JPH0291927A - CaAlInPの形成方法 - Google Patents

CaAlInPの形成方法

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JPH0291927A
JPH0291927A JP24514988A JP24514988A JPH0291927A JP H0291927 A JPH0291927 A JP H0291927A JP 24514988 A JP24514988 A JP 24514988A JP 24514988 A JP24514988 A JP 24514988A JP H0291927 A JPH0291927 A JP H0291927A
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yin1
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crystal
doped
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Hiroyoshi Hamada
弘喜 浜田
Masaharu Honda
正治 本多
Masayuki Shono
昌幸 庄野
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明はM OCV D法を用いたGaAlInPの形
成方法に関する。
(ロ)従来の技術 (G a +−mA J x ) y I n 、−、
pはy=o、5とすることによってGaAsの格子定数
と一致したそれを持つことができ、その光学的バンドギ
ャップから可視光発光を可能とするため、半導体レーザ
材料として用いられている。
斯る(Ga+−、Affi X)@、I nolPは例
えばIEEE  journal  of  Quan
tum  Electronics、Vol、QE−2
3、No、6.June  1987.p、704〜p
、711に開示されている如く、M OCV D法によ
って形成できる。
また、半導体レーザの構造には、量子効率及び光閉込め
効率を向上させるため、相対的にバンドギャップの小さ
い活性層をバンドギャップの大きいクラッド層で挟む所
謂ダブルへテロ構造が多く採用されている。一方、(G
 a 1−mA l x ) 011noyPを用いた
半導体レーザにおけるダブルへテロ構造は、クラッド層
のAN混晶比Xを活性層のそれよりも高くすることによ
って達成される。
しかし乍ら、斯るAl混晶比の高い(G a 1−tA
IX)aalnolPをGaAs基板上に形成させた場
合、結晶表面にヒロックと呼ばれる結晶欠陥が多く発生
するため、(IEEE  journal  of  
Quantum  Electronics、Vol、
QE−23,No、  6.  June  1987
.p、708.Fig7参照)、均一で鏡面をなす良質
の結晶を得ることは困離であった。この欠陥は0.4≦
X≦1の範囲で顕著に現われる。そしてこの結晶欠陥は
半導体レーザにおいては非発光中心となり、レーザの製
造歩留りの低下の原因となる。
本発明者がこの結晶欠陥の発生原因を鋭意探求した結果
、(G a l−mA lx ) y I n l−j
 Pの結晶成長初期において、III族元素のInやG
aがGaAs基板上で局所的に高濃度な部分を形成する
こと、及びこの部分で結晶欠陥が発生することが判明し
た。
(ハ)発明が解決しようとする課題 したがって本発明は、(Ga+−、Alx)y 1n、
−、pの結晶成長初期において、GaAs基板上でIn
やGaが局所的に高濃度な部分を形成することを抑制し
、結晶欠陥の少ない均一で良質なAl混晶比の高イ(G
 a 、−mA l x ) y I n 1−yPを
形成することを技術的課題とする。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明は、MOCVD法を用いてGaAs基板上に(G
a+−wAJ!x)y In+−yPを成長する方法に
おいて、上記課題を解決するため、GaAs基板上にM
g又はZnが高濃度に添加された(Ga+−、Al x
)y I n、−yP薄膜を形成し、次いでこの上に所
望不純物濃度の(G a + −t A Rx ) !
/I n 、yPを形成することを特徴とする。
(、ネ)作 用 理由は明らかにされていないが、GaAs基板上に、M
g又はZnが高濃度に添加された(Ga−xA l x
 ) y I n 1−yP薄膜を形成すると、この上
に形成される所望不純物濃度の(G a 、、A 1x
) y I nl−yPは結晶欠陥の少ない良質なもの
となる。
(へ)実施例 第1図は本発明方法の一実施例を示す工程別断面図であ
る。また、本実施例において、結晶成長は周知の減圧M
OCVD装置を用いて行うものである。
先ず第1図(a)に示す如く、例えば面方位(100)
の表面が機械的、化学的に洗浄されたGaAs基板(1
)を準備する。そして、斯るGaAs基板を減圧MOC
VD装置の反応管内にセットし、反応管内の圧力を70
To r rに減圧する。次いで反応管にA s Hs
 (アルシン)を供給しなからGaAs基板を700℃
に加熱保持する。ここで、AsHsを供給するのは加熱
時にGaAs基板(1)から蒸気圧の高いAsが解離す
るのを防ぐためである。
次に、AsH,の供給を止めyPH,(ホスフィン)を
供給する。約10秒後Cp+Mg(シクロペンタジェニ
ルマグネシウム) 、TMGa (トリメチルガリウム
)、TMAl()、リメチルアルミニウム)、TMIn
