活、除去する。
この合成オリゴヌクレオチド混合液に、新たに0.1〜
1.0μりの合成オリゴヌクレオチドTNF1及びTN
F−7を加え、90℃で5分間加熱した侵室温まで徐冷
して、アニーリングを行なう。
次に、これを減圧乾固した後に、30M文の66 sM
Tris−HCf (pH7,6) 、  6.61M
  M(l C1z 。
10 mMジチオスレイトール、111MATP水溶液
に溶解させ、300ユニツトの74−DNAリガーゼ(
宝酒造)を加えて、11℃で15時間連結反応を行なっ
た。反応終了後、ポリアクリルアミドゲル電気泳動(ゲ
ル濃度5%)を行ない、エチジウムブロマイド染色法に
より泳動パターンの観察を行なう。目的とする大きさく
約220bp )のバンド部分を切出して、実施例2の
方法に従ってポリアクリルアミドゲルよりDNAを回収
する。
方、3μ7の大腸菌用プラスミドpBR322(約4.
4K bp)を30μ磨の10 mM  T ris−
HC1(DH7,5) 、 601M  Na C1,
71MMQC1z水溶液に溶解させ、10ユニツトの制
限酵素(JaIにューイングランド・バイオラブズ)を
添加して、37℃で1時間切断反応を行なった。
制限酵素C4aIによる切断の後、フェノール抽出。
エーテル抽出を行ない、エタノール沈澱によりDNAを
回収する。このDNAを30M文の501MTris−
l−1(J (1)H7,4) 、  100 mM 
 Na Cf、 101M  MgSO4水溶液に溶解
させ、10ユニツトの制限酵素5alI (宝酒造)を
添加して、37℃で1時間切断反応を行なった。反応終
了後、アガロースゲル電気泳動(ゲル濃度0.8%)を
行ない、T ”f−ジウムブロマイド染色法により切断
パターンイ/+  !l!、!  ’−′! I+<+
’λ 。     l ス  ミ I−++I口<  
 Th22+7+  人 部 分ノ を含む約3.7K bpのDNAの部分に相当するバン
ドを切出し、そのアガロースゲル断片を3倍G(vol
 /wt)の8M  NaCl0a水溶液に溶解させた
。Chenらのグラスフィルター法CC,W。
Chenら、Δnal 、 13i0chel、  1
01. 339(1’180) ]により、約3,7K
 bpのDNA断片(C4a l−8alI)をアガロ
ースゲルより回収し軸。
先に17られたヒh T N F 遺伝子の一部を含む
約22Ql)pのDNA断片について、前記の方法に準
じて末端のリン酸化反応を行なった後、プラスミドDB
 R322の大部分を含む約3.7K bllのDNA
水溶液と混合する。エタノール沈澱の後、前記の7’j
 teaに準じて両DNA断片の連結反応を行なった。
エシェリヒア・コリC600r−1−株の形質転換は、
通常のC) a C12法(M 、■、 Norgar
dらの方法)の改良>A Ct’rなっ1.:、、すな
わち、5iのL培地(1%トリプトン、0.5%酵母エ
キス、0.5%Na C1,IIH7,2>にエシェリ
ヒア−mlすC600r m l、t7) I 8n4
+ L’+l ’;Xン’+!′iI* i重し、!了
I(本3nむR’l n液の600nmにおける濁度(
OD tea)が0.3に達するまで生育させる。菌体
を冷たいマグネシウム・バッファー[0,IM  Na
 C1,51M  MgCl2.5 1M  Tris
−1−ICj (1)H7,6,0℃)]中で2回洗い
、2dの冷したカルシウム・バッファー[100mMc
a C12,25011M  KCI、 511MM0
 CI2.5 IBM  Tr+5−HCF (1)H
7,6゜0℃)]中に再墾濁させ、0℃で25分間敢装
する。
次に菌体をこの容填の1/10にカルシウム・バッファ
ーの中でS縮し、連結侵のDNA水溶液と2:1 (v
ol、: vol、)混合する。この混合物を60分間
0℃で保った後、11ttのLBG培地(1%トリプト