(トリメチルインジウム)をそれぞれ反応管に供給して
結晶成長を開始し、第1図(b)に示す如く、Mgが高
濃度に添加された(G ao、+Alo、s) o、s
l nolP (2)を膜厚50〜300人程度形成す
る。この時、CptMgのIII族原材原料するモル比
はCptMg/ (TMGa+TMAffi+TMIn
) +10−’程度であり、キャリア濃度5 X I 
Q ”cm””を得る通常のモル比10−sに比して極
めて大きなものである。またIII族原材原料するV族
原料のモル比は約500である。ここで、本実施例にお
いて、形成する(Ga+−、AJ!x)yln+−yP
はGaAs基板(1)と格子整合するようにyを0.5
とし、Xを従来において欠陥の生じる0、5に設定した
次いで、CptMgの供給を止め、他の原料ガスをその
まま流して第1図(C)に示す如く、ノンドープの(G
 ao、sAJ!o1) o、+I nolP(3)を
形成する。勿論ノンドープの(Gao、Al4゜g) 
o、sl noyPの代りにCりtMgのIII族原材
原料するモル比を例えば10−5程度に下げることによ
り、キャリア濃度5 X 10 ”cm−”のp型(G
ao、+AI!o、+) o、if no、sPを形成
する等、所望の不純物濃度の(Gao、5Alo、s)
 o、sl nolPを形成してもよい。
しかる後、TMGa、TMAJ!、TMI nの供給を
止め、結晶成長を停止すると共に、GaAs基板(1)
の濃度を室温まで下げる。基板温度が室温に戻るとPH
,の供給を止め、反応室内の雰囲気をN、に置換した後
、GaAs基板(1)を取り出す。
本実施例方法によって、形成された積層体の深さ方向に
おけるMgイオンの濃度分布をSIMS(second
ary  ion  mass  5pec t ro
scopy)を用いて測定した。その測定結果を第2図
に示す。同図において、Mgイオンがノンドープの(G
aalAla、s)@11 n。1. P (3)の領
域にも現われていることから、Mgイオンは結晶成長中
に拡散していることがわかる。しかし、斯る拡散は実際
のデバイス製造において、GaAs基板(1)上に形成
される(Gat−mARx) o、il noyPが通
常p型かn型かのどちらかの導電型(この場合p型が選
択される)をとるため実用上問題とならない。またノン
ドープの(Ga1−、AJ! x)e、il nolP
が必要となる場合は、斯る膜の膜厚を十分厚く、例えば
1〜2μm形成すれば拡散の影響を受けないノンドープ
の(Gat−、Aj!x)o、sl J sPが得られ
る。
次に、本実施例方法によって形成されたノンドープの(
Gao、Alo、s)o、sl no、5P(3)の結
晶欠陥密度を測定した。また比較のため、従来方法とし
てGaAs基板上に直接ノンドープの(G aolAl
tl)o、sl no、sPを形成し、この結晶欠陥密
度を測定した。これらの測定結果を表1に示す。
表   1 表より本実施例方法は従来方法に比して大幅に結晶欠陥
密度が低減されていることがわかる。
以上本実施例ではMgを(G a 1−mA l x 
) yIn+−yPに高濃度添加したが、Mgの代りに
Znを高濃度に添加しても同様な効果が得られる。
また形成する(Gat−、Alx)y Ink−yPの
Aゑ混晶比はx=0.5に限ることなく、欠陥が顕著に
現われる範囲、即ち0.4≦X≦1では同様に結晶欠陥
密度を低減できる。yはGaAs基板と格子整合させた
方が欠陥は少なく0.5付近が第1図 本発明方法によれば、GaAs基板上に所望不純物濃度
の(G a +−mA l x ) y I n 、−
、pを形成するに先立ち、GaAs基板上にMg又はZ
nを高濃度に添加した(Gat−mAlx)y I n
+−yPを形成することによって、この上に結晶欠陥の
少ない(Gat−tAJ! x)y I n+−yPを
形成することができる。したがって本発明方法を用いて
、(GaAJ!InP系の半導体レーザを製造すれば、
結晶欠陥による非発光中心の形成も抑制されるので製造
歩留りの改善に貢献できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法の一実施例を示す工程別断面図、第
2図は本実施例によって形成された(Gao、5Alo
、s) e、sl noyPの深さ方向におけるMgイ
オンの濃度分布図である。 第2図 M9イ万〉の〃つ〉ト廖L

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)MOCVD法を用いてGaAs基板上に(Ga_
    1_−_xAl_x)_yIn_1_−_yPを形成す
    る方法において、GaAs基板上にMg又はZnが高濃
    度に添加された(Ga_1_−_xAl_x)_yIn
    _1_−_yP薄膜を形成し、次いでこの上に所望不純
    物濃度の(Ga_1_−_xAl_x)_yIn_1_
    −_yPを形成することを特徴とするGaAlInPの
    形成方法。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63285991A (ja) * 1987-05-19 1988-11-22 Hitachi Ltd 半導体レ−ザ
JPH01179489A (ja) * 1988-01-07 1989-07-17 Nec Corp 半導体レーザ装置
JPH01194379A (ja) * 1988-01-29 1989-08-04 Toshiba Corp 可視光発光素子

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