ン、0.5%酵母エキス、1%NaC1,0,08%グ
ルコース、  pH7,2)を添加し、37℃で1時間
振どう培養する。培養液を、選択培地[アンピシリン(
シグマ)30Mg/−を含むし培地プレート]に100
μρ/プレートの割合で接種する。プレートを31℃で
1晩培養して、形質転換株を生育させる。得られたアン
ピシリン耐性のコロニーより、公知の方法を用いてDN
Aを調製し、アガロースゲル電気泳動により、目的のプ
ラスミドoTNF1BR(約4.OK bp)の取得を
確認した。第3図に、プラスミドpTNF1BRの作成
方法を示す。
以上と同様な手法により、合成オリゴヌクレオチドTN
F−8〜TNF−13を用いてプラスミド1)TNF2
N(約3.IKbp)を、合成オリゴヌクレオチドTN
F−14〜TNF−17を用いてプラスミドpTNF3
(約2.4K bp)を、それぞれ作成した。第4図及
び第5図に、プラスミドpTNF2N及びpTNF3の
作成方法を、それぞれ示す。
こうして得られたヒトTNF3W伝子の一部を含むプラ
スミドpTNF1BR,pRNF2N及び1)TNF3
の、合成オリゴヌクレオチド使用部分の33!I配列が
設計通りであることは、マキサム・ギルバート法[A、
M、Maxamら、 MethodsEnzymol、
、65. 499(1980) ]によって確認した。
実施例4(ヒトTNFI転子発現型プラスミドの作成) 実施例3で得られたプラスミドpTNF1BR10μり
を、実施例3と同様にして制限酵素CjaI及び5al
Iで切断し、ポリアクリルアミドゲル電気法!71(ゲ
ルi11度5%、)の後、実施例2の方法に準じて、ヒ
トTNF遺伝子の一部を含む約220bpのDNA断片
(C1a I +l5alI>をポリアクリルアミドゲ
ルより回収した。
次に、実施例3で得られたプラスミドpTNF2 10
μ9を100111の10 mM  T ris−HC
1(pH7,5>  、  Gos  M   Na 
 Cf、  7  mMM(ICf2水溶液に溶解させ
、40ユニツトのυ1限酵素PVuII(宝酒造)を添
加し、31℃で1時間切断反応を行なった。そして、実
施例3の方法に準じて制限酵素5alIによる切断、ポ
リアクリルアミドゲル電気泳動くゲルl1rx5%)の
後、実施例2の方法に準じて、ヒトTNF遺伝子の一部
を含む約170bpのDNA断片(SalI+PvuI
[)をポリアクリルアミドゲルより回収した。
また、実施例3で得られたプラスミドρTNF3 10
tttiも1ooμuの101M  T ris−HC
1(pi−17,5)   、   60  mM  
  Na  C1,7aMMOCf2水溶液に溶解させ
、40ユニツトの1.II限酵素pvun及び40ユニ
ツトの制限酵素HindDI(宝酒造)を添加し、37
℃で1時間切断反応を行なった。そして、ポリアクリル
アミドゲル電気泳動(ゲル濃度5%)の後、実施例2の
方法に準じて、ヒトTNF遺伝子の一部を含む約110
bl)のDNA断片(Pvul←)−1indll[)
をポリアクリルアミドゲルより回収した。
一方、大腸菌trpプロモーターを有するプラスミド1
)YS31N(約4.7Kbp) 5μびを、上記と同
様に制限酵素CIaI及びHindll[で切断し、ア
ガロースゲル電気法fJJ(ゲル濃度0.8%)の後、
実施例3の方法に準じて、プラスミドI)Y S 31
Nの大部分を含む約4.7K bpのDNA断片(C1
aI+)lind[[)をアガロースゲルより回収した
こうしてiqられた、ヒトTNFl公子の一部を含む約
220bp、約170bp及び約jlobρの3つのD
NA断片とプラスミドpY S 31Nの大部分を含む
約4.7KbpのDNA断片とを混合し、エタノール沈
澱の後、実施例3の方法に準じて、T4−DNAリガー
ゼによる連結反応を行なった。反応終了模、実施例3の
方法に準じてエシェリヒア・コリC6C600r−株に
導入し、形質転換株の中より目的のヒトTNF遺伝子発
現型プラスミドpTNF401NN(約5.2K bp
)を有するクローンを選択した。第6図に、そのプラス
ミドDTNF 401NNの作成方法を示した。
また、上記プラスミドpY S 31N 5μ7を、上
記の方法に準じて制限酵素pvu[で部分分解した後、
さらに制限酵素1−1indlで切断し、アガロースゲ
ル電気泳動(ゲル濃度0.8%)の後、実施例3の方法
に準じて、trpプロモーターを含む約2.7K bp
のDNA断片[PvuII(21+Hind III 
]をアガロースゲルより回収した。
次に第7図記載の塩基配列を有するオリゴヌクレオチド
を、実施例2の方法に準じて、合成・精製した。得られ
た2本の合成オリゴヌクレオチドそれぞれ0.5μ9に
ついて、実施例3の方法に準じて、末端のリン酸化を行
ない、アニーリングの3鴫、先に得られた約2,7Kb
pの[)NA断片[pvuII f2)4−tl in
d m ]とu合シ、 I 9 /−ル沈’12(1)
m、実施例3の方法に準じて、T4−DNAリガーゼに
よる連結反応を行なった。反応終了後、実施例3の方法
に準じてエシェリヒア・コリC600r1−株に導入し
、形質転換株の中より目的のプラスミドpAA41(約
2.7KtU)を有するクローンを選択した。このよう
なプラスミドは、プラスミドpY S 31Nからコピ
ー数制御領域除去し、trprロモーター下流に存在す
るクローニング・サイトの下流に大腸菌trp Aター
ミネータ−を付与した形の、多コピー・高効率発現ベク
ターであり、第7図にその作成方法を示した。
このプラスミドpAA41 2μりを、上記と同様にシ
11限醇素CfaI及びl−1indlで切断し、アガ
ロースゲル電気vXvJ(ゲル濃度0.8%)の後、実
jllA V/43の方法に準じて、プラスミドI)A
 A 41の大部分を含む約2.7K bpのDNA断
片(C1aIHHindl[l)をアガロースゲルより
回収した。
また、先に得られたヒトTNFI伝子発現型プラスミド
oT N F 401N N 5μ9を、上記と同様に
制限酵素CjaI及びHindl[Iで切断し、ポリア
クリルアミドゲル電気泳動(ゲル濃度5%)の後、実施
例2の方法に準じて、ヒトTNF遺伝子全域を含む約4
90bDのDNA断片<C1a ニー1」ind I[
[)をポリアクリルアミドゲルより回収した。
こうして得られた、プラスミドI)A△41の大部分を
含む約2.7K bpのDNA断片とヒトTNF3宜伝
子全域を含む約490bl)のDNA断片とを混合し、
エタノール沈澱の後、実施例3の方法に準じて、T4−
DNAリガーゼによる連結反応を行なった。
反応終了後、実施例3の方法に準じて、エシェリヒア・
コリBoor1−株に導入し、形質転換株の中より目的
のプラスミドpTN F 401A (約3.2Kbl
))を有するクローンを選択した。このプラスミドは、
ヒトTNF遺伝子をより効率良く発現させる能力を有し
ており、第8図にその作成方法を示した。
実施例5(Fr規規程腫瘍活性ポリペプチド遺伝子発現
型プラスミド作成) 実施例4で得られたヒトTNF遺伝子発現型プラスミド
pTNF 401A20μりを、実施例4の方法に準じ
てυ1限酵素(JaI及びHindIIIで切断し、ポ
リアクリルアミドゲル電気泳動くゲル濃度5%)及びア
ガロースゲル電気泳動(ゲル173rf0.8%)の侵
、それぞれ実施例2及び3の方法に準じて、生成する2
つのDNA断片(約490bl)及び約2.7K bp
、両方共(Ja 工1−IHind [7)をゲルヨリ
回収した。
ここで111られたヒトTNF遺伝子全域を含む約49
0bpのDNAvfI片をsoμQの10 mM  王
ris(C1(DH7,4) 、 10 a+M  M
g5OJ   1  mMジヂーオスレイトール水溶液
に溶解させ、10ユニツトのi、II限酵素1−1ap
Ir(宝酒造)を添加して、37℃で1時間切断反応を
行なった。反応終了後、ポリアクリルアミドゲル電気泳
動(ゲル濃度5%)を行ない、実施例2の方法に準じて
、ヒt” T N F i盲信子の大部分を含む約37
0bpのDNA断片(B(III→Hindl[l)を
ポリアクリルアミドゲルより回収した。
また、第9図記載の塩基配列を有するオリゴヌクレオチ
ドを、実施例2の方法に準じて、合成。
精製した。得られた4本の合成オリゴヌクレオチドそれ
ぞれ0.5μ9について、実施例3の方法に準じて、末
端のリン酸化を行ない、アニーリングの後、T4−DN
Aリガーゼによる連結反応を行なった。
反応終了後、青られた2重鎖オリゴヌクレオチドを、先
に得られた約2.7K bpのDNA断片(C1a I
”Hind m )及びヒトTNFm転子の大部分を含
む約370bl)のDNAIgi片(13alI−1i
ndI[I)と混合し、エタノール沈澱の後、実施例3
の方法に準じて、T4−DNAリガーゼによる連結反応
を行なった。反応終了後、実施例3の方法に準じてエシ
ェリヒア・コリC600r−1株に導入し、形質転換株
の中より目的のプラスミド1)TNF479(約3.2
K bp>を有するクローンを選択した。このプラスミ
ドは、次のアミノ酸配列(H2N)−Pro−8er−
ASI)  Lys−P  ro −V  al−A 
 la−ト1  is −V  al −V  al 
−A  Ia−Asn −P ro −G In −A
 Ia −G Iu −G IV −G In −Le
u−Gln−Trp−Leu−Asn−Ara−f−1
is−A la−A sn−A la−Leu−Leu
−A la−A 5n−G Iy−V al−G Iu
−1eu−A ra−A sp−A 5n−G In 
−L eu−Val −Val −Pro −Ser 
−G lu −Gly  Leu−Tyr−Leu−r
le−Tvr−8er−G In−Val−L eu−
Phe−Lys−G Iy−G In−G IV−cy
s−P ro−S er−Thr−His−ValLe
u−Leu−Thr−1−1is−Thr−11e−5
er−A rQ−11e−A la −Vat −Se
r −Tyr −G In−Thr−Lys−Val−
Asn−Leu−Leu−5er−Ala−11e−L
vS−3er−Pro−Cys−Gln−A r(1−
G lu −T hr −P ro −G Iu −G
 Iy −A Ia −G lu−A Ia −L y
s −P ro −T rp−T yr−G I(1−
Pro −I IC−Tyr−Leu−Gly−Gly
−Val−Phe−G ln−L eu−G lu−L
 ys−G ly−A 5o−A rg−L eu−3
er−A Ia−G Iu−11e−A 5n−A r
o−P ro−A sp−Tyr−Leu−A sp−
Phe−A Ia−G Iu−S er−G Iy−G
 In−Val−T yr−Phe −G lv −1
1e −I 1e−A la −Leu −(COO)
−1) で表わされる新規抗腫瘍活性ポリペプチドまたはそのア
ミノ末端にMetが結合しているポリペプチドをコード
する新規抗腫瘍活性ポリペプチド遺伝子発現型プラスミ
ドであり、第9図にその作成方法を示した。
実施例6(発現の確認) 前記実施例4で得られた発現ベクターDA A 41゜
ヒトTNF遺伝子発現型プラスミド1)TNF401N
N又はpTNF 401A、又は実施例5で得られた、
新規抗腫S活性ポリペプチド遺伝子発現型プラスミド1
)TNF479を有するエシェリヒア・コリC600r
−1株を、30〜50μg/IIdのアンピシリン、0
.2%のグルコース及び41119/IIIのカザミノ
酸を含むM9培地[0,6%Na 2 HPO4−0,
3%Kz HPOa −0,05%NaCj−0,1%
N84C!水溶液(DH7,4)をオートクレーブ滅菌
した後に、別途にオートクレーブ滅菌したMg5O,+
水溶液及びCaCl2水溶液をそれぞれ最終81度2I
l1M及び0.1霜Mになるように加える。]  25
0dに接種し、OD、g#lが0.7に達するまで、3
7℃で振どう培養を行なった。次いで、最終濃度50μ
g/−の3−β−インドールアクリル酸を培養液中に添
加し、ざらに31℃で12時時間上う培養を続けた。
遠心分離により大腸菌菌体を集めた後、PBSバッフp
 −(150mM  Na C1を含む201Mリン酸
バッフp −pH7,4>を用いて菌体の洗浄を行なっ
た。洗′fp後の菌体を10dのPBSバッファーに懸
濁させ、川音波発生装置(久保田、  200M型)を
用いて菌体を破壊した後、遠心分離により菌体残潰の除
去を行なった。
1うられた大1!菌ライゼートの一部に対して、Tri
s−HCjバッファー (pH6,8) 、 SDS、
 2−メルカプトエタノール ぞしr&終澹度60 mM. 2%. 4%. 109
6ニナルにうに加え、SOS−ポリアクリルアミドゲル
電気泳動[銘木.i!I伝, 31. 43 (197
7) ]を行なった。
分離用ゲルは16%とし、泳動バッファーはSDS。
Tris −’71Jシフ系[U. K. l−ae+
uli。
Nature 、  227,  680(1970)
 ]を用いた。電気泳動終了後、ゲル中の蛋白質をクー
マシーブルーR−250(バイオ・ラッド)で染色し、
ヒトTNF遺伝子及び新規抗腫瘍活性ポリペプチド遺伝
子の発現の確認を行なった。結果の一部を複写して、第
10図に示した。
なお、染色後のゲルをクロマト・スキャーナー(島津,
 CS− 930型)にかけて、産生されたヒトTNF
蛋白質又は新規抗腫瘍活性ポリペプチドの大腸菌細胞質
蛋白質中にしめる割合の算出を行なった。その結果、ヒ
トTNF遺伝子発現型プラスミドtlTNF401Aを
有する大腸菌においては全細胞質蛋白質の約16%のヒ
トTNF蛋白質,新規抗腫瘍活性ポリペプチド遺伝子発
現型プラスミドDTNF479を有する大腸菌において
は同じく約13%の新規抗腫瘍活性ポリペプチドの産生
が、それぞれ認められた。また、ヒトTNFi転子発現
型プラスミドpTNF 401NNを有する大腸菌に4
6けるヒ1〜TNI”蛋白質の産生Vは、上記pTNF
401Aの場合の約40%にすぎず、発現ベクタrlA
△41の有用性が示された。
実施例7(活性の評価) 新(す抗腫瘍活性ポリペプチドの活性測定は、前記Ru
rfの方法に準じて行なった。すなわち、実+116で
19られた新規抗腫瘍活性ポリペプチドを含む大腸菌ラ
イゼートを順次培地で希釈した試料100μ息と、4×
105個/−の濃度のマウスL929繊帷芽$[胞(A
TCCCCL−929>懸濁液100μ文を、96穴の
組織培養用マイクロプレート(コースタ−)内で混合し
た。なおこの際に、最終濃度1μ9./Idのアクチノ
マイシンD(コスメゲン、萬有製薬)を添加しておく。
培地としては、5%(vol /vat )のウシ胎児
血清を含むイーグルのミニマム・エツセンシャル培地〈
日永製薬)を用いた。上記マイクロプレートを、5%炭
酸ガスを含む空気中、37℃で18〜20時間培養した
後、クリスタル・バイオレット溶液[5%(VO/vo
l)メタノール水溶液に、0.5%(wt/VOI )
のクリスタル・バイオレットを溶解させたちの]を用い
て生細胞を染色した。余分なりリスタル・バイオレット
を洗い流し乾燥した後、残ったクリスタル・バイオレッ
トを100μ文の0.5%SDS水溶液で抽出し、その
595niにおける吸光度をELISAアナライザー(
東洋銅器、ETY−96型)で測定する。この吸光度は
、生き残った細略数に比例する。そこで、ヒトTNF蛋
白質又は析規抗牲瘍活性ポリペプチドを含む大腸菌ライ
ゼートの希釈溶液を加えない対照の吸光度の50%の値
に相当する大腸菌ライゼートの希釈倍率をグラフ(たと
えば第11図)によって求め、その希釈倍率をユニット
と定義する。第11図より、発現型プラスミドpTNF
401AにコードされるヒトTNF蛋白質を含む大腸菌
ライゼート 100μすは6,3X 105ユニツト程
度の活性を、そして発現型プラスミド+)TNF479
にコードされるFlr規抗腫瘍活性ポリペプチドを含む
大腸菌ライゼート100μ文は1.3×104ユニツト
程度の活性を、それぞれ有していることが明らかにイ蒙
った。
実施例6で得られた発現型プラスミドpTN「401A
にコードされるヒトTNF蛋白質又は発現型プラスミド
1)TNF479にコードされる新規抗Il!! +a
活性ポリペプチドを含む大腸菌ライゼート中に含まれ総
蛋白質mは、プロティン・アッセイ・キラ]−(バイオ
・ラッド)を用いて定晒し、ウシ血清アルブミンを用い
た検IDfaより計暮した。上記で(りられた発現追、
活性の値及び蛋白質定に結果よりヒトTNF蛋白質及び
新規抗III瘍活性ポリペプチドの比活性を計節したと
ころ1表1のような埴が111られた。
表1 ヒトTNF蛋白質と本発明の新規抗腫瘍活性ボリ
ベブブ下の比較
【図面の簡単な説明】
第1図は設計したヒトTNFm伝子の塩基配列を、第2
図は化学合成した合成オリゴヌクレオチドの塩基配列を
、それぞれ示したものである。第3図、第4図及び第5
図は、ヒトTNF遺伝子の一部を有するプラスミドII
TNFIBR,11丁NF2N及びpT N F 3の
作成方法を、それぞれ示したものである。第6図はヒト
TNFl転子発現型プラスミドDTNF 401NNの
作成方法を、第7図は発現ベクターpA A lの作成
方法を、そして第8図はヒトTNF遺伝子発現型プラス
ミド0TNF 401Aの作成方法を、それぞれ示した
ものである。第9図は新規抗1ffi瘍活性ポリペプチ
ド遺伝子発現型プラスミドp”rNF479の作成方法
を示したものである。第10図はヒトTNF遺伝子及び
新規抗腫瘍活性ポリペプチド遺伝子の発現確認結果を認
定したゲル電気泳動の写真を示したものである。第11
図はヒトTNF蛋白質及び新規抗II瘍活性ポリペプチ
ドの活性測定結束を示したものである。 特許出願人 帝 人 株 式 会 礼 式  理  人  弁理士  前  1) 純  博〆
躬5″圓 (つ αつ *rr凪のB Pvu X(1) 第 邑 HihJ TL 孔c10の8 某 邑 手 続 補 工E 書 (方式) 1、事件の表示 特願昭 2、発明の名称 新規生理活性ポリペプチド (1)明細書第50頁下から第6行〜第51頁第13行
に「第1図は設計した・・・・・・ものである。」とあ
るのを 「第4図は設計したヒトTNF遺伝子の塩基配列を、第
2図は化学合成した合成オリゴヌクレオチドの塩基配列
を、それぞれ示したものである。第3図、及び第4図は
、ヒトTNF遺伝子の一部を有するプラスミドpTNF
IBR1及びpTNF3の作成方法を、それぞれ示した
ものである。第5図はヒトTNF遺伝子発現型プラスミ
ドpTNF 401NNの作成方法を、第6図は発現ベ
クターpAA41の作成方法を、そして第7図はヒトT
 N F遺伝子発現型プラスミドpTNF 401Aの
作成方法を、それぞれ示したものである。第8図は新規
抗腫瘍活性ポリペプチド遺伝子発現型プラスミドpTN
F 479の作成方法を示したものである。第9図はヒ
トTN1?遺伝子及び新規抗腫瘍活性ポリペプチド遺伝
子の発現確認結果を認定したゲル電気泳動の写真を示し
たものである。第10図はヒトTNF蛋白質及び新規抗
腫瘍活性ポリペプチドの活性測定結果を示したものであ
る。」に訂正する6(2)図面の副番号「第5図」を「
第4図」に訂正する。 (3)図面の副番号「第6図」を「第5図」に訂正する
。 (4)図面の副番号「第7図のA」を「第6図のA」に
訂正する。 (5)図面の副番号「第7図のB」を「第6図のB」に
訂正する。 (6)図面の副番号「第8図」を「第7図」に訂正する
。 (7)図面の副番号「第9図のA」を「第8図のA」に
訂正する。 (8)図面の副番号「第9図のB」を「第8図のB」に
訂正する。 (9)図面の副番号「第10図」を「第9図」に訂正す
る。 (lO)図面の副番号「第11図」を「第10図」に訂
正する。             以 上第6rRの
A fil−一−−−−−−→ (5=)−AGC,TTAGCCCGCCTAA’rG
AGCGGGCTTTTTTTT−(3−+(3″)−
ATCGGGCGGA丁TAC丁CGCCCGAAAA
AΔ八A−(5−))+へ1−一→ 第 図 の pvu [1(1) 第 ? 図 Hind[i 第 g 図 の 弔 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)次のアミノ酸配列 【アミノ酸配列があります】 で表わされる、新規生理活性ポリペプチド。 (2)アミノ末端にMetが結合していることを特徴と
    する第1項記載のポリペプチド。(3)次のアミノ酸配
    列 【アミノ酸配列があります】 【アミノ酸配列があります】 で表わされる新規生理活性ポリペプチドまたはそのアミ
    ノ末端にMetが結合しているポリペプチドをコードす
    るDNA領域を含む組換えプラスミド。 (4)該DNA領域が次の塩基配列 【アミノ酸配列があります】 で表わされる一本鎖DNAとそれに相補的な一本鎖DN
    Aとから成る二本鎖DNAを含むことを特徴とする第3
    項記載のプラスミド。 (5)該DNA領域が次の塩基配列 【アミノ酸配列があります】 で表わされる一本鎖DNAとそれに相補的な一本鎖DN
    Aとから成る二本鎖DNAを含むことを特徴とする第3
    項記載のプラスミド。 (6)該プラスミドがプラスミドpTNF479である
    第3項記載のプラスミド。 (7)次のアミノ酸配列 【アミノ酸配列があります】 で表わされる新規生理活性ポリペプチドまたはそのアミ
    ノ末端にMetが結合しているポリペプチドをコードす
    るDNA領域を含む組換えプラスミドにより形質転換さ
    れた組換え微生物細胞。 (8)該微生物細胞がエシエリヒア・コリ (Escherichiacoli)であることを特徴
    とする第7項記載微生物細胞。 (9)次のアミノ酸配列 【アミノ酸配列があります】 で表わされる新規生理活性ポリペプチドまたはそのアミ
    ノ末端にMetが結合しているポリペプトチドをコード
    するDNA領域を含む組換えプラスミドにより形質転換
    された組換え微生物細胞を培養し、培養物中に新規生理
    活性ポリペプチドを生成蓄積せしめ、得られた培養物か
    ら新規生理活性ポリペプチドを分離することを特徴とす
    る、新規生理活性ポリペプチドの製造方法。 (10)抗腫瘍に有効な量の次のアミノ酸配列【アミノ
    酸配列があります】 【アミノ酸配列があります】 で表わされる新規生理活性ポリペプチドまたはそのアミ
    ノ末端にMetが結合しているポリペプチドを含有する
    医薬組成物。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5355421A (en) * 1991-09-19 1994-10-11 Fuji Photo Film Co., Ltd. Method of noise detection and noise apparatus

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US5355421A (en) * 1991-09-19 1994-10-11 Fuji Photo Film Co., Ltd. Method of noise detection and noise apparatus

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